JPS5855379Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS5855379Y2
JPS5855379Y2 JP5049678U JP5049678U JPS5855379Y2 JP S5855379 Y2 JPS5855379 Y2 JP S5855379Y2 JP 5049678 U JP5049678 U JP 5049678U JP 5049678 U JP5049678 U JP 5049678U JP S5855379 Y2 JPS5855379 Y2 JP S5855379Y2
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五郎 小田
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株式会社東芝
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【考案の詳細な説明】 本考案は、電子複写機等に採用され、トナー像を紙葉類
に融着固定する定着装置に関する。
近年、情報化時代に伴って乾式電子複写機が多数実用化
されている。
一方、この種電子複写機においてはコピースピードが早
いことが強く要求されている。
そこで、従来においては始動時のヒートアップのときに
通常運転時に比較し過度に大きな電力を定着装置のヒー
タに入力したり、電力容量の大きな赤外線ランプを使用
して輻射光線だけで定着するような定着装置を開発して
始動時の待ち時間を短くするようにしたものが実用化さ
れている。
しかしながら、前者の定着装置はヒータを常時点灯して
一定の温度を維持していなければならず消費電力が多く
非常に不経済であるとともに非使用時においても温度が
高く各部に悪影響を与えるといった重大な問題がある。
また、後者の定着装置においても輻射光線だけで定着を
可能ならしめるには、予想外に大きな電力を必要とせざ
るを得ないという問題か゛ある。
そこで、融点が低く、常温でも比較的やわらかなトナー
を開発し、圧力ローラによってトナー像を紙葉類に圧着
するという定着装置も開発されている、しかし、この場
合は、予備加熱の必要が全くない半面、大きな圧力を紙
葉類に加こるため、定着装置を構造的に強化したり、圧
力ローラの仕上げを良くせねば゛ならないため、コスト
的にも高価になるという問題を有する。
さらに、圧力ローラが紙葉類をかむ瞬間大きな負荷がが
がり振動を発生して、光学系に悪影響を及ぼしたり、こ
れをさけるためにも圧力ローラだけを駆動するモータが
必要となるなど、機構的に複写機のコストを高価にする
という問題点を有している。
本考案は上述した点にかんがみなされたもので、予備加
熱を全く必要せずにトナー像を紙葉類に融着することを
可能ならしめ、入力した電力を有効に使用し、したがっ
て電力容量の小さな光源を使用し得、構造的にも簡単で
、安全性、経済性にすぐれた定着装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図はここに述べる定着装置が組み込まれる複写機の
構成を示し、1は電子複写機の本体で、この本体1の上
面には原稿台2が設けられているとともに内部には周速
度が原稿台2の移動速度と等しい速度で所定方向に回転
する感光ドラム3が設けられている。
感光ドラム3の周面に沿って帯電装置4、露光装置5、
現像装置6、転写装置7、剥離装置8、除電装置9、お
よびクリーニング装置10が放射状に配設されている。
一方、本体1内には給紙カセット11から給紙ローラ1
2を介して取出された転写紙Pを上記転写装置7と感光
ドラム3との間を経てコピー受13に搬送する転写紙搬
送路14が形成されている。
また、転写紙搬送路14の終端部には後述する定着装置
15が対向しているとともにこの定着装置15の上方に
はクリーニング装置10と一体の集塵装置16、定着装
置15と対向する吸着ユニット17、および定着装置1
5の通風路18.18と連通ずる空気吸引装置としての
ブロア19が設けられている。
しかして、複写ボタン(図示しない)を押すと感光ドラ
ム3が回転し始めるとともに帯電装置4によって感光面
に必要電荷が与えられる。
このとき、原稿台2が移動するとともに露光装置5が働
