JPS585756B2 - 光ビ−ム加工装置 - Google Patents

光ビ−ム加工装置

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JPS585756B2
JPS585756B2 JP54021699A JP2169979A JPS585756B2 JP S585756 B2 JPS585756 B2 JP S585756B2 JP 54021699 A JP54021699 A JP 54021699A JP 2169979 A JP2169979 A JP 2169979A JP S585756 B2 JPS585756 B2 JP S585756B2
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JP
Japan
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light beam
workpiece
condenser
axis
mover
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JP54021699A
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JPS55114489A (en
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高原正晴
新宅敏宏
村上敏明
北根渕純孝
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレーザービーム露光装置およびレーザートリミ
ング装置等のように光ビームにより加工を行なう光ビー
ム加工装置に関する。
従来、この種の光ビーム加工装置において、被加工物に
照射される光ビームは目的の加工パターン位置以外では
光シャツタで遮断されるとともに走査停止状態にある。
そして、目的の加工パターンの始点部で光シャツタが開
放され光ビームの照射および走査を開始し、終点部で光
ビームの走査を停止した後、光シャツタを閉成し被加工
物への光ビーム照射を遮断することにより、所望のパタ
ーン加工が実施される。
このように光ビームの照射を制御するのは前記光シャツ
タとして電磁式シャツタを使用しているためである。
即ち、この電磁式シャツタの開閉速度は2〜15msと
一定していないため、前記のように光ビームの走査を制
御した後、シャツタの開閉制御を行なわなければ、数μ
m単位の高精度加工を実施できない。
しかしながら、このような光ビーム加工装置は光ビーム
の走査開始および停止を迅速に行なうための速度制御手
段を必要とする。
また、加工パターンの始点部および終点部付近において
は低速走査になるため、被加工物への光ビーム照射量が
すべての加工パターンに対して一定でなく不均一な加工
状態になる。
さらに、前記したように常に一定の走査速度で加工を遂
行できないため加工工数の増大をも招いている。
本発明はこれらの問題点を解消するためになされたもの
であり、光ビームを常に一定の速度で連続走査させる上
に、光ビームの照射および遮断を高速度に且つ高精度に
行なう光シャツタを用いることにより、被加工物の所望
の位置に均一な加工パターンを精度良く且つ短時間で形
成できる光ビーム加工装置を提供するものである。
本発明による光ビーム加工装置は、光ビーム発生器から
の光ビームを被加工物に照射させる集光器を一つの軸上
で往復移動させる集光器移動器と、被加工物を前記集光
器の移動方向に対して直角に移動させる被加工物移動器
さ、これらの移動器により変化する被加工物への光ビー
ム照射位置の検出器き、前記集光器と光ビーム発生器間
に配置され亘つ前記集光器移動器および前記被加工物移
動器の移動制御情報と前記位置検出器からの位置検出情
報とを比較して開閉制御信号を送出する制御部からの前
記制御信号により駆動され前記集光器への光ビーム入射
を制御する光変調器とを備え、前記集光器移動器および
前記被加工物移動器の少なくとも一方を連続移動させ、
前記制御部が前記情報比較により前記開閉制御信号を前
記光変調器に送出し、この光変調器の動作タイミングに
より前記被加工物に形成される加工パターンの始点部お
よび終点部を設定することを特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は光源にレーザーを用いた本発明に係わる光ビー
ム加工装置の概略構成図である。
この図に示すように、2台のリニアモータ1,6はそれ
ぞれのモータ軸が互いに直角方向に位置するように配置
されている。
第1のモータ(X軸モータ)、1の軸1aはレーザー発
振装置2から発射された水平方向のレーザービ一ム3を
直角方向に屈折させる反射鏡4とこの反射鏡4により屈
折されたレーサービーム3を集光する集光レンズ5とを
有する集光部材12に連結され、この集光部材12を矢
印X方向に移動させる。
一方、第2のモータ(Y軸モータ)6の軸6aは被加工
物8を装着するための加工テーブル7に連結され、この
加工テーブル7を矢印Y方向に移動させる。
また、被加工物8へのレーザービーム照射および遮断は
ビーム軸上に配置された光シャツタ9の開閉動作により
制御される。
前記第1および第2のモータ1,6のモータ軸1a,.
