JPS585597B2 - 高電圧調整回路 - Google Patents

高電圧調整回路

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JPS585597B2
JPS585597B2 JP52138102A JP13810277A JPS585597B2 JP S585597 B2 JPS585597 B2 JP S585597B2 JP 52138102 A JP52138102 A JP 52138102A JP 13810277 A JP13810277 A JP 13810277A JP S585597 B2 JPS585597 B2 JP S585597B2
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JP
Japan
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voltage
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transistor
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JP52138102A
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川滝浩幸
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YAHATA DENKI SEISAKUSHO KK
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YAHATA DENKI SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電子複写機の帯電、転写、除電用又は集じ
ん機用の高電圧発生に適したトランジスタインバータ使
用の高電圧調整回路で、特に効率の増加に関するもので
ある。
この発明の高電圧調整回路について説明する前に、従来
回路について簡単に説明する。
第1図は、この目的の為従来使用されているトランジス
タ・インバータ式高電圧調整回路である.1は発振出力
回路の変成器Tの1次コイル、2は2次出力コイル、3
は帰還コイル、4は負荷電圧検出コイル、5は始動抵抗
、6はベース抵抗、7ぱ発振用トランジスタ、8ぱ制御
用トランジスタ、9は同トランジスタ・ベース電流供給
用抵抗、10は負荷電圧検出回路整流器、11は平滑コ
ンデンサ、12は同回路調整用分圧可変抵抗、13はツ
エナーダイオード給電抵抗、14は基準電圧用ツエナー
ダイオード、15は比較トランジスタ、16.17は逆
電位阻止整流器、18は負荷電流検出回路調整分圧可変
抵抗、19は平滑コンデンサ、20は高圧整流器、21
は高圧平滑コンデンサである。
この従来回路では、制御用トランジスタ8を、入力電源
から直列に経て、スイッチング発振用トランジスタ7回
路に給電される。
発振用トランジスタTは、始動抵抗5によりベース電流
が流れると1次コイル1をコレクタ電流が流れる。
この為帰還コイル3に誘導された電圧によりベース電流
が、バイアス抵抗6を通して増加し、1次コイル1を流
れるコレクタ電流は飽和する。
そうして帰還コイル3の誘導電圧は無くなってトランジ
スタTはオフする。
次に1次コイル1のリンギングによる帰還コイル3への
誘導電圧は、ベース電流を流し、之によりコレクタ電流
が1次コイル1を流れトランジスタ7をオンする。
斯かるスイッチング作動により約20KHの発振を続け
、2次出力コイル2に高電圧を誘導する。
この高周波電圧は、高圧整流回路20.21により整流
平滑されて負荷に直流高圧を給電することになる。
負荷回路には、直列に負荷電流検出回路調整分圧可変抵
抗18が接続され、この検出電圧は逆電位阻止整流器1
7を通して比較トランジスタ150ベースに給電される
又一方変成器Tに巻回された負荷電圧検出コイル4に誘
導された検出電圧は、整流器10、平滑コンデンサ11
、調整分圧可変抵抗12、逆電位阻止整流器16を経て
、同じベースに給電される。
そうしてツエナーダイオード140基準電圧と比較され
て、制御トランジスタ80ベースに与えられる。
今負荷電流が増大すると、平衡したツエナーオード14
の基準電圧より高くなる為、比較トランジスタ17のベ
ース電流が流れ、之が制御トランジスタのベース供給抵
抗9を経て流れるコレクタ電流となり、この抵抗9の電
圧降下は、制御用トランジスタ8のベース電流を減少さ
せる為、制御トランジスタ8のコレクタ電流を又減少さ
