JPS5854741Y2 - バランス調整機構付き照明器具 - Google Patents
バランス調整機構付き照明器具Info
- Publication number
- JPS5854741Y2 JPS5854741Y2 JP3623181U JP3623181U JPS5854741Y2 JP S5854741 Y2 JPS5854741 Y2 JP S5854741Y2 JP 3623181 U JP3623181 U JP 3623181U JP 3623181 U JP3623181 U JP 3623181U JP S5854741 Y2 JPS5854741 Y2 JP S5854741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- hanging
- locking pin
- metal plate
- lighting fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシャンテ゛リアのような天井吊下式の照明器具
において、灯具の重量のばらつきによる器具本体の傾き
を防止できるようにしたバランス調整機構付き照明器具
に関するものである。
において、灯具の重量のばらつきによる器具本体の傾き
を防止できるようにしたバランス調整機構付き照明器具
に関するものである。
第1図は従来のジャンプリア型の天井吊子式照明器具の
一例を示すものであり、第2図a、l)はそのバランス
調整機構を示している。
一例を示すものであり、第2図a、l)はそのバランス
調整機構を示している。
第2図aに示すように吊下金具1の下端部に形成された
鍔部2は、照明器具本体3の上面から突出した吊下用シ
ャフト4の外周部に嵌着され、係止ピン5によって抜は
止めが施されている。
鍔部2は、照明器具本体3の上面から突出した吊下用シ
ャフト4の外周部に嵌着され、係止ピン5によって抜は
止めが施されている。
また吊下金具1の上端部には波状凹凸部6が形成されて
おり、天井面7から垂下した吊下用の鎖8の下端部と係
合するようになっている。
おり、天井面7から垂下した吊下用の鎖8の下端部と係
合するようになっている。
しかして鎖8の下端部は波状凹凸部6のいずれか一個所
の凹所に嵌合するように水平方向に矢印Aに示すように
移動せしめることができ、また吊下金具1自体は照明器
具本体3の吊下用シャフト4に対して矢印Bに示すよう
に回転し得るようになっているので、結局これらの水平
移動と回転移動とを組み合わせることにより、照明器具
本体3の傾きを防止し得るようにしているものである。
の凹所に嵌合するように水平方向に矢印Aに示すように
移動せしめることができ、また吊下金具1自体は照明器
具本体3の吊下用シャフト4に対して矢印Bに示すよう
に回転し得るようになっているので、結局これらの水平
移動と回転移動とを組み合わせることにより、照明器具
本体3の傾きを防止し得るようにしているものである。
しかるにかかる従来例にあっては第2図aに示すように
係止ピン5を差し込んだり、あるいは係止ピン5の抜は
止め用の割ピン9を差し込む際に、吊下金具1の鍔部2
が邪魔になるため著しく作業性が悪いという欠点があり
、またこのような鍔部2を吊下金具1に設けると、吊下
金具1自体が大型となり、金属板を多く必要とするため
に高価となり、また加工にも手数がかかるという欠点が
あった。
係止ピン5を差し込んだり、あるいは係止ピン5の抜は
止め用の割ピン9を差し込む際に、吊下金具1の鍔部2
が邪魔になるため著しく作業性が悪いという欠点があり
、またこのような鍔部2を吊下金具1に設けると、吊下
金具1自体が大型となり、金属板を多く必要とするため
に高価となり、また加工にも手数がかかるという欠点が
あった。
本考案は従来例のこのような欠点を解消するために為さ
れたものであり、従来の吊下金具に用いられていた鍔部
の代わりに円筒状の金属枠を用いることにより、係止ピ
ンに対して抜は止め用の割ピンを円滑に差し込み得るよ
うにすると共に、吊下金具に使用する金属板の量を少な
くしてコストの低減を図るようにしたバランス調整機構
付き照明器具を提供することを目的とするものである。
れたものであり、従来の吊下金具に用いられていた鍔部
の代わりに円筒状の金属枠を用いることにより、係止ピ
ンに対して抜は止め用の割ピンを円滑に差し込み得るよ
うにすると共に、吊下金具に使用する金属板の量を少な
くしてコストの低減を図るようにしたバランス調整機構
付き照明器具を提供することを目的とするものである。
以下本考案の構成を図示実施例について説明する。
第3図a、l)は本考案の一実施例を示すものであり、
吊下金具1の上端部に形成した波状凹凸部6のうちのい
ずれか一個所に吊下用の鎖8の下端部を係合させること
により、矢印Aに示すような水平移動を可能とし、また
円筒上の金属筒10の部分に係止ピン5を係止して矢印
Bに示すような回転移動を可能とし、両者相俟って照明
器具本体3のバランスを取っていることは従来と同様で
あるが、吊下金具1の形状が全く異なっている。
吊下金具1の上端部に形成した波状凹凸部6のうちのい
ずれか一個所に吊下用の鎖8の下端部を係合させること