6aのX−Y方向移動量はデイジタル位置センサ10,
11により検出される。
このように構成される光ビーム加工装置は第1および第
2のモータ1,6を動作させることによりレーザー発振
装置2から発射されたレーザービーム3を光シャツタ9
で制御し反射鏡4で屈折させた後集光レンズ5を通して
加工テーブル7上に配置された被加工物8にレーザービ
ーム3を照射して所望のパターン加工を行なう。
第2図は第1図に示した光ビーム加工装置の制御を説明
するためのブロック図である。
この図において、ミニコンピュータ20は入出力機器2
1とインターフェース部23を介して操作パネル22と
より動作指定を受ける。
X軸およびY軸モータ1,6への移動情報は入出力機器
21より入力され、ミニコンピュータ20で移動アドレ
ス値に変換された後、インターフェース部23を介して
X軸およびY軸位置レジスタ24および28に送られる
X軸およびY軸位置レジスタ24.28にそれぞれ所定
の移動アドレス値が入力されるとD一Aコンバータ25
,29により直交変換された前記移動情報がサーボアン
プ26.30を通してX軸およびY軸モータ1,6に送
出される。
これによりX軸およびY軸モータ1,6はそれぞれ動作
するが、これらのモータの駆動速度は速度トランジュー
サ13.14で検出され、タコアンプ27.31により
サーボアンプ26.30に負帰還される。
そして、X軸およびY軸モータ1,6はD−Aコンバー
タ25.29の出力に比例した速度で駆動される。
さらに、これらのモータの軸の移動距離はデイジタル位
置センサー10.11で検出され、これらセンサー10
.11からの位置検出情報により位置レジスタ24.2
8のアドレス値が減算される。
このアドレス値が所定の値になるとD−Aコンバータ2
5,29からの移動情報は送出されない。
第3図Aないし第3図Dは従来の光ビーム加工装置にお
ける光シャツタの開閉動作と加工パターン形状との関係
を示す図である。
第2図におけるミニコンピュータ20からインターフェ
ース部23を介して光シャツタ9に第3図Aに示すタイ
ミングでシャツタ開放信号P1が送出されると、この光
シャツタ9は時間ta (5〜20ms)遅延した後第
3図Bに示す時間t2で開放状態になる。
これにより、レーザー発振装置2から発射されているレ
ーザービーム3が被加工物8に照射される。
一方X軸およびY軸モータ1および6に連動して、第3
図Cに示すようにレーザービーム3の走査が開始される
この走査速度は時間t3で所定の速度に達するが、時間
14において減速され、加工パターンの終点部に対応す
る時間t,で走査停止状態となる。
このレーザービーム3の走査速度はデイジタル位置セン
サ10,11および速度トランスジューサ13.14に
より制御される。
デイジタル位置センサ10,11からの位置検出情報に
より時間t5においてミニコンピュータ20は光シャツ
タ9にシャツタ閉成信号P2(第3図A)を送出する。
これにより、光シャツタ9が時間ta遅延した後時間t
bで閉成する。
上記のように、被加工物8に照射されるレーザービーム
3の走査速度が時間t3〜14−間に比べて時間t2〜
t3およびt4〜t,間で低下する上に,電磁式シャツ
タを使用した光シヤツタ9はシャッタ開閉信号印加によ
り速動できないため、被加工物8へのレーザーピーム照
射量に差が生じる。
そのため第3図Dに示すような不均一な加工パターンが
形成される。
上述した従来の光ビーム加工装置により形成される加工
パターンの不均一は、光シャツタに超音波光変調器を使
用することにより解消できる。
この超音波光変調器はモリブデン酸鉛(PbMoO,)
などの透明な媒体にニオブ酸リチューム( L t N
b O s などを接着した圧電素子に電気信号を印
加すると超音波が媒体中を伝搬し、この超音波により媒
体の屈折率が超音波の波長を周期として変動する。
このような媒体に光ビームが入射すると光と超音波の周
波数の関係により異なった屈折が生じると云う原理に基
づいている。
したがって、超音波光変調器に印加する電気信号を制御
して屈折率を変化させることにより、光ビームの進行方
向を制御し例えば反射鏡に入射できる場合をシャツタ開
放状態、また反射鏡に入射できない場合をシャツタ閉成
状態として使用するならば高精度で且つ高速動作を行な
う光シャツタを実現できる。
第4図Aないし第4図Dは本発明による光ビーム加工装
置における光シャツタの開閉動作と加工パターン形状と
の関係を示す図である。
以下、第2図に示したブロック図を併用して説明する。
ミニコンピュータ20からインターフェース部23を介
して光シャツタ9に第4図Aに示すタイミングでシャツ
タ開放信号P10が送出されるとこの光シャツタ9は時
間tb(最大1μs)遅延した後、第4図Bに示す時間
h2で開放状態になる。
これにより、レーザー発振装置2から発射されているレ
ーザービーム3が被加工物8に照射される。
一方、ミニコンピュータ20の制御によりX軸およびY
