JPS5855579B2 - プレ−ヤにおけるア−ムの移動制御装置 - Google Patents

プレ−ヤにおけるア−ムの移動制御装置

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JPS5855579B2
JPS5855579B2 JP11438777A JP11438777A JPS5855579B2 JP S5855579 B2 JPS5855579 B2 JP S5855579B2 JP 11438777 A JP11438777 A JP 11438777A JP 11438777 A JP11438777 A JP 11438777A JP S5855579 B2 JPS5855579 B2 JP S5855579B2
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slit plate
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/08Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
    • G11B3/085Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means
    • G11B3/08503Control of drive of the head
    • G11B3/08506Control of drive of the head for pivoting pick-up arms
    • G11B3/08512Control of drive of the head for pivoting pick-up arms using optical detecting means

Landscapes

  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、トーンアームをターンテーブルの半径方向
に沿って直線的に平行移動させる方式のいわゆるリニア
トラッキングアーム形式のプレーヤにおいて、前記トー
ンアームを手動操作により移動させるための制御装置に
関するものである。
周知のようにリニアトランキングアームは、アームがレ
コード盤の音溝の接線方向に常に平行となるため、水平
トラッキングエラーが生じない利点があり、その床机な
実用化が望まれている。
この形式のトーンアームにおいては、アームを平行移動
させる関係から、アームを直接手指で把持して移動させ
るように構成することは困難であり、このため手動操作
用の操作部を別途設けて、この操作部を手動操作するこ
とによってアームを所望の位置へ移動させるようにする
ことが望ましい。
この場合アームをターンテーブルの中心方向および外側
方向のいずれの方向へも任意に移動させるようにするこ
とがレコード盤における選曲操作において好ましい。
しかしながら従来のプレーヤでは、一方向のみしか移動
操作することができなかったり、あるいは両方向へ移動
させることができてもそのために2個の操作部を要して
操作性が低下したりする問題があった。
また従来のプレーヤにおいては、可変抵抗器を用いた手
動操作機構も知られているが、この形式のものでは耐久
性が低い問題があった。
この発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、操作摘
子等の単一の操作部の操作量(移動量)と操作方向(移
動方向)を検出してアームの駆動部を制御し、これによ
りアームを操作部の操作方向に対応した方向へ操作部の
操作量に対応した距離だけ移動させるようにし、これに
よって単一の操作部により任意の位置へアームを移動さ
せるようにしてレコード盤における選曲操作等を容易に
なし得るようにしたものであり、また特に検出部を光学
的検出器で構成することにより検出部を非接触型となし
、これにより耐久性を高めたものであり、さらに光学的
検出器を使用する場合において、操作部の移動によって
位相が相異する2種の信号が発生するようにして、方向
性の判別を簡単に行い得るようにしたものである。
以下この発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明
する。
第1図はこの発明の移動制御装置の操作部および検出部
を示す図で、基板1には、回転軸受2を介して操作軸3
