JPS5856309B2 - ドウキケンパホウシキ - Google Patents

ドウキケンパホウシキ

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Publication number
JPS5856309B2
JPS5856309B2 JP2265573A JP2265573A JPS5856309B2 JP S5856309 B2 JPS5856309 B2 JP S5856309B2 JP 2265573 A JP2265573 A JP 2265573A JP 2265573 A JP2265573 A JP 2265573A JP S5856309 B2 JPS5856309 B2 JP S5856309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
carrier wave
demodulation
carrier
Prior art date
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Expired
Application number
JP2265573A
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English (en)
Other versions
JPS49114314A (ja
Inventor
己代治 大山
祐之 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS49114314A publication Critical patent/JPS49114314A/ja
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  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジョン映像信号を同軸ケーブルで伝送
する場合等に用いられる振幅過変調形の残留側帯波(V
SB)伝送方式に関し、特に、VSB伝送方式における
受信側での同期検波方式に関する。
VSB伝送方式では、その伝送信号を受信側で歪なく再
生するために好都合な検波方式として、一般に被変調搬
送波と周波数および位相ともに完全に一致した復調用搬
送波を準備し、これを用いて変調積による検波を行う、
いわゆるホモダイン検波方式が多く用いられている。
このホモダイン検波方式の一種であり従来よく知られて
いるものに、被変調搬送波の同期信号に相当した部分を
サンプリング抽出し、これより復調用搬送波を再生して
同期検波を行う同期サンプリング形ホモダイン検波方式
がある。
この検波方式は、第1図に示されるように、入力のVS
B被変調波信号から同期信号検出器(SYNC−DET
)2で同期信号を分離し、この同期信号によりサンプリ
ングパルス発生器(SPG)3でゲート(qlを開閉し
、同期信号ごとの搬送波バースト信号を得る。
このキャリア・バースト信号の一部は狭帯域フィルタ4
を通過し増幅されて移相器6を経て復調用搬送波となり
復調器7に入る。
復調用搬送波は位相比較器5によって搬送波バースト信
号の搬送波と位相比較され、この誤差信号は増幅され移
相器6を位相誤差がなくなるまで動かすようにフィード
・バック・ループを作る。
このようにして、変復調搬送波相互間の位相誤差が除去
された復調搬送波により被変調信号は復調器7で同期検
波される。
検波出力は低域フィルタ8を通過し、送信側で行われた
映像信号のエンファシスをデ・エンファシス回路9でデ
・エンファシスされて、ひずみのない映像信号を得てい
る。
しかしながら、このような従来構成では、送信側でのV
SB波成形時に発生する直交成分により、映像信号のエ
ンファシス時において、前記バースト内の搬送波は位相
変調を受けやすくなっているため、映像信号内容の変化
によって位相が一定とならない。
このため、エンファシスが十分行い得なくなる。
より詳しく述べると、VSB変換後の信号は、伝送系の
振幅及び位相特性を無視すると、と表わされる。
ここで、I(t)は同相成分、Q(t)は直交成分と言
われるものである。
(1)式は、のように表わされ、直交成分に供なう位相
変動は式(5)で表わされる。
式(5)において、位相変動φ(1)を与えるEMの影
響はφnなるEMの位相特性であり、EMの振幅特性E
mではない。
EMの抑圧量が大きくなると位相の絶対値が太きくずれ
ていく傾向にあり、これはEMの遅延ひずみ(位相特性
)による波形ひずみが位相変動を悪化させているためで
ある。
EMの遅延ひずみ(位相特性)はEMの抑圧量が大きい
ほど大きくなる。
また、位相変動は、EMの抑圧′量が大きくなるほど大
きくなる。
このため、VSB変換後の水平同期信号区間の搬送波の