により、矢印Aに示すような水平移動を可能とし、また
円筒上の金属筒10の部分に係止ピン5を係止して矢印
Bに示すような回転移動を可能とし、両者相俟って照明
器具本体3のバランスを取っていることは従来と同様で
あるが、吊下金具1の形状が全く異なっている。
第4図aは同上の吊下金具1を平面的に展開したときの
構造を示しており、同図に示すように金属板11の長手
方向両側には第1の開口部12が左右対称に形成してあ
り、また長手方向の中央部には金属板11の幅方向に長
い第2の開口部13が形威してあり、両開口部12.1
3の間には夫々長手方向に沿って半円状の隆起部分16
が突出形成されておす、シたがってこの金属板11を長
手方向の中央部にて二つ折りにすることにより、第4図
すに示すような吊下金具1が得られるものである。
構造を示しており、同図に示すように金属板11の長手
方向両側には第1の開口部12が左右対称に形成してあ
り、また長手方向の中央部には金属板11の幅方向に長
い第2の開口部13が形威してあり、両開口部12.1
3の間には夫々長手方向に沿って半円状の隆起部分16
が突出形成されておす、シたがってこの金属板11を長
手方向の中央部にて二つ折りにすることにより、第4図
すに示すような吊下金具1が得られるものである。
かかる吊下金具1は第1の開口部12を上にして第3図
a、l)に示すように吊下用シャフト4の外周部に嵌着
されるようになっており、吊下用シャフト4の上端部に
形成せる係止ピン挿通孔14には水平方向から係止ピン
5が挿通され、係止ピン5の両端部は第3図すに示すよ
うに第1の開口部12の下端側に係止されるようになっ
ている。
a、l)に示すように吊下用シャフト4の外周部に嵌着
されるようになっており、吊下用シャフト4の上端部に
形成せる係止ピン挿通孔14には水平方向から係止ピン
5が挿通され、係止ピン5の両端部は第3図すに示すよ
うに第1の開口部12の下端側に係止されるようになっ
ている。
かかる係止ピン5の両端部に形成せる挿通孔15には第
3図aに示すような抜は止め用の割ピン9を差し込んで
、吊下金具1から吊下用シャフト4が脱落することを防
止しているものであるが、本考案においては第2図の従
来例に示すような水平方向に拡がる鍔部2がなく、円筒
状の金属枠10の上端部に係止ピン5を係止するように
しているので、上述のような係止ピン5を挿通したり、
あるいは係止ピン5に抜は止め用の割ピン9を装着した
りする際に第2図の従来例のように鍔部2が邪魔になる
ようなことはないものである。
3図aに示すような抜は止め用の割ピン9を差し込んで
、吊下金具1から吊下用シャフト4が脱落することを防
止しているものであるが、本考案においては第2図の従
来例に示すような水平方向に拡がる鍔部2がなく、円筒
状の金属枠10の上端部に係止ピン5を係止するように
しているので、上述のような係止ピン5を挿通したり、
あるいは係止ピン5に抜は止め用の割ピン9を装着した
りする際に第2図の従来例のように鍔部2が邪魔になる
ようなことはないものである。
本考案は以上のように構成されており、金属板の長手方
向両側に左右対称に形成せる第1の開口部と、金属板の
長手方向中央部に形成せる第2の開口部との間に夫々全
長に亙って半円状の隆起部分を突出形威し、両隆起部分
を外側にして金属板を長手方向中央部にて二つ折りする
ことにより円筒状金属枠を有する吊下金具を形威し、上
記吊下金具の円筒状金属枠を第1の開口部を上にして照
明器具の上面より突出せる吊下用シャフトの外周部に嵌
着し、吊下用シャフトの上端部に水平方向に形成せる係
止ピン挿通孔内に挿通された係止ピンの両端部を第1の
開口部の下端側にて係止し、第1の開口部の上端側に連
続的に形成せる波状凹凸部に、天井面より垂下せる吊下
用鎖の下端部を係合するように構成したものであるから
、従来例のように吊下金具から水平方向に突出する鍔部
を形成する必要がなく、円筒状金属枠の上端部にて係止
ピンの両端部を係止することができるので、係止ピンの
挿通時や係止ピンの抜は止め用の割ピンの挿通時に、上
述のように水平方向に突出した鍔部が作業の邪魔になる
ようなことがなく、シたがって照明器具の組立の作業性
を著しく向上せしめることができるという利点があり、
しかも左右対称に打ち抜きプレス加工した金属板を二つ
折りにするだけで吊下金具を形成することができるので
、製作に要する手数を大幅に節減でき、しかも水平方向
への抜かりがないために使用する金属板の量が少なくな
ってコストが安くなるという利点があり、また吊下用シ
ャフトと嵌合する円筒状金属枠は縦方向に充分に長くす
ることができるので、従来例のような鍔部を用いた吊下
金具に比べると、吊下用シャフトに対する吊下金具の揺
動が少なくなるという利点を有するものである。
向両側に左右対称に形成せる第1の開口部と、金属板の
長手方向中央部に形成せる第2の開口部との間に夫々全
長に亙って半円状の隆起部分を突出形威し、両隆起部分
を外側にして金属板を長手方向中央部にて二つ折りする
ことにより円筒状金属枠を有する吊下金具を形威し、上
記吊下金具の円筒状金属枠を第1の開口部を上にして照
明器具の上面より突出せる吊下用シャフトの外周部に嵌
着し、吊下用シャフトの上端部に水平方向に形成せる係
