JPS585361A - 水性高分子分散液 - Google Patents

水性高分子分散液

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JPS585361A
JPS585361A JP10371581A JP10371581A JPS585361A JP S585361 A JPS585361 A JP S585361A JP 10371581 A JP10371581 A JP 10371581A JP 10371581 A JP10371581 A JP 10371581A JP S585361 A JPS585361 A JP S585361A
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山内 淳之介
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性高分子分散液に関し、特に、分子内にカチ
オン基を含む変性ポリビニルアルコールにより高分子物
質を水性媒体中に分散せしめてなる水性分散液に関する
。本発明の水性分散液は特にこれを接着剤として使用し
た時優れた接着性能が得られること・にその有用性があ
る。その性能発現にあたってはカチオン変性ポリビニル
アルコールを使用していること1分散体粒子がカチオン
性を有することが重要な役割を演じているものと考えら
れる。
従来より、構成粒子が陽電荷すなわちカチオン′性を有
する水性高分子分散体は知られており、カチオン性界面
活性剤の利用あるいはカチオン性単量体の乳化共重合等
の方法が採用されている。本発明者らは、先にカチオン
基で変性されたポリビニルアルコール(以下でポリビニ
ルアルコールを □Pvムと略称することがある。)の
存在下でエチレン性不飽和単量体を乳化重合することに
よりカチオン性の重金体分散波を得ゐ技術を闘示し九(
41111188g−47402)。この技術で得られ
ゐカチオン性分散液は各種の用途に対して優れた特徴を
有する仁とが明らかになる一方で1分散液の製造に6九
っては乳化重合をすることが必gIlk件であることか
ら、乳化重合が不可能であるかあるいは困難な高分子物
質に応用で1ない一点があった。また、一方では高分子
物質を水に分散後乳化させてその分散粒子にカチオン性
を付与する方法としてはカチオン性界面活性剤の利用が
考えられるが、こうして得られ走水性分散体は一般に安
定性が不良で、かつカチオン界面活性剤の毒性に対する
問題がある。
ζうして5本発明者らは高分子物質を乳化重合によらず
、後乳化の方法によってカチオン性を有する水性分散液
を得る方法を検討した結果1分子内にカチオン基を含有
する変性PVAを分散剤として使用し大時は生成せしめ
たカチオン性02に@A分散液は安定性に優れ、かつこ
れを接着剤、バインダーなどの用途に応用した時優れ大
性能を発狐することを見出した亀のであゐ。
従来分子内にカチオン基を含有する変性27人を安定剤
として高分子管乳化分散する思想は全く知られていない
。これは、PVAに単にカチオン基を導入する方法はこ
れまでにもいくつか提鳴されているものの、いずれも変
性方法に離点かあり工業的に製造することが国難であっ
た丸め、*チオン基変性Pv人を高分子物質の乳化分散
Kl用することは考えられなかった丸めと推定される。
以下1本発明を更に詳しく説明する0本発−に使用され
る変性PVA中に含まれるカチオン基とは一級ア電ン、
二級アセン、三級アミン、四級アンモニウム塩、ピリジ
ン、ピリジニウム、イ電ダゾール、イミダゾリニウム、
スルホニウム、ホスホニウムなど水棲液中で解離して正
電荷に帯電する化学構造単位を意味している。従来報告
されているカチオン質性PVAの製造法としてはビニル
ピリジンと酢酸ビニルを共重合後ケン化する方法。
N−ビニルフタルイ建ドあるいはN−ビニルコハクイミ
ドと酢酸ビニルを共重合後ケン化し、更にアルカリある
いはヒト2ジンでイミド基を分解する方6.pvAt−
酸触媒のもとにア書ノアセタール化あるいはアンノベン
ズアセタール化する方法。
PVAKアルコキシジメチルアミン、グリシジルトリメ
チルアンモニウム塩酸塩あるいは3−クロロ−2−ヒド
ロヤシプロピルトリメチルアンモニウム塩酸塩を反応さ
せる方法、Pvムにアクリルア電ドtマイクル付加し九
後ホフマン分解によカチオン基を導入せしめる方法など
