JPS5854153B2 - ピリド〔3,2,1↓−jk〕カルバゾ−ル誘導体 - Google Patents

ピリド〔3,2,1↓−jk〕カルバゾ−ル誘導体

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JPS5854153B2
JPS5854153B2 JP11707078A JP11707078A JPS5854153B2 JP S5854153 B2 JPS5854153 B2 JP S5854153B2 JP 11707078 A JP11707078 A JP 11707078A JP 11707078 A JP11707078 A JP 11707078A JP S5854153 B2 JPS5854153 B2 JP S5854153B2
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広 石川
量之 中川
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【発明の詳細な説明】 本発明は新規なピリド〔3・2・1− jk)カルバゾ
ール誘導体に関する。
本発明の化合物は文献未載の新規化合物であって、一般
式 〔式中R1はハロゲン原子もしくは4−メチル−1−ピ
ペリジニル基が置換した低級アルコキシ基、ヒドラジノ
基又は−NHN−CHJじ%NOを示し、Xはハロゲン
原子を示す。
〕で表わされる。本発明の化合物は抗菌作用、制癌作用
及び抗ウィルス作用を有し、抗菌剤、制癌剤、抗ウィル
ス剤として有用である。
上記一般式(1)に於て、R1で示されるハロゲン原子
もしくは4−メチル−1−ピペリジニル基が置換した低
級アルコキシ基にはクロロメトキシ、2−ブロモエトキ
シ、3−7”ロモプロポキシ、4−フルオロフトキシ、
3−クロロ−2−メチル70ポキシ、2−フルオロエト
キシ、2−(4−メチル−1−ピペリジニル)エトキシ
、3−(メチル−1−ピペリジニル)プロポキシ、4−
(4−メチル−1−ピペリジニル)ブトキシ、3−(4
−メチル−1−ピペリジニル)−2−メチルプロポキシ
基等が包含され、またXで示されるハロゲン原子には弗
素原子、臭素原子、塩素原子、沃素原子等が包含される
本発明の化合物は種々の方法により製造される。
一般式1)の化合物のうちR1がハロゲン原子もしくは
4−メチル−1−ピペリジニル基が置換した低級アルコ
キシ基を示す化合物(即ち一般式 )※(1a)の化合
物)例えば下記反応行程式−1に示す如く一般式(2)
の化合物と一般式(3)の化合物とを反応させることに
より製造される。
反応行程式−1 〔式中R2はハロゲン原子もしくは4−メチル−1−ピ
ペリジニル基が置換した低級アルコキシ基を示す。
Xは前記に同じ。〕一般式(2)の化合物は新規化合物
であって、例えば後記に示す如くして製造される。
一般式(3)の化合物は公知の化合物であるか或いは公
知の方法に準じて、容易に製造される。
一般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物との反応
には通常のエステル化反応、例えば酸ハライド法、カル
ボン酸法、酸無水物法等を採用できる。
一般用2)の化合物と一般式(3)の化合物との反応に
於て酸ハライド法を採用する場合には、一般式(2)の
化合物に適当なハロゲン化剤を反応させて一般式(2)
の化合物の酸ハライドとし、次いでこれに一般刃3)の
化合物を反応させればよL・。
一般式(2)の化合物とハロゲン化剤との反応は無溶媒
下で或いは溶媒中にて行なわれる。
用いられるハロゲン化剤としては塩化チオニル、オキシ
塩化リン、オキシ臭化リン、五塩化リン、五臭化リン等
を例示できる。
斯かるハロゲン化剤の使用量としては、無溶媒下に反応
を行なう場合には一般式2)の化合物に対して通常大過
剰量、溶媒中にて反応を行なう場合には一般刃2)の化
合物に対して通常等モル量以上、好ましくは等モル−2
倍モル量とするのがよい。
用いられる溶媒としては具体的にはベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、ジ
クロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、エチレングリコールモノメチルエーテル
等のエーテル類等を例示できる。
該反応は通常室温〜100℃、好ましくは室温〜50℃
にて行なわれ、一般に0.5〜3時間程度で反応は完了
する。
斯くして一般式(2)の化合物の酸ハライド(以下「酸
ハライド物」という)が生成する。
酸ハライド物と一般式(3)の化合物との反応は脱ハロ
ゲン化水素剤の存存下無溶媒もしくは適当な溶媒中にて
行なわれる。
酸ハライド物と一般式(3)の化合物との使用割合とし
ては、無溶媒下で反応を行なう場合前者に対して後者を
通常大過剰量とするのがよく、また溶媒中にて反応を行
なう場合前者に対して後者を通常等モル量以上、好まし
くは等モル−2倍モル量とするのがよい。
脱ハロゲン化水素剤としては例えば炭酸ナトリウム、炭
酸水臭ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基性化合物
、トリエチルアミン、ピリジン、キノリン、N−N−ジ
メチルアニリン等の第3級アミン類等を挙げることがで
きる。
斯かる脱ハロゲン化水素剤を酸ハライド物に対して通常
等モル量以上、好ましくは等モル−2倍モル量用いるの
がよい。
また用いられる溶媒としては前記芳香族炭化水素類、ハ
ロゲン化炭化水素類、ニーエル類、ピリジン等を例示で
きる。
該反応は通常−io〜50℃、好ましくは0℃〜室温に
て行なわれ、一般に0.5〜6時間程度で反応は終了す
る。
斯くして一般式(la)の化合物が合成される。
また一般用2)の化合物と一般式(3)の化合物との反
応に於てカルボン酸法を採用する場合には、一般式(2
)の化合物と一般式3)の化合物との反応は例えば塩酸
ガス、濃硫酸、リン酸、ポリリン酸、三弗化硼素、過塩
素酸等の無機酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロメタン
スルホン酸、ナフタレンスルホン酸、p−トシル酸、ベ
ンゼンスルホン酸、エタンスルホン酸の有機酸、トリク
ロロメタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスル
ホン酸無水物等の酸無水物、塩化チオニル等のエステル
化反応に慣用の触媒の存在下に行なわれる。
また該反応は無溶媒でも又は前記芳香族炭化水素類、・
・ロゲン化炭化水素類、エーテル類等の溶媒中でも実施
できる。
−膜力2)の化合物と一般式3)の化合物との使用割合
としては、無溶媒下で反応を行なう場合前者に対して後
者を通常大過剰量とするのがよく、また溶媒中にて反応
を行なう場合前者−七に対して後者を通常等モル〜5倍
モル量、好ましくは等モル−2倍モル量とするのがよい
該反応は通常−20〜200℃、好ましくは0〜150
℃にて行なわれる。
斯くして一般式(1a)の化合物が合成される。
一般式1)の化合物のうちR1がヒドラジノ基を示す化
合物(即ち一般式(lb)の化合物)及びR1が基−N
HN=CH−[π1−NO2を示す化合物(即ち一般式
(lc)の化合物)は例えば下記反応行程式−2に示す
如くして製造される。
反応行程式−2 〔式中R3は低級アルキル基を示す。
Xは前記に同じ。
〕即ち一般式(1b)の化合物は一般式(4)の化合物
に司5)のヒドラジンを反応させることにより製造され
、また一般式(1c)の化合物は一般式(1b)の化合
物に式(6)の5−ニトロ−2−フルアルデヒドを反応
させることにより製造される。
−膜力4)の化合物は新規化合物であって、例えば後記
に示す如くして製造される。
式(5)のヒドラジン及び式(6)の5−ニトロ−2−
フルアルデヒドは公知の化合物である。
一般式(4)の化合物とヒドラジンとの反応に於て、両
者の使用割合としては前者に対して後者を通常等モル量
以上、好ましくは等モル−2倍モル量とするのがよい。
該反応は通常適当な溶媒中にて行なわれる。
用いられる溶媒としては前記芳香族炭化水素類、エーテ
ル類、メタノール、エタノール、グロパノール等の低級
