JPS5854309Y2 - 自動車のドア開閉固定治具 - Google Patents

自動車のドア開閉固定治具

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Publication number
JPS5854309Y2
JPS5854309Y2 JP12256281U JP12256281U JPS5854309Y2 JP S5854309 Y2 JPS5854309 Y2 JP S5854309Y2 JP 12256281 U JP12256281 U JP 12256281U JP 12256281 U JP12256281 U JP 12256281U JP S5854309 Y2 JPS5854309 Y2 JP S5854309Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
recess
pin
door opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP12256281U
Other languages
English (en)
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JPS5828083U (ja
Inventor
忠信 西沢
勲 石塚
恒雄 平賀
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP12256281U priority Critical patent/JPS5854309Y2/ja
Publication of JPS5828083U publication Critical patent/JPS5828083U/ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のドア塗装時等にドア開閉位置で固定す
るため、に用いる固定治具に関するものである。
自動車のドアでドアチェッカを設けるタイプにおいて、
ドアを組み付けた状態でロボット塗装ガン等で塗装を行
う場合、従来ではドアチェッカを組み付けたまま塗装を
行っているためドアの開閉角度が一定せず、ガンとドア
内端部との間の距離が一定せず、ために塗膜が不均一と
なる虞れがある。
そこで手作業で不均一部分を塗装するが、これによると
作業環境が悪いこと、均一な塗装が行い難く一1他の部
分との間に塗膜の不均一が発生する虞れがある。
以上の他ドアを開いて組付作業を行う場合、ドアを任意
の角度で固定することができることが望ましい。
本考案はかかる不都合を改善すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、車体のドア開口部のドアチェックブ
ラケットとドアのドアチェック取付部との間にドアの全
閉、中間、全開の各位置での節度を有する冶具を着脱自
在に介装し、塗装、組付作業時等にドアを任意の角度で
固定し得るようにし、以って塗装や組付作業に便ならし
め、塗装作業においては自動塗装による塗膜の均一化、
品質向上、手作業の廃止等を企図し得る如くした自動車
のドア開閉固定冶具を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は本考案に係る治具の平面図、第2図は第1図2
−2線断面図である。
1は縦に設けられた基片で、これの中央部には幅広の開
口部2が板厚方向に貫通して穿設され、基片1の開口部
2上辺の外面1aには左右にL型のブラケット3,3が
固設され、ブラケット3゜3は外面1aからこれと直角
方向に横片3bが突出し、各縦片3aで外面1aに溶接
されている。
左右のブラケット3,3の横片3bには左右のロックア
ーム4,50基端をビン6.6で揺動自在に枢清し、ロ
ックアーム4,5は基片1に対して直角方向で外面1a
の外方に延出される。
ロックアーム4,5の各向い合う縁辺部4a、5aの一
方4aには長さ方向に外側方にもぐるガイド部Iを設け
、ガイド部Tはアーム4の長さ方向両端部を除いて設げ
られ、ガイド部Iの縁辺部?aは直線状である。
他方のアーム5の縁辺部5aには長さ方向に外側方にも
ぐるガイド部8を設げ、ガイド部8は先端部寄り部に第
1の凹部8bを、中間部に第2の凹部8cを、基部寄り
部に第3の凹部8dを備え、第1の四部8bは長さ方向
に少々長さを右し、第2の凹部8cは長さ方向に第1の
凹部より長い長さを有し、第3の凹部8dは後述するピ
ンの半周と略等しく、これらでピンの保持凹部な構成す
る。
第1の凹部8bと第2の凹部8cとの間には縁辺部5a
と略同−線上の境界部8aが、又第2の凹部8cと第3
の凹部8dとの間には口様の境界部8eが設げられてい
る。
そして各アーム4,5の先端部には各外側方に対称的に
突出するL型の係止片4b、5bを設げ、この間にコイ
ルバネ9を介装し、バネ9は一端を一方の係止片4bに
、他端を他方の係止片5bに各係止し、アーム4,5を
相寄る方向、即ちアーム4,5の縁辺部4ay 5aが
当接する方向に弾圧し、これを第1図で示した。
以上のアーム4,5の下辺に同方向に長いスライドプレ
ート10を臨ませ、スライドプレート10の先端部には
ピン11を起設し、ビン11外周には転勤用ローラ12
を遊合し、ピン11をアーム4.5のガイド部7.8間
に嵌挿し、ピン11上端には向い合うガイド部7.8間
の隙間より大径のフランジ部11aを設け、ピン11の
ガイド部7.8からの抜脱を防止する。
かかるスライドプL/−NOの基部10aを基片1の開
口部2からこれの裏面1b外方に延出し、基端部に上下
に支持孔13を設ける。
前記した基片1の幅方向中央部上部には取付用ボルト1
4を固設し、ボルト14は基片1の裏面1b外方にこれ
と直交する方向に突出し、又基片1の幅方向中央部下部