が知られている。
これらの方法で合成したカチオン変性PVAも本発明の
水性高分子分散液の製造に使用し得るが上述したカチオ
ン変性27人の製造法は工業的に実施するにはカチオン
化する工1自体に種々の困難愈問題があり、iた乳化性
能の高い品質のものを得ることが困難である。
これに対して、下記の一般式(■八(If)、 (璽)
あるいは(W)で示される共重合単位を含む変性PvA
はカチオン活性を示すことは勿論、工業的にカチオン基
の導入および目的に応じ九ケン化度を得る方法が共に安
定かつ容易に実施可能でおる。
R”  RJ ♂ (ここで、 R1,R″ BSは水嵩原子を六は低級ア
ルは水素原子を九はアルキル基(置換基を含んでもよい
)、ではアニオン、人はB中の窒素原子とアミド基の窒
素原子と連結する基をそれぞれ意味している。) ÷C出−〇M) fC山−〇H矢 (ζζで%H?、 Ha、 R1は水素原子、低級アル
キル基を九は7エエル基、R10はアルキル基(置換基
を含んでもよい)、X−はアニオン、tそれぞれ意味し
ている。) Vは水素原子ま九はアルキル基(置換基を含んで4よい
)、rはアニオン、DFiB中の窒素原子とエーテル基
の酸素原子とを連結する脂肪族の基。
をそれぞれ意味している0) 上記一般式(1)〜(M)で示された共重合単位を含む
変性Pvムの製造はビニルエステルとりわけ酢酸ビニル
と次式(イ)〜(ニ) R*t 1 〇出=cn C出=CH CHi=CH−0−D−B           (ニ
)(こζで・R”〜♂ 17〜R”’、X−、A、B、
Do意味は前記と同一である◇)で示される重合性単量
体とをラジカル重合開始剤の存在下に共重合させ。
しかる後に該共重合体のアルコール溶液にアルカリある
いは酸触謀を作用させて、共重合体中のビニルエステル
単位を目的に応じて部分的にあるいは高度にケン化せし
めてビニルアルコール単位とすることにより有効かつ簡
便に製造される。
一般式(イ)で示される単量体において11. B2は
水素原子tたは低級アルキル基でめるが、通常水素原子
またはメチル基が好ましい。R1もまた水嵩原子または
低級アルキル基であるが通常水jl原子18、 Haは
水素原子又は置換基を含んでもよいアルキル基を、X″
″はアニオンを示している。n4. Ha、 R#は通
常の目的ではすべてメチル基が好ましいが。
特殊な目的にはエチル基、プ四ビル基等の低級アルキル
基あるいは反応性を付与する目的でメチロール基、ある
いはカチオン基の密度を向上させる目的でアミノアルキ
ル基など置換基を含有したアルキル基4用いられる。X
としては壇素、シ瓢つ素、曹つ素などのハ四ゲン原子ま
たはCHsO8OsあるいはCHsCsLSOsが好ま
しいが、とりわけ塩素原子が、経済上、安全上%あるい
は変性PVAの物性上好ましい。BFi四級アンモニウ
ム塩の形である場合、変性Pvムの製造の取扱い易さに
おいて好ましいが一級〜三級アンンでも本発明の効果を
発現させ得る。アミノ基B中の窒素原子とアミド基の窒
素原子とを連結する基であるムは安定な結合を含む基で
あれば何れも用いられるが1通常直鎖状または分岐した
脂肪族の基が用いられる0上記一般式(イ)で示される
単量体のうち三級アミンの形のものの具体例として次の
ものが挙けられる。N−(2−ジメチルアミノエチル)
アクリルアオド、N−(2−ジメチルアミノエチル)メ
タクリルアオド、N−(3−ジメチルアミノプロピル)
アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプロピル)
アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプロピル)
メタクリルアミド、N−(3−ジエチルアミノプロビル
)メタクリルアミド。
N−(1,t−ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル
)アクリルアミドe N−(1,1−ジメチル−3−ジ
メチルアミノエチル)メタクリルアオド。
N−(1,1−ジエチル−3−ジメチルアミノブチル)
アクリルアオド、N−(1−メチル−1,3−ジフェニ
ル−3−ジメチルアミノプロピル)メタクリルアミド、
N−(3−ジメチルアミノヘキシル)アクリルアミド、
N−(3−メチルエチルアミノプロピル)メタクリルア
ミド、N−メチル−N−(3−ジメチルアミノプロピル
)アクリルアミド、N−(2,2−ジメチル−3−ジメ