アルコール類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド等を例示できる。
該反応は通常では常圧〜10気圧下(好ましくは常圧〜
5気圧下)、50〜150℃(好ましくは60〜100
℃)にて行なわれ、一般に1〜5時間程度で反応は終了
する。
斯くして一般式(1b)の化合物が合成される。
一般式(1b)の化合物と5−ニトロ−2−フルアルデ
ヒドとの反応に於て、両者の使用割合としては前者に対
して後者を通常等モル量以上、好ましくは等モル−2倍
モル量とするのがよい。
該反応は一般には溶媒中で行なわれる。
溶媒としては上記一般式(4)の化合物とヒドラジンと
の反応に於て用いられるものをいずれも使用できる。
該反応は通常室温〜120℃、好ましくは50〜100
℃にて行なわれ、一般に10分〜1時間程度で反応は終
了する。
斯くして一般式(1c)の化合物が合成される。
** 更にまた上記一
般式(1a)に於て、R2が4−メチル−1−ピペリジ
ニル基が置換した低級アルコキシ基を示す化合物(即ち
一般式(1e)の化合物)は下記反応行程式−3に示す
如<R2がハロゲン原子が置換した低級アルコキシ基を
示す化合物(即ち一般式(1d)の化合物)とE(7)
の4−メチルピペリジンとを反応させることによっても
製造される。
反応行程式−3 ・〔式中R4はハロゲン原子が置換した低級アルコキシ
基を示し、R5は4−メチル−1−ピペリジニル基が置
換した低級アルコキシ基を示す。
Xは前記に同じ。
〕一般式(1d)の化合物と4−メチルピペリジンとの
反応に於て、両者の使用割合としては通常前者に対して
後者を等モル量以上、好ましくは等モル−2倍モル量と
するのがよい。
該反応は通常塩基性化合物の存在下適当な溶媒中にて行
なわれる。
塩基性化合物としては具体的にはナトリウムアミド、カ
リウムアミド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム炭酸カリウム等を例
示できる。
斯かる塩基性化合物を一般式(1d)の化合物に対して
通常等モル量以上、好ましくは等モル−2倍モル量用い
るのがよい。
また溶媒としては前記芳香族炭化水素類、エーテル類、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等を例示
できる。
該反応は通常50〜200℃、好ましくは80〜150
℃にて行なわれ、一般に2〜io時間程度で反応は終了
する。
斯くして一般式(1e)の化合物が合成される。
本発明の化合物を合成するための原料である一般角2)
の化合物及び一般式(4)の化合物は例えば下記反応行
程式−4に示す如くしで製造される。
反応行程式−4 〔式中R6は低級アルキル基を示す。
R3及びXは前記に同じ。
〕一般式8)の化合物及び一般用9)の化合物は公知化
合物であるか或いは公知の方法に準じて容易に製造され
る。
一般式(8)の化合物と一般式(9)の化合物との反応
は、無溶媒又はメタノール、エタノール、イソプロパツ
ール、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸アミド等の溶媒中
好ましくは無溶媒で行なわれる。
−膜力8)の化合物に対する一般式(9)の化合物の使
用割合は通常等モル以上であればよく、無溶媒下の反応
では好ましくは等モル量、溶媒下の反応では好ましくは
1.1〜1.5倍モル量とするのがよL・。
反応温度は通常室温〜150℃程度、好ましくは100
〜130℃であり、反応は通常0.5〜6時間で完了し
、容易に一般式(10)で表わされる化合物を収得でき
る。
斯(して得られる一般式([0)の化合物の環化反応は
従来公知の各種環化反応に準じて行ない得る。
例えば加熱による方法、オキシ塩化リン、五塩化リン、
三塩化リン、チオニルクロライド、濃硫酸、ポリリン酸
等の酸性物質を用いる環化法等を挙げることができる。
加熱による環化法を採用する場合、高沸点炭化水素化合
物及び高沸点エーテル類例えばテトラリン、ジフェニル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の
