JPS5855763Y2 - 可変蓄電器のステ−タ板 - Google Patents

可変蓄電器のステ−タ板

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Publication number
JPS5855763Y2
JPS5855763Y2 JP13843778U JP13843778U JPS5855763Y2 JP S5855763 Y2 JPS5855763 Y2 JP S5855763Y2 JP 13843778 U JP13843778 U JP 13843778U JP 13843778 U JP13843778 U JP 13843778U JP S5855763 Y2 JPS5855763 Y2 JP S5855763Y2
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JP
Japan
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stator plate
variable capacitor
stator
polyethylene film
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP13843778U
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JPS5554932U (ja
Inventor
智 大塚
Original Assignee
東光株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5554932U publication Critical patent/JPS5554932U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可変蓄電器のステータ板の構造に関するもの
である。
可変蓄電器は、ステータ板とロータ板を対向させて所望
の容量を得るもので、ロータ板を回転させることによっ
て対向面積を変化させて容量を調整するものである。
容量を大きくするためには対向面積を広くすれば良いが
、大型化してしまうので、ロータ板とステータ板の間に
誘電体を介在させて容量を大きくするものが用いられて
いる。
誘電体として一般に用いられるのはポリエチレンフィル
ムである。
可変蓄電器を組立てる際には、ステータ板、ロータ板、
スペーサ、ポリエチレンフィルムを組み立てなければな
らず工数が多く必要となる問題がある。
そこで工数の低減のためには、予めステータ板に誘電体
フィルムを被着し、これを組み立てることが考えられて
いる。
いわゆるラミネート、ステータ板を用いる方法である。
本考案は、このラミネート・ステータ板の構造に関する
ものである。
第1図は、可変蓄電器のステータ板の平面図である。
ステータ板10は、電極部11と二個の支持部12から
戒る。
支持部12は、電極部11から突出し、貫通孔13を具
え、この貫通孔をシャフトに通して固定する。
支持部を二つ具えているのは、固定を確実にしてハウリ
ングを生じにくくさせるためである。
その意味で、一点支持のステータ板も考えられているが
、信頼性の面で問題がある。
上記のステータ板10に誘電体フィルム、例えばポリエ
チレンフィルムを被着するが、電極部11のみポリエチ
レンフィルムを被着すれば良く、支持部12には導通の
ために被着しない方が良い。
ポリエチレンフィルムをステータ板にラミネートする際
には、連続的に行なう必要があるが、第1図に示したス
テータ板10の電極部11のみラミネートし、支持部1
2にはラミネートしないように連続的にラミネートする
ことは難しい。
この要求を満たすためには、支持部12の突出を大きく
する必要があり、必然的に可変蓄電器の大型化を来たす
ことになる。
本考案は、上記のような問題を解決して、小型でしかも
製造容易な可変蓄電器のステータ板を得ることを目的と
する。
本考案による可変蓄電器のステータ板は、電極部から突
出する二個の支持部の一方のみを露出させ、他の一方は
電極部とともに誘電体フィルムをラミネートされたもの
である。
以下図面に従って本考案を説明する。
第2図は、ラミネートの方法を示す図であるが、ステー
タ20は、アルミニウム板等をプレス成型したものであ
るが、支持部22 a 、22 bのうち、22bの方
には貫通孔を設けないでおく。
支持部22 aにはラミネートするポリエチレンフィル
ムが覆われず、電極部と支持部22 bにはポリエチレ
ンフィルム24が覆われるようにする。
ステータ板を連続して自動的にラミネートすることがで
きる。
ポリエチレンフィルムのラミネートは接着剤によっても
、熱圧着によっても良い。
上記のようにしてラミネートされたステータ板は、プレ
スによって打ち抜かれる。
このとき、ポリエチレンフィルム24は、第3図のよう