位相を基準位相とする、同期サンプリング形ホモダイン
検波方式を採用すると、EMによる、前記基準位相の位
相変動のため、復調波形に波形ひずみを生じ、DMによ
ってますます波形ひずみが強調される。
つまり、DMは復調が正しく行なわれた時に、はじめて
EMの特性を完全な逆特性として作 するのであって、
位相変動により波形ひずみを生じた波形に対しては、逆
に波形ひずみを悪化させる相乗効果を持つことになる。
本発明の目的は、残留側帯波伝送方式において映像信号
に十分なエンファシスを行うことを可能にした同期検波
方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、高精度なホモダイン検波を可能に
した同期検波方式を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、残留側帯波伝送方式におい
て受信側にて良質な復調用搬送波を再生する手段を得て
、高精度なホモダイン検波を行おうとするものである。
本発明の一般的目的は、送信側にて映像信号にいかなる
エンファシス特性を加えても、受信側ではこれに影響を
受けることなく伝送されてくる被変調搬送波信号に同期
サンプリング処理を行なって良質な復調用搬送波を得て
、高精度なホモダイン検波を可能にしようとするもので
ある。
すなわち、本発明の同期検波方式は、送信側より伝送さ
れてくるエンファシスされた低周波同期信号を含む映像
信号によって過変調され且つ残留側帯波成形を受けた、
被変調搬送波信号を受信し、この受信信号を第1の等化
器を通して被変調搬送波帯域でデ・エンファシスした後
、このデ・エンファシスされた被変調搬送波信号から同
期信号を分離し、この同期信号ごとにデ・エンファシス
された信号をサンプリングして搬送波バースト信号を抽
出し、この抽出されたバースト信号の位相を基準として
復調用搬送波を同期させるべく位相制御回路を構成し、
この位相制御された復調用搬送波で、送信側より伝送さ
れてくる被変調搬送波信号を検波することを特徴とする
更に本発明に従って、位相制御回路は第1のデエンファ
シス回路と同特性の第2のデエンファシス回路および位
相比較器を有し、復調用搬送波を第2のデエンファシス
回路に通した後、その位相を位相比較器にて搬送波バー
スト信号の位相と比較し、これらの位相差に対応する誤
差信号(一般に直流電圧)を得て、この誤差信号により
バースト信号との位相差がなくなるように復調用搬送波
を位相制御するようにしたことを特徴としている。
次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明による同期サンプリング形ホモダイン検
波方式の第1の実施例であり、その特徴はデ・エンファ
シス回路10が追加されたことにある。
すなわち、EMをかけることによる搬送波の位相変動を
軽減するためには、復調する前の信号に対してデ・エン
ファシス回路をそう人復元して、この信号に対して同期
サンプリング形ホモダイン検波を行なえば、見かけ上、
EMをかけない時と同じ位相誤差の少ない復調用搬送波
で復調できる。
この方法は、EMをベースバンドでかけ、VSB帯域で
、DMをかけて平担特性にするのであるがVSB帯域で
のDMの実現が難しく、EM/DM後の特性を平担に出
来ない。
このため、信号系に対しては、DMを従来どうり復調後
のベースバンドでかけ同期サンプリング回路への信号に
対してのみ、VSB帯のDMをかけて、EM特性を復元
する手段を取ることになる。
この場合のDMとしての特性は信号帯域全体にわたって
EMと逆特性である必要は無く、第3図に示すように搬
送波fcの近ぼうでのみ、EMに対し逆特性であれば良
く比較的実現しやすい。
しかし、この方法でEMによる位相変動が無い同期サン
プリング形ホモダイン検波方式が実現できるが、位相基
準となるところに、VSB帯のDMなる回路網を入れる
ことは、この回路網の絶対位相の変動(周囲条係の変動
)によって、復調波形に波形ひずみが出てしまうことに
なる。
この絶対位相は特に温度に対して変動が大きいため、何
らかの補正が必要になる。
本発明では、この補正手段として位相同期回路の同期ル
ープ(第2図6〜5)の中に同じVSB帯のDMをそう
人(第2図6〜11〜5)している。
しかしながら、DM回路10の搬送波周波数点における
絶対遅延時間の安定度が悪い場合は、第2図の実施例で
は、絶対遅延時間の変動が基準搬送波の位相変動と等価
になり、この場合同期検波の精度は低下する。
この欠点を補うための本発明による同期サンプリング形
ホモダイン検波方式の第2の実施例を第4図に示す。
この第2の実施例の構成上の特徴は、第2図に用いたD
M回路10と同じDM回路11を位相比較器の復調用搬
送波側に挿入することにあり、これによって、DM回路
10,11の搬送波周波数点における絶対遅延時間の変