がほぼ垂直かつ回転自在に貫通装置され、この操作軸3
の先端には、フライホイールを兼用すべくある程度の質
量を有する円盤状の操作摘子4が取付けられている。
この操作摘子4には、その回転中心、すなわち操作軸3
の軸線位置から偏心した位置に操作ピース取付孔5が前
記操作軸3の回転軸線と平行となるように形成され、こ
の操作ピース取付孔5には、操作ピース6が操作軸3の
回転軸線と平行な軸線を中心として回転自在となるよう
に設けられている。
この操作ピース6は前記操作摘子4の上面に露呈する小
円盤状の指押え用操作ピース本体6Aの下面に軸部6B
を一体に形式したもので、この軸部6BがE IJング
7を介して前記操作摘子4に回転自在に支持されている
したがって指押え用操作ピース本体6Aの上面を指先で
押えながら操作摘子4を円滑に回転操作させることがで
きる。
このような操作軸3、操作摘子4、および操作ピース6
によってアームの移動量および移動方向を手動操作によ
り設定するための操作部8が構成されている。
さらに前記操作軸4の下端には、太径プーリ9が取付け
られ、また前記操作軸3の近傍の位置には、操作軸3と
平行な小径プーリ軸10が回転軸受11を介して基板1
に回転自在に取付けられると共に、この小径プーリ軸1
0には小径プーリ12が取付けられ、前記太径プーリ9
および小径プーリ12にはゴムベルト等の無端環状のベ
ルト13が取り掛けられ、しかして前記操作軸4の回転
を増速して小径プーリ軸10へ伝達するための変速機構
14が構成されている。
前記小径プーリ軸10には、その回転量および回転方向
を検出するための検出部15が附設されている。
この検出部15は、前記小径プーリ軸10に取付けられ
た円板状のスリット板16と、このスリット板16の表
裏に対向する位置に配設された光学的検出器17とから
構成されている。
前記スリット板16は、その表裏両面を貫通しかつスリ
ット板16の半径方向に沿って長い長方形状の多数のス
リット18・・・を、スリット板16の周方向へ所定間
隔を置いて形式したものである。
一方前記光学検出器17は、第2図に示すように発光ダ
イオード等の発光素子19.19’を各別に内蔵する一
対の発光部17A、17A’と、フォトトランジスタ等
の受光素子20.20’を各別に内蔵した一対の受光部
17B、17B’とから構成され、発光部17A、17
A’が前記スリット板16の一方の面に対向する位置に
、また受光部17B、17B’がスリット板16の他方
の面に対向する位置にそれぞれ配設されている。
ここで一方の受光部17Bの受光素子20と、他方の受
光部17B′の受光素子20′とは、第3図に示すよう
な位置関係で配設されている。
すなわち各スリット18の中心間間隔をdとし、受光素
子20.20’の中心間間隔をd′とすれば、この間隔
d′は、 (但しn=o、1.2・・・) となるように設定される。
図示の例では、n=3としてd′二′Ldに設定されて
おり、したがってスリット板16が例えば第3図におい
て時計方向へ回転する場合には、あるスリット18を通
過した光が一方の受光素子20に入射した後、スリット
18の間隔dの1/4だけさらにスリット板16が時計
方向へ回転した時にあるスリットを通過した光が他方の
受光素子20′に入射することになる。
したがってスリット板16が回転する時に受光素子20
.20’の出力は、電気的にπ/2ラジアン位相差が生
じることになり、しかもπ/2ラジアンの位相のずれ方
向は、スリット板16の回転方向によって相異すること
になる。
なお図示の例では一方の受光素子20を備えた受光部1
7Bにスリット板16を介して対向する位置に一方の発
光部17Aを配設すると共に、他方の受光素子20′を
備えた受光部17B′にスリット板16を介して対向す
る位置に他方の発光部17A′を配設して、各受光部1
7B、17B’へ発光部17A、17A’の光を各別に
入射させる構成としたが、場合によっては一個の発光部
の光を両受光部17B、17B’へ入射させるように構
成しても良い。
第4図には前述のような検出部15からの出力信号によ
って操作部8の移動方向および移動量、換言すれば第1
図の実施例におけるスリット板16の回転方向および回
転量に対応してアーム21(第6図参照)の駆動部例え
ばアーム1駆動用モータ22を制御するための制御回路
部23の原理的な構成が示されている。
第4図において検出部15の一力の受光素子例えばフォ
