JPS5855202Y2 - 和服上衣 - Google Patents
和服上衣Info
- Publication number
- JPS5855202Y2 JPS5855202Y2 JP18928680U JP18928680U JPS5855202Y2 JP S5855202 Y2 JPS5855202 Y2 JP S5855202Y2 JP 18928680 U JP18928680 U JP 18928680U JP 18928680 U JP18928680 U JP 18928680U JP S5855202 Y2 JPS5855202 Y2 JP S5855202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hem
- string
- locking device
- support
- jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二部式着物の上衣の改良に関する。
従来二部式着物は簡単に着用できる便利はあるが、長い
裾をたぐり上げておはしよりを設けて着る長着の重厚さ
は得られなかった。
裾をたぐり上げておはしよりを設けて着る長着の重厚さ
は得られなかった。
それで上衣の下方を折返して縫着あるいは止具で止着す
る等して下着の裾に袋状部分を形成し、あるいはスカー
トの上方に袋状部を垂下させる等しておはしよりをして
いるように見せかけるものか行われているが、これらは
何れも着用すると上衣またはスカートの下前身頃の袋状
部の上に上衣あるいはスカートの上前身頃の袋状部が重
なるので身丈を縫つて形成した腰あげ様となり、長着の
裾をたぐり上げて作るおはしよりの体裁は得られず、従
で着用した際矢張二部式着物の軽々しさを免れることは
できなかった。
る等して下着の裾に袋状部分を形成し、あるいはスカー
トの上方に袋状部を垂下させる等しておはしよりをして
いるように見せかけるものか行われているが、これらは
何れも着用すると上衣またはスカートの下前身頃の袋状
部の上に上衣あるいはスカートの上前身頃の袋状部が重
なるので身丈を縫つて形成した腰あげ様となり、長着の
裾をたぐり上げて作るおはしよりの体裁は得られず、従
で着用した際矢張二部式着物の軽々しさを免れることは
できなかった。
本案前は二部式着物の簡便さを存しながら長着のおはし
よりと少しも変らないおはしよりを作ることができ、着
用すると長着を着たのと同様な重厚さをもたらす和服上
衣を提供しようとするものである。
よりと少しも変らないおはしよりを作ることができ、着
用すると長着を着たのと同様な重厚さをもたらす和服上
衣を提供しようとするものである。
以下図面を参照して説明すると、上衣本体１は一般の着
尺性、洋服生地、あるいはジャージ等の生地で身丈をほ
ぼおはしより相応分長くして所定の寸法に作られ、その
前身頃３の上前３′の脇部から後身頃２を経て下前３″
のほぼ前端に亙る裾部４に支持紐の保持９帯５を設けこ
れに支持紐６を保持するようにしである。
尺性、洋服生地、あるいはジャージ等の生地で身丈をほ
ぼおはしより相応分長くして所定の寸法に作られ、その
前身頃３の上前３′の脇部から後身頃２を経て下前３″
のほぼ前端に亙る裾部４に支持紐の保持９帯５を設けこ
れに支持紐６を保持するようにしである。
上記保持９帯は単衣のものはその裾くけの部分を利用し
、支持紐の挿入口と引出口に相当する部分をくけずにあ
けるようにすると簡単に設けることができるが、用布の
都合あるいは袷仕立のもの等は裾部の内側に所望の長さ
の細布、テープ等をその上下辺を縫付けて取付は端部の
開口する保持９帯を形成し、または筒状の布を縫付ける
等種々な手段で設けられる。
、支持紐の挿入口と引出口に相当する部分をくけずにあ
けるようにすると簡単に設けることができるが、用布の
都合あるいは袷仕立のもの等は裾部の内側に所望の長さ
の細布、テープ等をその上下辺を縫付けて取付は端部の
開口する保持９帯を形成し、または筒状の布を縫付ける
等種々な手段で設けられる。
この保持９帯に保持される支持紐は適当な幅のゴム紐、
くけ紐、編み紐、その他の丈夫な細紐が使用され、保持
９帯に挿入した際その両端が開口部から突出る長さとし
、その先部に紐抜出防止手段７が設けられる。
くけ紐、編み紐、その他の丈夫な細紐が使用され、保持
９帯に挿入した際その両端が開口部から突出る長さとし
、その先部に紐抜出防止手段７が設けられる。
また該上衣本体の前身頃の上前３′のほぼ裾部前端に、
スナップ、釦、結び紐、ベルベットファスナー、その他
適宜の係止具８を設け、下前３″の裾部脇寄りに該係止
具に応当する係止具８′を設ける。
スナップ、釦、結び紐、ベルベットファスナー、その他
適宜の係止具８を設け、下前３″の裾部脇寄りに該係止
具に応当する係止具８′を設ける。
９は前身頃の下前に装着した締着紐、１０は上前に装着
した結び紐、１１は身へツロである。
した結び紐、１１は身へツロである。
第１〜２図はウール生地の単衣仕立の上衣本体を示して
いる。
いる。
前身頃の上前の脇部から後身頃を経て前身頃の下前のほ
ぼ前端に至る裾部を支持紐の保持９帯とし、支持紐は被
覆ゴム紐を採用し、該支持紐の両端に紐抜出防止手段と
してプラスチック小片を取付けである。
ぼ前端に至る裾部を支持紐の保持９帯とし、支持紐は被
覆ゴム紐を採用し、該支持紐の両端に紐抜出防止手段と
してプラスチック小片を取付けである。
前身頃の上前のほぼ裾部前端（衿先）の内側にスナップ
釦を装着し、下前の裾部脇寄り内側に上記上前のスナッ
プ釦に応当するスナップ釦を装着しである。
釦を装着し、下前の裾部脇寄り内側に上記上前のスナッ
プ釦に応当するスナップ釦を装着しである。
この下前の釦は取付ける位置により表側につけることも
できる。
できる。
第３図はジャージ生地製の上衣本体の例で、上側とほぼ
同部位に保持９帯を設け、これに編み紐の先にゴム紐を
連結させた支持紐を保持させ、その突出た一端にリング
体２個を取付け、他端のゴム紐を布片で包んでかたまり
状にし、これを抜出防止手段にしである。
同部位に保持９帯を設け、これに編み紐の先にゴム紐を
連結させた支持紐を保持させ、その突出た一端にリング
体２個を取付け、他端のゴム紐を布片で包んでかたまり
