JPS5853618Y2 - 算盤型計算器 - Google Patents

算盤型計算器

Info

Publication number
JPS5853618Y2
JPS5853618Y2 JP15674378U JP15674378U JPS5853618Y2 JP S5853618 Y2 JPS5853618 Y2 JP S5853618Y2 JP 15674378 U JP15674378 U JP 15674378U JP 15674378 U JP15674378 U JP 15674378U JP S5853618 Y2 JPS5853618 Y2 JP S5853618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digit
abacus
signal
section
display section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15674378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5574928U (ja
Inventor
達次郎 西岡
幹夫 堀内
Original Assignee
株式会社日本コインコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本コインコ filed Critical 株式会社日本コインコ
Priority to JP15674378U priority Critical patent/JPS5853618Y2/ja
Publication of JPS5574928U publication Critical patent/JPS5574928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5853618Y2 publication Critical patent/JPS5853618Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は算盤型計算器に係り、特に加減乗除により求め
た和差積商を支払金額から差引いて釣銭額を算出するよ
うな装置に関する。
従来、経理事務等に用いる計算用器具としてIJ算盤と
卓上電子計算機(以下電卓という)とがあり、それぞれ
一長一短がある。
そこで、両者の長所を得るべく算盤型計算器が提案され
ている。
これは、算盤玉の位置を電気的に検出し、その検出信号
を利用して演算を行うようにしたものである。
ここにおいて、商店における使用例を考えると、買物額
の合計を算出することを行う上に、支払い金額から買物
金額を差引いて釣銭額を算出することを行う。
これは、買物額を記憶させた上で支払金額を置数し、こ
の置数内容から買物額を回路動作により差引くと力\
またはいわゆる算盤操作によって支払金額の置数に次い
で買物額の減算を行うとかにより算出することができる
しかしながら、このような操作は商店店頭ではかなり煩
雑なものである。
したがって本考案の目的は、簡単な操作で釣銭額を算出
し得る算盤型計算器を提供することである。
本考案はこの目的達成のため、買物金額、支払金額の両
置数部、および釣銭算出指令部を有し、この釣銭算出指
令部の指令操作lこより支払金額から買物金額を減算し
て釣銭を求め得る算盤型計算器を構成したものである。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図a、bおよび第2図は本考案の一実施例の外観を
示す図、および該実施例におけるそろばん玉の置数検出
要素の構造を示す断面図である。
まず同図a、bにおいてOPは操作部を示しており、O
Plはいわめる算盤玉による置数操作部であり、O12
は同じく算盤玉を用いているが置数ではなく指令を行う
もので1の玉を1つ押上げて連続演算の加算、2つで同
減算、3つで乗算、4つで除算、5の玉を押下げて釣銭
算出の指令を行う。
連続演算とは、ある基数と複数の変数の各々とを順次加
減乗除することをいい、たとえば単価の定ったものを任
意数倍する場合、または個数が定っていて単価が異なる
場合等に行うものをいう。
Pl、 P2はスライド式の小数点位置設定部であり、
またD L y D Rは置数操作部OP、の操作内容
を表示する表示部であり、各桁毎に、たとえば7素子型
の発光表示装置が設けられており、算盤玉の置数内容、
および乗除算時には積、商を表示する。
第2図は第1図の実施例における成る1つの算盤玉およ
びその支持構造の断面を示している。
この図において、1は算盤玉であり、軸2により軸2の
長手方向に摺動可能に支持されている。
軸2は算盤玉1を機械的に支持するためのスリーブ3内
の算盤玉が置かれる位置にコイル4が設けられており、
一方、算盤玉1の少くとも一部には導体リング等のコイ
ル4のQまたはインダクタンスを変え得る部材5が埋込
まれている。
6は框と呼ばれる算盤枠である。
軸2には、5を表わす玉と1を表わす玉とが合計5個設
けられており、これに対応させてコイル4が設けられて
いる。
これらのコイルは、図示しない回路によ、す、それぞれ
異なる5種の周波数の何れかに共振するように構成され
ており、これらの周波数信号を与えることにより算盤玉
による置数内容に応じた信号を取出すことができる。
第3図は本考案の一実施例の回路構成を示したもので、
置数検出部、指令検出部、演算部、表示部により構成さ
れている。
このうち置数検出部は、第1および第2の置数部OPL
、opRの共振回路、この共振回路に5種の周波数の
信号を与える走査信号源回路、および走査信号源回路か
ら共振回路lこ対し信号が与えられたとき1こ得られる
レベル信号をデジタル信号に変換して取出す変換回路を
有する。
また置数検出部は置数検出部と基本的に共通する構成を
有し、指令操作部OP2の共振回路、この共振回路に5
種の周波数の信号を与える置数検出部と共用の信号源回
路、およびこの信号源回路から共振回路に対し信号が与
