JPS5853932A - プラスチツクス・金属用導電性熱融着性樹脂組成物 - Google Patents

プラスチツクス・金属用導電性熱融着性樹脂組成物

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JPS5853932A
JPS5853932A JP15211981A JP15211981A JPS5853932A JP S5853932 A JPS5853932 A JP S5853932A JP 15211981 A JP15211981 A JP 15211981A JP 15211981 A JP15211981 A JP 15211981A JP S5853932 A JPS5853932 A JP S5853932A
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JP
Japan
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ethylene
electrically conductive
heat
weight
metals
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JP15211981A
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Toshiharu Sakaguchi
阪口 俊春
Kazufumi Sakai
酒井 和文
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Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエチレンテ
レフタレート、等の各種プラスチックスや、アルミニウ
ム、鉄、銅、亜鉛、鉛、スズ、等の各種金属やガラス等
の表面に優れた密着性を有し、側薬品性、耐食性等の耐
久性や、或は接着層を形成させることのできる新規々プ
ラスチックス・金属用導電性熱融着性樹脂組成物に関す
るものである。
火薬や、有機系溶剤等を取扱う爆発性雰囲気中やスパー
クによるミスが致命的々外科手術室や、またはIC等を
取扱う際には、静電気の帯電には特に注意せねばなら々
いので、そこで使用される容器等には静電気除去被膜が
施されているものが多い。
又、金属自体は導電性を有していても、金属同士、また
は金属と石等がぶつかると火花を発生したり、或は、酸
、アルカリ等による腐食を防止する為にプラスチックス
やゴム等の被覆を施しているが、これら被覆層も静電気
の帯電が予防できるものでなければならない。
この他、特殊用途の電導撚線間の空隙部を充填して気密
化する導電性充填材や、各種芯材の表面に施し、その上
から電着塗装法による塗膜層を形成させる為の導電性接
着剤等も、優れた密着性と導電性が要求されていた。い
いかえれば、導電性を有すると同時に、プラスチックス
や金属と強固に密着して容易に剥離せず、ヒートシール
性や成形性の優れたものが望まれていたのである。
従来、導電性ペイントによる塗布や、金属蒸着による方
法も行なわれてきたが、これらは、ヒートシール性がな
かったり、溶剤使用による衛生問題の発生や、処理方法
が複雑であシ、被覆膜を厚くすることが困難である等の
欠点があった。又、ポリオレフィンを使用した熱融着性
の導電性ポリマーも種々試みられたが、一般にポリオレ
フィンは、その無極性及び化学的不活性のため基材との
密着性が非常に悪いので、いづれも成功しなかった。つ
まり、所望の体積固有抵抗が1〜108Ω・錆のような
半導電性にさせる為には、プラスチックスに混入するカ
ーボンブラック等の量は10〜50重量係程度にも達す
るので、各種基材、特に金属との密着性は更に不良とな
り、容器や包装紙や電線等に使用したときに、それらが
外力を受けると撓みにより剥離を生じ易く、長時間の使
用に耐えることができなかった。
本発明は以上の欠点を除去し、導電性に優れ、しかもプ
ラスチックスと金属への密着性が良好で、ヒートシール
性を有し、かつ容易に成形加工し得る樹脂組成物を得る
べく鋭意検討した結果、エチレン・アクリル酸共重合体
(以下FAAという)と特定種類のポリオレフィンを特
定比率で混合した樹脂に、電気伝導性物を混合させた樹
脂組成物が上記の目的に合致することを見い出し本発明
を完成した。
すなわち本発明は、(a) EA−A、 40〜1.0
0重量部、fb)ポリエチレン、エチレン・醋酸ビニル
共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、無
極性ポリオレフィン系低結晶性樹脂の1種又ボンファイ
バー、黒鉛の1種又は2種以上の電気伝導性物5〜14
0重量部からなることを特徴とするプラスチックス・金
属用導電性熱融着性樹脂組成物である。
本発明におけるFAAは、アクリル酸の含有率が1〜2
0重量%となるように高圧法又は高圧下のエマルジョン
重合法等の常法により製造された各種のものが使用でき
るが、本発明では、アクリル酸の含有率が3〜15重量
%のものを使用するのが好ましい。
本発明におけるポリエチレンは高密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレンが使用出来る。
エチレン・醋酸ビニル共重合体は、醋酸ビニルの含有率
が5〜48重量%のものが好ましく、そのアセトオキシ
基の70%以上が水酸基に加水分解されたものを使用し
てもよい。
エチレン・エチルアクリレート共重合体(BEA)はエ
チルアクリレートの含有率が5〜25重量%のものを使
用すればよい。
無極性ポリオレフィン系低結晶性樹脂は、塩素、醋酸基
、二重結合等の極性基を殆ど含まないポリオレフィン系
の樹脂であり、破断点伸びが4.00〜1000%もあ
るような弾性を有するものが好ましく、例えば無極性の
エチレン・αオレフィン共重合体であるタフマーAシリ