いて原稿面が走査され、感光面に投影されることにより
、感光面に反転した静電潜像が形成される。
つぎに、この静電潜像は現像装置6に対向して現像され
可視像が形成される。
一方、このタイミングに合せて転写紙Pが送り込まれ、
上記反転可視像は転写紙Pに転写され、正常なトナー像
が複写されることになる。
このように転写紙Pに転写されたトナー像は定着装置1
5に送られ、転写紙Pに融着されることになる。
第2図は、以上に述べた複写機の諸プロセスのうち、こ
こに述べる定着装置15の定着プロセスを原理的に示し
たものである。
この定置装置15は、反射鏡20.21.定着用ランプ
22、集光レンズ23などから構成された光学ユニット
24を有している。
反射鏡20.21の鏡面は、位置a、l)に焦点を有す
る楕円柱の側面からなる。
つまり、この鏡面の断面は、焦点a、 l)を有する
楕円で゛ある。
焦点aには、定着用ランプ22 aの中心が配置され、
もう一方の焦点すはトナー像が定着されるところの紙P
上にある。
したがって、定着用ランプ22の中心付近から発した光
線は、反射鏡20.21により反射され、焦点すの近く
に集光する。
この際、注意すべきことは、光源22 a自体が精確に
楕円の焦点aに一致せず、焦点がら多少ずれていること
である。
このずれは例えが、光路ac−1)にしたがって述べれ
ばa−c/cl−bに比例して拡大され、円25で例示
されるように光源22aから発した光が一点あるいは一
直線に集中しないという結果を生む、したがって、焦点
す近くに集中する光が一方の焦点aの近傍から発するよ
うな光源例えば、ハロゲンランプのような線状の光源が
最も望ましい。
一方、集光レンズ23は、定着用ランプ22の中心から
発する光を焦点すに集光するレンズであり、反射鏡20
.21から反射される光線をできるがぎりさえぎらない
ように、また反射鏡20.21に入射せず直接、紙面に
入射する光線をできるがぎり集光するように形成されて
いる柱状レンズである。
このような構成からなる光学ユニット24によれば、定
着用ランプ22の中心付近から発した光は、反射鏡20
.21.集光レンズ23による光吸収を無視すれば、焦
点すに効率よく集光する。
したがって、トナー像が形成された転写紙上P上に、高
密度の光束が集中し、紙Pにトナーを融着する時間をき
わめて短時間にすることが可能となる。
第3図は、このような状態における作用を簡単にしめし
たものである。
第3図イは通常使用されているオーブン型の定着装置の
原理をしめしたものである。
光線27は、大部分がトナー28に吸収され、熱に変わ
って、矢印29にしめされるように熱伝導により紙Pに
吸収される。
ところが、このような定着装置では、光線27の光束密
度は、ここに述べる定着装置15により得られる光束密
度に比し、かなり低くなるため、より長時間、照射する
必要がある。
したがってトナー2Bに吸収された光エネルギーは、熱
に変化する後から、熱伝導によって紙Pに伝えられ、は
とんど大部分がトナー像を定着するための紙Pを暖め、
かつ、吸着板30への熱伝導、あるいは空気への熱伝導
により逃げ去る。
したがって、紙P全体の温度トナー28の融点まで上昇
させることができない。
したがって、オーブン型の定着装置では、吸着板30を
常に暖めておき、定着時には、矢印31に示すように、
熱軸射、及び熱伝導により、紙Pを暖め、上に述べた不
都合を抑制し、トナー28・・・の定着を援助している
のである。
これらはすべて紙Pの厚さ方向へ伝わる熱の伝導速度に
比して、光の照射時間が充分に長いために生じる問題を
解決するためにとられた処置である。
しかし、トナー2B・・・を融着するに必要な光エネル
ギー、すなわち、トナー28・・・を融かすための熱エ
ネルギーとトナー28・・・から紙Pし伝導される熱エ
ネルギーを充分短時間に照射すれば、吸着板30、ある
いは空気への熱逃散は、従来のオーブン型定着装置に比
し、より少なく抑えることが可能になる。
すなわち、第3図口、への二点鎖線32.33は、トナ
ー像の温度の半分に達した位置を結んだ等混線である。
実際、紙厚80μの洋紙で紙Pの裏面の温度を常温(2
0°C)に保ち、紙表面を一様に15σCに熱したとす
れば、表面から厚さ方向に流れ、紙Pの裏面より放出さ
れる熱量は、時間に比例し、0 、05secで約0.
