JPS5855782Y2 - 電気部品の取付装置 - Google Patents
電気部品の取付装置Info
- Publication number
- JPS5855782Y2 JPS5855782Y2 JP2140779U JP2140779U JPS5855782Y2 JP S5855782 Y2 JPS5855782 Y2 JP S5855782Y2 JP 2140779 U JP2140779 U JP 2140779U JP 2140779 U JP2140779 U JP 2140779U JP S5855782 Y2 JPS5855782 Y2 JP S5855782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- electrical component
- bolt
- metal plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属板に電気部品を取り付ける取付装置に関
し、組立作業性の向上を目的とするものである。
し、組立作業性の向上を目的とするものである。
従来、鉄板に部品を取り付ける場合、一般的にはボルト
またはビスと、ナツトにより取付けられる部品を鉄板と
ではさんで締めつける方法があつた。
またはビスと、ナツトにより取付けられる部品を鉄板と
ではさんで締めつける方法があつた。
特に電気部品については取付けの確実性とともに部品交
換の際の自由性も要求されるので、抵抗溶接やかしめな
どの方法は採用されず、タッピングねじかビスとナツト
による方法が普通である。
換の際の自由性も要求されるので、抵抗溶接やかしめな
どの方法は採用されず、タッピングねじかビスとナツト
による方法が普通である。
ところがタッピングねしによる部品の締結では鉄板の板
厚がQ、4mmを下回るような薄い場合には鉄板素材が
破壊されてしまう。
厚がQ、4mmを下回るような薄い場合には鉄板素材が
破壊されてしまう。
また、ビスとナツトによる方法では取付ける部品をはさ
んでビスとナツトを同時に供給して締結する必要があり
一度に多部品の取付けを行なうには能率的でない。
んでビスとナツトを同時に供給して締結する必要があり
一度に多部品の取付けを行なうには能率的でない。
本考案はこの点について改善したものであり、ナツトと
ビスによる電気部品の取付けの作業性を大幅に改善した
ものである。
ビスによる電気部品の取付けの作業性を大幅に改善した
ものである。
以下、その一実施例としてM4ねじで電気部品を厚さ0
.4〜Q、5mmの鉄板等の金属板に取付ける場合につ
いて説明する。
.4〜Q、5mmの鉄板等の金属板に取付ける場合につ
いて説明する。
まず電気部品の取付は位置の鉄板1に第1図のような長
円形の穴2を打ち抜いておく。
円形の穴2を打ち抜いておく。
次に第2図に示すように、その長円形の穴2にニスワッ
シャ6を介してビス3を挿入する。
シャ6を介してビス3を挿入する。
このとき、ビス3は、その谷径と長円形の穴2における
短径部とが嵌合した状態で仮止されている。
短径部とが嵌合した状態で仮止されている。
実験等によると、ビス3の外径に対し、あらかじめ鉄板
1に打ち抜かれる長円形の穴2は、長径がビス3の外径
と同じになるようにし、かつ短径はビス3の外径の80
〜90%とするのが最適である。
1に打ち抜かれる長円形の穴2は、長径がビス3の外径
と同じになるようにし、かつ短径はビス3の外径の80
〜90%とするのが最適である。
また鉄板1の板厚はビス3のねしピッチの約80%以下
の板厚であることが必要である。
の板厚であることが必要である。
こうして鉄板1上に仮止めされ、鉄板1より反対側に突
出したビス3のねじ部に、第3図に示すように電気部品
4のフランジ部7に形成した取付穴8を嵌入させ、その
後、第4図に示すようにナツト5をビス3のねじ部に締
付けることにより、電気部品4のフランジ部7は鉄板1
との間に挟着される。
出したビス3のねじ部に、第3図に示すように電気部品
4のフランジ部7に形成した取付穴8を嵌入させ、その
後、第4図に示すようにナツト5をビス3のねじ部に締
付けることにより、電気部品4のフランジ部7は鉄板1
との間に挟着される。
この場合、ビス3とニスワッシャ6および鉄板1との間
には、ニスワッシャ6のバネ圧力によって摩擦力が生じ
るため、ナツト5の締付けの際にビス3が空回りするこ
とはない。
には、ニスワッシャ6のバネ圧力によって摩擦力が生じ
るため、ナツト5の締付けの際にビス3が空回りするこ
とはない。
なお、上記一実施例においては、ビス3について説明し
たが、ボルトでも同様であることは言うまでもない。
たが、ボルトでも同様であることは言うまでもない。
以上のように本考案によれば、薄い金属板に形成した長
円形の穴にボルトまたはビスを挿入して仮止めし、さら
に薄い金属板より反対側に突出したボルトまたはビスの
ねじ部に電気部品の取付穴を嵌入させるとともにナツト
を締付けることにより、電気部品を取付けるようにして
いるため、従来のようにビスとナツトを同時に組み立て
る必要はなくなり、ビスまたはボルトを薄い金属板に仮
止めする作業とナツトを締付ける作業とを別々に行なえ
るので、電気部品が2個以上の場合の取付作業において
は、大幅に取付作業の改善がはかれるとともに、構成的
には薄い金属板に長円形の穴を設けるだけで所期の目的
が遠戚できるため、コスト的にも安価に提供することが
できるものである。
円形の穴にボルトまたはビスを挿入して仮止めし、さら
に薄い金属板より反対側に突出したボルトまたはビスの
ねじ部に電気部品の取付穴を嵌入させるとともにナツト
を締付けることにより、電気部品を取付けるようにして
いるため、従来のようにビスとナツトを同時に組み立て
る必要はなくなり、ビスまたはボルトを薄い金属板に仮
止めする作業とナツトを締付ける作業とを別々に行なえ
るので、電気部品が2個以上の場合の取付作業において
は、大幅に取付作業の改善がはかれるとともに、構成的
には薄い金属板に長円形の穴を設けるだけで所期の目的
が遠戚できるため、コスト的にも安価に提供することが
できるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す取付装置に用いられる
鉄板の断面図、第2図〜第4図は同取付装置の取付工程
を示す工程断面図である。 1・・・・・・鉄板(金属板)、2・・・・・・長円形
の穴、3・・・・・・ビス、4・・・・・・電気部品、
5・・・・・・ナツト、8・・・・・・取付穴。
鉄板の断面図、第2図〜第4図は同取付装置の取付工程
を示す工程断面図である。 1・・・・・・鉄板(金属板)、2・・・・・・長円形
の穴、3・・・・・・ビス、4・・・・・・電気部品、
5・・・・・・ナツト、8・・・・・・取付穴。
Claims (1)
- 薄い金属板に、ボルトまたはビスのねじ部の外径を長径
とし、かつ外径の80〜90%の長さを短径とした長円
形の穴を形成し、この穴にニスワッシャを介して前記ボ
ルトまたはビネを挿・大して仮止めし、さらに薄い金属
板よ、り反、対側(こ突出したボルトまたはビスのねじ
部に電気部品の取付穴を嵌入させるとともにナツトを締
付けてなる電気部品の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140779U JPS5855782Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電気部品の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140779U JPS5855782Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電気部品の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122395U JPS55122395U (ja) | 1980-08-30 |
JPS5855782Y2 true JPS5855782Y2 (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=28854224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2140779U Expired JPS5855782Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 電気部品の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855782Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP2140779U patent/JPS5855782Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122395U (ja) | 1980-08-30 |
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