トトランジスタ20の出力信号、すなわちコレクタ信号
電圧がシュミット・トリガ回路等の第1波形整形回路2
4Aに入力されると共に、他方の受光素子、例えばフォ
トトランジスタ20′の出力信号が同じくシュミット・
トリガ回路等の第2波形整形回路24Bに入力されて、
それぞれ矩形波に整形されるようになっている。
さらに前記第1波形整形回路24Aからの矩形波信号が
第1微分回路25Aに入力されて微分された後第1アン
ド回路26Aの一方の入力端子に加えられろと共に、前
記第2波形整形回路24Bからの矩形波信号が直接第1
アンド回路26Aの他方の入力端子に加えられ、この第
1アンド回路26Aのアンド出力がフリップフロップ回
路27のセット入力端子Sに加えられるようになってい
る。
また第2波形整形回路24Bからの矩形波信号が第2微
分回路25Bに入力されて微分された後第2アンド回路
26Bの一方の入力端子に入力されると共に、第1波形
整形回路24Aからの矩形波信号が直接第2アンド回路
26Bの他方の入力端子に入力されて、この第2アンド
回路26Bのアンド出力が前記フリップフロップ回路2
7のリセット端子Rに加えられるようになっている。
このフリップフロップ回路27の出力は、後述するよう
にスリット板16の回転方向に対応した値の方向判別信
号となっており、この方向判別信号は、演算増幅器等に
よって構成される判定回路28に入力される。
一方前記第2波形整形回路24Bの出力は、単安定マル
チバイブレーク29および積分回路30からなる周波数
−電圧変換回路31に入力され、この変換回路31から
スリット板16の回転速度あるいは回転量(回転角度)
に対応した電圧の出力が得られる。
そしてこの出力は前記判定回路28に入力され。
る。
ここで判定回路28は、前記フリップフロップ回路27
の出力すなわち方向判別信号に応答して、前記変換回路
31の出力電圧をそのまままたは反転して増幅するため
のものであり、この判定回路28の出力はモータ駆動用
増幅回路32に入力されてアーム1駆動用モータ22を
動作させる。
したがってアーム駆動用モータ22は、スリット板16
の回転方向に対応した方向へ、スリット板16の回転速
度に対応した速度でスリット板16の回転角度に対応し
た角度だけ回転せしめられることになる。
さらに前記周波数−電圧変換回路31の出力側には、表
示回路50が接続されている。
この表示回路50は、手動操作による動作が行なわれて
いることを表示するためのものであって、周波数−電圧
変換回路31の出力が存在する時に動作して表示灯等を
点灯させるようになっている。
第5図には前述のような制御回路部23の具体的構成の
一例を示す。
第5図において、第1波形整形回路24Aは、シュミッ
ト・トリガ回路にて構成されたものであり、2個のトラ
ンジスタTrITr2、一方のトランジスタTr1のコ
レクタと他方のトランジスタTr2のベースとの間の結
合抵抗R1、両トランジスタTr1 y Tr2の共通
エミッタ抵抗R2等によって構成され、初段のトランジ
スタTr1のベースに抵抗R3を介して受光素子として
のフォトトランジスタ20のコレクタが接続されている
また第2波形整形回路24Bも同様にトランジスタT
r ’1 * T r ’2、結合抵抗R1′、共通エ
ミッタ抵抗R2等からなるシュミット・トリガ回路を構
成しており、前段のトランジスタTr1′のベースにフ
ォトトランジスタ20′のコレクタが接続されている。
前記第1波形整形回路24Aにおける後段のトランジス
タTr2のコレクタは、コンデンサC1および抵抗R4
からなる第1微分回路25Aに接続されており、同様に
第2波形整形回路24Bにおける後段のトランジスタT
r ’2めコレクタも、コンデンサC1′および抵抗
R/、からなる第2微分回路25Bに接続されている。
前記第1微分回!1125Aの出力側は、ゲート用ダイ
オードD1.D2と、電圧口か日用抵抗R6および逆流
防止用ダイオードD3等からなる2人力構成の第1アン
ド回路26Aの一方の入力端に接続されており、また前
記第2波形整形回路24Bの出力側は、前記第1アンド
回路26Aの他力の入力端に接続されている。
また第2微分回路25Bの出力側も、ゲート用ダイオー
ドD′1.D′2と、電圧印加用抵抗R/ 、および逆
流防止用ダイオードD′3等からなる2入力端子構成の
第2アンド回路26Bの各入力端に接続されている。
前記第1アンド回路26Aの出力端、すなわち逆流防止
