JPS5855414A - 皮膚用剤 - Google Patents
皮膚用剤Info
- Publication number
- JPS5855414A JPS5855414A JP15279881A JP15279881A JPS5855414A JP S5855414 A JPS5855414 A JP S5855414A JP 15279881 A JP15279881 A JP 15279881A JP 15279881 A JP15279881 A JP 15279881A JP S5855414 A JPS5855414 A JP S5855414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- cinnamaldehyde
- preparation
- darkening
- skins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/02—Preparations for care of the skin for chemically bleaching or whitening the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な皮膚用剤、更に詳しくは桂皮アルデヒド
を皮膚の黒化を防止する成分として配合してなる皮膚用
剤に関するものである。
を皮膚の黒化を防止する成分として配合してなる皮膚用
剤に関するものである。
一般に皮膚に対して日光からの紫外線が照射されると、
皮膚内のチロシナーゼ活性作用によシメラニンが著しく
生成して皮膚が黒化する傾向がある。このような日焼け
Ｋよる皮膚の黒化な防止する目的で皮膚用剤（化粧料を
含む）に配合されてきた物質としては、かねてよ）アス
コルビン酸類、過酸化水素、グルタチオン、コロイド硫
黄等や各種天然物が知られているが、アスコルビン酸類
は湿性製品の如き水分を多く含む系においては酸化され
やすく不安定であり、変色・変臭の原因となりがちであ
る。過酸化水素については過酸化物という特性上、安全
性、保存面、安定性面から充分なものとは言い難い。グ
ルタチオ／やコロ−イド硫黄は異臭を放つ九め皮膚用剤
へ使用することは避けられている。また、天然物につい
ては効果の確認されたものは殆んどなく、しかも前記の
各物質と同様に皮膚の黒化な防止する効果は充分に満足
すべきものではない。
皮膚内のチロシナーゼ活性作用によシメラニンが著しく
生成して皮膚が黒化する傾向がある。このような日焼け
Ｋよる皮膚の黒化な防止する目的で皮膚用剤（化粧料を
含む）に配合されてきた物質としては、かねてよ）アス
コルビン酸類、過酸化水素、グルタチオン、コロイド硫
黄等や各種天然物が知られているが、アスコルビン酸類
は湿性製品の如き水分を多く含む系においては酸化され
やすく不安定であり、変色・変臭の原因となりがちであ
る。過酸化水素については過酸化物という特性上、安全
性、保存面、安定性面から充分なものとは言い難い。グ
ルタチオ／やコロ−イド硫黄は異臭を放つ九め皮膚用剤
へ使用することは避けられている。また、天然物につい
ては効果の確認されたものは殆んどなく、しかも前記の
各物質と同様に皮膚の黒化な防止する効果は充分に満足
すべきものではない。
本発明者等はかかる現状に鑑み、鋭意研究した結果、皮
膚層剤成分に任意に配合され、従来になく皮膚の黒化を
効果的に防止することができ、しかも皮膚に対する直接
的弊害のない物質として下記の構造式で示される桂皮ア
ルデヒドを見出し、これを配合してなる新規な皮膚用剤
を得るに到つ九のである。
膚層剤成分に任意に配合され、従来になく皮膚の黒化を
効果的に防止することができ、しかも皮膚に対する直接
的弊害のない物質として下記の構造式で示される桂皮ア
ルデヒドを見出し、これを配合してなる新規な皮膚用剤
を得るに到つ九のである。
つぎＫ、桂皮アルデヒドが皮膚の悪化を防止する効果の
あることを実証するため、メラニンの生合成に関与して
いる酵素チロシナーゼに対する阻害作用について実験し
九結果を、実験条件を含めて以下に述べる。
あることを実証するため、メラニンの生合成に関与して
いる酵素チロシナーゼに対する阻害作用について実験し
九結果を、実験条件を含めて以下に述べる。
桂皮アルデヒド２７．５５１９にノニオン界面活ｉ剤１
．０？を混合し、加温下にて攪拌しながら、予め同温に
しておいた蒸溜水６ｄをうれに加えて可溶化した後、更
に全体量が１０−になるように蒸溜水を加え試料液とし
