JPS5854847A - 回転電機コイル - Google Patents
回転電機コイルInfo
- Publication number
- JPS5854847A JPS5854847A JP15138581A JP15138581A JPS5854847A JP S5854847 A JPS5854847 A JP S5854847A JP 15138581 A JP15138581 A JP 15138581A JP 15138581 A JP15138581 A JP 15138581A JP S5854847 A JPS5854847 A JP S5854847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulation
- coil
- electric machine
- conductor
- strand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転電機コイルの絶縁耐力向上に関するもので
ある。
ある。
従来回転′電機のコイルにおいて、素線絶縁、素線間絶
縁および縦層間絶縁は素線間にかかる電圧(以下ターン
電圧)の大きさによって第1図の断面図に示すように素
線IVCエナメルなどの素線絶縁2を施し、これを積み
重ね中央に縦層間紙4を入れただけの追加補強絶縁を全
く施さないノーレア絶縁のものと、第2図の断面図に示
すように索線配列中の交互に素線補強絶縁3を追加した
交互ターン絶縁などがある。一般に通常運転状態ではタ
ーン電圧は数十ボルト程度であシ、絶縁不良やこれによ
る焼損事故などを起こすことはないが、開閉サージ等の
瞬時高電圧がコイルにががった場合、およびこれの繰シ
返し、また、長期間の運転が行われた場合、コイル導体
の角部の電界が最も高いため、先ずコイル導体角部の素
線絶縁が絶縁特性低下をきたし、他の素線絶縁の絶縁が
健全であるにもかかわらず、導体角部近傍の素線に接す
るターン絶縁の低下のために生じる素線間焼損事故ある
いは導体角部近傍から対地絶縁層を介して図示しない鉄
心など対地への絶縁破壊を生じる。
縁および縦層間絶縁は素線間にかかる電圧(以下ターン
電圧)の大きさによって第1図の断面図に示すように素
線IVCエナメルなどの素線絶縁2を施し、これを積み
重ね中央に縦層間紙4を入れただけの追加補強絶縁を全
く施さないノーレア絶縁のものと、第2図の断面図に示
すように索線配列中の交互に素線補強絶縁3を追加した
交互ターン絶縁などがある。一般に通常運転状態ではタ
ーン電圧は数十ボルト程度であシ、絶縁不良やこれによ
る焼損事故などを起こすことはないが、開閉サージ等の
瞬時高電圧がコイルにががった場合、およびこれの繰シ
返し、また、長期間の運転が行われた場合、コイル導体
の角部の電界が最も高いため、先ずコイル導体角部の素
線絶縁が絶縁特性低下をきたし、他の素線絶縁の絶縁が
健全であるにもかかわらず、導体角部近傍の素線に接す
るターン絶縁の低下のために生じる素線間焼損事故ある
いは導体角部近傍から対地絶縁層を介して図示しない鉄
心など対地への絶縁破壊を生じる。
従って過去回転電機コイルの絶縁破壊現象においてこの
導体角部近傍の電界集中によるものが最も多いという欠
点があった。
導体角部近傍の電界集中によるものが最も多いという欠
点があった。
本発明の目的は前記従来技術の欠点を除去するためなさ
れたもので、導体角鋼の索線に限シ補強絶縁を施して絶
縁耐力の高い信頼性のある回転電機コイルを提供するこ
とにある。
れたもので、導体角鋼の索線に限シ補強絶縁を施して絶
縁耐力の高い信頼性のある回転電機コイルを提供するこ
とにある。
以下本発明の構成につき一実施例の(2)面を参照し説
明する。第3図は本発明の回転電機コイルの縦断面図で
ある。素線1のうちコイル導体角部の電界集中を生じる
個所に配置されたla、lb、IC,ldの素線1に素
線絶縁2に加え素線補強P縁3で絶縁する。この素線補
強絶縁3にたとえばプラスチックフィルム、不織布、ガ
ラスクロス、マイカ、等の繊維、テープ、シート上のも
のを素線絶縁2に巻回することで容易に得られる。さら
に信頼性を上げるために樹脂等をこの絶縁層に含浸して
もよい。第3図は全ターンの素線配列であるため縦層間
紙4が入っている。このよう々素線配列でコイル導体を
作成した後にコイル導体に対地絶縁物5を巻回し回転電
機コイルを形作する。
明する。第3図は本発明の回転電機コイルの縦断面図で
ある。素線1のうちコイル導体角部の電界集中を生じる
個所に配置されたla、lb、IC,ldの素線1に素
線絶縁2に加え素線補強P縁3で絶縁する。この素線補
強絶縁3にたとえばプラスチックフィルム、不織布、ガ
ラスクロス、マイカ、等の繊維、テープ、シート上のも
のを素線絶縁2に巻回することで容易に得られる。さら
に信頼性を上げるために樹脂等をこの絶縁層に含浸して
もよい。第3図は全ターンの素線配列であるため縦層間
紙4が入っている。このよう々素線配列でコイル導体を
作成した後にコイル導体に対地絶縁物5を巻回し回転電
機コイルを形作する。
上記の構成とすると、回転電機コイルの導体角部の電界
集中を生じるところの素線配列部の素線絶縁2を素線補
強絶縁3で絶縁補強されるため以下に示すような作用効
果が得られる。
集中を生じるところの素線配列部の素線絶縁2を素線補
強絶縁3で絶縁補強されるため以下に示すような作用効