用のダイオードD3の逆方向端子は、フリップフロップ
回路27のセット入力側トランジスタTr3のベースに
接続され、また第2アンド回路26Bの出力端、すなわ
ち逆流防止用のダイオードD′3の逆方向端子は、フリ
ップフロップ回路27のリセット入力側のトランジスタ
Tr4のベースに接続されている。
このフリップフロップ回路27は、これらのトランジス
タTr3 、 Tr4と、両トランジスタ間のコレクタ
ーベース間抵抗R6,R7、およびベース接地抵抗R8
,R9等からなるものであり、トランジスタTr4のコ
レクタが出力端子となって、後述するような判定回路2
8のトランジスタTr6のエミッタに接続されている。
一方前記第2微分回路25Bの出力側は、破壊防止用ダ
イオードD4を介して同波数−電圧変換回路31におけ
る単安定マルチバイブレーク29のトランジスタTr6
のベースに接続されている。
この単安定マルチバイブレーク29は、トランジスタT
r6 、 Tr7と、トランジスタTr6のベースおよ
びトランジスタTr7のコレクタ間の結合抵抗R1o1
トランジスタTr6のコレクタおよびトランジスタTr
7のベース間の結合コンデンサC2、トランジスタTr
7のベースおよび正電源電圧線33間の可変抵抗器VR
,トランジスタTr6のベース接地抵抗R11、等から
なるものであり、前記結合コンデンサC2および可変抵
抗器VRによって設定される時定数に対応したパルス幅
の矩形パルスを入力信号に応答して出力するものである
この単安定マルチバイブレーク29のトランジスタTr
7のコレクタは、抵抗R13およびコンデンサC3から
なる積分回路30に接続されており、この積分回路30
の出力側は、判定回路i2Bに接続されている。
この判定回路28は、差動入力構成の演算増幅器34と
、この演算増幅器34の非反転入力端子34bと接地間
にドレイン−ソース間が直列となる電界効果トランジス
タFETと、この電界効果トランジスタFETのゲート
にコレクタが接続されたトランジスタTr5等によって
構成され、トランジスタTr5のベースが接地すれ:る
と共に、電界効果トランジスタFETのベースが抵抗R
14を介して負電源電圧線35に接続され、かつ演算増
幅器34の反転入力端子34aには帰還抵抗R15を介
して後述するモータ駆動用増幅回路32のトランジスタ
Trg t Trgのエミッターコレクタ間中間接続点
が接続されているものである。
そして前記積分回路30の出力側が抵抗R16,R1□
を介して演算増幅器34の反転入力端子34aおよび非
反転入力端子34bにそれぞれ接続され、また前記フリ
ップフロップ回路27の出力側が抵抗R18を介してト
ランジスタTr5のエミッタに接続されている。
なお抵抗R18,R16R1□は各抵抗値が等しい値に
設定されている。
前記演算増幅器34の出力側は、モータ駆動用増幅回路
32に接続されている。
この増幅回路32は、正電源電圧線33と負電源電圧線
35との間に、抵抗R19、ダイオードD6、ダイオー
ドDい抵抗R20をこの順に接続すると共に、同じく正
電源電圧線33と負電源電圧線35との間に、npn道
)ランジスタTr3のコレクターエミッタ、抵抗R21
、抵抗R22、pnp形トランジスタT r gのエミ
ッターコレクタをこの順に直列に接続し、さらにトラン
ジスタTrBのベースを抵抗R19およびダイオードD
5の間に接続すると共にトランジスタTrgのベースを
ダイオードD6および抵抗R30の間に接続してなるも
のであり、ダイオードD5 、 D6の間に前記演算増
幅器34の出力端子が接続され、また抵抗R21+ R
2□の間がアーム駆動用モータ22の一端に接続される
と共に前記帰還抵抗R15を介して演算増幅器34の反
転入力端子34aに接続されている。
なおモータ22の他端は接地されている。
さらに前記積分回路30の出力端には、表示回路50の
駆動用トランジスタTr10のベースが抵抗R23を介
して接続されている。
この表示回路は、発光ダイオードLDと、抵抗R24お
よび前記駆動用トランジスタT’rlOのコレクターエ
ミッタを正電源電圧線33と接地電位との間にこの順に
直列に接続したものである。
次に前述のような制御回路部23によって制御されてア
ーム21を駆動するための駆動部の構成を第6図につい
て説明すると、先端に再生針37を取付けると共に基端
がアームベース38に支持されたアーム21は、図示し
ないガイドレールによってターンテーブルTの半径方向
