JPS5858345B2 - Pge↓2類似体のエステルの製法 - Google Patents

Pge↓2類似体のエステルの製法

Info

Publication number
JPS5858345B2
JPS5858345B2 JP50132228A JP13222875A JPS5858345B2 JP S5858345 B2 JPS5858345 B2 JP S5858345B2 JP 50132228 A JP50132228 A JP 50132228A JP 13222875 A JP13222875 A JP 13222875A JP S5858345 B2 JPS5858345 B2 JP S5858345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pge2
esters
formula
ester
analogs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50132228A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5170753A (ja
Inventor
モロゾウイツチ ウオルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pharmacia and Upjohn Co
Original Assignee
Upjohn Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Upjohn Co filed Critical Upjohn Co
Publication of JPS5170753A publication Critical patent/JPS5170753A/ja
Publication of JPS5858345B2 publication Critical patent/JPS5858345B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は16−フルオロ、16−フェノキシ、及びフェ
ニル置換類似体類及びその15−エピマー類を含めたプ
ロスタグランジンE2類似体類(以下PGE2類似体類
と呼ぶ)の新規エステル誘導体類、ならびにそれらのラ
セミ型の製造法に関する。
PGE、は次式で表わされる。
PGE2の系統名は7−(3α−ヒドロキシ2β−((
3S)−3−ヒドロキシ−トランス1−オクテニルツー
5−オキソ−1α−シクロペンチル)−シス−5−ヘプ
テン酸でアル。
PGE2は種々の薬学及び医学上の目的、例えば人間を
含めた妊娠動物における分娩誘発と人工中絶、人間を含
めた妊娠動物と妊娠していない動物におげろ性周期の調
節、胃液分泌の減少と制御、及び人間を含めた哺乳類の
血圧を減少させる降圧剤として有用であることが知られ
ている。
ベルゲストローム(B ergstrom)等、Pha
rma col 、 Rev 、、20巻1頁(19
68年)及びそこに引用されている参考文献を参照。
ラセミ体PGE2については、例えばダブリュー・ピー
・ンユナイダー(w、 p。
5chneider) 、Chem、 Commun、
304(1969年)を参照。
PGE2の16−アルキル及び16−フルオロ類似体類
とそれらの15−エピマー類は、次式で表わされる。
式では通常の慣例に従って、炭素15におけるヒドロキ
シの側鎖への破線の結合は天然の又は+1αI+立体配
置を表わし、ヒドロキシの太線の結合はエビ又は11β
°1立体配置を示す。
ある場合には「S」及びrRJの命名法が使用される。
ヌグテレン(Nugteren )等、Nature
212巻38頁(1966年)及びカーノ(Cahn
) 、J。
Chem、 Ed、41巻116頁(1964年)を参
照。
弐■でCgH2gは、−CR1R2−と末端メチルとの
間の連鎖中に1〜5個の炭素原子をもつ1〜9個の炭素
原子のアルキレンであり、かつR1とR2は水素、メチ
ル、エチル、又はフルオロであって、同じ又は別のもの
であるが、但しR1とR2の少なくとも一方は水素以外
のものであることを条件としており、更にR1が水素又
はフルオロの時にのみR2がフルオロであることを条件
