JPS5858136A - 水中油型乳化分散糖液組成物の製造法 - Google Patents

水中油型乳化分散糖液組成物の製造法

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JPS5858136A
JPS5858136A JP56156409A JP15640981A JPS5858136A JP S5858136 A JPS5858136 A JP S5858136A JP 56156409 A JP56156409 A JP 56156409A JP 15640981 A JP15640981 A JP 15640981A JP S5858136 A JPS5858136 A JP S5858136A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/41Emulsifying
    • B01F23/4105Methods of emulsifying

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水中油蓋に乳化分散され九精液組成物の製造方
法に関し、詳しくは、濃厚糖水溶液と油脂と乳化剤とを
特定の条件で乳化分散することにより常温で流動性を有
しかつ安定な水中油微乳化分散糖液組成物を製造する方
法に関する。
油脂と高融点の乳化剤から彦る油脂組成物を糖類水溶液
中に乳化分散して乳化物を得ることは公知である。この
ような方法として、一般には、油脂、糖類水溶液及び乳
化剤をそれぞれ加熱溶解して高温(通常60〜70′c
位)で乳化する方法がとられる。これは乳化温度が高い
程一般的には乳化剤の効果、言いかえれば乳化の効率が
高いからと考えられているからである。
一方、高濃度の糖水溶液中にこれより少量の高融点乳化
剤と油脂とからなる油脂組成物を分散乳化して水中油製
乳化物を得ようとする場合に常法に従って高融点乳化剤
と油脂とからなる油脂組成物を透明になるまで加熱し濤
欝させ、高温に保ったtま糖水溶液中に加えて乳化した
組成物を室温まで冷却すると、乳化物の粘度は急激に上
昇して、一般的にはペースト状又Fi閣体状となり流動
性を失う。この場合の粘度としては1,000,000
センチポイズ以上となる・この現象は、高融点乳化剤が
そのクラフト点以上に加熱された条件下で加熱された水
と乳化混合されると、油脂中の乳化剤が油と水との界面
に移行して、乳化剤と水とがある特定の配位を行って構
造体を形成し、その結果として高粘性を有する液晶ある
いは液晶類似構造が形成され、現象としてペースト状又
は固体状態の組成物を与えると説明されるようになって
きた。敞近この面での理論的研究が注目を集めている。
本発明者等は、常温で流動性のある低粘度の水中油製乳
化分散糖液組成物゛を得るべく種々の検討を行った結果
、乳化分散の温度を、油と高融点乳化剤とからなる油脂
組成物の透明融点より低く設定し、上記乳化剤と水との
液晶又は液晶類似構造物を形成させないようにすること
が必須であることを見出した。
しかしながら、単に乳化分散の温度を下げるだけでは、
得られる乳化分散物の分散質の粒径が大きく、乳化安定
性が極めて悪い屯のしか得られないことがわかった。こ
のような乳化分散の温度条件下で安定な乳化剤を得るた
めの乳化機械及び乳化条件を種々検討した結果、ミキサ
ーの回転部分(ローター又は攪拌羽根)と固定羽S(ス
テーター又は攪拌容器の内壁)との間のクリアランス(
間隔)が50以下の箇所を少くとも1ケ所有するミキサ
ーを使用して、パス回数が1以上になるような攪拌条件
で乳化分散すればこのような目的が達成できることを見
出し本発明に到達した。
即ち、本発明は糖類濃度が40〜650〜65重量部水
溶液100重量部に、油脂及び融点が20℃以上の乳化
剤とを含有する油脂組成物1〜80重量部を、該油脂組
成物の透WAWA点より低い温度において、きキサ−の
回転部分と固定羽根との間のクリアランスが5−以下の
箇所を少くとも1ケ所有するミキサーを使用することに
より、パス回数が1回以上の条件下で、乳化分散するこ
とを特徴とする、見掛は粘度が20℃においてs、oo
o〜1,000,000センチポイズで且つ分散質の粒
径が0.1〜goo、msの範囲にある水中油製に乳化
分散された糖液組成物を製造する方法を提供するもので
ある。
本発明に用いられるミキサーとしては、万能攪拌機、ニ
ーダ−9高速回転強せん断蓋攪拌分散機、コロイドミル
、ホモジナイザー、連続式乳化分散機郷のミキサー類の
中から、ミキサーの回転部分と固定羽根のクリアランス
がsm以下の箇所を1ケ所以上有し、パス回数が1以上
の条件を満足できるものが選ばれる。ここでパス回数と
は以下の式で与えられるものである。
