JPS6036989Y2 - 引込線引止め金具 - Google Patents
引込線引止め金具Info
- Publication number
- JPS6036989Y2 JPS6036989Y2 JP15535379U JP15535379U JPS6036989Y2 JP S6036989 Y2 JPS6036989 Y2 JP S6036989Y2 JP 15535379 U JP15535379 U JP 15535379U JP 15535379 U JP15535379 U JP 15535379U JP S6036989 Y2 JPS6036989 Y2 JP S6036989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- stopper
- lead
- spring
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、配電用引込線の引止め金具に関するものであ
る。
る。
従来の引止め金具は、鉄棒の側にリング状の掛止部を設
けた形状のものや、O形の引留フック等で、家屋などに
設けられたリング金物にこれらの引留フック等を引留め
、これにバインドレスがいしを引留めし、このバインド
レスがいしに引込線を巻きつけて引止めていた。
けた形状のものや、O形の引留フック等で、家屋などに
設けられたリング金物にこれらの引留フック等を引留め
、これにバインドレスがいしを引留めし、このバインド
レスがいしに引込線を巻きつけて引止めていた。
ところが、引込線を引止める際、強く緊張し過ぎたり、
またか強風などで張力が増加したときにリング金物を引
き抜き、その際木造家屋などでは、ラス張りの壁を引き
はがすなどして、家屋を損傷することが、しばしばあっ
た。
またか強風などで張力が増加したときにリング金物を引
き抜き、その際木造家屋などでは、ラス張りの壁を引き
はがすなどして、家屋を損傷することが、しばしばあっ
た。
本考案は、このような、家屋への損傷を防止するために
開発したもので、第1図に示すように、スプリング1の
両端に所定の長さの首部2を設け、その先に掛止部3を
設けた引止め金具本体の両首部2に、両端にリング部8
を有するストッパ4を、スプリング1の環内を挿通して
、そのそれぞれの両リング部8により両首部2の部分を
摺動(すって動く)自在に取り付けた構造である。
開発したもので、第1図に示すように、スプリング1の
両端に所定の長さの首部2を設け、その先に掛止部3を
設けた引止め金具本体の両首部2に、両端にリング部8
を有するストッパ4を、スプリング1の環内を挿通して
、そのそれぞれの両リング部8により両首部2の部分を
摺動(すって動く)自在に取り付けた構造である。
この場合、掛止部3は図面ではリング状としているが、
使い勝手によって、鉤状なと適宜な形状とすることがで
きる。
使い勝手によって、鉤状なと適宜な形状とすることがで
きる。
また、ストッパ4にはその軸部に張力目盛5を入れるこ
とにより、引込線の張力を所定値に調整することができ
る。
とにより、引込線の張力を所定値に調整することができ
る。
次に本考案の使用法は、第2図にしめすように家屋に設
けられたリング金物6に本考案の引込線引止め金具11
の一方の掛止部3を引っ掛ける。
けられたリング金物6に本考案の引込線引止め金具11
の一方の掛止部3を引っ掛ける。
次に他方の掛止部3にバインドレスがいし7を引っ掛け
、このバインドレスがいし7の両側の突起部に引込線を
それぞれ8の字状に巻き付けて引止める。
、このバインドレスがいし7の両側の突起部に引込線を
それぞれ8の字状に巻き付けて引止める。
この場合、ストッパ4の片方または両方の軸部に張力目
盛5を入れておくことにより、例えばストッパ4の一方
の端のリング部8をスプリング1の端に合せ、他方のス
トッパ4の張力目盛5によりスプリング1の他端の位置
を読めば、その時の引張り強度を読みとることができる
。
盛5を入れておくことにより、例えばストッパ4の一方
の端のリング部8をスプリング1の端に合せ、他方のス
トッパ4の張力目盛5によりスプリング1の他端の位置
を読めば、その時の引張り強度を読みとることができる
。
このようにして、引張作業時に所要の引張強度を設定す
ることができるので、引張り過ぎなどにより、リング金
物の抜けを防止して、家屋の損傷を防止できる。
ることができるので、引張り過ぎなどにより、リング金
物の抜けを防止して、家屋の損傷を防止できる。
なお、この張力目盛5を、ストッパ4の両側から中央に
向って対称に目盛りしておけば、第1図にしめずストッ
パ4の上下例れかのリング部8をスプリング1の端部に
合せても、その他端の位置のストッパ4の張力目盛5を
読みとることにより、その時の引込線の張力を読みとる
ことができる。
向って対称に目盛りしておけば、第1図にしめずストッ
パ4の上下例れかのリング部8をスプリング1の端部に
合せても、その他端の位置のストッパ4の張力目盛5を
読みとることにより、その時の引込線の張力を読みとる
ことができる。
本考案の機能は、従来の弾性のない引留フック等のかわ