としている。
光学活性型及びラセミ体型のPGE2の16−アルキル
及び16−フルオロ類似体及びそれらの15−エピマー
類が知られている。
例として南ア特許第72/1936号(ダアウエント・
ファームドック第71483T号)及び南ア特許第73
/224.4号(ダアウエント・ファームドック第69
717U号)を参照。
これらの類似体類も上記の薬学目的に有用である。
PGE2の16−フェノキシ及びフェニル置換類似体類
とそれらの15−エピマー類は次式IFよって表わされ
る。
式■でR3とR4は水素、メチル又はエチルであり、T
は1〜4個の炭素原子のアルキル、フルオロ、クロロ、
トリフルオロメチル、又は−0R5(ここでR3は水素
又は1〜4個の炭素原子のアルキル)であり、Sはゼロ
、■、2、又は3であるが、但し2個を越えないTはア
ルキル以外のものであることを条件とし、Yは/ゝ、
又はHOH −″\ であり、かつZはオキサ原子(−0−)
OH 又はCjH2jを表わすが、ここでCjH2jは原子価
結合又は−CR3R4−と環との間に1〜6個の炭素原
子をもつ、ゼロ、■、又は2個のフルオロで置換された
1〜9個の炭素原子のアルキレンである。
光学活性型とラセミ体型のPGE2の16−フェノキシ
及びフェニル置換類似体類とそれらの15エピマー類が
知られている。
例として南ア特許第73/2818号(ダアウエント・
ファームドック第73279U号)及び英国特許明細書
第1、324737号(ダアウエント・ファームドック
第31279T号)を参照。
上記化合物類のエステルが知られているが、それらでは
カルボキシル基の水素原子がヒドロカルビル又は置換ヒ
ドロカルビル基によって置換されているものである。
これらの中には、16−メチル−PGE2のメチルエス
テル、16・16−ジメチル−PGE2のメチルエステ
ル(エイ・ロバート(A、 、Robert )等、G
astroenterology 164巻790頁(
1973年))、16−フルオロ及び16・16−ジフ
ルオロ−PGE2のフェニル及びアルキルフェニルエス
テル類(南ア特許第73/2244号)、16−フニノ
キシーPGE2ノフェニル及ヒアルキルフェニルエステ
ル類(南ア特許第73/2818号)、及びフェニル置
換PGE2のフェニルオニヒアルキルフェニルエステル
類(英国特許明細書第1324737号)がある。
本発明の一つの目的は、ある種の16−アルキル、16
−フェノキシ、及びフェニル置換類似体類、それらの1
5−エピマー類、及びそれらのラセミ型を含めたプロス
タグランジンE2類似体の新規エステル誘導体類を提供
するにある。
更に一つの目的は、置換フェノール類及びナフトール類
から誘導されるこのようなエステル類を提供するにある
更に一つの目的はこのようなエステル類を自由流動性の
結晶型で提供するにある。
なおも一つの目的は、これらのエステル類を製造する新
規方法を提供するにある。
ここに述べるエステル類は、次の一般式で表わされる化
合物類を包含する。
(式中CgH2gは低級アルキレンであり、R2はメチ
ルである)又は 1 と (式中2はオキサ原子(−□−)又は結合である。
)である。
式■でEは以下のものとして確認される置換フェニルで
ある。
例えば16 16−ジメチル セトアミ ドフエニルエステルは、 PGE2のp−ア RIOが の場合の式■で表わされ、本明細書では式IV −Aの
16・16−ジメチルPGE2エステルとして同定する
のが好都合である。
ラセミ化合物類は「ラセミ体」又は「dllの接頭語に
よって指定され、接頭語がない時には、その意図は光学
活性化合物を指すことである。
本発明の新規式■化合物類及び対応するラセミ化合物類
は、各々PGE2に対して上に述べた同じ目的に対して
有用であり、経口、舌下、口腔内、直腸、陣内、子宮内
、又は局所投与を含め、この技術に知られた同じ方法で
これらの目的に使用される。
多くの応用に対し、本発明者がある種の特定されたフェ
ノール類とナフトール類から得たこれらの新規プロスタ
グランジンエステル類は、対応する既知プロスタグラン
ジン化合物類より優った利点をもっている。
このため、これらの置換フェニル及びナフチルエステル
類は、著しい貯蔵寿命と熱安定性をもった驚くほど安定