果が得られる。
(1) 回転電機コイルのコイル導体角部の電界集中
が生じていても従来のようにコイル導体角部に位置する
素線絶縁の絶縁特性が低下することがなく、導体角部に
位置しない素線絶縁と常に同等以上の絶縁特性を長時間
運転した後も維持することができる。
が生じていても従来のようにコイル導体角部に位置する
素線絶縁の絶縁特性が低下することがなく、導体角部に
位置しない素線絶縁と常に同等以上の絶縁特性を長時間
運転した後も維持することができる。
(2) 開閉サージ等の瞬時高電圧がコイルに印加き
れた場合に、コイル導体と対地絶縁間にも通常運転時以
上に大きな電圧がかかるが、素線絶縁の補強が対地絶縁
に対しても絶縁厚を上昇させるため対地絶縁補強効果を
有しているため、対地絶縁特性の低下がない。
れた場合に、コイル導体と対地絶縁間にも通常運転時以
上に大きな電圧がかかるが、素線絶縁の補強が対地絶縁
に対しても絶縁厚を上昇させるため対地絶縁補強効果を
有しているため、対地絶縁特性の低下がない。
(3)縦層間絶縁紙4が入っている素線配列の場合、従
来第1図のように縦層間紙4をコイル導体表面で折り曲
げ長く出して絶縁性を上げている。
来第1図のように縦層間紙4をコイル導体表面で折り曲
げ長く出して絶縁性を上げている。
しかし本発明にすれば、素線配列中の1aとlb。
1cと1dが縦層間の絶縁効果も有しているため、縦層
間紙4をコイlし導体表面で止めることができるので対
地絶縁層を形成する際のテーピング作業等が行ないやす
く、かつ対地絶縁物5會コイル導体表面に密着させるこ
とができる。
間紙4をコイlし導体表面で止めることができるので対
地絶縁層を形成する際のテーピング作業等が行ないやす
く、かつ対地絶縁物5會コイル導体表面に密着させるこ
とができる。
以上本発明によれば、素線の対地絶縁の耐電圧の向上、
長期運転での素線絶縁の特性低下の防止ができるため、
高信頼性の回転軍機コイルが得られる効果がある。
長期運転での素線絶縁の特性低下の防止ができるため、
高信頼性の回転軍機コイルが得られる効果がある。
第1図は従来の回転軍機コイルの縦断面図、第2図は従
来の他の回転電機コイルの縦断面図、第3図は本発明に
よる回転′Ia機コイルの縦断面図である。 1・・・素線 la、lb、lc、ld・・・コイυ導体角部の素線2
・・・素線絶縁 3・・・補強絶縁 4・・・縦層間紙 5・・対地絶縁物。 (7317)代理人弁理士 則 近 謝 佑(ほか1名
)第1図 第2図 第3図
来の他の回転電機コイルの縦断面図、第3図は本発明に
よる回転′Ia機コイルの縦断面図である。 1・・・素線 la、lb、lc、ld・・・コイυ導体角部の素線2
・・・素線絶縁 3・・・補強絶縁 4・・・縦層間紙 5・・対地絶縁物。 (7317)代理人弁理士 則 近 謝 佑(ほか1名
)第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 複数の素線に素線絶縁を施し、必要数を一括して対地絶
縁物で覆った回転電機コイルにおいて、コイル導体角部
およびその近傍に位置するように配列された素線に素線
絶縁の上にさらに補強絶縁を施した彼、対地絶縁物を施
したことを特徴とする回転電機コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15138581A JPS5854847A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 回転電機コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15138581A JPS5854847A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 回転電機コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854847A true JPS5854847A (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=15517418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15138581A Pending JPS5854847A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 回転電機コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279815A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-12-04 | マ−ストン・パルマ−・リミテッド | フイルタ−アセンブリ− |
-
1981
- 1981-09-26 JP JP15138581A patent/JPS5854847A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279815A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-12-04 | マ−ストン・パルマ−・リミテッド | フイルタ−アセンブリ− |
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