へ直線的に平行移動し得るように構成され、また前記ア
ームベース38には、固定部39.39’によってター
ンテーブルTの半径方向と平行となるように回転可能支
持されたネジ棒40が貫通螺合され2ている。
そしてこのネジ棒40の一端には太径プーリ41が取付
けられ、またアーム1駆動用モータ22の駆動軸22a
には小径プーリ42が取付けられ、両ブーIJ41,4
2には無端環状のベルト43が取り掛けられ、これによ
ってモータ22の回転が減速されてネジ棒40へ伝達さ
れるようになっている。
しかしてモータ22に所定方向の電流が流れて、その駆
動軸22aが所定方向へ回転すれば、その回転がネジ棒
40へ減速されて伝達され、これによってネジ棒40が
比較的低連で所定方向へ回転してアーム21がターンテ
ーブルTの半径方向線44に沿って直線的に平行移動す
る。
なおレコード盤の定常再生状態においては、再生針37
がレコード盤の音溝をトレースすることによってアーム
21が振れ、この振れを図示しない検出器が検出し、こ
の検出信号に応答してアーム21が常に前記半径方向線
44に対し直角となるように駆動用モータ22を追従駆
動させることになるが、手動操作時においてはアーム2
1を図示しないリフタによって上昇させて再生針37が
音溝から離間した状態でアーム21を強制的に直線移動
させるから、前記振れ検出には無関係であり、したがっ
てこの検出等についてはここでは詳述しない。
次に前述の実施例における動作を説明する。
まず第1図の操作摘子4を時計方向へ回転させた場合に
つき第7図のタイムチャートを参照して説明すれば、こ
の場合にはスリット板16は増速されて時計方向へ回転
する。
このとき、各スリット18を通過した発光部17Aから
の光が順次受光部17Bに入射してフォトトランジスタ
20のコレクタ(第5図A点)の電圧が第7図Aに示す
ように正弦波またはこれに類似する波形で周期的に変化
し、また同様に発光部17A′からの光が順次受光部1
7Bに入射してフォトトランジスタ20′のコレクタ(
第5図B点)の電圧が第7図Bに示すように変化する。
ここでB点の信号は、両フォトトランジスタ20.20
’の前述のような配置関係によって時計方向の回転では
大息の信号よりもπ/2ラジアンだけ位相が遅れること
になる。
さらにλ点の信号は第1波形整形回路24Aによって整
形され、第1波形整形回路24Aの出力端(第5図C点
)には第7図Cに示すような矩形パルスが得られ、また
B点の信号も同様に第2波形整形回路24Bによって波
形整形され、第2波形整形回路24Bの出力端(第5図
り点)には第7図りに示すような矩形パルスが得られる
さらに第1波形整形回路24Aの出力信号Cは第1微分
回路25Aによって微分されて、第1微分回路25Aの
出力端(第5図E点)には第7図Eに示す信号が得られ
、同様に第2波形整形回路の出力信号りは第2微分回路
25Bの出力端(第5図F点)には第7図Fに示す信号
が得られる。
そして第1微分回路25Aの出力信号Eと第2波形整形
回路24Bの出力信号りとが第1アンド回路26Aに入
力されるが、図から明らかなように両信号り、Eが同時
に正レベルとなる時点は存在せず、したがって第1アン
ド回路26Aの出力端(第5図G点)には第7図Gに示
すように正レベルの信号が現われない。
一方、第2微分回路25Bの出力信号Fと第1波形整形
回路24Aの出力信号Cとは第2アンド回路26Bに入
力される。
ここで信号Fの正レベル時には信号Cも正レベルとなっ
ているから、第2アンド回路26Bの出力端(第5図H
点)には第7図Hに示すように前記信号Fの正成分に対
応する信号が得られ、この信号Hがフリップフロップ回
路27のトランジスタTr4に与えられてフリップフロ
ップ回路27の出力端(第5図に点)は第T図Kに示す
ように零レベルとなる。
このため判定回路28のトランジスタTr5はオフ状態
となり、これによって電界効果トランジスタFETもオ
フ状態となる。
したがって演算増幅器34の非反転入力端子34bは非
接地状態となって、演算増幅器34の両入力端子34a
、34bに同一の信号が同波数−を圧変検回路31か
ら入力されることになる。
ここでこの周波数−電圧変換回路31の単安定マルチバ
イブレーク29には、前記第2微分回路25Bからの信
号Fが加わり、この単安定マルチバイブレーク29から
は信号Fと同一周波数の矩形パルスが発生し、この矩形
パルスは積分回路30によって積分される。