せ、発振回路の供給電圧を低下し、之は又負荷電圧を低
下、負荷電流を減少させる。
この様にしてツエナーダイオード140基準電圧に等し
くなる一定値迄作動し、負荷電流を制御する。
負荷電圧の定電圧制御も又之と同様である。
以上の如く従来回路は、電源に直列に挿入された制御ト
ランジスタ80ベースに、負荷電流、負荷電圧の各検出
信号が与えられ、回路の可変抵抗として作動し、発振回
路の入力電流を直列制御して所望の負荷の定電圧、定電
流作用を与えるものであった。
この従来方式の欠点は、入力電流を直接制御トランジス
タで制御する為効率悪く、発生熱が多く、大型高価とな
る欠点があった。
この発明は、従来回路の欠点である大きな損失の原因と
なっている入力電流の直接制御の、制御トランジスタを
廃し、1石トランジスタのカンチェン回路の正帰還ベー
ス回路に、負荷電流と負荷電圧の検出回路の電圧とツエ
ナーダイオードの基準電圧とを比較した比較トランジス
タでの増巾信号を入れ、発振トランジスタを直接制御し
て効率の向上を計ったものである。
第2図は本発明回路を示す。
この図により以下発明の作動の特徴を説明する。
1は発振回路変成器の1次コイル、2は帰還コイル、3
は負荷電圧検出コイル、4は発振用トランジスタ、5は
始動抵抗、6,7は直流阻止コンデンサ、8はブリッジ
型整流器、9はトランジスタ4の保護用整流器、10は
負荷電圧検出回路整流器、11は平滑コンデンサ、12
は負荷電圧検出回路調整用分圧可変抵抗、14は基準電
圧用ツエナーダイオード、13はツエナーダイオード給
電抵抗、15は比較トランジスタ、16は負荷電流検出
回路調整用分圧可変抵抗、17は平滑コンデンサ、18
.19は逆電位阻止整流器、20は変成器Tの出力2次
コイル、21は高圧整流器、22ぱ高圧平滑コンデンサ
、23は放電抵抗、24は発振用トランジスタ40ベー
ス抵抗である。
先ず電源が投入されると、始動抵抗5により発振用トラ
ンジスタ40ベース電流が流れる。
この為1次コイル1を経てコレクタ電流が流れ、1次コ
イル1と結合された帰還コイル2に誘導された電圧によ
りベース電流は増加する。
この為コレクタ電流は更に増加し、発振用トランジスタ
4はオン状態となる。
このコレクタ電流の増加は、ベース電流のピーク点まで
くるとコレクタ電流は飽和する為、変成器Tの磁束変化
はなくなり帰還コイル2の誘導電圧は減少し、従ってベ
ース電流は減じ、コレクタ電流も急激に減少し、廃振ト
ランジスタ4はオフ状態となる。
このような発振用トランジスタ4のスイッチング作用に
より変成器Tを経て出力2次コイル20に誘導された高
周波高圧出力は、高圧整流器21と平滑コンデンサ22
により負荷に高圧直流出力が供給される事になる。
次にこの回路の発明の要点である定電流、定電圧制御に
ついて説明する。
負荷電圧の変動は負荷電圧検出コイル3で検出され、整
流器10平滑コンデンサ11を経て調整用分圧可変抵抗
12で所望の値に調節され、比較トランジスタ15のベ
ースに逆電位阻止整流器18を経て与えられる。
一方負荷電流は、検出回路調整用分圧可変抵抗16、逆
電位阻止整流器19を経て、同じベースに共に与えられ
る。
そうしてツエナーダイオード14の基準電圧と比較され
る。
この比較された増巾検出信号は、発振用トランジスタ4
0ベースの帰還コイル2に、ベース抵抗24を介して接
続されたブリッジ型整流器80対辺に与えられる。
そうしてこの検出増巾比較信号は、帰還コイル2の循環
電流{2−24−D1−15−14−3−10−D4−
2又次の半サイクル2−D2−15−14−3−10−
D3−24−2}となり、発振トランジスタ40ベース
電位を制御する。
之は直流的には浮動させ、交流的には短絡させる役目を
もつ直流阻止コンデンサ6,7を経て、該発振トランジ
スタ4のベース電流を直列制御して、負荷回路の定電流
、定電圧特性を得さしめる事になる。
今鼓に仮りに負荷電圧が減少した場合を考えて見る。
負荷電圧検出コイル3の誘導電圧は減少し、整流器10
、平滑コンデンサ11で整流平滑された直流信号電圧は
比較トランジスタ15のベースで、ツエナーダイオード
140基準電圧と比較されて、帰還コイル20回路で、
上述の循環電流{2−24−D1−15−14−3−1
0−D4−2、次の半サイクル2−D2−15−14−
3−10−D3−24−2は減少する。
この為ベース抵抗24の端子の電圧降下は減少するから
発振用トランジスタ4のベース電位は上昇し、べ一ス電
流は増加する。
斯かる作動によりツエナーダイオード14の基準電圧と
平衡する迄、負荷電圧は上昇制御されることになる。
次に負荷電圧が上昇した場合は上記作動と反対に発振ト