ーズ(三井石油化学社商品名)が使用できる。又、これ
ら(1〕)グループ内の2種以上の混合物を用いてもよ
い。
本発明におけるカーボンブラックは電気伝導性を有する
各種のアセチレンプラック、ファーネスブラック等が使
用できるが、ケッチェンブラック(AKZO社商品名)
のように電気伝導性の特に優れたものが最適である。そ
の他、カーボンファイバーや、粒度0.1〜40μの黒
鉛も使用できるが、これらはカーボンブラックと組合せ
て使用すると各種特性を更に向上させることができる。
本発明における各成分の配合量は、fa)EIAと、(
blポリオレフィンの配合割合は重量比で、100:0
から40 : 60である。
本来、(alEAAの含有率が多くAる程、被膜層、或
は接着層のプラスチックスや、金属への密着性も良好と
なるのであるが、カーボンブラック等が多量に混入され
ると加熱卒熔融時の流動性、被膜の伸び、柔軟性、等の
各種特性が低下してし1うので、EAA単独の樹脂組成
物をフィルムラミネーション法や、メルトラミネーショ
ン法や又はその他の方法で各種基材表面に施そうとして
も、成形加工性が不良となる場合があり、良好な被膜層
や接着層が形成されにくくなる為なのか、結果としてプ
ラスチックスや金属への密着性がやや低下することがあ
った。
しかし、思いがけない事にはポリエチレン、エチレン・
醋酸ビニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共
重合体、無極性ポリオレフィン系低結晶性樹脂のグルー
プ内の1種又は2種以上を併用する事により成形加工性
が向上するほか、密着性もやや向上させる事が出来た。
しかし、 fblのポリオレフィンが多過ぎると、これ
また密着性が低下し、本来の性質が損なわれてしまうの
で、重量比で1.QO: Oから40 : 60でも可
能ではあるが95:5から55 : 45の配合割合で
、成形条件等の要求特性によって適宜選択するのが好ま
しい。
電気伝導性物の配合量は、(al E A、 Aと、(
1〕)ポリオレフィンの和1.00重量部に対して5〜
140重量部を添加すればよい。カーボンブラック単独
の場合は、90重量部以内、カーボンファイバー単独な
ら30重量部以内、黒鉛単独なら30〜140重量部添
加せねば1〜108Ω・縮の如き導電性は得られないが
、カーボンブランクのみ、又は、その他の1種又は2種
を適宜組合せることによ過ぎると所定の導電性が得られ
ず、多過ぎると組成物の機械的特性が低下し軽重しくな
いのである。
本発明の組成物は前記成分の外、さらに所望により種々
の添加剤、例えば安定剤、滑剤、難燃剤、補強剤等を適
当な時点で添加してもよい。
本発明の組成物の製法は特に制限されず、例えば高速ミ
キサーで各成分を混合後、混合ロール又は押出機等で樹
脂成分中にカーボンブラック等が最適な状態に分散され
る迄熔融混練すれば得る事ができる。
本発明の組成物を用いて、プラスチックスの表面、又は
金属の表面への被覆、或はプラスチックスと金属、又は
金属と金属を接着する方法及び条件等には特に制限され
るものではなく、各種基材の表面、又は間隙部へ粉末状
、フィルム状、シート状等の好適な形態で施してから本
発明の組成物の熔融温度以上に加熱後圧着させてもよく
、又、プラスチックス表面や金属の表面に押出コーティ
ング(メルトラミネーション)してもよく、これら両者
を合せてから加熱圧着して接着させることもできる。
以下に実施例を示すが、本発明は以下の実施例により限
定されるものではない。なお、実施例中の部は重量部を
、チは重量部を示す。
実施例1〜12、比較例1〜5を第1表に示した配合で
、それぞれヘンシェルミキサーによる混合を行ない、次
に、単軸ベント型押出機(40mmyf、T、、/D 
= 27 )を用いて押出しペレット化し、次いでスク
リー、−型射出成形機(2oIZ:)を用いて幅5cm
1厚さl mm、電極間長さ10cmの成形物をつくり
、印加電圧2vのホイットストーンブリッジ法で体積固
有抵抗を測定し、その結果を第1表に示した。
又、剥離強度はQ、 l rrun厚のナイロンシート
、及び脱脂処理後の02il+l+厚のアルミシートに
、各試料を予めQ、 5 mm厚のシートにし、両者を
重ねて圧力1.15n、温度210Cで2分間熱圧着さ
せた幅25mmの試験片で、23t;、50龍/分の引
張速度にて180°剥離強度を測定し、その結果を第1
表に示した。
なお、実施例及び比較例に使用した各種原料のうち、L
DPEはMI−7のものを、EVAは醋ビ含有率19%
のものを、EEAは良チルアクリレート含有率12%の
ものを、タフマーは三井石油化学社商品名A4085で
M I−4のものを、カーボンブラックはA K Z 
O社商品名ケッチェンブラックECを使用した。
第   1   表 特許出願人 東京インキ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  (a)  エチレン・アクリル酸共重合体4
    0〜100重量部、 (+)l  ポリエチレン、エチレン醋酸ビニル共重合
    体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、無極性ポ
    リオレフィン系結晶性樹脂の1種又は2種以上のポリオ
    レフィンO〜60重量部、および(a)と(b)の和1
    00重量部に対して、 (C)  カーボンブラック、カーボンファイノ仁、黒
    鉛の1種又は2種以上の電気伝導性物5〜140重量部
    からなることを特徴とするプラスチックス・金属用導電
    性熱融着性樹脂組成物。
JP15211981A 1981-09-28 1981-09-28 プラスチツクス・金属用導電性熱融着性樹脂組成物 Granted JPS5853932A (ja)

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