溶媒を用い、通常100〜250℃、好ましくは150
〜200℃の加熱条件を採用するのが好ましい。
又酸性物質を用いる環化法を採用する場合之を一般式(
10)の化合物に対して等モル乃至大過剰量好ましくは
10〜20倍量用い、通常100〜150℃で0.5〜
6時間程度反応させればよい。
斯くして一般式(4)の化合物が容易に収得される。
一般式(4)の化合物の加水分解反応は例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等の塩基性
化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢酸、芳香族スル
ホン酸等の有機酸等の慣用の触媒の存在下に行なわれる
該反応はまた一般には水、メタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、アセトン、メチルエチルケトン、ジオ
キサン、エチレングリコール、酢酸等の通常の溶媒中で
実施される。
反応温度は通常室温〜200℃、好ましくは50〜15
0℃である。
斯くして一般式2)の化合物が容易に収得される。
斯くして得られる本発明の一般式(1)で表わされるピ
リド〔3・2・1−止〕カルバゾール誘導体は、上記し
た反応行程の終了後に慣用の分離手段により容易に単離
精製できる。
分離手段としては例えば溶媒抽出法、希釈法、沈殿法、
再結晶法、カラムクロマトグラフィー、プレパラテイブ
薄層クロマトグラフィー等を例示できる。
以下原料化合物の製造例を参考例として、また本発明化
合物の製造例を実施例として挙げる。
参考例 1 p−フルオロアニリン12.6yをエタノール100r
rLlに溶解し、触媒量のp−トルエンスルホン酸を加
えたのち、シクロへキサノン9.8fIを室温下に滴下
する。
滴下後室温で1時間攪拌後減圧濃縮する。
続いて水190m7に濃硫酸201rLlを混和した希
硫酸を加え、油浴上110℃で15分間加熱することに
よって淡橙色の結晶を析出させる。
該結晶を沢過し水で3度洗浄し、乾燥して6−フルオロ
ート2・3・4−テトラハイドロカルバゾール17.4
Fを得る。
目的物の生成はNMRより確認された。
参考例 2 6−フルオロ−1・2・3・4−テトラハイドロカルバ
ゾール10yを氷酢酸75TLlに溶解し、金属錫1.
5fIを加え油浴上にて還流し、次いで濃塩酸50m1
を分割滴下する。
激しい水素の発生に応じて系内は橙色から無色に変化す
る。
3.5時間反応後過剰の金属錫をr別し、r液を濃縮す
る。
水50m1を加え4N−NaOHでアルカリ性とした後
、エーテル抽出し、エーテル層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後r過、濃縮して白色結晶状の6−フルオロ−1・
2・3・4・10・11−ヘキサハイドロカルバゾール
10Fを得る。
mp80〜83℃。
目的化合物の生成はNMRより確認される。
参考例 3 6−フルオロ−1・2・3・4・10・11−ヘキサハ
イドロカルバゾール8ノにエチルエトキシメチレンマロ
ネート9グを加え、油浴上110℃で加熱する。
エタノールの留出が観察される。30分間同温度で加熱
後ポリリン酸xoof?(IJン酸120y及び五酸化
リン120)より調製)を加え更に30分間140℃で
加熱する。
反応後反応物を水500rrLl中に注ぐことにより薄
褐色の結晶を得る。
之をベンゼン−ヘキサン(1:1)混液にて再結晶して
、14yの白色板状晶のエチル 2−フルオロ−7a・
8・9・10・11・11a−ヘキサバイドロー4−オ
キソ−4H−ピリド〔3・2・1− jk)カルバゾー
ル−5−カルボキシレートを得る。
mp97〜98℃ 参考例 4 エチル 2−フルオロ−78・8・9・10・11・1
la−ヘキサバイドロー4−オキソ−4H−ピリド〔3
・2・1−jk〕カルバゾール−5−カルホキシレー)
10Pに10%苛性ソーダ水溶液140TfLl加え、
40分間還流する。
結晶は上記加熱により溶解し、均一溶液が得られる。
熱時に活性炭処理し、r過する。
r液を冷却し、濃塩酸にてpH2として白色の結晶8z
を得る。