な化合物類である。
これらのグロスタグランジン類の酸型とは対称的に、こ
れらのエステル類は水分除去又はエピマー化によって、
酸を触媒とする分解を受けることが少ない。
このためこれらの化合物類は固体、液体又は溶液型のい
ずれにおいても改良された安定性をもっている。
経口投与においては、生物活性期間が長いためか、親脂
質性と吸収が改良されたためかは確かでないが、これら
のエステル類は対応する酸又は低級アルキルエステルよ
り驚くほど大きな効力を示した。
これらのエステルは、水及び体液への低い溶解度をもち
、従って投与位置により長期間保持される点で、更に利
点を提供している。
コレラの置換フェニル及びナフチルエステル類の多くの
ものの特に顕著な利点は、これらが概して60〜130
℃の範囲の中程度に高い融点の自由流動性結晶型で得ら
れることである。
このことは取扱い、投与ならびに精製の容易なためとり
わけ望ましい。
これらの結晶は液体アルキルエステル類又は遊離酸と比
較して例えば65℃での促進された貯蔵試験で事実上ま
ったく分解を示さず、極めて安定である。
この性質は、化合物がその効力を失わず、分解生成物で
汚染されないため有利である。
これらの結晶エステル類はPGE2類似体類、特に16
・16−シメチルーPGE2.16−フニノキシー17
・18・19・20−テトラノルPGE2及び17−7
−r−=ルー18 ・19 ・20トリノル−PGE2
を精製する手段を提供する。
すなわちこれらをまずこれらエステルの一つに転化し、
純粋になるまで再結晶し、次に遊離酸として回収する。
遊離酸を回収する一つの方法は、例えばリパーゼによる
エステルの酵素的加水分解によるものである。
ドイツ特許第2242792号、ダウエンド・ファーム
ドック第23047U号を参照。
安定性、生物活性持続、脂質親和性、溶解度、および結
晶化度の最適組合せを得るために、式■の範囲内のある
種の化合物類が好ましい。
一つの選択はEを次に限定することである。
すなわち、 もう一つの選択はEを次に限定することである。
すなわち もう一つの選択はEを次に限定することである。
すなわち、 特に好ましいのは自由流動性結晶型の化合物類、例えば
、 16・16−シメチルーPGE2のp−ベンズアミドフ
ェニルエステル、 16・16−シメチルーPGE2のp−(p−アセトア
ミドベンズアミド)フェニルエステル、16・16−シ
メチルーPGE2のα−セミ−カルバソノ−p −)
IJルエステル、 16−フニノキシー17・18・19・20−テトラツ
ルーPGE2のp−アセチルフェニルエステル、 17−フェニル−18・19・20−トリノルPGE2
のp−アセチルフェニルエステル。
である。
Eがエステル基A−Tで定義される場合の式■で包括さ
れるPGE2類似体の置換フェニルおよびナフチルエス
テル類は、以下に記載され例示されている反応及び手順
によってつくられる。
便宜上、上のプロスタグランジン又はグロスタグランジ
ン類似体を「PG化合物」と呼ぶ。
「フェノール」という用語は、フェノール類及びナフト
ール類を含めた一般的な観念で使われている。
生成物の収量及び純度については異なるが、これらのエ
ステルをつくる種々の方法が利用できる。
このためある方法によると、PG化合物は第三級アミン
塩に転化され、これをピバロイルハライドと反応させる
と、混合酸無水物を生じ、次にこれをフェノールと反応
させる。
その代わりに、ピバロイルハライドの代わりに、塩化p
−トルエンスルホニルのヨウナアルキル又ハフェニルス
ルホニルハライドが使用される。
例としてベルギー特許第775106号及び第7762
94号、(ダアウエント・ファームドック第33705
T号及び第39011T号)を参照。
更に別の方法は、カップリング試薬のジシクロへキシル
カルボジイミドを使用するものである。
フイーザー(F 1eser )等、「有機合成試薬」
231〜236頁、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ
社、ニューヨーク(1967年)を参照。
溶媒としてのピリジン中で2〜10モル当量のジ※※シ
クロヘキシルカルボジイミドの存在下に、PG化合物を
1〜10モル当量のフェノールと接触させる。
しかしこれらのエステルをつくる好ましい新規方法は、
