JPS5854830Y2 - Dv電線引留緩衝具 - Google Patents
Dv電線引留緩衝具Info
- Publication number
- JPS5854830Y2 JPS5854830Y2 JP477480U JP477480U JPS5854830Y2 JP S5854830 Y2 JPS5854830 Y2 JP S5854830Y2 JP 477480 U JP477480 U JP 477480U JP 477480 U JP477480 U JP 477480U JP S5854830 Y2 JPS5854830 Y2 JP S5854830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- wire
- wire retaining
- fitting
- buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、D■電線が地震や強風等で所定の限界を越え
る衝撃を受けた際に、取付点である家屋を損傷させたり
さらにはDV電線が落下して人身事故や電気事故を惹起
することがないようにするための緩衝具に関するもので
ある。
る衝撃を受けた際に、取付点である家屋を損傷させたり
さらにはDV電線が落下して人身事故や電気事故を惹起
することがないようにするための緩衝具に関するもので
ある。
従来、幹線から分岐したDV電線はDV碍子に引留めら
れ、さらにDV電線の端末はDV碍子及び引留金具を介
して家屋に取付けた固定金具に係止させるようにしてお
り、D■電線は常時自重、さらにはある程度の風土に耐
える弾性復元力でもって張架させ、これによって常時は
特に問題なく使用できるようにしている。
れ、さらにDV電線の端末はDV碍子及び引留金具を介
して家屋に取付けた固定金具に係止させるようにしてお
り、D■電線は常時自重、さらにはある程度の風土に耐
える弾性復元力でもって張架させ、これによって常時は
特に問題なく使用できるようにしている。
しかしながら地震或は強風等によって前記の弾性復元力
を越える衝撃荷重を受けた場合は固定金具等の取付点を
破損して引留め不能となり電線を保持できなくなってい
た。
を越える衝撃荷重を受けた場合は固定金具等の取付点を
破損して引留め不能となり電線を保持できなくなってい
た。
本考案はこのような従来欠点に鑑み、鋼線等の弾性を有
する線材をらせん状に巻回せしめると共に該巻回部の両
端を夫々長手方向に引起こして二重環状の係止部を形成
したものであって、前記係止部の少なくとも一方を適宜
間隔を有するらせん状に形成したDV電線引留緩衝具を
提供するもので、該緩衝具を前記DV碍子の引留金具と
固定金具とに夫々係合せしめ、前記した地震或は強風等
による衝撃荷重を受けた際に該緩衝具が伸長して取付点
を破損することなく、D■電線を保持させてDV電線の
落下を防止するようにして、異常時における安全に寄与
することを目的としてなされたものである。
する線材をらせん状に巻回せしめると共に該巻回部の両
端を夫々長手方向に引起こして二重環状の係止部を形成
したものであって、前記係止部の少なくとも一方を適宜
間隔を有するらせん状に形成したDV電線引留緩衝具を
提供するもので、該緩衝具を前記DV碍子の引留金具と
固定金具とに夫々係合せしめ、前記した地震或は強風等
による衝撃荷重を受けた際に該緩衝具が伸長して取付点
を破損することなく、D■電線を保持させてDV電線の
落下を防止するようにして、異常時における安全に寄与
することを目的としてなされたものである。
さらに本考案の他の目的として環状の固定金具にも簡単
に取付できて、その取付作業の簡素化が図れ、しかも使
用状態では不用意に外れることがないようにしたことに
ある。
に取付できて、その取付作業の簡素化が図れ、しかも使
用状態では不用意に外れることがないようにしたことに
ある。
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。
本考案のDV電線引留緩衝具1は鋼線等の弾性を有する
線材をその全長にわたりらせん状に巻回して形成した巻
回部2の=一端位置で長手方向に引起こし二重環状の係
止部3を形成すると共に、該巻回部2の他端位置では同
じく長手方向に引起こして二重環状に形成すると同時に
その二重環状の部分を互いに密接状とせずに互いに適宜
間隔を有するらせん状の係止部4を形成する。
線材をその全長にわたりらせん状に巻回して形成した巻
回部2の=一端位置で長手方向に引起こし二重環状の係
止部3を形成すると共に、該巻回部2の他端位置では同
じく長手方向に引起こして二重環状に形成すると同時に
その二重環状の部分を互いに密接状とせずに互いに適宜
間隔を有するらせん状の係止部4を形成する。
この係止部3゜4は図示したように引起こし位置を違え
て相互に対称となるように形成し、使用時のバランスを
よくしている。
て相互に対称となるように形成し、使用時のバランスを
よくしている。
第2図はこのように形成された緩衝具の使用状態を示す
ものであり、図においてaは電柱に撃留された幹線(何
れも図示省略)から分岐したDV電線であり、DV碍子
すに巻回して一旦引留めてから家屋Cに引込まれる。
ものであり、図においてaは電柱に撃留された幹線(何
れも図示省略)から分岐したDV電線であり、DV碍子
すに巻回して一旦引留めてから家屋Cに引込まれる。
dは長い環状とした一方端をDV碍子に係止させた引留
金具であり、eは該引留金具dの他方端を係止するべく
家屋Cに止着させた固定金具で、該固定金具eは環状に
形成したものを用いる。
金具であり、eは該引留金具dの他方端を係止するべく
家屋Cに止着させた固定金具で、該固定金具eは環状に
形成したものを用いる。
而して、前記緩衝具1は一方の係止部4を旋回させなが
ら固定金具eに挿入し、しかる後他力の係止部3を引留
金具dに係合させて使用する。
ら固定金具eに挿入し、しかる後他力の係止部3を引留
金具dに係合させて使用する。
この状態ではらせん状の巻回部2は互いに密接してDV
電線を所定の張力に保持しており、地震や強風等の衝撃
荷重を受は電柱等を傾いた場合はその張力に応じて巻回
部2が伸長してDV電線が多少弛るむが取付点の破損を
免がれさせさらにはDV電線の落下を完全に防止して電
柱と家屋間の張架を保持することができる。
電線を所定の張力に保持しており、地震や強風等の衝撃