た。基質はＬ−ＤＯＰＡ ２０ ＱをｃＬ１Ｍリン酸緩
衝波緩衝液６．８）２０ｍ中に溶解し念ものを使用した
。
．０？を混合し、加温下にて攪拌しながら、予め同温に
しておいた蒸溜水６ｄをうれに加えて可溶化した後、更
に全体量が１０−になるように蒸溜水を加え試料液とし
た。基質はＬ−ＤＯＰＡ ２０ ＱをｃＬ１Ｍリン酸緩
衝波緩衝液６．８）２０ｍ中に溶解し念ものを使用した
。
９１液はハーディングーバッセイ（Ｈａｒｄｉｎｇ −
Ｐａｓｅａｙ ）マウスメラノーマから酵素チロシナー
ゼを調製し、その酵素活性をドーノぐクロムの４７５ｎ
ｍの吸光度を測定する分光光度法で測定した。すなわち
、二本の試験管Ａ、 Ｂに対し、抽出酵素［１２ｄ、及
び０．１Ｍリン酸緩衝液（ｐＨ＆８）をＡに２．０−１
ＢＫム０′ｄ加える。両方の試験管及び基質液を入れた
試験管を３７℃恒温水槽中′でインキュベートシ、Ｂは
インキュベート９分後に取り出し、分光光度計にセット
する。Ａはインキュベート１０分後丁度に基質１−を加
え、直ちＫよく攪拌し。
Ｐａｓｅａｙ ）マウスメラノーマから酵素チロシナー
ゼを調製し、その酵素活性をドーノぐクロムの４７５ｎ
ｍの吸光度を測定する分光光度法で測定した。すなわち
、二本の試験管Ａ、 Ｂに対し、抽出酵素［１２ｄ、及
び０．１Ｍリン酸緩衝液（ｐＨ＆８）をＡに２．０−１
ＢＫム０′ｄ加える。両方の試験管及び基質液を入れた
試験管を３７℃恒温水槽中′でインキュベートシ、Ｂは
インキュベート９分後に取り出し、分光光度計にセット
する。Ａはインキュベート１０分後丁度に基質１−を加
え、直ちＫよく攪拌し。
すばやく分光光度計にセラ卜する。（反応がこの時開始
する。）ダブルビームを用いることＫより、得られる吸
光度はＡの吸光度からＢの吸光度を差し引いた値である
。この値が反応開始後１０分で０．２５となるよう忙酵
素液を調製して試験に供した。
する。）ダブルビームを用いることＫより、得られる吸
光度はＡの吸光度からＢの吸光度を差し引いた値である
。この値が反応開始後１０分で０．２５となるよう忙酵
素液を調製して試験に供した。
また、桂皮アルデヒドを含む試料液を加えた系での酵素
活性測定は、酵素液の調製で述べた方法に準じて行なっ
た。すなわち、試験管Ａ、Ｂに添加する０１Ｍリン酸緩
衝液（ｐＨ６，５）のうち、０．２−を各々試料液と置
換し、以後全く同様の操作を行ない反応１０分後の吸光
度を測定した。尚、試料液から桂皮アルデヒドを除き、
Ｑ、１Ｍリン酸緩衝液に置換したものＫついて同様に測
定を行なったが、反応１０分後の吸光度は０．２５と変
化がなく界面活性剤の影響は全くみられなかった。
活性測定は、酵素液の調製で述べた方法に準じて行なっ
た。すなわち、試験管Ａ、Ｂに添加する０１Ｍリン酸緩
衝液（ｐＨ６，５）のうち、０．２−を各々試料液と置
換し、以後全く同様の操作を行ない反応１０分後の吸光
度を測定した。尚、試料液から桂皮アルデヒドを除き、
Ｑ、１Ｍリン酸緩衝液に置換したものＫついて同様に測
定を行なったが、反応１０分後の吸光度は０．２５と変
化がなく界面活性剤の影響は全くみられなかった。
測定して得られた試料液の吸光度より阻害率を算出し九
。
。
Ｓ：試料の反応１０分後の吸光度
この時、桂皮アルデヒドの測定時最終濃度は１０″（Ｍ
となりこの濃度での阻害率は６７．１ ％であった。
となりこの濃度での阻害率は６７．１ ％であった。
これより、本発明の適用物質である桂皮アルデヒドがチ
ロシナーゼを阻害し、ドーパクロムの生成を低下させる
ことが実証された。
ロシナーゼを阻害し、ドーパクロムの生成を低下させる
ことが実証された。
本発明皮膚用剤に配合される桂皮アルデヒドを皮膚用剤
の基剤に配合する場合には、これを単独で用いても、そ
の他の還元性皮膚黒化防止物質と共に用いてもよい。
の基剤に配合する場合には、これを単独で用いても、そ
の他の還元性皮膚黒化防止物質と共に用いてもよい。
本発明皮膚用剤忙配合される桂皮アルデヒドの配合量は
皮膚用剤成分全重量中０．００１〜１０重量−１好まし
くはα１〜１０重量−である。α００１重量−以下では
皮膚に対し本発明皮膚用剤を塗布しても経皮吸収量が皮
膚の黒化な防止する必要量とならず、また１０重量−以
上の場合は皮膚に対する影響の点から避゛けるべとであ
る。
皮膚用剤成分全重量中０．００１〜１０重量−１好まし
くはα１〜１０重量−である。α００１重量−以下では
皮膚に対し本発明皮膚用剤を塗布しても経皮吸収量が皮
膚の黒化な防止する必要量とならず、また１０重量−以
上の場合は皮膚に対する影響の点から避゛けるべとであ
る。
