JPS5855933Y2 - 理化学実験用支持枠組立体 - Google Patents

理化学実験用支持枠組立体

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JPS5855933Y2
JPS5855933Y2 JP2314079U JP2314079U JPS5855933Y2 JP S5855933 Y2 JPS5855933 Y2 JP S5855933Y2 JP 2314079 U JP2314079 U JP 2314079U JP 2314079 U JP2314079 U JP 2314079U JP S5855933 Y2 JPS5855933 Y2 JP S5855933Y2
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昭 寺岡
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は理化学実験に用いられるガラス装置などを組
立てるとき、これらの装置などを支持するための枠の組
立体に関するもので、特にこの支持枠の土台部分の改良
に関する。
理化学実験を行なうための種々の装置または器具を、適
宜に配置するとき、実験台の上方の空間を有効に利用す
るために、この種の理化学実験用支持枠組立体が使用さ
れている。
この支持枠組立体は、典型的には、格子状に配置された
複数本の金属棒を含み、この金属棒の適宜の個所を利用
して効率よく装置または器具を取付けるものである。
上述の支持枠組立体において、実験装置の種類や大きさ
などに応じて、種々の大きさまたは形状に組立てること
が行なわれている。
そのために、支持枠組立体を構成する各部材には、ある
程度の汎用性ないし互換性が要求される。
そして、いずれの形状または大きさに組立てられたとし
ても、堅牢でありかつ安定性の高いことが要求される。
そのために、ある種の補強手段が用いられるが、この補
強手段を構成する部材に対しても上述の汎用性のあるこ
とが望まれる。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の要望を満
たしうる理化学実験用支持枠組立体を提供することであ
る。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ。
第1図はこの考案の一実施例の全体形状を示す斜視図で
あり、第2図は同じく側面図である。
第3図ないし第7図はそれぞれ第1図および第2図の組
立体を構成する部品を示す斜視図である。
第8図は第6図のクランプ部材の使用態様を示す斜視図
である。
第1図および第2図を主として参照して、ここに示す組
立体1は、垂直方向に向けられる2本の支柱2,2と、
この支柱2,2間に格子状に配置された複数本の格子棒
3・・・・・・と、2個の本体ベース4,4と、3個の
第1補助ベース5,5.5と2個の第2補助ベース6.
6と、水平方向に向けられる2本の第1ベース棒7,7
および1本の第2ベース棒8と斜め方向に向けられる2
本の斜め補強棒9,9と、各部材相互を締付固定する複
数個のクランプ部材10・・・・・・とから構成されて
いる。
そして、支柱2.格子棒3、およびベース棒7,8は、
それぞれステンレス等の中空の管材または中実の棒材か
ら構成されている。
以下に、第3図ないし第7図をそれぞれ参照して、これ
らの図面に示されている部品について説明する。
第3図を参照して、本体ベース4は後述する補助ベース
5,6と同様に、鋳鉄製であり、耐薬品性焼付塗装仕上
が施されている。
本体ベース4は、たとえば2.3kg程度の重量物であ
る。
本体ベース4には、3個の穴が形成されている。
第1の穴は垂直方向に向く垂直方向穴11である。
第2の穴は水平方向に向く第1水平方向穴12(第3図
による右側面に開口をもって形成される。
)である。第3の穴は前記第1水平方向穴12と直交す
る方向に向けられかつ水平方向に向く第2水平方向穴1
3である。
この第2水平方向穴13は本体ベース4を貫通して設け
られる。
これらの穴11,12.13の径方向に向けられて、そ
れぞれポル) 14,15.16が配置され、これらは
各穴11,12.13内に挿入された棒状を締付固定す
る作用をするものである。
第4図を参照して、第1補助ベース5は、たとえば1.