チルアミ  □ノプロビル)アクリルアミド、N−(2
,2−ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル)メタク
リルアオドe N−(2,2−ジメチル−3−ジメテル
アZ / ’:f o ヒル)クロトン酸アt)、N−
(3,3−ジメチル−4−ジメチルアミノブチル)アク
リルアオド、N−(3,3−ジメチル−4−ジメチルア
ミノブチル)メタクリルアオド、N−(3,3−ジメチ
ル−4−ジメチルアミノブチル)クロトン酸ア建 ド。
上記一般式(イ)で示される単量体のうち四級アンモニ
ウムの形のものは上述し九三級アξン履単量体を次のよ
うな公知の四級化剤で四級化することにより容易に得る
ことができる。硫酸ジアルキル、例えばジメチル硫酸、
ジエチル硫酸、ジプロピル硫酸、アルキルまたはアリー
ルスルホン酸のC1zCa−エステル、例えばメタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸マ九はトルエンスルホン
酸などのメチル−、エチル−、プロピル−またはブチル
エステル、ハロゲン化ベンジル、 例、tt[化ベンジ
ルまたは臭化ベンジル、ハロゲン化アルキル、例えば塩
化メチル、臭化メチル、曹つ化メチル。
塩化エチル、臭化エチルまたはヨウ化エチルなどである
上記一般式(イ)で示される単量体として上述した各種
の例のうち次の4種類の単量体。
N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル
)アクリルアミド CHa CH鵞=CH−C0NH−C−CHxCHsN(CHs
)雪Hs トリメチル−(3−アクリルアミド−3,3−ジメチル
プロピル)アンモニウムクロリド CHa CHs=CH−CONH−C−CHsCHsN”(CH
s)s (j−晶3 N−(3−ジエチルアミノプロビル)メタクリルアオド CHa CHa =C−C0NHCHsCHsCHsN(CHs
 )*トリメチルー(3−メタクリルアミド−プロピル
)アンモニウムクロリド 〒” CHs =C−C0NHCHsCHsCHsN”(CH
s )i(j−が本発明の変性Pvムを製造する上で1
重合適度。
アZド基の安定性、単量体製造時の経済性の観点から優
れている。
を九、上記(1−)で示される単量体としては例えtf
*1−ヒニルイミタソール、  l−に’ニルー2−メ
チルインダゾール、1−ビニル−2−エチルイミダゾー
ル、l−ビニル−2−フェニル’(Jダゾール、l−ビ
ニル−2,4,5−トリメチルイミダゾールなどがあげ
られる。また上記一般式(ハ)で示される単量体は上記
一般式(ロ)で示される単量体に、前述した四級化剤で
四級化することにより容易に得ることができる。
また上記一般式(ニ)で示される単量体としては例えば
ジメチルアミノエチルビニルエーテル、ジメチルアミノ
ブルビルビニルエーテルあるいはこれらの四級化物ある
いはビニロキシエチルアミン等が挙げられる。
また、変性Pvム中のカチオン基が下記一般式(V)あ
るいは(W)で示される共重合単位であるものも本発明
にとって有効である。
u ■ u (こヒで、 R”、 R’ R””は水素原子まえは低
級アルキル基、R“はアルキル基、rはアニオンをそれ
ぞれ意味している。) これまでPv人分子中にビニルアイン共重合単位を含有
せしめることは予想以上に困難であり未だ有効な方法が
知られていなかつ九が1本発明者らは、ビニルエステル
、41Kml酸ビニルとN−ビニルアルキルアミド特に
N−ビニルアセドアミド。
N−ビニル−N−メチルア七ドア々ドあるいはN−ビニ
ル−N−メチルホルムア電F、メチルーN−ビニルカル
バメート、エテル−N−ビニルカルパメー)、tart
−ブチル−N−ビニルカルバメートなどとをラジカル重
合開始剤の存在下に共重合させ、しかる後に誼共重会体
を加水分解することることができることも併せ見出して
いる0本発明の水性分散液の製造に使用するカチオン基
変性Pvム中のカチオン基の量、ケン化WLあるいは変
性Pvムの重合度は目的に応じて適宜選択されIIII
KfM@は無いが、安定性の高い水性分散液を製造する
上でこれらの三つの要素を上手に組合わせることが重畳
である。多くの目的に対してはカチオン基の量は0.0
1〜10モルチ、ケン化度は50〜100 ’& J’
 11 s重合度はZoo 〜400Gの範囲から選ば
