JPS5854465B2 - イオンポンプ用電源 - Google Patents

イオンポンプ用電源

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Publication number
JPS5854465B2
JPS5854465B2 JP9519881A JP9519881A JPS5854465B2 JP S5854465 B2 JPS5854465 B2 JP S5854465B2 JP 9519881 A JP9519881 A JP 9519881A JP 9519881 A JP9519881 A JP 9519881A JP S5854465 B2 JPS5854465 B2 JP S5854465B2
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JP
Japan
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ion pump
current
transformer
voltage
power supply
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Expired
Application number
JP9519881A
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English (en)
Other versions
JPS57210556A (en
Inventor
重信 金山
和見 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tohoku Metal Industries Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J41/00Discharge tubes for measuring pressure of introduced gas or for detecting presence of gas; Discharge tubes for evacuation by diffusion of ions
    • H01J41/12Discharge tubes for evacuating by diffusion of ions, e.g. ion pumps, getter ion pumps

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  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イオンポンプ用電源に関し、特に負荷のイン
ピーダンスが真空度によって変化するのに対応しながら
、適性の放電電流・電圧曲線に従って電力を供給するこ
との出来るイオンポンプ用電源に関するものである。
イオンポンプは容器中の気体を電子によりイオン化し、
これを器壁または電極に向って加速衝突させると、そこ
に捕獲されるという吸着現象を利用したものである。
これによると、機械的可動部分のない純粋にエレクトロ
ニクス的な方法により真空を得ることができる。
このようなイオンポンプのための電源は次の機能を必要
とする。
即ち、ポンプ内圧力が1O−2Torr以上の放電は、
ガイスラ管の放電のように、電導度がよく、電圧を高く
すると電流が流れすぎポンプが破壊されるので、電流を
しぼることによって電圧を低く抑えるようにする。
10 ’ Torr以下では放電はペニング放電となり
、電導度は小さくなって電圧が充分かかるようになり、
正常なポンプ動作にうつる。
この中間は非常に複雑な変化を示す。
第1図は電流制限装置のついた電源において、2極型イ
オンポンプにかかる電圧と電流及び内部消費電力の傾向
を示す。
第1図の動作より実際にはイオンポンプが低真空より吸
引速度をあげるために電力曲線の山の右側は第2図のよ
うにするのが望ましい。
なお、第1図及び第2図において、電力曲線のピークの
右側がポンプ内圧力1O−2Torr以上に対応し電力
曲線のピークの左側が1O−2Torr以下に対応する
従来のイオンポンプ用電源を第3図に示す。
この電源は、高中周波数50又は60Hzをそのまま低
周波トランスT1で約8KVまで昇圧を行う。
そして、このトランスT1の出力をダイオードD1及び
D2で整流し、さらにはコンデンサC1及びC2で平滑
して、直流とし、負荷であるイオンポンプ10に供給す
る。
このとき、放電電流−電圧曲線は、トランスT1の内部
インピーダンスとコンデンサC1及びC2の容量で決ま
る。
しかしながら、この購或では放電電流に対応した適正の
電圧をイオンポンプに供給していくことは極めて難しい
しかも、トランスT1は50又は60 Hzの低周波を
入力とする関係上、大型のものとなる。
本発明の目的は、放電電流に対応した適正の電圧を容易
にイオンポンプに供給していくことができ、しかもトラ
ンスとして小型軽量のものを用いることが可能なイオン
ポンプ用電源を提供することにある。
本発明によれば、スイッチング素子を有し直流電力を該
スイッチング素子の駆動時間幅に対応したパルス幅をも
つ交流電力に変換するインバータと、該インバータの出
力を受けるトランスと、該トランスの出力を整流さらに
は平滑してイオンポンプに与える整流・平滑回路と、上
記イオンポンプの放電電流に対応した上記トランスの1
次側又は2次側の電流を検出する検出回路と、該検出回
路の検出値に対応して上記スイッチング素子の駆動時間
幅を制御する制御回路とを備え、上記イオンポンプの放
電電流値に対応した電圧を上記イオンポンプに与えるこ
とができるようにしたことを特徴とするイオンポンプ用
電源が得られる。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第4図に示した本発明の一実施例によるイオンポンプ用