にステータ板20の外形に沿った形で切断される。
それと同時に、支持部22 bに貫通孔23が設けられ
る。
この貫通孔は、組み立てのときに必要になるので、ポリ
エチレンフィルムを打ち抜くと同時に形成するものであ
る。
このようにして形成されたステータ板は、支持部のうち
一方が金属面が露出し、他方は誘電体フィルムで覆われ
た形になる。
すなわち、一方は導通が可能となるが、他方は導通が不
可能となる。
そこで、本考案によるステータ板を用いる場合には、支
持部の一方のみが導通することから、スペーサを用いて
導通を工夫することと、支持部の厚さが異なることから
、ラミネートされた支持部とそうでないものが交互に重
なり合うようにすることが必要である。
以下、第4図に従って組み立てについて説明する。
ステータ板は二本の支柱に、支持部の貫通孔を通して組
み立てる。
まず、支柱35にステータ板を支持部の貫通孔を通して
取り付ける。
この場合、一方の(第4図では右側の)支持部はポリエ
チレンフィルムがラミネートされているが、他方(左側
)はラミネートされていない。
したがって、一方(右側)の支持部は絶縁され、他方(
左側)のみが導通されることになる。
次にスペーサ31 aを取り付け、その上にステータ板
30 bを重ねるが、今度はラミネートした支持部が反
対側の支柱(左側)に来るように取り付ける。
以下、同様にスペーサを介して交互の向きに重ねて行く
スペーサを介して、ステータ板はS字形の導通が得られ
ることになる。
上記のように、反対向きに交互に重ねるために、ステー
タ板は左右対称とする。
重ねる枚数は偶数枚とすれば、二本の支柱部分の厚みは
等しくなるとともに、ステータ板が平行にかつ等間隔に
位置するようになる。
本考案によれば、ステータ板を最小限の寸法で得ること
ができるので、可変蓄電器の寸法も小さくすることがで
きる。
従来の可変蓄電器の特性を得るための導通、間隔保持の
ために特別の装置を必要とすることもない。
本考案による可変蓄電器のステータ板の最大の長所は、
製造が極めて容易になることである。
ラミネートする際の寸法は厳密な精度が要求されるもの
ではない。
一方の支持部のみを除いて全体をラミネートするためで
ある。
従来は、両方の支持部で導通を得るために、予めポリエ
チレンフィルムに穴を設けていたが、その場合には位置
合せが必要であった。
しかし、本考案によるステータ板の製造工程においては
位置合せが全く必要ない。
ポリエチレンフィルムの寸法精度を必要とすると、工数
も大幅に増加することにもなるので、本考案によるステ
ータ板はその面で大幅に工数を低減し、低コストのもの
が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステータ板の平面図、第2図は本考案に
よるステータ板の製造方法を示す平面図、第3図は本考
案の実施例の平面図、第4図は本考案によるステータ板
を用いた可変蓄電器の部分正面断面図を示す。 10.20.30・・・・・・ステータ板、11・・・
・・・電極部、12゜22・・・・・・支持部、24・
・・・・・ポリエチレンフィルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極部と該電極部から突出する二個の支持部とからなる
    可変蓄電器のステータ板において、一方の支持部のみ金
    属表面が露出し、他方の支持部及び電極部が誘電体フィ
    ルムに被覆されたことを特徴とする可変蓄電器のステー
    タ板。
JP13843778U 1978-10-07 1978-10-07 可変蓄電器のステ−タ板 Expired JPS5855763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13843778U JPS5855763Y2 (ja) 1978-10-07 1978-10-07 可変蓄電器のステ−タ板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13843778U JPS5855763Y2 (ja) 1978-10-07 1978-10-07 可変蓄電器のステ−タ板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5554932U JPS5554932U (ja) 1980-04-14
JPS5855763Y2 true JPS5855763Y2 (ja) 1983-12-21

Family

ID=29111616

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JP13843778U Expired JPS5855763Y2 (ja) 1978-10-07 1978-10-07 可変蓄電器のステ−タ板

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