JPS58565B2 - タ−ビン支持装置 - Google Patents

タ−ビン支持装置

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Publication number
JPS58565B2
JPS58565B2 JP51055310A JP5531076A JPS58565B2 JP S58565 B2 JPS58565 B2 JP S58565B2 JP 51055310 A JP51055310 A JP 51055310A JP 5531076 A JP5531076 A JP 5531076A JP S58565 B2 JPS58565 B2 JP S58565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
support device
turbine
casing
level
Prior art date
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Expired
Application number
JP51055310A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52139805A (en
Inventor
岩瀬宏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP51055310A priority Critical patent/JPS58565B2/ja
Publication of JPS52139805A publication Critical patent/JPS52139805A/ja
Publication of JPS58565B2 publication Critical patent/JPS58565B2/ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静止体と回転体との相対位置及び支持レベル
の精度が高度に必要とされるタービンの支持装置に関す
る。
従来のタービン支持装置をコンクリート架台に例をとり
第1図で説明する。
従来のタービンケーシング4の据付けは、コンクリート
架台1上にランバッキング2をその上面が平滑でかつ水
平となるように高精度に形成し、該ランバッキング上に
ベースプレート3を高度なレベル精度で設定し、該ベー
スプレート3にタービン4の脚5を載せて基礎ボルト6
で固定することにより行なっている。
このようなタービンにおいて、その長年月の運転により
架台レベルが不均一に変化する事態が発生している。
ところが、上記従来の支持装置においては、−たんター
ビンを据付けてしまうとレベル調整を行なうことが不可
能であるため、おのずから機器のレベルが変化し、回転
体支持部である軸受位置が変り、振動を発生し、かつ回
転体と静止体との位置の相対変化で摺損を生じたり軸受
が焼けたりする等、タービンおよびこれに連結する発電
機の運転上、極めて重大な事態を発生するおそれがある
特に最近はタービン架台が多様化し、例えば全て鋼板で
作られる鉄骨架台、又はコンクリートとスプリングとを
組合わせたスプリング架台においては、従来のコンクリ
ート架台に比較して架台レベルが変化しやすく、上記の
問題が発生するおそれが大である。
本発明の目的は、上記した基礎レベルの調整が据付後に
おいても可能となるタービン支持装置を提供することに
ある。
本発明は、ベースプレートの上面に板材を挿入しうる溝
を形成し、該溝に挿入する板材の枚数又は厚さを変える
ことによってベースプレートと機器の脚部との間隔を調
整するようにしたことを特徴とする特 第2図ないし第4図は本発明による支持装置の一実施例
を示す図であり、架台が鉄骨架台である場合について示
している。
7は架台1上に固定した表面平滑なサブソールプレート
であり、この上にベースプレート3がボルト付は又は溶
接により固定される。
ベースプレート3の上面には適宜数の溝3aが内外方向
に形成されており、該溝を形成した部分にはホルト穴3
bが設けられている。
8.9はそれぞれ該溝に嵌めたライナープレート及びシ
ムプレートであり、タービンケーシングは基礎ボルト6
を脚5、ライナープレート8、シムプレート9にそれぞ
れ設けたボルト挿通孔に貫挿し、ベースプレートに設け
たボルト孔3bにねじ込むことにより固定される。
脚5を補強するリブのうちの一部のもの10はタービン
内外方向に広幅とし、内側を切欠してジヤツキ11をセ
ットする座10aを形成し、この座10aの下側となる
脚5の位置にはジヤツキ11をセットする穴5aを設け
ている。
第5図はレベル調整時のタービンの全体の構造を略示し
ている。
据付けの際、ケーシング4及び軸受ケーシング12の全
周にわたりライナープレート8とベースプレート3との
間に挿入するシムプレート90枚数を変えてライナ−プ
レート8上面のレベルを所定の高さに調整し、その後ケ
ーシング4と軸受ケーシング12とを基礎ボルト6で固
定する。
据付途中又は据付完了後に架台レベルが変化したりある
いは何等かの理由で据付レベルの修正が必要となった場
合、そのレベル調整が必要な部分の近傍にある基礎ボル
ト6を取外し、座10aにジヤツキ11をセットしてケ
ーシング4又は12を部分的にジヤツキアップしてライ
ナープレート8及びシムプレート9を抜き出し、シムプ
レート60枚数を変えて再びセットすることによりレベ
ル調整をする。
ケーシング4,12を固定している状態では、ライナー
プレート8及びシムグレート9は溝3aに緊持されるの
で、ケーシング等のずれが抑制される。
レベル調整手段としては、シムプレート9の枚数を増減
する他、(イ)シムプレート9として厚さの異なるもの
を用意する方法、あるいは、(c9シムプレートをなく
してライナ−プレート8自体の厚さを変える方法もある
が、(イ)の方法ではシムプレートを多種類用意しなけ
ればならず、また(口)の方法では据付現場から−たん
工場にライナープレートをもどして加工しなければなら
ないので、等しい厚さのシムプレートを多数用意してそ
の枚数を増減する実施例記載の方法の方が有利である。
ジヤツキをセットする座10aは、第6図に示すように
形成してもよい。
すなわち、10′で示すようにリブを外方に突出させ、
その突出部の下側にジヤツキ11をセットするのである
このような構造とするとジヤツキ11のセットは容易に
なるが、リブの機械的強度を大とするために厚さの大な
るものを使用しなければならないことになる。
また、ケーシング等を持上げる方法としては、ジヤツキ
に限らず、たとえばくさび形の金具を脚5とベースプレ
ート3との間に挿入する方法等を採用してもよいが、ジ
ヤツキを用いる方が手軽であり、容易に作業が行なえる
また、ライナープレート等の固定手段としては、ライナ
ープレート及びシムプレートにその一辺より中央に至る
切欠きを設け、その切欠きの部分に基礎ボルト6を嵌め