オキサ−の回転部分と固定羽根のクリアランスが511
11より大きい場合では、乳化分散物中の分散質の平均
粒径が大きくなると共に、この乳化分散物の安定性ある
いは均一性が悪くなる。
このクリアランスII′i、10μ〜111JIlの範
囲が特に好ましい。
パス回数が1に満たない条件下で製造した乳化分散物は
平均粒径が大きくなり、且つ乳化分散粒子の不揃いで安
定性の劣った乳化分散物しか得られない。好ましいパス
回数は10〜100−である。
本発明において糖類とは、#1I11.ブドウ糖。
果糖、水飴、デキストリン、転化糖、異性化糖。
はち蜜あるいはこれらの混合物である。糖類の濃度は、
乳化剤と水とKよる液晶類似構造の形成を妨げる意味か
らも、又乳化安定性、微生物耐性の意味からも40重量
−以上の糖類濃度が必要である。一方85重量嗟より高
い糖類濃度では、乳化物の粘度が高くなりすぎると共に
、糖類が結晶として析出しやすくなるので好ましくない
。より好ましい濃度範囲は60〜80重量−である。
上記の糖類の濃厚水溶i[100重量部に対して、油脂
及び融点20℃以上の乳化剤を含有する油脂組成物の使
用量Fi1〜80重量部である。
1重量部未満ではこれらの成分の特徴が発揮されない。
一方80重量部を越える場合は、生成物の安定性が悪く
、望ましくない油中水滴層(Wlo)の乳化物を与えや
すくなり、さらに生成物の粘度も急激に上昇するので好
しくない。特に好ましい油脂組成物の使用量は、糖鎖水
#!箪100重量部に対して5〜30重量部である。
本発明において油脂とは食用に供し得る油脂であって、
ナタネ油、大豆油、コーン油9m実油、パーム油、ヤシ
油、牛脂、ラード、魚油等いずれも使用でき、またこれ
らの水添物、エステル交換物であっても良く、また加工
油脂であるショートニンク、マーガリン、ノリ−等であ
ってもよい。
乳化剤とは、食品用界面活性剤であって、グリセリン脂
肪酸エステル、l!糖脂肪酸エステル。
ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、リン脂質、ポリグリセリン脂肪酸エステル
、グリセリン脂肪酸エステル有機酸霞導体、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル等の食品用に使用さ
れる乳化剤である。これらの乳化剤のうち、脂肪酸エス
テルであるものを構成する脂肪酸は、通常炭素数12〜
24のものであり、例えばラウリン酸。
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸。
ベヘン酸等の飽和脂肪酸が好ましい。オレイン駿、リノ
ール酸等の不飽和脂肪酸が含まれても良いが、含量が多
くなると融点が20℃より低くなるので好ましくない。
本発明を適用するのにItIjK適した乳化剤Fi40
℃以上の融点を有するものである。油脂組成物中の食用
油層と乳化剤との重量比は、100:1〜100 : 
40位が適当である。油脂組成物は油脂と乳化剤の他に
少量の水や多価アルコール(例えばソルビトール)等を
含有していても良い。
油脂組成物の透明融点とは、固体状態の油脂組成物の温
度を上げていったときKKど如等が無く完全に全成分が
融けて透明になる温度をいう。本発明においてはこの温
度より低い温度において乳化分散する必要があるが、好
ましくは、この温度よシ10〜50℃低い温度で行なう
例えば油脂組成物の透明融点が50℃の場合には、20
〜30℃で行うのが最も適当である。
上記のような条件下で乳化分散を行えば、目的とする室
温液状で安定な組成物が得られる。
即ち、生成物の見掛は粘度は、20℃でs、oo。
〜1,000,000でありその分散質の平均粒径が0
.1〜goo、usの範囲内に入る。より適切な条件を
選べば、得られる組成物の見掛は粘度は20℃で10,
000〜200,000 、その分散質の平均粒径#′
i1〜50μmとなる。
以下本発明を例をもってより評細に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
1m!施例 1 ブドウ糖、果抛、異性化糖からなる糖混合物1D751
1水治液80輪に、グリセリン脂肪酸エステル(融点6
8℃)1.4kfと植物性ショートニング(融点35℃
の大豆硬化油を主体とする)18.6 kpとからなる
油脂組成物(透明融点49℃)20に4’i、アジホモ
ミキサー(%殊機化工業製、ローターとステーターのク
リアランス0.5Iul)を使用して20℃において、
N転数2.900rpmでパス同数が56となる条件で
10分間攪拌乳化して、20℃における見掛は粘度が4
5,000センチボイズで、平均分散質粒径が15Pの
水中油型(o、’w )の均一な乳化物を製造した。