(1)第三級アミンの存在下にPG化合物とインブチル
クロロフォルメートで混合酸無水物を形成し、かつ(2
)この酸無水物を適当なフェノール又はナフトールと反
応させる、という段階からなる。
光学活性PG化合物に対しては混合酸無水物は次式で表
わされる。
式中R10とYは上記と同じ定義をもつ。
酸無水物は、速度が妥当な速さでしかも副反応が最も少
なくなるように、−400ないし+60℃、好ましくは
一10°ないし+10℃の範囲の温度で容易に形成され
る。
イソブチルクロロフォルメートを過剰量で、例えばPG
化合物のモル当り1.2ないし4.0モル当量までを使
用するのが好ましい。
反応を溶媒中で行なうのが好ましく、この目的にはアセ
トニトリル、ジクロロメタン、及びクロロホルムのよう
なその他の比較的非極性の溶媒が使用されるが、アセト
ンが好ましい。
反応は第三級アミン、例えばトリエチルアミンの存在下
に行なわれ、同時生成するアミン塩酸塩は普通には結晶
として析出するが、次段階のため除去する必要はない。
酸無水物は普通には単離されず、溶液中で好ましくはピ
リジンのような第三級アミンの存在下にフェノールと直
接に反応せしめられる。
混合酸無水物の全部が確実にエステルに転化されるよう
に、当量又は過剰量のフェノールを使用するのが好まし
い。
過剰なフェノールは本明細書中に記載の、又はこの技術
に知られた方法、例えば結晶化によって生成物から分離
される。
第三級アミンはエステル化の塩基性触媒であるばかりで
なく、好都合な溶媒でもある。
この目的に有用な第三級アミンのその他の例は、N−メ
チルモルホリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、及びジメチルアニリンを包含する。
2メチルピリジン及びキノリンは遅い反応となる。
2・6−ルチジンのような高度に障害されたアミンは、
反応が遅いため有用ではない。
酸無水物との反応は室温(約200ないし30℃)で順
調に進み、慣用の方法で薄層クロマトグラフィ(TLC
)によって追跡でき、普通には1〜4時間以内に終了す
ることがわかっている。
反応混合物をこの技術に知られた方法に従って仕上げる
とエステルを生ずる。
生成物は例えばシリカゲルクロマトグラフィによって精
製される。
固体のエステル類は、溶媒中におけるエステルの飽和溶
液を冷却又は蒸発させるか、又はジエチルエーテル、ヘ
キサン又は水のような混ざる非溶媒を加えることによっ
て、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、メタノール及び
アセトンを含めた種種の溶媒からの結晶化において、自
由流動性結晶型へ転化される。
次に結晶を慣用の技術例えばろ過又は遠心分離によって
集め、少量の溶媒で洗い、減圧下に乾燥する。
これらを暖い窒素流又はアルゴン流中で、又は約60°
Cに暖めることによっても乾燥できる。
通常、結晶は多くの応用に十分な純度であるが、各再結
晶後に改良された純度を得るため、これらを同じ一般技
術によって再結晶してよい。
本発明は以下の実施例によって更に十分に理解できる。
温度はすべて摂氏の度数である。
本明細書で使用されるシリカゲルクロマトグラフィは、
シリカゲルを詰めたカラム上のクロマトグラフィ、溶離
、フラクション収集、及び薄層クロマトグラフィ(TL
C)によって出発材料と不純物を含まずに望む生成物を
含有することが示されたフラクションを一緒にすること
を含むものとして理解されている。
TLCとは薄層クロマトグラフィのことである。
調製例 1 p−ベンズアミドフェノール ピリジン2001rLl中のp−ヒドロキシアニリン2
(lの溶液を無水安息香酸21’で処理する。
約25℃で4時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留物
を熱したメタノール200rrLl中に取上げ、水30
0rILlで再沈殿させる。
生成物を熱したアセトニトリルから白色結晶8.51と
して再結晶させる。
融点218.0〜218.5℃。調製例 2 p−(p−アセトアミドベンズアミド)フェノール テトラヒドロフラン250rfLl中のp−アセトアミ
ド安息香酸12.5?の溶液をトリエチルアミン11.