状にし、これを抜出防止手段にしである。
前身頃の上前のほぼ裾部前端内側に保定紐保持部１２を
設けこれに保定紐１３を保持させて係止具にし、上記下
前のリングに保持させるようにしである。
設けこれに保定紐１３を保持させて係止具にし、上記下
前のリングに保持させるようにしである。
支持紐の保持９帯に支持紐を挿入し、後身頃のほは沖央
部その他任意の個所で紐を裾部生地に縫着して支持紐の
抜出を防ぐようにしてもよい。
部その他任意の個所で紐を裾部生地に縫着して支持紐の
抜出を防ぐようにしてもよい。
二部式着物のスカートを付けた上に本案の上衣本体をは
おり、その裾部の支持紐保持９帯に支持させた支持紐の
両突出部を両手に持って裾部を腰に持上げ、該紐を右脇
内側で結び合せあるいは抜出防止手段としたリング体、
プラスチック小片などを係止させる等して連結させ、前
身頃のフリーな上前の裾部を下前の折上げられた部分の
内側に折上げて上前の折上げ部分を包んで重ね下前の支
持紐の保持９帯と着用者の体との間に差し込み、前身頃
の上前のほぼ裾部前端に設けた係止具を下前の裾部脇寄
りに設けた係止具に係止めて、衿や前身頃の折上げた部
分をおはしより状に整えると通常の長着を着用したのと
同様な体裁が得られる。
おり、その裾部の支持紐保持９帯に支持させた支持紐の
両突出部を両手に持って裾部を腰に持上げ、該紐を右脇
内側で結び合せあるいは抜出防止手段としたリング体、
プラスチック小片などを係止させる等して連結させ、前
身頃のフリーな上前の裾部を下前の折上げられた部分の
内側に折上げて上前の折上げ部分を包んで重ね下前の支
持紐の保持９帯と着用者の体との間に差し込み、前身頃
の上前のほぼ裾部前端に設けた係止具を下前の裾部脇寄
りに設けた係止具に係止めて、衿や前身頃の折上げた部
分をおはしより状に整えると通常の長着を着用したのと
同様な体裁が得られる。
そしてこの際裾部に保持した支持紐がほはウェスＩ・部
位を一回りして体に密着して下線の役目をするから腰紐
や伊達しめ等を緊締せずに手軽に着用でき便利であると
共に、支持紐は保持９帯に保持されているので着用者の
体形によって生じた裾部のしわを均一にのばしてスッキ
リと気持ちよく着用できる。
位を一回りして体に密着して下線の役目をするから腰紐
や伊達しめ等を緊締せずに手軽に着用でき便利であると
共に、支持紐は保持９帯に保持されているので着用者の
体形によって生じた裾部のしわを均一にのばしてスッキ
リと気持ちよく着用できる。
しかも上記支持紐は−Ｅ衣本体の裾部に一体的に結合し
て着用者の胸臆で連結されているから、従来の腰紐のよ
うに緊締しなくてもおはしよりの形がくずれないので安
楽にがつ衛生的に着用できる。
て着用者の胸臆で連結されているから、従来の腰紐のよ
うに緊締しなくてもおはしよりの形がくずれないので安
楽にがつ衛生的に着用できる。
また裾部の支持紐を持ち上げずにそのまま着用すると和
服の上張りとなるから二様に活用できると共に、この際
は裾部に支持された支持紐が芯の役目をするのが裾部が
七わにならずかつ補強されるから丈夫である。
服の上張りとなるから二様に活用できると共に、この際
は裾部に支持された支持紐が芯の役目をするのが裾部が
七わにならずかつ補強されるから丈夫である。
図面はこの考案の実施例を示し、第１図及び第３図は前
身頃を開いた正面図、第２図は裾部を持上げ下前身中を
合せた正面図、第４図は係止具を係止めた裾部の斜面図
である。
身頃を開いた正面図、第２図は裾部を持上げ下前身中を
合せた正面図、第４図は係止具を係止めた裾部の斜面図
である。
Claims (1)
- 二部式着物の上衣であって、身丈をほぼおはしより相応
分長くシ、その前身頃の上前の脇部から後身頃を経て下
前のほぼ前端に亙る裾部に支持紐を保持させる保持９帯
を形成し、該保持９帯に先部に抜出防止手段を設けた支
持紐を保持させ、その前身頃の上前のほぼ裾部前端に係
止具を設け、下前裾部脇寄りに上記上前の係止具に応当
する係止具を設けた和服上衣。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18928680U JPS5855202Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 和服上衣 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18928680U JPS5855202Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 和服上衣 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57116706U JPS57116706U (ja) | 1982-07-20 |
| JPS5855202Y2 true JPS5855202Y2 (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=29993350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18928680U Expired JPS5855202Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 和服上衣 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855202Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019957A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Tanaka Tatsuya | 着物 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18928680U patent/JPS5855202Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57116706U (ja) | 1982-07-20 |
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