したがって演算増幅器34に入力される信号は、その信
号電圧が信号Fのパルス周波数および全パルス数に対応
することになる。
ここでパルス同波数はスリット板の回転速度に比例し、
また信号Fの全パルス数はスリット板16の回転角度す
なわち回転量に対応する。
したがって演算増幅器34に入力される信号電圧は、操
作摘子4の回転速度および回転量に対応することになる
上述のような信号電圧が両入力端子に同時に入力された
演算増幅器34からは、入力信号と同じく正の符号を持
ち、かつ入力信号電圧の大きさに対応する大きさの信号
電圧が出力される。
したがってモータ駆動用の増幅回路32においてはトラ
ンジスタTr8が正にバイアスされてこのトランジスタ
TrBがオン状態となり、これによりモータ22に第5
図矢印P方向の電流が流れ、モータ22が所定方向へ駆
動される。
これによりアーム21が所定方向へ移動する。
しかもこのトランジスタTr8の導通度は演算増幅器3
4の出力電圧に対応するから、モータ22の回転速度お
よび全回転角度、換ビすればアーム21の移動速度およ
び移動量は操作摘子4の回転速度および回転量に対応す
ることになる。
一方、操作摘子4を反時計方向へ回転させて、スリット
板16を反時計方向へ回転させた場合について第8図の
タイムチャートを参照して説明すれば、この場合前述と
逆にフォトトランジスタ20の信号Aがフォトトランジ
スタ20′の出力信号Bよりもπ/2ラジアンだけ遅れ
ることになる。
したがって第1波形整形回路24Aの出力信号Cも第2
波形整形回路24Bの出力信号りに対しπ/2ラジアン
だけ遅れ、第1微分回路25Aの出力信号Eも第2微分
回路25Bの出力信号Fに対しπ/2ラジアンだけ遅れ
ることになる。
この場合、前述と逆に第1アンド回M’26Aの出力信
号Gとして正レベルの信号が現われ、また第2アンド回
路26Bの出力信号Hは零レベルとなる。
したがってフリップフロップ回路27の出力信号には正
レベルとなり、このため判定回路28のトランジスタT
r5はオン状態となって電界効果トランジスタFETは
オン状態となる。
このため演算増幅器34の非反転入力端子34bが零レ
ベルに維持されてこの演算増幅器34が反転増幅器とし
て動作し、この結果周波数−電圧変換回路31からの信
号電圧を反転して出力することになる。
すなわち負の信号電圧がセータ駆動用増幅回路32に入
力されるから、トランジスタT r gが負にバイアス
されて導通し、モータ22に第5図の矢印Q方向の電流
が流れる。
すなわち前述の場合と逆方向にモータ22が、駆動され
て、アーム21が逆方向へ移動される。
この場合にももちろんアーム21の移動量および移動速
度は、操作摘子4の回転量および回転速度に対応するこ
とになる。
なお、可変抵抗器VRを変化させれば、単安定マルチバ
イブレーク29の時定数が変化してその出力信号のパル
ス幅が変化し、積分回路30の出力電圧も変化する。
したがって可変抵抗器VRを調整することによって操作
摘子4の回転速度および回転量に対するアーム21の移
動量および移動速度の比例定数を調整することができる
また前述の実施例においては、積分回路30の出力に正
の値が存在する状態では表示回路50のトランジスタT
r 16が正にバイアスされて導通し、発光ダイオー
ドLDが発光する。
したがって手動操作によって動作している状態を発光ダ
イオードLDが指示するから、手動操作状態で他の操作
部を操作してしまう等の誤操作を防止することができる
以上の説明において、操作部8は必ずしも回転運動させ
るものである必要はなく、直線移動させるものであって
も良く、マたスリット板16も回転型に限らず、直線移
動する型式のものであっても良い。
またこのようにスリット板16を直線移動型に構成する
場合には、その多数のスリット18を移動方向に沿って
直線的に配列形成すれば良い。
また、前記制御回路部23は、実施例においては操作部
8の移動量のみならず移動速度にも対応してアーム21
を制御する構成としたが、必ずしもその必要はすく、要
は検出部15によって検出された信号により操作部8の
移動方向を判別し、かつその方向に対応する方向へアー
ム21を操作部8の移動量に対応した距離だけ移動させ
る構成であれば良い。
以上の説明で明らかなようにこの発明の装置によれば単
一の操作部を操作することによってアームをターンテー
ブルの内側方向および外側方向のいずれの方向へも所望
の距離だけ移動させることができ、したがって簡単な操
