JPS5854490Y2 - 埋込金具 - Google Patents
埋込金具Info
- Publication number
- JPS5854490Y2 JPS5854490Y2 JP18320780U JP18320780U JPS5854490Y2 JP S5854490 Y2 JPS5854490 Y2 JP S5854490Y2 JP 18320780 U JP18320780 U JP 18320780U JP 18320780 U JP18320780 U JP 18320780U JP S5854490 Y2 JPS5854490 Y2 JP S5854490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- embedded
- fitting
- mounting plate
- embedded metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は建物の階床の下側に配管される諸配管の吊金
具等の杆体を取付ける埋込金具に関するものである。
具等の杆体を取付ける埋込金具に関するものである。
従来、この種吊金具等の杆体の階床スラブへの取付は、
杆体の雄ねじに螺合する雌ねじを有する単なる板状の埋
込金具を階床スラブを埋設しておいて、この埋込金具に
吊金具杆体の雄ねじを螺合して杆体を取付けることが一
般的に行なわれていた。
杆体の雄ねじに螺合する雌ねじを有する単なる板状の埋
込金具を階床スラブを埋設しておいて、この埋込金具に
吊金具杆体の雄ねじを螺合して杆体を取付けることが一
般的に行なわれていた。
従って板状の埋込金具の埋設位置がずれたり、或いは配
管の曲げ加工等が図面通りになされておらず、結果的に
埋設位置がずれるようなことになった場合に、杆体の取
付位置を調整することが全くできなかったので、杆体を
配管の位置に合せて無理に曲げて配管を吊らざるを得な
かった。
管の曲げ加工等が図面通りになされておらず、結果的に
埋設位置がずれるようなことになった場合に、杆体の取
付位置を調整することが全くできなかったので、杆体を
配管の位置に合せて無理に曲げて配管を吊らざるを得な
かった。
その為配管施工の能率が悪くなり、また杆体を無理に曲
げるので階床スラブに亀裂が入ったり、破損する等の問
題があった。
げるので階床スラブに亀裂が入ったり、破損する等の問
題があった。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は埋込金具の埋設位置にずれが生じた場
合にも、吊金具等の杆体の取付位を容易に調整すること
ができるようにした埋込金具を提供しようとするもので
ある。
って、その目的は埋込金具の埋設位置にずれが生じた場
合にも、吊金具等の杆体の取付位を容易に調整すること
ができるようにした埋込金具を提供しようとするもので
ある。
以下、この考案の一実施例を第１図、第２図により説明
する。
する。
図中１は下端開放の有底中空筒状の鋳物製の埋込金具本
体で、その周壁１ａの内周面にねじ部２を有し、ま゛た
底壁１ｂにアンカー用突部３を有している。
体で、その周壁１ａの内周面にねじ部２を有し、ま゛た
底壁１ｂにアンカー用突部３を有している。
このアンカー用突部３にはアンカーボルト４をねじ込む
雌ねじ３ａが十字方向に設けられている。
雌ねじ３ａが十字方向に設けられている。
また本体１は下端周縁に本体１を階床スラブに埋設する
際に型枠６に固定するための釘孔５ａを有する固定用突
部５を周方向に等配して３個所有している。
際に型枠６に固定するための釘孔５ａを有する固定用突
部５を周方向に等配して３個所有している。
８は半径方向に亙る長孔８ａを有する円板状の鋳物製の
杆体取付板で、その外周部に上記本体１のねじ部２と螺
合するねじ部９を有している。
杆体取付板で、その外周部に上記本体１のねじ部２と螺
合するねじ部９を有している。
そして上記長孔８ａは吊金具等の頭付きボルト状の杆体
１０の螺子部１０ａが摺動可能に貫挿される大きさとさ
れており、この長孔８ａに貫挿された杆体１０はワッシ
ャ１１を介してナツト１２を締付けることにより杆体取
付板８に固定されるようになっている。
１０の螺子部１０ａが摺動可能に貫挿される大きさとさ
れており、この長孔８ａに貫挿された杆体１０はワッシ
ャ１１を介してナツト１２を締付けることにより杆体取
付板８に固定されるようになっている。
而してこの埋込金具本体１を階床スラブのコンクリ−）
Ａ中に埋設するには、まず本体１を第１図に示す如く型
枠６上の所定位置に載置して、本体固定用突部５の釘孔
５ａに釘を打ち込んで個定し、またアンカーボルト４を
アンカー用突部゛３の雌ねじ３ａにねじ込んで、これを
最寄りの配筋（図示せず）に結合してから、コンクリ−
）Ａの打設を行なって、このコンクリ−）Ａ中に埋込金
具本体１を埋設固定する。
Ａ中に埋設するには、まず本体１を第１図に示す如く型
枠６上の所定位置に載置して、本体固定用突部５の釘孔
５ａに釘を打ち込んで個定し、またアンカーボルト４を
アンカー用突部゛３の雌ねじ３ａにねじ込んで、これを
最寄りの配筋（図示せず）に結合してから、コンクリ−
）Ａの打設を行なって、このコンクリ−）Ａ中に埋込金
具本体１を埋設固定する。
次に型枠６を外してから、杆体取付板８の長孔８ａに配
筋吊金具等の杆体１０を貫挿してナツト１２を緩く締め
た状態で、取付板８を埋込金具本体１に螺合する。
筋吊金具等の杆体１０を貫挿してナツト１２を緩く締め
た状態で、取付板８を埋込金具本体１に螺合する。
そして、杆体１０に配管吊金具（図示せず）を取付けて
配管を吊る際、埋込金具本体１の埋設位置と配管位置に
ずれが生じた場合には杆体取付板８を螺合回転させる“