5J/cm2以下にす(゛りうる。
一方、このような状態で紙P自体を熱するに必要とされ
る熱量は、約0.7 J /cn2程度となる。
したがって、0.05sec以内に約1.2’ J /
cm”以上の光エネルギーを照射すれば、紙表面上のト
ナー像のトナー28・・・の温度を、150°C以上に
加熱することが可能となる。
複写機の紙搬送速度を、10cnn/Sとし、光の集光
中を0.5cmとすれば、上に述べた条件は、満足され
る、この場合に、トナー像を紙P上において、150°
C以上の温度に、上昇せしめる光エネルギーは、光の集
光横巾(搬送方向と直角方向の集光中)を30cmとす
れば、360J/Sとすればよいということになる。
これはハロゲンランプの電気入力の半分が光エネルギー
となり、問題となっている紙上部分に集中するとすれば
、720W以上のハロゲンランプを使用すればよいこと
になり、きわめて現実的な容量範囲内に入る。
以上の条件を、さらに一般的に、数式的に表現すると次
のようになる。
但し、紙Pの裏面温度は20°C以上に保たれ、トナー
像の線巾が紙厚に比し充分大きく、光の照射時間1/v
sec(紙の搬送速度■cm/S、光の集光中1cm、
光の集光横巾Lcm、トナー像を紙に融着させるための
トナ一温度T’C1紙の比熱CJ/cT113°C1紙
の熱伝導率kJ/cmSeC′C1紙の厚さPcnn、
紙を緩めるために必要とされる熱量Q1J /cm”、
熱伝導により、紙から逃散する熱量Q2J/cm2se
c、紙上の集光部に入射し、トナーを紙に融着するに必
要な光エネルギーWJ/sec ) が熱拡散時間CP2/K 助と同程度であるものとする
したがって、例えば、v=10. L=30. T=1
60゜c=1.21. k=o、6xlO−3,P=8
0xlO’で、l−1としてWの条件を求めると、W≧
408となり、何条性で、 w=sooとしてlを求めるとl≦1.25となる。
実際、反射鏡20.21.集光レンズ23による光吸収
による損失、その他の損失、及び複写機の定格電力など
を考慮するとw=sooは、定着装置15の入力の上限
値と考えてよく、光の集光中1は、上にのべた条件では
、1.25cm以下であることが必要である。
さらに一般的な場合における、この定着装置15の光の
集光中lは(4)式によって与えられ、必要とされる光
エネルギーWは(3)式で表現されるように、光の集光
中lが小さければ小さくなるほど少なくてすむ。
これが、この定着装置15の一つの特徴となる。
したがって、この場合、反射鏡20,21の精度だけで
なく、光源22 aが楕円の一方の焦点aの近傍に位置
することが必要となる。
この理由から、定着用ランプ、22としてハロゲンラン
プのように紙P上に集中する光の大部分がフイラメンI
・から発生するような、つまり、線状の光源22 aを
有する空着ランプ22が求められる。
さらに、吸着板30として熱容量が小さく熱伝導率の小
さい断熱材を選べば、より効率的な定着装置15となる
ことは勿論である。
なぜならば、第3図へに示すようにトナー濃度が充分に
高くなく、トナー2B・・・と紙Pの接点から熱が周囲
方向に流れるような状態では、上に述べた条件における
よりも、さらに厳しくなり、したがって、Q2.Q2を
より大きく見積らねばならないので、このような方法に
より、Q2をなるべく小さくすることが実際上も有効な
のである。
第4図、および第5図は、以上の効果を利用した、実際
の定着装置15の外観をしめしたものである。
第4図は、この定着装置15の断面を、第5図は側面の
一部をしめす。
光学ユニット24は反射鏡20、21.柱状の集光レン
ズ23および定着用ランプ22から構成される。
定着用ランプ22は、前加熱の必要がないため、光束立
上がり時間の早い、1.2kWハロゲンランプを使用し
た。
ここでハロゲンランプ22のフィラメント22 aと紙
表面との距離、つまり、楕円の焦点距離は、紙表面照度
をできるかぎり一様にするため、フィラメント22 a
の輝点間隔と等しくとった。
実際に、ハロゲンランプの構造上、フイラメン) 22
a全体は輝やかず、部分的に輝やくのでこれらの輝点
の間隔をXCm、フィラメント22 aと紙表面との距