35kg程度の重量物である。
この第1補助ベース5には、2個の穴が形成される。
第1の穴は垂直方向に向く垂直方向穴17であり、第2
の穴は水平方向に向く水平方向穴18である。
この水平方向穴18は第1補助ベース5を貫通して設け
られる。
これら穴17.18に対しても、それぞれ、ポル) 1
9.20が締付固定用として配置される。
第5図を参照して、第2補助ベース6はたとえば1.3
kg程度の重量物である。
そこには、水平方向に向く水平方向穴21がこの第2補
助ベース6を貫通して設けられる。
この水平方向穴21に対しても、ボルト22が締付固定
のために配置される。
第6図を参照して、クランプ部材10は鋼板プレス成形
により得られるものである。
その本体部分23は全体コ字状に成形され、2個の開放
端にはそれぞれフック部24.24が形成される。
この2個のフック部24.24はこのフック部24.2
4が整列する方向に配置された第8図に示す棒材aをそ
の内部に受は入れるものである。
本体部分23の内部には爪25が配置される。
爪25の外方(第6図による左方)の形状は、第8図に
示す上下方向に向く棒材すを受けるのに適した形状が付
されている。
爪25は、本体部分23を貫通して螺合する調整ねじ2
6の端部に取付けられる。
したがって、調整ねじ26の回転により爪25は本体部
分23内を移動するが、本体部分23の内面に規定され
てその回転は禁止される。
調整ねじ26はつまみ27を備える。このクランプ部材
10の作用ないし使用態様は第8図によく示されている
すなわち、調整ねじ26をゆるめた状態で、一方の棒材
aをフック部24.24内に受は入れ、かつ他方の棒材
すを棒材aと爪25との間に挿入する。
そして、つまみ27を介して調整ねじ26を締付ければ
、第8図に示すように、相互に直交する2本の棒材a、
l)が締付固定される。
このようなりランプ部材10による締付固定は、後述す
るように、第1図および第2図に示す組立体1の種々の
個所において適用される。
第7図を参照して、斜め補強棒は、鋼管から構成される
大径パイプ28と、この大径パイプ28内に摺動自在に
挿入される鉄棒からなる小径棒29とによる二重構造で
ある。
そして、締付ねじ30により大径パイプ28と小径棒2
9との相互の摺動が固定されて、全体としての長さが調
整自在に構成される。
大径パイプ28の端部には、屈曲可能に構成された屈曲
片31が設けられる。
小径棒29の端部には、この小径棒29の長さ方向に対
してT字状に交差する横向取付部32が形成される。
第1図ないし第8図を参照して、組立体1の組立態様を
説明する。
まず、2本の支柱2,2の下端はそれぞれ本体ベース4
の垂直方向穴に受は入れられボルト14で締付固定され
る。
この各本体ベース4の第2水平方向穴13には第1ベー
ス棒7が挿入され、第1ベース棒7の一方端は第1補助
ベース5の水平方向穴18に挿入されボルト20で締付
固定されるとともに、第1ベース棒7の他方端は第2補
助ベース6の水平方向穴21に受は入れられボルト22
で締付固定される。
次に、第1補助ベース5の垂直方向穴17に斜め補強棒
9の屈曲片31が挿入され、ボルト19で締付固定する
前に、支柱2の適宜の位置を選ぶように締付ねじ30を
ゆるめた状態で小径棒29を大径パイプ28に対して摺
動させ、支柱1の適宜の位置に横方向取付部32をもた
らすことが可能となったことを確認して締付ねじ30を
締付け、斜め補強棒9の全体の長さを固定する。
この状態で、支柱2が垂直方向に向いていることを確認
しながら、支柱2とこれに直交する横方向取付部32と
をクランプ部材10で固定する。
この固定の態様はすでに述べたように第8図に示される
第8図において棒材aが横方向取付部32に相当し、棒
材すが支柱2に相当するものである。
そして、最終的にボルト19を締付け、屈曲片31の部
分を固定する。
次に、別の第1補助ベース5の水平方向穴18に第2ベ
ース棒8を挿入したものを用意する。
そして、この第2ベース棒8の両端をそれぞれ各本体ベ
ース4,4の第1水平方向穴12.12に挿入し、ポル
) 15.15で締付固定する。
このようにして、はぼ基本的な枠が構成される。
そして、これらの基本的な枠を利用して、適宜の本数の
格子棒3・・・・・・がクランプ部材10を利用して取
付けられる。
格子棒3・・・・・・の内、垂直方向に向くあるものは
、第2ベース棒8の中間部に受は入れられている第1補
助ベース5の垂直方向穴17に受は入れられ、ボルト1
9で締付固定され、この格子棒3の位置を適宜に選んで
からボルト20によって第2ベース棒8上で固定される
なお、この組立順序は適宜変更可能である。
上述した組立体1はほんの一例にすぎず、組立態様は種
々に変更することが可能である。
また、支柱2や格子棒3やベース棒7,8などの寸法の
異なるものを用意したり、その数やベース4,5.6や
斜め補強棒9の数を変更したりすることにより、目的に
応じた自由な形状や大きさの組立体を実現することがで