と共に、杆体１０を長孔８ａ内をスライドさせることに
より第２図に想像線で示す円の範囲内で杆体１０の取付
位置を容易に調整することができる。
配管を吊る際、埋込金具本体１の埋設位置と配管位置に
ずれが生じた場合には杆体取付板８を螺合回転させる“
と共に、杆体１０を長孔８ａ内をスライドさせることに
より第２図に想像線で示す円の範囲内で杆体１０の取付
位置を容易に調整することができる。
こうして杆体１０を所定の位置に調整してから、ナツト
１２を締付けて固定する。
１２を締付けて固定する。
なお、振動等による緩みを防止するため、埋込金具本体
１内に無収縮モルタル等を充填することが望ましい、そ
して最後に仕上げモルタルを打設する。
１内に無収縮モルタル等を充填することが望ましい、そ
して最後に仕上げモルタルを打設する。
なお、埋込金具本体１を階床スラブのコンクリ−）Ａ中
に埋設する場合の固定方法として、杆体１０を長孔８ａ
に貫挿した杆体取付板８を予め本体１に螺合しておき、
一方型枠６に杆体１０の貫通孔をあけておいて、第１図
に想像線で示す如くナツト１２を締けることにより、本
体１を型枠６上に位置決め固定することもできる。
に埋設する場合の固定方法として、杆体１０を長孔８ａ
に貫挿した杆体取付板８を予め本体１に螺合しておき、
一方型枠６に杆体１０の貫通孔をあけておいて、第１図
に想像線で示す如くナツト１２を締けることにより、本
体１を型枠６上に位置決め固定することもできる。
またこの埋込金具を上下逆向きにしてベランダのコンク
リート中に埋設固定すればフェンスの支柱の固定にも利
用できる。
リート中に埋設固定すればフェンスの支柱の固定にも利
用できる。
この考案の埋込金具は上記のようなものであるから、配
管吊金等の杆体の取付位置を容易に調整することができ
る。
管吊金等の杆体の取付位置を容易に調整することができ
る。
従って埋込金具の埋設位置と配管位置とにずれが、生じ
た場合にも従来のように杆体を無理に曲げて施工する必
要は無くなるので、配管施工の能率を向上させることが
できまた階床スラブを破損させるような問題も解消する
ことができる。
た場合にも従来のように杆体を無理に曲げて施工する必
要は無くなるので、配管施工の能率を向上させることが
できまた階床スラブを破損させるような問題も解消する
ことができる。
第１図はこの考案の実施例に係る埋込金具の一使用例を
示す縦断面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線矢視底
面図である。 １・・・・・・埋込金具本体、１ａ・・・・・・周壁、
２・・・・・・ねじ部、４・・・・・・アンカー、白・
・・・・・杆体取付板、８ａ・・・・・・長孔、９・・
・・・・ねじ部、１０・・・・・・杆体、１０ ａ・・
・・・・杆体螺子部、１２・・・・・・ナツト、Ａ・・
・・・・コンクリート。
示す縦断面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線矢視底
面図である。 １・・・・・・埋込金具本体、１ａ・・・・・・周壁、
２・・・・・・ねじ部、４・・・・・・アンカー、白・
・・・・・杆体取付板、８ａ・・・・・・長孔、９・・
・・・・ねじ部、１０・・・・・・杆体、１０ ａ・・
・・・・杆体螺子部、１２・・・・・・ナツト、Ａ・・
・・・・コンクリート。
Claims (1)
- アンカーを有して階床スラブ等のコンクリート中に埋設
される下端開放の中空筒状をなし且つ周壁内周面にねじ
部を有した埋込金具本体と、配管吊金具等の杆体の螺子
部を摺動可能に貫挿してナツトにより止め付は得る半径
方向に亙る長孔を有した円板状をなし且つ外周部にねじ
部を有して上記本体内に螺合できる杆体取付板とからな
る埋込金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320780U JPS5854490Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 埋込金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18320780U JPS5854490Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 埋込金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57106903U JPS57106903U (ja) | 1982-07-01 |
| JPS5854490Y2 true JPS5854490Y2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=29982263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18320780U Expired JPS5854490Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 埋込金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854490Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-22 JP JP18320780U patent/JPS5854490Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57106903U (ja) | 1982-07-01 |
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