離、つまり、楕円の焦点距離をdcmであられせば、紙
表面の照度を一様にするためには、一般に知られている
ように、d≧Xとすることが必要である。
反射鏡20.21は、アルミ蒸着をした鏡面を有する。
反射鏡20゜21は上フレーム34に固定・されたアル
ミブロック35に取着されている。
さらに、これら反射鏡20゜21の外面には、弾性ゴム
等からなるスペーサ36゜37を介して、板3B、 3
9が押し付けられている。
これら板38.39は小ねじ40.41により、アルミ
ブロック35に固定されており、反射鏡20.21との
間に、通風路42 a、 42 aを形成すると同時に
、集光線付近からの空気の流入を防ぐためガラス板43
と接続して光学ユニット24を囲繞するカバー44を構
成している。
一方、板45.4Bに反射鏡20゜21の上端が密着し
ており、外気に開防された通風路42 bが形成されて
いる。
アルミ蒸着した鏡面の劣化を防ぐため、空気は通風路4
2 bから流入し、反射鏡20.21の内面、集光レン
ズ23を冷却し、反射鏡20.21の下端から、反射鏡
20.21の裏面を冷却しながら、反射鏡20.21と
板38.39の間の通風路42a、423を通って、孔
47.47から排気される。
したがって、ガラス板43は光の通過を可能とし、かつ
、トナー像の定着されるべき紙上の集光線付近から空気
が流入するのを防ぐために設けたものである。
つまり、もし、このような空気流入があれば、集光線付
近で紙Pが浮き上がり、ガラス面を汚すと共に、紙づま
りの原因、さらには、発火の原因となり、好ましくない
からであるさらに、上フレーム34は、下フレーム4B
に固定された軸49を支点として回動可能となっており
、カバー44で囲繞された光学ユニット24を全体を上
方に移動できるようになっている。
そして、紙づまりか起きた場合の紙Pの取除き作業時あ
るいはガラス板43の下面を清掃する場合に移動させた
状態で容易にできるようにしである。
一方、下フレーム48の上記軸49と対称となる位置に
はピン50が突設されており、上フレーム34の一部で
ある板51のストッパーとなっており、かつ、紙P上の
集光状態を最もよくするよう、固定位置を上下に調整で
きるようになっている。
次に、紙Pの搬送系について述べる。
紙Pの搬送系は、ローラ対52.52.53.53と、
搬送基準吸着面30 aを有した断熱材からなる吸着板
30、U字状に新曲された板54および下フレーム48
.48により形成される空気室55を有した吸着ユニッ
ト17からなる。
紙Pはローラ対52.52により搬送され、吸着板30
にあけられた孔56・・・により吸着され、吸着板30
に密着した状態で、ローラ対53、53に達し、機外に
排出される。
ここで、孔56・・・から流入する空気は、空気室55
を経て孔57を通じて排気される。
紙Pが吸着板30に密着しているため、ガラス板43の
下面と、吸着板30の上面とを近接させることができ、
紙づまりか生じた場合も、空気の供給が少なくなり、発
火を防止できる構成になっている。
また、第5図に示すように孔47.47.57から排出
される空気は、ダク) 58.59を通して、ブロア1
9によって外気に排気される。
なお図中60は絶縁石、61は定着用ランプの端子、6
2はベース板、63、64はステーを示している。
また、実際に複写機に、ここで述べた定着装置を組み込
み、動作させる場合に必要となる、あるいはその他の付
加的な要件について述べる。
まず、吸着板30として、断熱材を用いることを記した
さらに、吸着板30の必要な性質を述べると次のように
なる。
複写機のように大小色々な複写用紙を用いる場合、紙P
が吸着板30を覆ってない部分が生じる。
この部分は、入射光が直接、吸着板30に入射して、き
わめて高温にならざるを得ない。
したがって、これを防ぐために、吸着板30は断熱材で
あると同時に、直接輻射光を反射あるいは散乱、あるい
は透過する性質を持っていなければならない。
つまり、吸着板30の色合は、白色、あるいは透明、あ
るいは鏡面を有しなけれがならない。
また、定着装置15の取り付方法については、紙上に集
光した光の散乱光が、カバー44の一部を形成する板3