ランジスタ40ベース電流を減少させ、負荷電圧を減少
させて所望の定電圧特性を保持するように制御する事に
なる。
次にこの発明回路の定電流制御について説明する。
負荷電流の検出は、負荷回路に直列に接続された検出回
路調節用分圧可変抵抗16の電圧は、逆電位阻止整流器
19を経て比較トランジスタ15のベースに与えられる
この定電流制御についても前述の定電圧制御と同じよう
に、ツエナーダイオード14の基準電圧とこの負荷電流
の検出信号が比較トランジスタ15で比較増巾Tれて、
発振トランジスタ4のベース電流を直接制御し、発振回
路の出力を制御定電流性を与える事になる。
以上の如く本発明回路は、負荷電圧、負荷電流の検出信
号を、ツエナーダイオードの基準電圧と直流比較し、之
は比較トランジスタ15のベース電流となり、帰還コイ
ル2の高周波再生勢力を、ブリッジ型整流器8で整流さ
れた該比較トランジスタ15の検出増巾信号のコレクタ
電流となる。
之は発振用トランジスタ4を、直流阻止コンデンサ6,
7を介して直流的に浮動させ、且交流的に短絡したベー
ス回路で、再生ベース電流を制御し、出力回路の定電圧
、定電流制御を町能にした。
この様に本発明方式は、従来回路の如く制御用トランジ
スタによる電源直接制御ではなく、発振用パワートラン
ジスタのベース回路の直接制御である為、効率が非常に
良い。
例えば電子複写機帯電用に設計した人力24VDC、出
力7KVDC,1mAで第1図の従来回路では、入力電
力20.4W、効率34.3%であるのに対し、本発明
回路では、同一特性で、入力電力15.1W、効率46
.4係であり、35係の効率増加となった。
尚参考として電子複写機帯電用直流高圧電源として製作
した本発明回路の1実施例の回路定数を次に示す。
第2図に於て、入力電圧、DC24V、1は0.4φエ
ナメル銅線22ターン、2は0.4φエナメル銅線8タ
ーン、3は0.4φエナメル銅線6ターン、4ぱ40W
パートランジスタ2SC1827(サンケン製)、5ぱ
22KΩ1/2W抵抗、6,7は0.047μFフイル
ムコンデンサ、8,9,10.18.19は120mA
,35V高速スイッチング用整流器、11は10μF,
50WV電解コンデンサ、12はIOKΩ1/4W可変
抵抗、13は、IOKQI/2W抵抗、14は500m
W,6Vツエナータイオートl15は小言号トランジス
タ2SC2320(三菱製)、16は30KQ1/4W
可変抵抗、1Tは0.01μF,50WVフイルムコン
デンサ、20は0.06φエナメル銅線6000ターン
、21は10mA20KV高圧整流器、22は750P
F10KVセラミソクコンデンサ、23はIOOMΩ2
W10KV型高圧抵抗、TぱU型フエライト断面9φ例
えば三菱製FUA2538型材質NE材を使用。
上記回路定数にて、第3図に示す如き負荷変動特性、即
ち定電圧、定電圧特性をもつ直流高圧電源が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路図を示す。 第2図は本発明回路の1実施例を示すものである。 第2図に於て、D1,D2,D3,D4はブリッジ型整
流器8の各整流素子である。 第3図ぱ本発萌回路の1実施例の負荷変動特性を示した
ものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源に、2次巻線からの出力の取り出される発
    振トランスTの1次巻線1を介して接続された発振トラ
    ンジスタ40ベース帰還回路に、前記発振トランスTに
    巻回された帰還コイル20両端を、ベース抵抗23を介
    してブリッジ型整流回路8の交流入力端子に接続すると
    共に、該交流入力端子を夫々直流阻止コンデンサ6,7
    を介して前記発振トランジスタ40ベース・エミツタ間
    に接続し、前記ブリッジ型整流回路の直流出力端子間に
    接続された比較トランジスタ15を、基準信号と出力電
    流信号又は出力電圧信号のうち高い方の信号と比較して
    得た制御信号によって制御し、発振トランジスタ4のベ
    ース回路の再生勢力を直接制御する定電流、定電圧調整
    回路。
JP52138102A 1977-11-16 1977-11-16 高電圧調整回路 Expired JPS585597B2 (ja)

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JPS5471329A JPS5471329A (en) 1979-06-07
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