以上、詳述した如く、本発明は桂皮アルデヒドを皮膚の
黒化な防止する成分として効果的に配合した皮膚用剤に
関するものであり、従来知られている各種アスコルビン
酸類、過酸化水素、グルタチオン、コロイド硫黄等の°
皮膚の黒化を防止する物質を配合した皮膚用剤に比べ、
日光からの紫外線照射九よって生じる皮膚の黒化をはる
か−に防ぐことができ、皮膚の色黒やシーミ、ソノζカ
スの防止、美肌効果等の効果が優れていると共に何らの
弊害もなく安全に用いることができるものである。
黒化な防止する成分として効果的に配合した皮膚用剤に
関するものであり、従来知られている各種アスコルビン
酸類、過酸化水素、グルタチオン、コロイド硫黄等の°
皮膚の黒化を防止する物質を配合した皮膚用剤に比べ、
日光からの紫外線照射九よって生じる皮膚の黒化をはる
か−に防ぐことができ、皮膚の色黒やシーミ、ソノζカ
スの防止、美肌効果等の効果が優れていると共に何らの
弊害もなく安全に用いることができるものである。
本発明の皮膚用剤と上記公知の皮膚の黒化を防止する物
質を配合した皮膚用剤を用いて皮膚に対する色黒、シミ
、ソバカスの防止の使用テストを行なったが、ここにお
いても本発明の皮膚用剤の効果が格段に優れていること
が実証された。
質を配合した皮膚用剤を用いて皮膚に対する色黒、シミ
、ソバカスの防止の使用テストを行なったが、ここにお
いても本発明の皮膚用剤の効果が格段に優れていること
が実証された。
次に本発明皮膚用剤の処方例を示す。配合割合は重量部
である。
である。
実施例１ 皮膚用ローション
ポリオキシエチレン（２０）モノオレート １．
０エタノール ５．０ ポリエチレングリコール６００ ５．０り
エ ン 酸
αｏ３クエン酸ナトリウム ０．
２桂皮アルデヒド α１ メチルパラベン α１ 香 料 適量水
残余 実施例２ 皮膚用・セック ポリビニルアルコール ２ エタノール ２０．０ 桂皮アルデヒド α５ グリセリン ５．０ 香 料 適量水
残余 実施例６ 外用クリーム 密 ロ ウ
４．０ステアリノ酸
Ｓ、Ｏセタノール ５゜ ラ ノ リ ン
五〇プリスタ／
五〇 ポリオキシエチレンステアレートム５ クリセリ°ルモノステアレート１．５ 桂皮アルデヒド ０．２プロピレングリ
コール １Ｑ、０香料・防腐剤
適量 水 残余 特許出願人 ポーラ化成工業株式会社
０エタノール ５．０ ポリエチレングリコール６００ ５．０り
エ ン 酸
αｏ３クエン酸ナトリウム ０．
２桂皮アルデヒド α１ メチルパラベン α１ 香 料 適量水
残余 実施例２ 皮膚用・セック ポリビニルアルコール ２ エタノール ２０．０ 桂皮アルデヒド α５ グリセリン ５．０ 香 料 適量水
残余 実施例６ 外用クリーム 密 ロ ウ
４．０ステアリノ酸
Ｓ、Ｏセタノール ５゜ ラ ノ リ ン
五〇プリスタ／
五〇 ポリオキシエチレンステアレートム５ クリセリ°ルモノステアレート１．５ 桂皮アルデヒド ０．２プロピレングリ
コール １Ｑ、０香料・防腐剤
適量 水 残余 特許出願人 ポーラ化成工業株式会社
Claims (1)
- で示される、桂皮アルデヒドを皮膚の黒化な防止する成
分として配合することを特徴とする皮膚用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279881A JPS5855414A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 皮膚用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15279881A JPS5855414A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 皮膚用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855414A true JPS5855414A (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=15548375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15279881A Pending JPS5855414A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 皮膚用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855414A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016510776A (ja) * | 2013-03-11 | 2016-04-11 | バイエルスドルフ・アクチエンゲゼルシヤフトＢｅｉｅｒｓｄｏｒｆ ＡＧ | アルキルアミドチアゾール類と芳香物質とからなる組成物 |
