JPS5854161A - 大型構造物における鉄筋先組工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、＃Ｉ＃造物の壁体に鉄筋先組工法を適用する場合
、壁厚が薄く、揚重組立のための形状が確保し易く、鉄
筋径も小さく継手も重ね継手等のそれ程精度を必要とせ
ず、また揚重組立による変形が許容され、且つまた変形
を容易に修正することができた。

これに反して原子力発電所の如く壁厚がｔθ〜６．０講
に及ぶ大型構造物に鉄筋先組工法を適用する場合、先組
鉄筋の形状を確保することが困難であり、鉄筋も大径の
ものが使用される関係上、鉄筋の継手には突合せ継手が
使用され組立フレーム全体の精度が要求されることとな
り、フレームには変形しないような剛性が要求される。

このため第１図に示すように鉄骨尋による鉄筋組立仮設
フレーム（、）が使用される。

このような仮設フレーム（α）は本来必要な本設の鉄筋
以外のものであって、あくまで仮設用にのみ供される。

従ってこの仮設材の節減が課題となる。

本発明は本設鉄筋に仮設材としての役割を分担せしめ、
仮設フレームなしに先組鉄筋ユニットを組立てて前記課
題を解決しようとするものであって１本設鉄筋を弦材と
し、同弦材をラチス材で連結してなるトラス単体を立体
的に組立ててフレームを形成し、同フレームに所要の鉄
筋を配筋してなる先組鉄筋ユニットを揚重して所定位置
にセットすることを特徴とする大型構造物における鉄筋
先組工法に係るものである。

本発明においては前記したように１本設である鉄筋を弦
材とし、同弦材を工場等でラチス材によつて連結してト
ラス単体を組立て、同トラス単体を立体的に組立てて鉄
筋フレームを形成し、このフレームに所定の鉄筋を配筋
して先組鉄筋ユニットを形成し、この先組鉄筋ユニット
を揚重して所定位置にセットするようにしたものである
。

従って本発明によれば先組鉄筋ユニットの主体を構成す
るトラス単体が、弦材と同弦材を連結するラチス材とか
らのみ構成されているので、形状が平面的で単純であり
、製作が容易であり、軽量で取扱いが容易である。また
前記フレームはその構成要素が軽量で取扱い易いトラス
単体からなり、トラス単体の組立て方によって形状、大
きさを変えることができるので、製作が容易である。

また本発明によれば前記したように、本設材の鉄筋が仮
設材を構成していて、前記従来のものＫおけるように鉄
骨より表る仮設フレームを必要とせず、材料の有効利用
が図られ、経済性に富む等。

本発明は多くの利点を有するものである。

以下本発明を図示の実施例について説明する。

本設鉄筋を弦材（１）とし、相対する弦材（ｌバ１）を
工場等ニオイてラチス材（２）で溶接接合してトラス単
体内を組立てる。（第２−参照） 次いで同トラス単体囚をＺ　、　ｙ、Ｚ方向に配設。

組立てて組立フレームの）を構成する。（第３図参照） 次いで前記組立フレーム（Ｂ）に所要の鉄筋（３ハ４）
を配筋して先組鉄筋ユニットＣ）を組立て、揚重装置（
Ｄｉを介して揚重して所要の位置にセットするものであ
る。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にたり局限されるものではなく１本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種槽の設計の改変を施し
）るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の鉄筋先組工法に使用される組立フレーム
の斜面図、第２図は本発明の方法において使用されるト
ラス単体の正面図、第６図は組立フレームの斜面図、第
４図は先組鉄筋ユニットの斜面図である。 （Ａ）・・・トラス単体、（Ｂ）・・・組立フレーム、
（Ｃ）・・・先組鉄筋ユニット、（１）・・・弦材、（
２）・・・ラチス材。 （３１（４）・・・鉄筋 代理人　弁理士　量率重文 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本設鉄筋を弦材とし、同弦材をラチス材で連結してなる
   トラス単体を立体的に組立ててフレームを形成し、同フ
   レームに所要の鉄筋を配筋してなる先組鉄筋ユニットを
   揚重して所定位置にセットすることを特徴とする大型構
   造物における鉄筋先組工法。