Bの下端と吸着板30との間から漏れ、感光ドラム3に
入らないよう取付けることが、感光ドラム3の疲労を防
止する上からも重要である。
このため、吸着板30を感光ドラム3方向に延長した延
長線が、感光ドラムの下端に来るように、定着装置15
を、紙Pの搬送路14に対して傾けて取り付けである。
また、最後に、定着用ランプ22としてのハロゲンラン
プの点灯タイミングについては複写時常時灯けておくわ
けではないので、このランプの立ち上り時間を考慮して
点灯することが最も効率的であると同時に、吸着板30
の温度上昇を防ぐ上からも必要である。
したがってハロゲンランプを使用する場合には、立ち上
がり時間0゜2〜Q、3secを考慮して、紙Pの先端
が光の集光線に達する以前に、すなわち、紙Pの搬送速
度Vcrn/secとすれば、(0,2〜0.3) V
crn手前に点灯すること、一般的には、ランプの立上
り時間をΔtsecとすれば、この距離はΔt”Vcm
より大きいことが必要となる。
さらに、消灯に関しては、紙Pの後端が光の集光線上に
きたとき、消灯すれば、最も有効である。
これらの処置は、ここに述べた定着装置15を必要にし
て無駄なく、つまり経済的に、しかも安全に動作するた
めに不可欠のことである。
なお、前記実施例では、定着用ランプ22として、ハロ
ゲンランプを用いたが、線状の光源を有する、例えば、
2次輻射の少ない赤外ランプなどを使用しても同様の効
果を発揮しうる。
さらに、反射鏡20、21及び集光レンズ23の冷却に
際して、内側から外側に空気を流し、強制冷却すを方法
をとったが、空気の流れを逆にしても全く同様の冷却効
果を達成し得る。
また、この考案は前記実施例に限定されるものではなく
、この考案の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能な
ことは勿論である。
以上述べたようにトナー像を有した紙葉類を搬送する搬
送路に対向して反刺鏡で囲繞した定着用ランプを設け、
定着用ランプから発した光線をトナー像形成面に集光す
るとともに反射鏡に入射せず直接、トナー像形成面に入
射する光線をも柱状レンズによって集光するようにした
から、予備加熱を全く必要とすることなくトナー像を紙
葉類に融着固定することができ、安全性、経済性に優れ
た定着装置を提供できる。
また、反射鏡の焦点距離をハロゲンランプの輝点間隔に
比し同程度゛あるいはそれ以上に設定したから、紙表面
照度が一様になり定着をむらなく確実に行なえるといっ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案定着装置を採用した電子複写機の概略的
構成図、第2図は本考案定着装置の原理説明図、第3図
イ5口、ハは熱の流れを示す説明図、第4図は本考案定
着装置の一実施例を示す縦断正面図、第5図は同じく一
部省略して示す側面図である。 14・・・搬送路、15・・・定着装置、20.21・
・・反射鏡、22・・・ハロゲンランフ、24・・・光
学ユニット、a、b・・・焦点、P・・・紙葉類。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トナー像を有した紙葉類を搬送する搬送路に対向して、
    一方の焦点がトナー像形成面に結ぶ断面形状が楕円の一
    部からなる反射鏡、この反射鏡の他方の焦点位置に中心
    を位置させた定着用/)ロゲンランプ、および上記反射
    鏡に入射せず直接トナー像形成面に入射する光線を上記
    一方の焦点位置に集光させる柱状レンズとを有した光学
    ユニットを設け、ハロゲンランプから発した光線を紙葉
    類のトナー像形成面に集光してトナー像を融着するもの
    で、上記反射鏡の焦点距離をノ\ロゲンランプの輝点間
    隔に比し同程度あるいはそれ以上に設定したことを特徴
    とする定着装置。
JP5049678U 1978-04-17 1978-04-17 定着装置 Expired JPS5855379Y2 (ja)

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