荷重を受は電柱等を傾いた場合はその張力に応じて巻回
部2が伸長してDV電線が多少弛るむが取付点の破損を
免がれさせさらにはDV電線の落下を完全に防止して電
柱と家屋間の張架を保持することができる。
そして、係止部4を適宜間隔を有するらせん状に形成し
たことで、固定金具eを環状のものが使用でき、その取
付状態で係止部4が固定金具eから不用意に抜外れるよ
うなことがない。
たことで、固定金具eを環状のものが使用でき、その取
付状態で係止部4が固定金具eから不用意に抜外れるよ
うなことがない。
また、係止部4は二重環によって固定金具と係合してい
るので引張りに対する抵抗力が強いものである。
るので引張りに対する抵抗力が強いものである。
さらに本考案の緩衝具は第2図に示す家屋側の引留め使
用としての使用に限られるものでなく、第3図に示すよ
うに電柱側での引留め用としても使用できる。
用としての使用に限られるものでなく、第3図に示すよ
うに電柱側での引留め用としても使用できる。
この場合は緩衝具1の係止部3はDV碍子すを引留める
引留金具dに係合させ、係止部4は電柱fに取付けた腕
木g先端の腕金りの丸穴に係合させて使用する。
引留金具dに係合させ、係止部4は電柱fに取付けた腕
木g先端の腕金りの丸穴に係合させて使用する。
なお、同図においてiは幹線、jは縁回し線である。
尚、上記実施例では係止部4のみを適宜間隔を有するら
せん状に形成しているが、係止部3,4の両方とも適宜
間隔を有するらせん状に形成してもよいことは言うまで
もない。
せん状に形成しているが、係止部3,4の両方とも適宜
間隔を有するらせん状に形成してもよいことは言うまで
もない。
以上に述べたように本考案の緩衝具はDV電線が地震或
は強風等によって異常な衝撃荷重を受けた際にその荷重
に応じてらせん状の巻回部が伸長する緩衝作用でもって
家屋等への取付点の破損をなくして、Dv電線を落下さ
せることなく張架状態を保持し、異常時における人身事
故や電気事故を完全に防止することができる。
は強風等によって異常な衝撃荷重を受けた際にその荷重
に応じてらせん状の巻回部が伸長する緩衝作用でもって
家屋等への取付点の破損をなくして、Dv電線を落下さ
せることなく張架状態を保持し、異常時における人身事
故や電気事故を完全に防止することができる。
また、少なくとも一方の係止部を適宜間隔を有する二重
環状をなすらせん状に形成しているので環状の固定金具
や電柱に取付けられた腕金の丸穴等の環状穴に取付けで
きて使用時に不用意に外れるようなことが回避でき、し
かも係止部の二重環に保合できて引張りに対する抵抗性
に優れた係合状態が得られるので長期間安定使用できる
。
環状をなすらせん状に形成しているので環状の固定金具
や電柱に取付けられた腕金の丸穴等の環状穴に取付けで
きて使用時に不用意に外れるようなことが回避でき、し
かも係止部の二重環に保合できて引張りに対する抵抗性
に優れた係合状態が得られるので長期間安定使用できる
。
さらに、簡単な構造であってその取付は作業も係止部を
固定金具等に引掛けて旋回させるだけでよいから能率的
である等、顕著な効果を有し、実用的価値が大きい。
固定金具等に引掛けて旋回させるだけでよいから能率的
である等、顕著な効果を有し、実用的価値が大きい。
図は本考案に係わるもので第1図は斜視図、第2図及び
第3図は使用状態の斜視図である。 1・・・・・・緩衝具、2・・・・・・巻回部、3,4
・・・・・・係止部、a・・・・・・DV電線、b・・
・・・・DV碍子、d・・・・・・引留金具、e・・・
・・・固定金具。
第3図は使用状態の斜視図である。 1・・・・・・緩衝具、2・・・・・・巻回部、3,4
・・・・・・係止部、a・・・・・・DV電線、b・・
・・・・DV碍子、d・・・・・・引留金具、e・・・
・・・固定金具。
Claims (1)
- 鋼線等の弾性を有する線材を全長にわたってらせん状に
巻回せしめ、さらに該巻回部の両端を夫々長手方向に引
起こして二重環状の係止部を一体に形成したものであっ
て、前記係止部の少なくとも一方を適宜間隔を有するら
せん状に形成したことを特徴とするDV電線引留緩衝具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP477480U JPS5854830Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | Dv電線引留緩衝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP477480U JPS5854830Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | Dv電線引留緩衝具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56108329U JPS56108329U (ja) | 1981-08-22 |
JPS5854830Y2 true JPS5854830Y2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=29601453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP477480U Expired JPS5854830Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | Dv電線引留緩衝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854830Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6756231B2 (ja) * | 2016-10-14 | 2020-09-16 | 中国電力株式会社 | 架空電線分岐用治具およびこれを備えた架空電線分岐用装置 |
-
1980
- 1980-01-19 JP JP477480U patent/JPS5854830Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56108329U (ja) | 1981-08-22 |
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