JPS5854852B2 - サイリユウザイノセイゾウホウ - Google Patents

サイリユウザイノセイゾウホウ

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Publication number
JPS5854852B2
JPS5854852B2 JP50032650A JP3265075A JPS5854852B2 JP S5854852 B2 JPS5854852 B2 JP S5854852B2 JP 50032650 A JP50032650 A JP 50032650A JP 3265075 A JP3265075 A JP 3265075A JP S5854852 B2 JPS5854852 B2 JP S5854852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactose
solids
total weight
pregelatinized starch
yuzaino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50032650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51106712A (ja
Inventor
勝昭 宮田
貞夫 松浦
勝夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP50032650A priority Critical patent/JPS5854852B2/ja
Publication of JPS51106712A publication Critical patent/JPS51106712A/ja
Publication of JPS5854852B2 publication Critical patent/JPS5854852B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は調剤性にすぐれた安定な細粒剤を生産性よく製
造する方法に関する。
細粒剤は従来繁用されて来た散剤の粒子径が、近年急速
に発達して来た病院薬局の機械化調剤には細かすぎて適
合し難くなったために生れて来た剤型で、その粒子径は
散剤より太きいが、顆粒剤より小さいもので、通常的数
十ミクロン〜500ミクロンの粒剤である。
この細粒剤の必要条件としては、たとえば調剤作業中発
しんしないこと、調剤用ミキサーなどを用いる場合も他
の細粒剤・散剤と容易に混合できること、分包機を用い
ての分包が精度よく行なわれ機械や分包紙への付着が少
ないこと、薬包紙などに分包後も、必要期間中(日本の
梅雨期程度の温湿度で少なくとも2週間)は外観的にも
含量的にも変質しないこと等があげられる。
そのためには前記の粒子径以外に比容も重要な因子とな
り、一般にみかけ比容が約2以下、いいかえればみかけ
比重が約0.5以上の細粒が望ましいものといわれる。
そのような好ましいみかけ比容の細粒を製造する公知方
法として、たとえば日本特許出願公開公報昭49−11
7612号に記載の湿式造粒法があげられる。
その公知方法によると、ヒドロキシプロピルセルロース
、ポリビニールピロリドンなどの結合剤をクロロホルム
、メタノールなどの低沸点有機溶媒に溶解した溶液の存
在下で、結晶糖と主薬その他の配合剤を練合し、その有
機溶媒を除去している。
しかし、その有機溶媒を完全に除去するのがきわめて困
難な場合があり、しかもその除去のため作業環境が悪化
されるという欠点がある。
本発明者らは、そのような欠点のない湿式造粒法を目的
として種々研究した結果、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、主薬、乳糖および固形物総重量の
約4〜20φのアルファ化でんぷんを含む混合物を固形
物総重量の約5〜20係の水を用いて回転刃の高速回転
下に造粒し、水分を約1〜4咎に調節することを特徴と
する細粒剤の製造法である。
本発明の方法において、主薬としては、散剤として使用
しうるものがすべて使用されうる。
アルファ化でんぷんは、局方でんぷんをアルファ化した
粉末状のものである。
生薬およびアルファ化でんぷんの粒子径は、通常約10
0ミクロン以下のものが好ましい。
アルファ化でんぷんの使用量は、固形物総重量の約4〜
20%で、とりわけ約6〜15%が好ましい。
造粒に使用する水は固型物総重量の約5〜20%で、と
りわけ約7〜15%が好ましい。
水は高速回転中に加える方が好ましい。乳糖の粒子径は
、通常約100ミクロン以下が好ましい。
水を加える前の主薬、乳糖、アルファ化でんぷんの混合
物は、各成分が可及的均一に混合しているのが好ましい
本発明における主薬/乳糖の配合重量比は通常線0.4
2以下が好ましい。
本発明で用いられる回転刃の高速回転とははg−20O
rpm以上を示し、200rpm以上の回転能を有する
混合型の回転刃を備えた適切な機器であれば使用できる
例えばスーパーミキサー・ヘンシェルミキサー、プレン
ミキサーなどがあげられる。
造粒物を乾燥した最終の仕上り品の水分量は固形物総重
量の約1〜4%の範囲内に調節する必要があり、この範
囲をはずれると調剤性は悪化してしまう。
水分調節は一般には造粒物を乾燥する除行なわれるが、
一旦過乾燥後水蒸気で調湿することも可能である。