れる。一般的には、完全ケン化品よ)適度なケン化度の
部分ケン化品が分散液の安定性を高める傾向にある。
本発明の水性分散液を製造する際に用いる前述し九カチ
オン基変性Pvムの使用量はq#に制限がなく多量に使
用してもよいが、一般には高分子物質100部あたり1
〜100部の範囲が適幽である0 次に、本発明に使用する高分子物質としては、水に難溶
性あるいは不溶性のものであればいずれも応用可能であ
り、例としてポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリ
オレアイン、塩素化ポリオレアイン、ポリ塩化ビニル、
ポリウレタン、ポリイソプレン、ポリブタジェン、ポリ
エステル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体。
アク17 pニトリル−スチレン−ブタジェン樹脂、石
油樹脂、シクロペンタジェン樹脂、エポキシ樹脂等を挙
げることができる。
これらの高分子物質を乳化分散する場合、高分子物質の
有機溶剤溶液を前述のカチオン変性PvAを含む水溶液
に攪拌混合し分散せしめ、必要であれば有機溶剤を蒸発
除去せしめる方法が応用でき、また、有機溶剤を使用す
ることなく、高分子物質とカチオン基変性PVAを水の
存在下で加圧ニーダ−、コロイドミル等を使用して混練
して均一とし、必要に応じて更に水を加えて混練攪拌し
て水性分散液とする方法も石川できる。
會り1本発明の水性分散液を製造するに際して、必要に
応じてノニオン系、アニオン系、あるいはカチオン系の
界面活性剤を添加することもさしつかえない。しかしな
がら界面活性剤を多量に使用すると水性分散体を使用し
喪とき耐水性の低下。
接着力の低下などの欠点を引起し易いので目的によって
は注意が必要である。
本発明の水性分散液はその応用範囲が広く、接着剤、バ
インダー、撥水剤、繊維処理剤、セメント打継剤、ガラ
ス繊紬集束剤、塗料、斜面補強剤、紙用内添剤などにお
いて優れた特徴を発揮する。
本発明の水性分散液がかかる広範囲な用途において優れ
た性能を発現する理由は充分明らかではないが1分散安
定剤としてカチオン基で変性したPVAを使用し九こと
によると信じられる。その効果の一つとして1分散粒子
が電気的に陽性となる傾向を帯びその電気化学的作用が
有効に働いていることが一定される。実際に1本発明の
水性分散液の構成粒子は多くの場合陽電荷を帯びたカチ
オン性を有することは、ゼータ−メーターによる電気泳
動の一定により確認することができる。
以下Klj施例をもって本発明を更KA体的に説明する
。なお、「部Jは重量部を意味している。
実施例1 トリメチル−(3−アクリルア建ドー3,3−ジメチル
プロピル)アンモニラムク四すドと酢酸ビニルとの共重
合体をケン化して、カチオン基としてトリメチル−(3
−アクリルアミド−3,3−ジメチルプロピル)アンモ
ニウムクロリド単位を2モルチ含有し、酢酸ビニル単位
のケン化度が89モルチ、4−水溶液の20℃における
粘IE(B厘粘度計による。以下同様)が28.56P
(センチポイズ)のカチオン基変性PVAを得た。この
変性P V A 4.2部1石油樹脂(東邦石油樹窒■
*、  )−ホーハイレジンφ90)42部および水7
部を加圧ニーグーにより90℃で30分間混練し均一混
合物とした後、水を加えて強く攪拌して固形分含量50
−の乳白色状の水性分散液を得た。かくし  □て得た
石油樹脂水性分散液は放置安定性に優れていた。分散粒
子の粒径は0.3〜0.7μでTo、b、そOゼータ−
電位は+36.0 mVのカチオン性を示しえ。この水
性分散液の接着性能を試験した。4μmX4awのモル
タル基材に前記分散液を200f/d塗布し、その上に
モルタルを流しこみ1ヶ月譬生am直剥離強度を測定し
たところ、16.7 kr/amの強度を示し、水性分
散液を使用しないブランク値7、21q/amと比較し
て高い接着性能を与えた。
比穀例1 実施例1において、カチオン基変性PVAに代えて変性
していないPVA(ケン化I!88モルー141&水溶
液の20℃における粘度が26・P)を用いた以外は実
施例1と全く同様にして石油樹脂水性分散液を得た。こ
の分散液の分散粒子のゼータ−電位は−7,7mVのア
ニオン性を示しておシ、実施例1と同様にしてモルタル
の接着強度を一定し九ところ10.5璽tの剥離強度管
示し九。