エタノールより再結晶して白色針状晶の2−フルオo−
7a−8−9−10−1111a−ヘキサバイドロー4
−オキソ−4H−ピリド〔3・2・1−fk) hルハ
ソール−5−カルボン酸を得る。
mp281〜282℃ 実施例 1 2−フルオロ−7a・8・9・10・11・11a−ヘ
キサバイドロー4H−ピリド〔3・2・1− J’k)
カルバソール−4−オキソ−5−カルボン酸5.64
9をクロロホルム60m1に懸濁させ室温にて五塩化リ
ン4.5zを加える。
室温30分反応後溶媒を減圧除去することによって淡褐
色に油状物であるカルボン酸クロライドが得られる。
このカルボン酸クロライド中にクロロホルム601nl
加工、3?のエチレンブロモヒドリンを滴下する室温に
て1時間かくはん後、飽和の炭酸カリウム50m1加え
クロロホルム層を抽出分離する。
更に水にて洗浄後、無水硫酸す) IJウムにて乾燥後
、クロロホルムを除去することによって6.7fIのβ
−フロモエチル 2−フルオロ−7a・8・9・10・
11・l1a−ヘキサバイドロー4H−ピリド〔3・2
・1−jk)カルバゾール−4−オキソ−5−カルボキ
シレートを得る。
トルエンより再結晶し白色板状晶mp126〜127℃ 実施例 2 β−フロモエチル 2−フルオロ−7a・8・9・10
・11・1la−ヘキサバイドロー4H−ピリド〔3・
2・1− jk)カルバソール−4−オキノー5−カル
ボキシレート31を、4−メチルピペリジン1?及びナ
トリウムアミド0.41をトルエン30m1に懸濁した
溶液に加え、5時間還流する。
TLCにて反応が完結した事を確認し、飽和の炭酸ナト
リウム溶液を加え、トルエン層を抽出、分離する。
トルエン層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後15m1ま
で濃縮し、続いて塩化水素ガスを導入した後更にトリエ
ンを減圧除去する。
残渣にエチルエーテル10wLl加えトリトレードする
ことによりβ−(4−メチル−1−ピペリジニル)エチ
ル 2−フルオロ−7a・8・9・10・11・1la
−ヘキサバイドロー4H−ピリド〔3・2・1− jk
)カルバゾール−4−オキシ−5−カルボキシレート塩
酸塩2.31を得る。
無色無定形晶mp187〜192℃ 実施例 3 エチル 2−フル牙ローフa・8・9・10・11・1
la−ヘキサバイドロー4H−ピリド〔3・2・1−永
〕カルバゾールー4−オキソ−5−カルボキシレート2
yをメタノール80TILlに溶解し、次にヒドラジン
ヒトラード5ml加え、1時間加熱還流する。
加熱後析出する淡黄色針状晶をr取しエタノールにて再
結晶することによりmp228〜230℃の2−フルオ
ロ−7a・8・9・10・11・1la−ヘキサバイド
ロー4H−ピリド〔3・2・1− jk)カルバゾール
−4−オキソ−5−カルボヒドラジド1水和物1.71
を得る。
実施例 4 実施例3で得られたヒドラジド1.6ftとエタノール
20−を加え、加熱還流下0.8Pの5−二トロー2−
フルアルデヒドを加え10分間還流スルと黄色結晶析出
、冷却後p過しエタノールで洗浄後乾燥することにより
2−フルオロ−7a・8・9・10・11・1la−ヘ
キサバイドロー4H−ピリド〔3・2・1−ル〕カルバ
ゾールー4−オキソ−5−カルボン酸5−ニトロフルフ
リリデンヒドラジド1,8りを得る。
無色無定形品mp293〜294℃(分解)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1はハロゲン原子もしくは4−メチル−1−ピ
    ペリジニル基が置換した低級アルコキシ基、ヒドラジノ
    基又は基−NHN=CH−[[uNO2を示し、Xはハ
    ロゲン原子を示す。 〕で表わされるピリド〔3・2・1− jk )カルバ
    ゾール誘導体。
JP11707078A 1978-09-22 1978-09-22 ピリド〔3,2,1↓−jk〕カルバゾ−ル誘導体 Expired JPS5854153B2 (ja)

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