作でレコード盤における選局操作を行うことができる。
そしてまた特に検出部に光学的検出器を用いた実施態様
によれば、操作移動量の検出が非接触でなされるため耐
久性も良好となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置に用いる操作部および検出部の
構成の一例を示す切欠斜視図、第2図は前記検出部の部
分拡大斜視図、第3図は第2図の検出部の位置関係を示
す略解平面図、第4図はこの発明の装置に用いる制御回
路部の原理的構成の一例を示すブロック図、第5図は前
記制御回路部の具体的構成の一例を示す結線図、第6図
はアームの7駆動部を示す略解平面図、第7図および第
8図は第5図の回路の各部の信号波形を示すタイムチャ
ートで、第7図は第1図に示させる操作摘子を時計方向
へ回転させた場合のタイムチャート、第8図は同じく反
時計方向へ回転させた場合のタイムチャートである。 8・・・・・・操作部、15・・・・・・検出部、16
・・・・・・スリット板、17・・・・・・光学的検出
器、18・・・・・・スリット、20,20′・・・・
・・受光素子(フォトトランジスタ)、21・・・・・
・アーム、23・・・・・・制御回路部、22・・・・
・・7駆動部(モータ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 手動操作によって移動する操作部と、この操作部の
    移動に応答した信号を発生する検出部と、この検出部か
    らの信号によって前記操作部の移動方向に判別すると共
    に操作部の移動量に対応した出力を発生する制御回路部
    と、アームをターンテーブルの半径方向に沿って直線的
    に平行移動させる駆動部とを具備し、前記制御部によっ
    て駆動部を制御して操作部の移動方向に対応した方向へ
    操作部の移動量に対応した距離前記アームを移動させる
    ようにしたプレーヤにおけるアームの移動制御装置。 2 前記検出部が、操作部の移動によって周期的に変化
    しかつ互いに位相が相異する複数の信号を発生する光学
    的検出器を具備してなる特許請求の範囲第1項記載のプ
    レーヤにおけるアームの移動制御装置。 3 前記検出部が、操作部と連動して移動するスリット
    板を具備し、このスリット板には、その移動方向に沿っ
    て所定間隔を置いて多数のスリットが形成され、また前
    記光学的検出器は前記スリット板の一側に位置する少く
    とも1個の受光素子と、スリット板の他側に位置する少
    くとも2個の受光素子とを具備し、これら受光素子がス
    リット板の移動方向へスリットの間隔の整数倍と異なる
    間隔で配列されてなる特許請求の範囲第2項記載のプレ
    ーヤにおけるアームの移動制御装置。 4 前記受光素子の中心間隔d′を各スリットの中心間
    隔dに対し次式 %式%) を満足する値に定めて、各受光素子の信号の位相差がπ
    /2ラジアンとなるように構成した特許請求の範囲第3
    項記載のプレーヤにおけるアームの制御装置。
JP11438777A 1977-09-22 1977-09-22 プレ−ヤにおけるア−ムの移動制御装置 Expired JPS5855579B2 (ja)

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JP11438777A JPS5855579B2 (ja) 1977-09-22 1977-09-22 プレ−ヤにおけるア−ムの移動制御装置
US05/943,644 US4202549A (en) 1977-09-22 1978-09-18 Device for manually controlling movement of pickup arm in automatic record player

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318393Y2 (ja) * 1984-07-26 1988-05-24

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JPS6318393Y2 (ja) * 1984-07-26 1988-05-24

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