1mlで処理する。
次に混合物をイソブチルクロロフォルメート10.4r
fLlで処理し、約25℃で5分後、乾燥ピリジン80
rrLl中のp−アミノフェノール13.3Pで処理す
る。
40分後、粗生成物は水21の添加によって得られる。
水300rILlでの希釈によって熱したメタノール5
00m1から生成物を白色結晶5.9′?とじて再結晶
させる。
融点275.0〜277.0°C0 実施例 1 16・16−シメチルーPGE2のp−ベンズアミドフ
ェニルエステル(式IV−B) アセトン10m1中の16・16−ジメチルPGE2(
ベルギー特許第781978号、ダアウエント・ファー
ムドック第75254T号)0.095P及びトリエチ
ルアミン0.055Pの溶液を、−10’Cでかきまぜ
ながらイソブチルクロロフオルメー)0.061’で処
理する。
約10分後、混合物をピリジン6ml中のp−ベンズア
ミドフェノール(調製例1)0.600Pによって、約
25℃で少なくとも1時間処理する。
溶媒を減圧下に除去する。
粗残留物をクロロホルム100m1中に取り上げ、0.
1Nオルト燐酸モノナトリウム水溶液75m1で洗い、
乾燥して濃縮する。
残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかげ、酢酸エチ
ル−クロロホルム(1:1)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる表題化合
物のゴム状固体0.05′?は、酢酸エチル−ヘキサン
から白色自由流動性結晶として結晶化される。
融点62.3〜64.5℃。
Rfo、3(酢酸エチル−酢酸(97:3)によるシリ
カゲル板上のTLC)。
実施例 2 16・16−シメチルーPGE2のp−(p−アセトア
ミドベンズアミド)フェニルエステル(式IV−C) 実施例10手順に従うが、16・■6−ジメチ/L/−
PGE20.095 ?1) リエチルアミン0.05
1i1イソブチルクロロフオルメート0.068S’及
ヒp−(p−アセトアミドベンズアミド)フェノール(
調製例2)0.47.1を使用して、粗残留物が得られ
る。
この残留物をジメチルホルムアミド50m1中に溶解し
、pH5,5のマクルベーン緩衝液150dと酢酸エチ
ル200rI′Llの間で分配する。
有機層を硫酸す) IJウム上で乾燥し、濃縮する。
酢酸エチル8ml及びジメチルホルムアミドIWLl中
の残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかげ、酢酸エ
チル−メタノール(97:3)及び次に同溶媒(92:
8)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物は
表題化合物0.51’であり、これをメタノール−アセ
トンから白色の自由流動性結晶として結晶化する。
融点126〜128℃、RfO,35(酢酸エチル−酢
酸(97: 3)によるシリカゲル上のTLC)実施例
3 16・16−シメチルーPGE2のα−セミ力ルバソソ
ーp−)リルエステル(式IV−J)実施例10手順に
従うが、16・16−シメチルーPGE20.095f
、トリエチルアミン0.05111イソブチルクロロフ
オルメート0.068fおよびp−ヒドロキシベンズア
ルデヒドセミカルバゾン0.132fを使用して、粗残
留物が得られる。
これをアセトニトリル中に取上げ、ろ過して残留物まで
濃縮する。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかげ、アセ
トニトリルと次にテトラヒドロフラン−アセトニトリル
(3:2)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.06Pを酢酸エチル−ヘキサンから表題化合物の白色
自由流動性結晶として結晶化する。
融点84.2〜86.8°C1Rf O,35(酢酸エ
チル−酢酸(97:3)によるシリカゲル上のTLC)
実施例 4 16−フニノキシー17・18・19・20−テトラツ
ルーPGE2のp−アセチルフェニルエステル(式IV
−K) 実施例10手順に従うが、16−フニノキシー17・1
8・19・20−テトラツルーPGE2(南ア特許第7
3/2818号、タアウエント・ファームドック第73
279U号)0.050r、トリエチルアミン0.02
1m1.インブチルクロロフォルメート0.020WL
l、およびp−ヒドロキシアセトフェノン0.0294
5’を使用して、反応混合物を更に次のように処理する
混合物を酢酸エチル20m1で希釈し、0.5 N <
、えん酸及び0.2N燐酸塩緩衝液(pH7,2)で次
々に振と5する。
有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥して濃縮する。
残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかげ、ジクロロ
メタン−アセトニトリル−メタノール(50:50:1
)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物を
酢酸エチル−ヘキサンから表題化合物0.021fとし
て結晶化する。
融点122.6〜124.2℃、Rfo、8(ジクロロ
メタン−アセトニトリル(3:2)によるシリカゲル上
のTLC)。
実施例 5 17−フェニル−18・19・20−トリノル−PGE
2のp−アセチルフェニルエステル(式) 実施例10手順に従うが、17−フェニル−18・19
・20−トリノル−PGE2(英国特許明細書第132
4737号、ダアウエント・ファームドック第3127
9T号)0.200S’、)リエチルアミン0.089
1rLl、インプチルクロロフオルメー) 0.084
5rul、及びp−ヒドロキシアセトフェノン0.10