りに、本考案の引込線引止め金具11を第2図にしめす
ように使用することにより、そのスプリング1の弾性を
利用して上記したように引込作業時には、引込線の引張
り強度を、ストッパ4の張力目盛5により確認すること
ができるので、引張り過ぎによるリング金物6などの抜
けを防止できる。
りに、本考案の引込線引止め金具11を第2図にしめす
ように使用することにより、そのスプリング1の弾性を
利用して上記したように引込作業時には、引込線の引張
り強度を、ストッパ4の張力目盛5により確認すること
ができるので、引張り過ぎによるリング金物6などの抜
けを防止できる。
また、強風時の風の息などによる増加張力もスプリング
1により吸収してリング金物6の抜けを防止できるとと
もに所定限度以上の引張り強度がかかった時には、スト
ッパ4のリング部8でスプリング1の端部の伸びを所定
範囲に抑制して、弾性限界内に保持することができるも
のである。
1により吸収してリング金物6の抜けを防止できるとと
もに所定限度以上の引張り強度がかかった時には、スト
ッパ4のリング部8でスプリング1の端部の伸びを所定
範囲に抑制して、弾性限界内に保持することができるも
のである。
更に、本考案は、張力形のスプリング1の両端部を所定
の長さの直線状の首部2とし、その先端部を曲げて掛止
部3として一体形成したスプリング部分と、両端にリン
グ部8と軸部に張力目盛5ヲ設けたストッパ4の二つの
部分からなる非常にシンプルな構造のため、故障するこ
ともなく、非常に経済的であり、かつ、直線状にスマー
トな構造のため、家屋への引込部分が錯綜することなく
、美感を損うこともない。
の長さの直線状の首部2とし、その先端部を曲げて掛止
部3として一体形成したスプリング部分と、両端にリン
グ部8と軸部に張力目盛5ヲ設けたストッパ4の二つの
部分からなる非常にシンプルな構造のため、故障するこ
ともなく、非常に経済的であり、かつ、直線状にスマー
トな構造のため、家屋への引込部分が錯綜することなく
、美感を損うこともない。
以上のように本願は、簡易な構造で家屋に取付けたリン
グ金物6などの引込線引止め用金具の抜けを防止して、
家屋の損傷を防止することができるものである。
グ金物6などの引込線引止め用金具の抜けを防止して、
家屋の損傷を防止することができるものである。
第1図は本考案の斜視図。
第2図は同使用例示図。
1はスプリング、2は首部、3は掛止部、4はストッパ
、5は張力目盛、6はリング金物、7はバインドレスが
いし、8はストッパ4のリング部、11は引込線引止め
金具。
、5は張力目盛、6はリング金物、7はバインドレスが
いし、8はストッパ4のリング部、11は引込線引止め
金具。
Claims (1)
- スプリングの両端に所定の長さの首部を設け、その先に
掛止部を設けた引止め金具本体の両首部に、両端にリン
グ部を有し、軸部に張力目盛を有するストッパを、スプ
リング環内を挿通して、そのそれぞれのリング部により
両首部に摺動自在に取付けたことを特徴とする引込線引
止め金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15535379U JPS6036989Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 引込線引止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15535379U JPS6036989Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 引込線引止め金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673126U JPS5673126U (ja) | 1981-06-16 |
JPS6036989Y2 true JPS6036989Y2 (ja) | 1985-11-02 |
Family
ID=29385750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15535379U Expired JPS6036989Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 引込線引止め金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036989Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6756231B2 (ja) * | 2016-10-14 | 2020-09-16 | 中国電力株式会社 | 架空電線分岐用治具およびこれを備えた架空電線分岐用装置 |
-
1979
- 1979-11-08 JP JP15535379U patent/JPS6036989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673126U (ja) | 1981-06-16 |
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