止ピン挿通孔内に挿通された係止ピンの両端部を第1の
開口部の下端側にて係止し、第1の開口部の上端側に連
続的に形成せる波状凹凸部に、天井面より垂下せる吊下
用鎖の下端部を係合するように構成したものであるから
、従来例のように吊下金具から水平方向に突出する鍔部
を形成する必要がなく、円筒状金属枠の上端部にて係止
ピンの両端部を係止することができるので、係止ピンの
挿通時や係止ピンの抜は止め用の割ピンの挿通時に、上
述のように水平方向に突出した鍔部が作業の邪魔になる
ようなことがなく、シたがって照明器具の組立の作業性
を著しく向上せしめることができるという利点があり、
しかも左右対称に打ち抜きプレス加工した金属板を二つ
折りにするだけで吊下金具を形成することができるので
、製作に要する手数を大幅に節減でき、しかも水平方向
への抜かりがないために使用する金属板の量が少なくな
ってコストが安くなるという利点があり、また吊下用シ
ャフトと嵌合する円筒状金属枠は縦方向に充分に長くす
ることができるので、従来例のような鍔部を用いた吊下
金具に比べると、吊下用シャフトに対する吊下金具の揺
動が少なくなるという利点を有するものである。
第1図は従来の照明器具の正面図、第2図aは同上のバ
ランス調節機構の斜視図、同図すは同上の側面図、第3
図aは本考案の一実施例の要部分解斜視図、同図すは同
上の組立てた状態を示す要部斜視図、第4図aは同上に
用いられる吊下金具を展開した状態を示す平面図、同図
すは同上を二つ折りした状態を示す斜視図である。 1は吊下金具、3は照明器具本体、4は吊下用シャフト
、5は係止ピン、6は波状凹凸部、8は鎖、10は金属
枠、12.13は開口部、16は隆起部分である。
ランス調節機構の斜視図、同図すは同上の側面図、第3
図aは本考案の一実施例の要部分解斜視図、同図すは同
上の組立てた状態を示す要部斜視図、第4図aは同上に
用いられる吊下金具を展開した状態を示す平面図、同図
すは同上を二つ折りした状態を示す斜視図である。 1は吊下金具、3は照明器具本体、4は吊下用シャフト
、5は係止ピン、6は波状凹凸部、8は鎖、10は金属
枠、12.13は開口部、16は隆起部分である。
Claims (1)
- 金属板の長手方向両側に左右対称に形成せる第1の開口
部と、金属板の長手方向中央部に形成せる第2の開口部
との間に夫々全長に亙って半円状の隆起部分を突出形威
し、両隆起部分を外側にして金属板を長手方向中央部に
て二つ折りすることにより円筒状金属枠を有する吊下金
具を形成し、上記吊下金具の円筒状金属枠を第1の開口
部を上にして照明器具の上面より突出せる吊下用シャフ
トの外周部に嵌着し、吊下用シャフトの上端部に水平方
向に形成せる係止ピン挿通孔内に挿通された係止ピンの
両端部を第1の開口部の下端側にて係止し、第1の開口
部の上端側に連続的に形成せる波状凹凸部に、天井面よ
り垂下せる吊下用鎖の下端部を係合して成るバランス調
整機構付き照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3623181U JPS5854741Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | バランス調整機構付き照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3623181U JPS5854741Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | バランス調整機構付き照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57168115U JPS57168115U (ja) | 1982-10-22 |
JPS5854741Y2 true JPS5854741Y2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=29833475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3623181U Expired JPS5854741Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | バランス調整機構付き照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854741Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001014934A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明器具 |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3623181U patent/JPS5854741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57168115U (ja) | 1982-10-22 |
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