9S’を使用して、反応混合物を更に次のように処理す
る。
これを酢酸エチルで100m1に希釈し、5%くえん酸
水溶液及び燐酸塩緩衝液(pH7,0)で次々に振とう
する。
有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥して濃縮する。
油状残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかげ、水2
.3%を含有する酢酸エチルで溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物を
酢酸エチル−ヘキサンから表題化合物0.153fとし
て結晶化する。
融点91.7〜92.7℃、Rfo、4(酢酸エチル−
水(98: 2)によるシリカゲル上のTLC)。
実施例1〜50手順に従うが、PG化合物類のラセミ型
を使用して、対応するラセミ体PG化合物類のエステル
が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(イ)式 (式中R1とR2はメチルであり、 級アルキレンである)又は CgH2gは低 (式中Zは一〇−又は結合である)であるの光学活性化
    合物又はこの化合物とそのエナンチオマーとのラセミ化
    合物から、第三級アミンの存在下にインブチルクロロフ
    ォルメートとの反応によって混合酸無水物を形成させ、
    かつ (ロ)この酸無水物を対応するフェノールと反応させる
    ことからなる、 式 (式中Y及びR1゜は上記定義のとおりであり、かつE
    は からなる群から選らばれる置換フェニルである)の光学
    活性化合物又はこの化合物とそのエナンチオマーとのラ
    セミ化合物の製法。
JP50132228A 1974-11-14 1975-11-05 Pge↓2類似体のエステルの製法 Expired JPS5858345B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/523,568 US3998869A (en) 1974-11-14 1974-11-14 Substituted anilide esters of 16-substituted PGE2

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5170753A JPS5170753A (ja) 1976-06-18
JPS5858345B2 true JPS5858345B2 (ja) 1983-12-24

Family

ID=24085532

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50132228A Expired JPS5858345B2 (ja) 1974-11-14 1975-11-05 Pge↓2類似体のエステルの製法
JP59240872A Pending JPS60120859A (ja) 1974-11-14 1984-11-16 Pge↓2類似体のエステルの製法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59240872A Pending JPS60120859A (ja) 1974-11-14 1984-11-16 Pge↓2類似体のエステルの製法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US3998869A (ja)
JP (2) JPS5858345B2 (ja)
AU (1) AU498539B2 (ja)
BE (1) BE835603A (ja)
CA (1) CA1049510A (ja)
DE (1) DE2543775A1 (ja)
ES (2) ES442122A1 (ja)
FR (1) FR2290895A1 (ja)
GB (1) GB1492439A (ja)
HU (1) HU173669B (ja)
NL (1) NL7513116A (ja)
SE (2) SE422058B (ja)
ZA (1) ZA756628B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436059A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Kyushu Nippon Electric Lead frame of semiconductor device

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2644972C2 (de) * 1976-10-06 1986-06-19 Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt Thiaprostansäurederivate, deren Herstellung und diese Verbindungen enthaltende Mittel
US4203829A (en) * 1978-09-28 1980-05-20 Standard Oil Company (Indiana) Catalyst, method of preparation and use thereof in hydrodesulfurizing cracked naphtha
US20210139435A1 (en) * 2019-11-07 2021-05-13 Lifex Biolabs, Inc. Prostaglandin analogs and uses thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920766B1 (ja) * 1970-11-10 1974-05-27