、外側より固定金具で固定する方法もあるが、基礎ボル
ト以外に固定金具が必要となるので、構造力)複雑化す
る不利益が生ずる。
なお、本発明は架台が鉄骨架台以外の場合についても適
用できることは勿論である。
以上に説明したように、本発明によれば、タービン据付
後もレベルの調整が可能になるので、レベル変化に伴っ
て生ずるタービンの振動、摺損、あるいは軸受の焼損を
防止することが可能となりタービンの長期使用を保障す
るという重大な効果をもたらす。
特に近年のタービンの大形化に伴い、タービン重量が増
大し、架台の不等沈下が避けられない状況において、さ
らには架台として撓み変化の大きい鉄骨架台が多く採用
される状況において、レベル調整が可能となることは大
きな利益につながる。
また、本発明においては、板材の挿入によってレベル調
整を行なうので、レベル調整作業が容易に行なえる。
さらに、摺付けの際、本発明によれば適宜にレベル調整
が可能となるから、従来のようにランバッキング等を用
いて高精度にベースプレートラ設置する必要がなくなり
、据付は作業も容易となる利点がある。
なお、レベル調整手段としては、本発明の他、脚にボル
ト孔を設け、基礎ボルトをそのボルト孔にねじ込んでそ
の先端をベースプレートの上面で支え、基礎ボルトのね
じ込み深さを変えることによってレベルを調整する方法
、あるいは脚とベースプレートとの間にくさび形の調整
材を挿入してその挿入深さを変えることによりレベルの
調整を行なう方法も考えられるが、前者はケーシングの
荷重が基礎ボルトにかかるので強度的に問題があり、ま
た後者は脚を水平に保つための手段を必要とするので構
造的に複雑化しかつ強度的にも問題がある。
本発明は、ケーシング荷重が板材で支えられるから強度
上の問題はなく、かつ溝に板材を挿入しているのでケー
シングが熱によって伸びても該板材に位置ずれが生じな
いと共に、板材の挿入作業も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタービン支持装置を示す斜視図、第2図
は本発明によるタービン支持装置の一実施例を示す斜視
図、第3図は第2図の要部を示す側面図、第4図は第3
図のA−A断面図、第5図は本発明を採用したタービン
の全体を示す半断面側面図、第6図は本発明によるジヤ
ツキセット川床の他の例を示す図である。 符号の説明、1・・・・・・架台、3・・・・・・ベー
スフレート、3a・・・・・・溝、3b・・・・・・ボ
ルト孔、4・・・・・・タービンケーシング、5・・・
・・・ケーシングの脚、6・・・・・・基礎ボルト、7
・・・・・・サブソールプレート、8・・・・・・ライ
ナープレート、9・・・・・・シムフレート、10゜1
0′・・・・・・ジヤツキセット川床を形成したリプ、
11・・・・・・ジヤツキ、12・・・・・・軸受ケー
シング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシングの脚を載せるベースプレートの上面に溝
    を形成し、該溝に前記脚を支えるように板材を挿入して
    なることを特徴とするタービン支持装置。 2 前記板材がライナープレート及び任意枚数のシムプ
    レートでなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のタービン支持装置。 3 ケーシングの脚部にジヤツキをセットする座を形成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載のタービン支持装置。 4 ベースプレートに形成した溝部にボルト孔を設け、
    該溝にライナープレート及び任意枚数のシムプレートを
    挿入し、基礎ボルトをケーシングの脚、ライナープレー
    ト、およびシムプレートに貫挿して前記ボルト孔にねじ
    込むことにより前記ケーシングの脚、ライナープレート
    、およびシムプレートをベースプレートに固定したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載のタ
    ービン支持装置。
JP51055310A 1976-05-17 1976-05-17 タ−ビン支持装置 Expired JPS58565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51055310A JPS58565B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 タ−ビン支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP51055310A JPS58565B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 タ−ビン支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52139805A JPS52139805A (en) 1977-11-22
JPS58565B2 true JPS58565B2 (ja) 1983-01-07

Family

ID=12994981

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JP51055310A Expired JPS58565B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 タ−ビン支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271675A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tv受像機の画像輪郭補正器用周波数切換回路

Families Citing this family (2)

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JPS5835208A (ja) * 1981-08-28 1983-03-01 Hitachi Ltd 蒸気タ−ビン軸受レベル調整装置
JP3755957B2 (ja) * 1997-04-04 2006-03-15 バブコック日立株式会社 大型機器の据付構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121051A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Hitachi Ltd Kikisuetsukehoho

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JPS52139805A (en) 1977-11-22

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