水分調節で大部分の場合、調剤性は良好に保たれるが、
軽質無水ケイ酸を添加すれば、さらに調剤性がよくなる
ことがある。
その場合の添加量は固形物総重量の約0.5φ以下で充
分である。
本発明による造粒物の粒度分布は、大部分は数百〜数十
ミクロンの範囲におさまるが、必要に応じてはさらに細
粒の乾燥前または後の段階で整粒工程を加えることも可
能である。
本発明の細粒はみかけ比容も小で嵩ばらず、取扱い時の
粒立ちもなく、調剤用混合機による混合性、分包機によ
る分包性、薬包紙に分包後の保存性など調剤性はきわめ
て良好であり、また有機溶媒を用いないため製造環境の
管理も容易で、残存溶媒の懸念もなく、造粒速度、収率
などの生産性もきわめてすぐれている。
さらには本発明においては主薬類、乳糖に通常散剤に含
められる配合成分(例、アルファ化でんぷん以外、着色
料、香料、甘味料など)を適宜配合してもよい。
以下実施例によって本発明のさらに詳細な説明を行なう
実施例 1 塩酸チアミン粉末1部、乳糖8部、アミコールC(日澱
化学株式会社:アルファ化でんぷん)1部をスーパミキ
サーに仕込み混合後回転刃を75゜rpmで回転、水0
.8部を加え3.5分間造粒する。
造粒物を流動層乾燥に付して水分1.8φまで乾燥し、
32メツシユ(500ミクロン)の篩で篩過する。
32メツシユ通過品の収率 92φ みかけ粗比容1.6、みかけ充てん比容1.3実施例
2 ジアゼパム粉末0.1部、乳糖9部、アミコールC1部
9部をスーパミキサーに仕込み、混合後回転刃を38O
rpmで回転、水1.2部を加え4分間造粒する。
造粒物をスクリーン径3.0間で整粒後、流動層乾燥す
る。
乾燥後湿潤空気を通して水分を1.8%に調節後、32
メツシユの篩で篩過する。
32メツシユ通過品収率 90係 みかけ粗比容1.6、みかけ充てん比容1.4実施例
3 ジフエナミゾール1部、乳糖8部、アミコールC1部を
ヘンシェルミキサーに仕込み混合後400rpmで回転
下、水1.4部を加え4分造粒する。
スクリーン径3.0皿で整粒して流動層乾燥に付し水分
1.5咎に乾燥する。
これに軽質無水ケイ酸0.02部を混合後、32メツシ
ユの篩を用いて篩過する。
32メツシユ通過品収率 90φ みかけ粗比容1.8、みかけ充てん比容1.4実施例
4 黄色4号1部、乳糖8部、アミコールC1部をスーパミ
キサーに仕込み、混合後750rpmで回転下、水1.
1部を加え4分造粒する。
造粒物を流動層乾燥に付して水分3.0係に乾燥後、3
2メツシユの篩で篩過する。
32メツシユ通過品収率 91φ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主薬、乳糖および固形物総重量の約4〜20饅の粉
    末状アルファ化でんぷんを含む混合物を、固形物総重量
    の約5〜20%の水を用いて回転刃の高速回転子造粒し
    、水分を約1〜4優に調節することを特徴とする細粒剤
    の製造法。
JP50032650A 1975-03-17 1975-03-17 サイリユウザイノセイゾウホウ Expired JPS5854852B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50032650A JPS5854852B2 (ja) 1975-03-17 1975-03-17 サイリユウザイノセイゾウホウ

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JP50032650A JPS5854852B2 (ja) 1975-03-17 1975-03-17 サイリユウザイノセイゾウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS51106712A JPS51106712A (ja) 1976-09-21
JPS5854852B2 true JPS5854852B2 (ja) 1983-12-07

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ID=12364720

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JP50032650A Expired JPS5854852B2 (ja) 1975-03-17 1975-03-17 サイリユウザイノセイゾウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1264020B (it) * 1993-01-28 1996-09-09 Recordati Chem Pharm Procedimento per la preparazione di microgranuli idonei alla sospensione in liquidi

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110819A (ja) * 1973-03-05 1974-10-22

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JPS49110819A (ja) * 1973-03-05 1974-10-22

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