軸モータ2および6が連続的に動作しているため、第4
図Cに示すようにレーザービーム3はシャツタ開放時直
ちに所定の速度で走査する。
デイジタル位置センサ10,11からの位置検出情報に
より、時間113においてミニコンピュータ20は光シ
ャツタ9にシャツタ閉成信号P11(第4図A)を送出
する。
これにより、光シャツタ9が時間tb遅延した後、時間
t14で閉成する。
このように、被加工物8に照射されるレーザービーム3
の走査速度が時間112〜t14間で一定である上に、
超音波光変調器を使用した光シャツタ9はシャツタ開閉
信号印加により速動できるため、被加工物8へのレーザ
ービーム照射量を一定にできる。
そのため、第4図Dに示すように均一な加工パターンが
形成される。
第5図は本発明による光ビーム加工装置により形成され
た加工パターンの一例を示す平面図である。
被加工物8のX軸方向にレーザービームを走査させるX
軸モータとY軸方向にレーザービームを走査させるY軸
モータとの連続動作にともなって光シャツタを開閉制御
することにより、被加工物8の所望の位置にパターン加
工を施こすことができる。
この図中、Aはパターン形成部を且つBはパターン非形
成部を示す。
以上説明したように本発明によれば、被加工物の所望の
位置に均一な加工パターンを精度良く且つ短時間で形成
できる光ビーム加工装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる光ビーム加工装置の概略構成図
、第2図は第1図に示した光ビーム加工装置の制御を説
明するためのブロック図、第3図Aないし第3図Dは従
来の光ビーム加工装置における光シャツタの開閉動作と
加工パターン形状との関係を示す図、第4図Aないし第
4図Dは本発明による光ビーム加工装置における光シャ
ッタの開閉動作と加工パターン形状との関係を示す図、
第5図は本発明による光ビーム加工装置により形成され
た加工パターンの一例を示す平面図である。 1・・・・・・X軸モータ、1a・・・・・・X軸モー
タのモータ軸、2・・・・・・レーザー発振装置、3・
・・・・・レーザービーム、4・・・・・・反射鏡、5
・・・・・・集光レンズ、6・・・・・・Y軸モータ、
6a・・・・・・Y軸モータのモータ軸、7・・・・・
・加工テーブル、8・・・・・・被加工物、9・・・・
・・光シャツタ、10・・・・・・X軸デイジタル位置
センサ、11・・・・・・Y軸デイジタル位置センサ、
12・・・・・・集光部材、13,14・・・・・・速
度トランスジューサ、20・・・・・・ミニコンピュー
タ、21・・・・・・入出力機器、22・・・・・・操
作パネル、23・・・・・・インターフェース部、24
,28・・・・・・位置レジスタ、25.29・・・・
・・D−Aコンバータ、26,30・・・・・・サーボ
アンプ、27,31・・・・・・タコアンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光ビーム発生器からの光ビームを被加工物に照射さ
    せる集光器を一つの軸上で往復移動させる集光器移動器
    と、被加工物を前記集光器の移動方向に対して直角に移
    動させる被加工物移動器と、これらの移動器により変化
    する被加工物への光ビーム照射位置の検出器と、前記集
    光器と光ビーム発生器間に配置され且つ前記集光器移動
    器および前記被加工物移動器の移動制御情報と前記位置
    検出器からの位置検出情報とを比較して開閉制御信号を
    送出する制御部からの前記制御信号により駆動され前記
    集光器への光ビーム入射を制御する光変調器とを備え、
    前記集光器移動器および前記被加工物移動器の少なくと
    も一方を連続移動させ、前記制御部が前記情報比較によ
    り前記開閉制御信号を前記光変調器に送出し、この光変
    調器の動作タイミングにより前記被加工物に形成される
    加工パターンの始点部および終点部を設定することを特
    徴さする光ビーム加工装置。
JP54021699A 1979-02-26 1979-02-26 光ビ−ム加工装置 Expired JPS585756B2 (ja)

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JPS55114489A JPS55114489A (en) 1980-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5935892A (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 Nec Corp レ−ザ加工装置
JP4088233B2 (ja) 2003-10-08 2008-05-21 株式会社ジェイテクト レーザ加工機

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