きる。
そのような他の組立体の形状の二、三の例について以下
に説明する。
第9図および第10図はそれぞれこの考案の組立体の他
の形状例を示す斜視図である。
第9図は、その一部のみが図示されている。
ここに示す組立体33は、前述の組立体1における各部
の寸法が多少異なるが、組立体1における第2補助ベー
ス6に代えてもう1つの本体ベース4を取付け、この本
体ベース4から支柱2、格子棒3および第2ベース棒8
等を発展させたものである。
したがって、2列の枠が構成されることになり、相互に
適宜の格子棒3によって連結されかつクランプ部材10
によって締付固定される。
第10図は、本体ベース4を3個用いてL字状の枠を形
威し、その一端を斜め補強棒9で補強した組立体34を
示す。
この組立体34において、斜めかつ水平方向に適宜の格
子棒3を渡し、上述のL字状の枠の補強を行なうことも
可能である。
ここに二、三の組立体の形状例を示したが、その他種々
の変形が可能であろう。
なお、上述の実施例の説明では、支柱2および格子棒3
を別の部材としたが、これらは同一の径を有するもので
構成すれば、互換性が生じる。
また同様に、第1ベース棒7と第2ベース棒8との間に
も互換性がある。
以上のように、この考案によれば、支柱、本体ベース、
補助ベース、ベース棒、斜め補強棒、およびクランプ部
材を用いて任意の形状や大きさの組立体を堅牢な構成で
実現することができる。
この組立体は非常に安定性がよく、シたがって組立てた
ままでの移動が可能となり、別の場所で組立てたものを
その状態で運搬することができるので、組立の能率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の全体形状を示す斜視図で
あり、第2図は同じく側面図である。 第3図ないし第7図はそれぞれ第1図および第2図の組
立体を構成する部品を示す斜視図である。 第8図は第6図のクランプ部材の使用態様を示す斜視図
である。 第9図および第10図はそれぞれこの考案の組立体の他
の形状例を示す斜視図である。 図において、1,33.34は組立体、2は支柱、4は
本体ベース、5は補助ベース、7,8はベース棒、9は
斜め補強棒、10はクランプ部材、11は第1穴として
の垂直方向穴、12は第2穴としての第1水平方向穴、
13は第3穴としての第2水平方向穴、17は第4穴と
しての垂直方向穴、18は第5穴としての水平方向穴、
28は大径パイプ、29は小径棒、30は締付ねじ、3
1は屈曲片、32は横向取付部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)垂直方向に向けられる棒状の少なくとも2本の支
    柱と、 水平方向に向けられる棒状の少なくとも2本のベース棒
    と、 垂直方向の第1穴および相互に直交する方向に向けられ
    それぞれ水平方向の第2穴と第3穴が形成された本体ベ
    ースと、 垂直方向の第4穴および水平方向の第5穴が形成された
    補助ベースと、 斜め方向に向けられ、大径パイプとここに摺動自在に挿
    入される小径棒とからなる二重構造で相互に固定自在と
    されて全体としての長さが調整自在であり、一方端が屈
    曲可能に構成され、かつ他方端に対してT字状に交差す
    る横向取付部を有する斜め補強棒と、 相互に直交する棒を締付固定するクランプ部材とを備え
    、 前記各支柱の下端は前記各本体ベースの第1穴に受は入
    れられ、 前記−のベース棒の両端はそれぞれ前記各本体ベースの
    第2穴に受は入れられ、 前記他のベース棒の一方端ないし中間部は前記−の本体
    ベースの第3穴に受は入れられ、前記他のベース棒の他
    方端は前記補助ベースの第5穴に受は入れられ、 前記斜め補強棒の一方端は前記補助ベースの第4穴に受
    は入れられ、 前記斜め補強棒の横向取付部と前記−の本体ベースに受
    は入れられた支柱とを直交するように交差させ、ここを
    前記クランプ部材で締付固定した理化学実験用支持枠組
    立体。
  2. (2)前記本体ベースおよび前記補助ベースは重量物か
    ら構成される実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    理化学実験用支持枠組立体。
JP2314079U 1979-02-23 1979-02-23 理化学実験用支持枠組立体 Expired JPS5855933Y2 (ja)

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JP2016188739A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 三菱電機株式会社 ショーケースの蒸発板組立体、ドレン水蒸発装置及びショーケース

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