電源においては、50又は60Hzの交流は、整流回路
20によって整流された後、コンデンサC3によって平
滑されて、直流とされる。
この直流はDC/ACインバータ30に入力される。
このインバータ30は、スイッチングトランジスタを有
し、直流入力を該スイッチングトランジスタの駆動時間
幅に対応したパルス幅をもつ交流出力に変換する。
このインバータ30の出力は小型高周波トランスT2に
入力される。
このトランスT2の出力はダイオードD1及びD2によ
って整流され、さらにはコンデンサC1及びC2によっ
て平滑される。
このDl及びD2さらにはC1及びC2からなる整流・
平滑回路の直流出力はイオンポンプ10に供給される。
本実施例は、さらに、イオンポンプ10の放電電流に対
応したトランスT2の1次側の電流のピーク値を検出す
る検出回路40と、この検出回路40の検出値に対応し
てインバータ30内の上記スイッチングトランジスタの
駆動時間幅を制御する制御回路50とを備え、イオンポ
ンプ10の放電電流値に対応した電圧をイオンポンプ1
0に与えることができるようにしたものである。
本実施例の特徴は、第1にインバータ30によって高周
波スイッチングすることである。
インバータ30によって約20KHzのスイッチングに
すると、周波数は50又は60Hzの正弦波の約400
倍又は約330倍になる。
高周波トランスT2の動作磁束密度レベルを第3図の低
周波トランスT1と同じにすると、断面積は懸又は画に
しつるので、トランスT2は極めて小さくしうる。
次に放電電流に対応した電圧の所定値に本電源の出力電
圧を近似させる一つの方法について述べる。
放電電流に対応した電圧の所定値は、第1図や第2図の
曲線から決まる。
放電電流値(即ち小型高周波トランスT2の2次側電流
)は、1次側電流Icに比例し、1次側電流Icにトラ
ンスの1次巻数n0と2次巻数02との比n 2 /
n 1を乗じたものだから、1次側電流Icを抵抗R1
の端子電圧として検出回路40により検出する。
イオンポンプが動作を始めるとき放電電流が増し、検出
回路40の検出値がある値を越えるまで、制御回路50
はインバータ30のスイッチングトランジスタ駆動時間
幅を狭くするように制限し、これによってインバータ3
0の出力パルス幅をせばめ、本電源の出力電圧を低下さ
せる。
さらに真空度が上がれば、制御回路50はインバータ3
0のスイッチングトランジスタ駆動時間幅を狭くする制
限を解除し、本電源の出力電圧を増加させる。
なお、2次側の電流(即ち放電電流そのもの)を、仮想
線で示した変流器CT等でとり出して、検出回路40に
与えるようにしてもよい。
本電源の出力電圧を下げなければならないときに、パル
ス幅のデユーティ比を低下させるべき値まで下げれば、
電圧は所定値に達する。
ここでパルス幅制限動作が行われると電圧が下り電流が
下り、またパルス幅制限動作が解除され、また電圧が上
ることが繰返され、発振状態に至るが、この頻度を少く
するために検出回路40にヒステリシスをもたせる。
このようにして、高真空時の高電圧微小電流から低真空
時の低電圧大電流まで適正な電流−電圧特性を、電源に
もたせることができる。
しかも、高周波化とスイッチングトランジスタ駆動時間
幅の制御を組入れることによって、小型軽量高効率のイ
オンポンプ用電源とすることができる。
以上説明したように本発明によれば、放電電流に対応し
た適正の電圧を容易にイオンポンプに供給していくこと
ができ、しかもトランスとして小型軽量のものを用いる
ことが可能なイオンポンプ用電源が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はイオンポンプにかかる電圧、電流及び内部消費
電力の傾向を示す図、第2図はイオンポンプの内部消費
電力の実動曲線を示す図、第3図は従来のイオンポンプ
用電源を示す回路図、第4図は本発明のイオンポンプ用
電源を示す回路図である。 T1・・・・・・低周波トランス、Dl及びD2・・・
・・・整流回路、C1及びC2・・・・・・平滑回路、
10・・・・・・イオンポンプ、20・・・・・・整流
回路、C3・・・・・・平滑回路、30・・・・・・D
C/ACインバータ、T2・・・・・・小型高周波トラ
ンス、40・・・・・・検出回路、50・・・・・・制
御回路、CT・・・・・・変流器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スイッチング素子を有し直流電力を該スイッチング
    素子の駆動時間幅に対応したパルス幅をもつ交流電力に
    変換するインバータと、該インバータの出力を受けるト
    ランスと、該トランスの出力を整流さらには平滑してイ
    オンポンプに与える整流・平滑回路と、上記イオンポン
    プの放電電流に対応した上記トランスの1次側又は2次
    側の電流を検出する検出回路と、該検出回路の検出値に
    対応して上記スイッチング素子の駆動時間幅を制御する
    制御回路とを備え、上記イオンポンプの放電電流値に対
    応した電圧を上記イオンポンプに与えることができるよ
    うにしたことを特徴とするイオンポンプ用電源。
JP9519881A 1981-06-22 1981-06-22 イオンポンプ用電源 Expired JPS5854465B2 (ja)

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JPS57210556A JPS57210556A (en) 1982-12-24
JPS5854465B2 true JPS5854465B2 (ja) 1983-12-05

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JPS57210556A (en) 1982-12-24

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