実施例 2 実施例1における攪拌乳化温度を4o″Cに変えた以外
は同一の条件で行い、20℃における見掛は粘度が52
,000センチボイズで平均分散質粒径が15μmの均
一な水中油型乳化物を得た。
実施例 3 ブドウ糖、果糖、異性化糖からなる糖混合物の75%水
溶液80kfに、グリセリン脂肪酸エステル(8点68
℃)、プロピレングリコール脂肪酸エステル(融点50
℃)、11着脂肪酸エステル(融点的50℃)、コーン
油、ンルビトール及び水からなる組成物(油脂的a O
* *乳化剤約10%、ソルビトール約25チ、水約2
5%であり透明融点55℃)20kyを、アジホモミキ
サー(実施例1で使用した本のと同じ)を用いて20℃
において、回転数2,900 rpmでパス回数が56
となる条件で10分間攪拌乳化して、20℃における見
掛は粘度が94,000センチボイズで、平均分散質粒
径が7Pの水中油型(o、’v lの安定な乳化物を製
造した。
比較例 1 ij!施例1における攪拌乳化温度を60℃に変え、生
成物t−20℃まで冷却する以外は実施例1と同一の条
件で行い、ペースト状の組成物を得た。
比較例 2 実施例1における攪拌乳化温[1に80℃に変え、生成
物を20℃まで冷却する以外は実施例1と同一の条件で
行い、ペースト状の組成物を得た。
比較例 3 実施例1で用いた本のと同じ原料を用い、カイ波攪拌機
(佐竹工業製、攪拌羽根と容器内壁とのクリアランス1
00w)l使用し、20℃の温度で、パス回数が40と
なる条件下で60分間攪拌乳化して、20℃における見
掛は粘度が18,000センチボイズで容易に油相が分
離する組成物を得た。
これらの結果を以下の表1にまとめた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、糖類濃度が40〜85重量−の濃厚糖水溶液100
    重量部に、油脂及び融点が20℃以上の乳化剤とを含有
    する油脂組成物1〜80重量部を、咳油脂組成物の透明
    融点よ抄低い温度において、ミキサーの回転部分と固定
    羽根との間のクリアランスが5−以下の箇所を少くとも
    1ケ所有する電キサ−を使用することにより、パス回数
    がIWA以上の条件下で、乳化分散することを特徴とす
    る、見掛は粘度が20℃においてs、o o o〜1.
    000.000センチボイズで且つ分散質の粒径が0,
    1〜sOOμの範囲にある水中油fjIiに乳化分散さ
    れた糖液組成物を製造する方法。 2、 油脂組成物の透明融点より10〜SO℃低い温度
    において行う特許請求の範囲第1項記載の方法。 5.4Iられる糖液組成物の見掛は粘度が20℃におい
    て10,000〜200,000センチボイスである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 パス回数が10〜100回である特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 5、糖水溶液1001[置部に対し、油脂組成−5−S
    O1量部置部用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 111m濃度が60〜800〜80重量部水溶液
    を用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP56156409A 1981-10-01 1981-10-01 水中油型乳化分散糖液組成物の製造法 Granted JPS5858136A (ja)

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JPS6147130B2 JPS6147130B2 (ja) 1986-10-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0268135A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Konica Corp 乳化分散方法
WO2007114266A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pokka Corporation クリーム組成物

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JP2008131927A (ja) * 2006-03-31 2008-06-12 Pokka Corp クリーム組成物
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