| CN107126413A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-09-05 | 中国人民解放军第三军医大学第二附属医院 | 一种治疗糖尿病溃疡的药物 |
-
1981
- 1981-09-26 JP JP15279881A patent/JPS5855414A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016510776A (ja) * | 2013-03-11 | 2016-04-11 | バイエルスドルフ・アクチエンゲゼルシヤフトＢｅｉｅｒｓｄｏｒｆ ＡＧ | アルキルアミドチアゾール類と芳香物質とからなる組成物 |
| JP2019069998A (ja) * | 2013-03-11 | 2019-05-09 | バイエルスドルフ・アクチエンゲゼルシヤフトＢｅｉｅｒｓｄｏｒｆ ＡＧ | アルキルアミドチアゾール類と芳香物質とからなる組成物 |
| CN107126413A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-09-05 | 中国人民解放军第三军医大学第二附属医院 | 一种治疗糖尿病溃疡的药物 |
| CN107126413B (zh) * | 2017-05-12 | 2020-11-20 | 中国人民解放军第三军医大学第二附属医院 | 一种治疗糖尿病溃疡的药物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2020028820A1 (en) | Topical compositions and methods of preparation and use | |
| JPS5857307A (ja) | 化粧料 | |
| JPH04342519A (ja) | 美白剤 | |
| JP3480953B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JP2008239545A (ja) | エラスターゼ活性抑制剤 | |
| JP2903240B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH0545569B2 (ja) | ||
| JPH05271046A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JP3460100B2 (ja) | 美白剤 | |
| JP4239126B2 (ja) | チロシナーゼ活性阻害剤 | |
| JPS5855414A (ja) | 皮膚用剤 | |
| JPH0925214A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPS61176510A (ja) | 美白化粧料 | |
| JPH07258063A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPS6219510A (ja) | 化粧料 | |
| JP2906269B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH0812549A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH0812552A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH0692833A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH05124923A (ja) | メラニン生成抑制外用剤 | |
| JPS60188306A (ja) | 化粧料 | |
| JPS5936606A (ja) | 美白化粧料 | |
| JPS59128320A (ja) | 美白化粧料 | |
| JPH11292737A (ja) | 免疫賦活剤 | |
| JPH092967A (ja) | チロシナーゼ活性阻害剤及びこれを含有する化粧料 |