動は位相比較器5によって相殺されることになり、結果
的にDM回路に要求される安定度は低減し、同期検波は
劣化することはない。
以上説明したごとく本発明によれば映像信号を同軸伝送
する際、伝送条件を良くするために送信側で加えられる
エンファシスに関係なく、同期サンプリング形ホモダイ
ン検波を高精度に行うことが可能となるため、映像信号
のVSB伝送方式における品質向上をはかることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同期サンプリング形ホモダイン検波方式
の一例を示すブロック図、第2図は本発明の第1の実施
例を示すブロック図、第3図は第1図において本発明に
従って設けられたDM回路の特性を示す特性図、第4図
は本発明の第2の実施例を示すブロック図である。 図において主なる参照記号は以下のとおり、1:ゲート
回路、2:同期信号検出回路、3:サンプリングパルス
発生器、4:帯域フィルタ、5:位相比較器、6:移相
器、7:検波器、8:低域フィルタ、9,10.11:
デエンファシス回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信側より伝送される、予等化された低周波同期信
    号を含む映像信号によって過変調されかつ残留側帯波成
    形を受けた被変調搬送波信号の受信側における同期検波
    方式において、 上記被変調搬送波信号を受信する手段と;この受信信号
    を被変調搬送被帯域でデエンファシスする手段と;この
    デエンファシスされた信号から同期信号を検出分離する
    手段と;この検出分離された同期信号ごとに上記デエン
    ファシスされた信号をサンプリングして、搬送波バース
    ト信号を得る手段と;この搬送波バースト信号を基に復
    調用搬送波を生成する手段と;この生成された復調用搬
    送波を上記搬送波バースト信号の位相に同期させる位相
    制御手段とを有し、上記復調用搬送波で上記受信した被
    変調搬送波信号を検波することを特徴とする同期検波方
    式。 2、特許請求の範囲第1項に記載の同期検波方式におい
    て、上記デエンファシス手段として第1のデエンファシ
    ス回路を有し、かつ、上記位相制御手段として上記復調
    用搬送波を通過させる第1のデエンファシス回路と同特
    性の第2のデエンファシス回路およびこの第2のデエン
    ファシス回路を通過した復調用搬送波と上記搬送波バー
    スト信号との位相を比較し、位相差に対応した誤差信号
    を送出する位相比較手段を有し、この誤差信号によって
    上記搬送波バースト信号および第2のデエンファシス回
    路を通過した復調用搬送波との位相差がなくなるように
    復調用搬送波の位相を制御するようにした同期検波方式
JP2265573A 1973-02-27 1973-02-27 ドウキケンパホウシキ Expired JPS5856309B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2265573A JPS5856309B2 (ja) 1973-02-27 1973-02-27 ドウキケンパホウシキ

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JP2265573A JPS5856309B2 (ja) 1973-02-27 1973-02-27 ドウキケンパホウシキ

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JPS49114314A JPS49114314A (ja) 1974-10-31
JPS5856309B2 true JPS5856309B2 (ja) 1983-12-14

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ID=12088843

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JP2265573A Expired JPS5856309B2 (ja) 1973-02-27 1973-02-27 ドウキケンパホウシキ

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JPS55158806U (ja) * 1979-04-28 1980-11-14

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JPS49114314A (ja) 1974-10-31

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