AR204816A1 (es) * 1972-11-08 1976-03-05 Pfizer Procedimiento para preparar una prostaglandina
CA1045132A (en) * 1973-11-23 1978-12-26 Walter Morozowich Phenyl and naphthyl esters of prostaglandins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436059A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Kyushu Nippon Electric Lead frame of semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
AU498539B2 (en) 1979-03-15
ES442122A1 (es) 1977-07-01
BE835603A (fr) 1976-05-14
HU173669B (en) 1979-07-28
NL7513116A (nl) 1976-05-18
ZA756628B (en) 1976-09-29
JPS60120859A (ja) 1985-06-28
DE2543775A1 (de) 1976-10-07
GB1492439A (en) 1977-11-16
ES456372A1 (es) 1978-02-01
SE437020B (sv) 1985-02-04
SE422058B (sv) 1982-02-15
US3998869A (en) 1976-12-21
FR2290895B1 (ja) 1978-07-28
SE7909281L (sv) 1979-11-09
AU8587775A (en) 1977-04-28
CA1049510A (en) 1979-02-27
SE7512743L (sv) 1976-05-17
JPS5170753A (ja) 1976-06-18
FR2290895A1 (fr) 1976-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6055506B2 (ja) 新規ω−アミノカルボン酸アミドとその製法
US3894062A (en) Substituted phenyl and naphthyl esters of PGE{HD 2
JPS5858345B2 (ja) Pge↓2類似体のエステルの製法
JPS5835992B2 (ja) 天然プロスタグランジン及びプロスタグランジンの合成類縁体の精製法
US3931285A (en) Substituted tolyl esters of PGE1
US3890372A (en) Amino substituted phenyl and naphthyl esters of PGF{HD 2{301 {B - type compounds
US3994956A (en) Substituted anilide esters of 16-phenoxy and 17-phenyl PGE2 type compounds
US4011249A (en) Substituted keto and alkoxy carbonyl esters of 16-substituted PGE2 type compounds
US4017535A (en) Substituted tolyl esters of 16-substituted-PGE2 -type compounds
JPS5918390B2 (ja) Pge↓2類似体のエステル
US4058551A (en) Substituted phenyl esters of PGA2
US3929862A (en) Substituted tolylesters of PGF{HD 2{B {60
US4010172A (en) Substituted keto and alkoxy 16-phenoxy and 17-phenyl PGE2 -type compounds
US3959319A (en) Phenyl and naphthyl esters of PGF2 α type prostaglandins
US3987067A (en) Substituted aromatic esters of PGF2.sub.α
US4012427A (en) Substituted phenyl esters of PGE1 -type prostaglandins
US4324905A (en) Phenacyl-type esters of PGF2α and its 15-methyl analogs
US3994957A (en) Substituted tolyl esters of 16-phenoxy and 17-phenyl PGE2 type compounds
US3931281A (en) Substituted anilide ester of PGA2
US4013693A (en) Substituted phenyl esters of PGA1
US3962289A (en) Esters of PGA2 and p-tritylphenol
US4013707A (en) Substituted phenyl esters of PGA1
US4042606A (en) Substituted phenyl esters of PGA2
US3948970A (en) Substituted tolyl esters of PGA1
US3988355A (en) Substituted phenyl and naphthyl esters of PGE1