には逆り型の係止杆15を突設する。
以上の治具16は、ドア21のインナーパネル22の開
口部22aから内部に挿入し、基片1をドア21の先端
壁21aに形成した上下のドアチェック取付用孔21b
、21cに上下のボルト14係止杆15を挿入し、ワッ
シャ23、ナツト24を介してボルト14により基片1
を先端壁21a内面に組着し、先端壁21aの取付用孔
21b。
21c間に形成されたドアチェック挿入用開口部21d
からスライドプレート10の先部10aを延出し、これ
を車体のドア開口部前壁25に突設した上下双股状のド
アチェック用ブラケット26の上f片26a、26b間
に挿入し、これに設けた上下の取付孔26c、26cと
支持孔13とを合せ、L型の止杆17先端部17aを各
孔26c。
13に通し、スライドプレート10の先部を車体側に枢
着する。
以上において、ドア21を開げるとアーム4゜5はドア
21と一体に移動し、一方スライドプレート10は車体
側に固定されているためピン11は動かず、アーム4,
5とスライドプレート10は相対的に移動する。
ピン11はドアを閉じた状態ではガイド部7,8の最も
先部に臨み、バネ9による縮閉力で第1の凹部8bとガ
イド部8間に挾持されて位置決めされ(第3図A)、ド
アの開放方向への移動でピン11はガイド部7,8間を
長さ方向に移動し、ローラ12を有するため円滑になさ
れ、ピン11は第1図中右方向に相対的に移動すること
となり、ガイド部8の突部8aをバネ9の縮閉力に抗し
てアーム4,5をピン6.6を支点にして揺動拡開しつ
つ右方向に移動し、第2の凹部8cに到る(第3図B)
この第2の凹部8Cでドアは半開き状態となり、凹部8
cの長さの範囲でドアは開閉方向に揺動可能である。
更にドアを開き方向に揺動させると、ピン11は突部8
eを経て第3の凹部8dに係合しく第3図C)、ドアは
全開となり、全閉、中間開度、全開位置は夫々アーム4
,5の縮閉力で保持され、ドアはふらつくことがない。
以上の中間開度、全開位置で塗装や組付作業を行い、爾
後係止杆17を外し、ナツト24をゆるめて治具16を
取り外す。
以上で明らかな如く本考案によれば、塗装作業や組付作
業時にドアを所定の開度で保持することができ、塗装作
業においては自動機で均一な塗膜形成を行うことができ
、品質の向上、手作業の省略、省力化を図ることができ
るとともに、組付作業においても上記により作業がし易
く、治具の構造も簡単であり、且つドアチェックの取付
部を利用するために車体、ドアに変更がなく、既存のブ
ラケットや取付部を利用して作業の正確、容易化を図る
ことができる等多大の利点を有する。
尚実施例では凹部を三個所としたがこれは任意であり、
又スライドプレートの枢着手段は上記に限られるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は平面図
、第2図は第1図2−2線断面図、第3図は作用説明図
、第4図はドア要部の斜視図である。 尚図面中1は本体、4,5は揺動部材、7,8は保持凹
部、9はバネ、10は摺動部材、11はピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する縁辺部に保持凹部を備え、一端をドア側に着脱
    自在に取付支持せしめる本体に枢着し、他端を縮閉方向
    に弾圧する如くバネ手段で繋げられた一対の揺動部材と
    、一端に車体側への着脱自在な枢着部を備え、他端に前
    記揺動部材の縁辺部間に係合する部分を備え、本体に対
    して遊合する摺動部材とからなることを特徴とする自動
    車のドア開閉固定治具。
JP12256281U 1981-08-19 1981-08-19 自動車のドア開閉固定治具 Expired JPS5854309Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12256281U JPS5854309Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 自動車のドア開閉固定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12256281U JPS5854309Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 自動車のドア開閉固定治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828083U JPS5828083U (ja) 1983-02-23
JPS5854309Y2 true JPS5854309Y2 (ja) 1983-12-10

Family

ID=29916483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12256281U Expired JPS5854309Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 自動車のドア開閉固定治具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221958A (ja) * 1988-07-12 1990-01-24 Kobe Steel Ltd 自動車用塗装ラインシステム
JP5521920B2 (ja) * 2009-10-29 2014-06-18 トヨタ車体株式会社 ドア塗装用治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5828083U (ja) 1983-02-23

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