実施例2〜10 実施例1のカチオン基変性PVAに代えて酢酸ビニルと
各種の共重合単量体との共重合体をケン化して得た第1
表に示すカチオン基変性PVAを使用した他は実施例1
と同様にして石油樹脂水性分散液を調整し、そのゼータ
−電位と1モルタルの接着強度を一定し九〇結果を第1
表に示し九〇実施例11 実施f!!1で使用したものと同一のカチオン質性PV
Aを15部、ポリオキシエチレン2ウリルフエニルエー
テル型乳化剤1部、水500部からなる水11111に
メタクリル駿メチルーブタジェン共重合体(重量組成比
3/7)の20−トルエン溶液500部を加え、ホモジ
ナイザーで攪拌乳化した。
乳化ilを減圧下に加熱し、トルエンを蒸発除去し1[
影分30−の水性分散液を得た。この水性分散液は放置
安定性に優れており、その分散粒子のゼータ−電位は+
26.4 mVのカチオン性を示した。
この水性分散液はガラス繊維の集束性能に優れていた。
実施例12 実施例1で使用したものと同一のカチオン変性PTAI
OII、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
−:116重量−1三菱油化[j1&力a y E V
 A −41H) 100 In2 > 1 ヒ水18
 部t’ m 圧ニーグー中で120℃加圧下で25分
間混練して均−混線物とした後80℃まで冷却後水を加
えて混線を練り返し、固形分含量50−のエチレン−酢
酸ビニル共重合体水性分散液を得た。この水性分散体の
分散粒子は粒径0.2〜0.6μで、そのゼータ−電位
は+31.0mVのカチオン性を示した。
この水性分散液は金属1紙、オッス、木材および繊維な
どに対す為接着性能に優れておl)、411K。
この水性分Ilkmlをアル1L金成樹脂フイルム等に
塗布乾燥した後、熱活性法により他の被着体と接着する
方法において七゛の有用性を確認したO特許出願人株式
金社りラレ 代理人弁曹士本多 璽 第1頁の続き ■Int、 C1,3識別記号   庁内整理番号(C
08L 101100 29102 ) 0発 明 者 山内淳之介 倉敷市酒津1562 0発 明 者 白石域 倉敷市安江103−18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分子内にカチオン基を含む変性ポリビニルアルコー
    ルにより高分子物質を水性媒体中に分散せしめてなる水
    性分散液。 2)分子内にカチオン基を含む変性ポリビニルアルコー
    ルが下記一般式(1)で示される供重合単位を含む変性
    ポリビニルアルコールである特許請求の範囲第1項に記
    載の水性分散液。 (ここで、R1、R2、R3は水素原子または低級アル
    キル基、Bはまたはで・X−で、R4、R5、R6は水
    素原子またはアルキル基(置換基を含んでもよい)、X
    −はアニオン、AはB中の窒素原子とア々ド基の窒素原
    子を連結する基な各々意味している。 3)分子内にカチオン基を含む変性ポリビニルアルコー
    ルが下記一般式(1) を九は(厘)で示される共重合
    単位を含む変性ポリビニルアルコールである特許請求の
    範囲第1項に記載の水性分散液。 (ζζで%R1,R1,R#は水素原子、低級アルキル
    基またはフェニル基、1PFiアルキル基(置換基な含
    んでもよい)、X″″はアニオンをそれぞれ意味してい
    る。) 4)分子内にカチオン基を含む変性ポリビニルアルコー
    ルが下記一般式CW)で示されゐ共重合単位を含む変性
    ポリビニルアル;−ルである轡許晴求の範11jlE1
    項に記載の水性分散液。 Ha、 B@は水素原子またはアルキル基(置換基を含
    んで奄よい)、rはアニオン%DFiB中の窒素原子と
    酸素原子を連結する脂肪族の基、をそれぞれ意味してい
    る。) 5)分子内にカチオン基を含む変性ポリビニルアルコー
    ルが下記一般式(Y) tたは(W)で示される共重合
    単位を含む変性ポリビニルアルコールである特許請求の
    範囲第1項に記載の水性分散液。 (ここで、R1”、R’炉は水素原子まえは低級アルキ
    ル基、R14はアルキル基(置換基を含んでもよい)X
    −はアニオンをそれぞれ意味している。)
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