えられたときに得られるレベル信号に基き指令信号を形
成する回路を有する。
演算部は置数検出部からのデジタル信号を得て、指令信
号回路からの指令(こ応じて必要な演算を行う。
指令信号回路DCからは、釣銭算出CC1連続演算の加
算SC+、同じく減算8C−1乗算×、除算÷、の5指
令が与えらへ これに基く5つの演算動作を行い出力を
形成すると共に、通常の加減算時に、第1および第2の
各置数部OPI、。
OPRの置数内容をそのまま出力する。
さらに、表示部は演算部の出力を表示するものである。
表示部は置数検出部に対応して第1表示部DLと第2表
示部DRとを有する。
そして、釣銭算出時、乗算時および除算時は何れか一方
の表示部(こ釣銭額、積および商を表示し、加算時およ
び減算時は第1置数部で置数されれば第1表示部に表示
を行い、第2置数部で置数されれば第2表示部に表示を
行う。
置数検出部、指令検出部、演算部および表示部は倒れも
タイミング回路TMからの信号LT。
RTおよびtにより制御されている。
第4図は第3図のタイミング回路TMの出力信号を表示
したもので、LTは第1置数部OPLから第1表示部D
Lに至る動作を行わせるために用いら3RTは第2置数
部から第2表示部DRに至る動作を行わせるために用い
られる。
このたみLTおよびRTはその桁数に応じて1〜nまで
有る。
また、tは各桁タイミング信号LT、RTの持続時間中
lこ包含されるもので、ta〜teの5信号、およびリ
セット動作に用いられるtrを有する。
次に動作を説明する。
いま第1置数部OPL/Ic何らかの置数がされたとす
る。
そして、置数された桁に桁タイミング信号LTが当該置
数された桁のゲートつまりG、1〜1nの何れかが開き
、発振器O8Cからの信号をゲートG、〜G5の開く順
に順次、第1置数部OPLの置数部に送り込む。
第1置数部OPLの置数部では、置数内容に応じた周波
数の共振回路が応動する。
この応動は、信号検出回路SDで検出されアナログ信号
としてAD変換回路A/Dに送られる。
AD変換回路A/Dには、置数桁毎に信号検出回路SD
からアナログ信号が与えられる。
このアナログ信号は、1つの桁タイミング信号中での5
時点すなわちta、tb、tc、td、teの各時点で
のレベルを知り、これらを総合したものとして捉えられ
るべきものである。
そこで、例えばta=teの各時点のアナログ信号のレ
ベルを加え合せた上でデジタル信号に変換すればよい。
11はリセット信号である。
このデジタル信号は演算回路OPに与えられ、指令信号
形成回路DCからの指令信号、アンド回路AND1〜A
ND3からのタイミング信号、および必要に応じて与え
られる小数点位置信号LTK。
RTKに基く演算に用いられる。
指令信号回路DCからの指令信号としては、釣銭算出C
C1連続演算の加算SC+、減算5C−1乗算×および
除算÷である。
これらの演算では何れも第1置数部OPL、第2置数部
0−PRの両方の置数内容を利用するものであり、一方
の内容と他方の内容を加減乗除する。
そして、一方の置数内容は第1置数内容、すなわち釣銭
算出時の支払金額、連続演算における基数とか被乗数、
被除数がそのまま第1表示部DLに与えられるが、第2
表示部DBに眠釣銭算出における釣銭額、連続演算およ
び通常演算における和差積商が表示される。
ここで、通常演算の加減算のように、一方の置数部と一
方の表示部のみを使用すれば足る場合を除いて、第1、
第2両置数部OPL 、0PR1および第1、第2両表
示部DL、DRを使用する場合は、これらの信号を何れ
の表示部に表示させるかという信号の振分け、および置
数内容を記憶して演算する場合の一方の置数内容と他方
の置数内容との区切りを知る上で、アンド回路AND1
〜AND3からのタイミング信号を用いる。
続いて置体的動作を説明する。
いま釣銭算出を行うには、指令操作部OP2の5の玉を
押下げると共に1の玉全てを押下げる。
そして、第1置数部OPLに支払金額を置数し、第2置
数部OPRに買物金額を置数する。
通常の場合、買物金額は予め求められて既に置数されて
いる。
これにより演算回路OPが支払金額から買物金額を減算
し釣銭額を第2表示部D8に表示させる。
また連続演算の加算(減算)を行うには、指令操作部O
P、の5の玉を押上げて、1の玉を1つ(2つ)押上げ
る。
そして、第1置数部OPLに基数を置数し、第2置数部
OPRに変数を置数する。
これにより第1表示部DLに基数が、第2表示部に和(
差)が表示される。
そして、第2置数部OPRの変数を順次変えれば、それ
に応じた和(差)が第2表示部り、に順次表示される。
乗算(除算)は、第1および第2置数部OPL。
OPRの両置数内容を用いるものであるから、被乗数(
被除数)を第1置数部OPI、に置数するものとすれば
、この第1置数部OPLの置数内容を固定しておけば連
続演寛変化させれば通常演算となる。
この場合、指令操作部OP2の操作は、1の玉を3つ(
4つ)押上げればよい。
通常演算の加算(減算)は指令操作部OP2の1の玉、
5の玉を全て払って通常の算盤の加算(減算)を行えば
よい。
上記実施例では、各種演算指令を算盤玉の操作で与える
ようにしているが、これを他の適当なスイッチにより与
えるようにしても勿論よい。
本考案は上述のように、算盤状の置数操作部に与えられ
た買物金額および支払金額の置数内容および指令操作部
に与えられた釣銭算出指令を演算回路に与えて釣銭の算
出を行い得るようにしたため、通常の場合は支払金額の
置数と釣銭算出指令との2操作、それも支払金額は1万
円とか5千円とかの端数のない場合が多く、したがって
2操作とは算盤玉を1つづつ2回操作するのみで足りる
ようになり、最大限でもこれに買物金額の置数操作を加
えて3操作に過ぎず、極めて利便性の高い算盤型計算器
を提供することができる。
しかも算盤状の置数操作部の各桁軸に置数内容に応じた
共振を行う共振要素を設け、これら共振要素を周波数信
号で走査して置数内容を検知するようにしたため、スイ
ッチ等の機械的接触要素によらずに置数検出を非接触で
行うことができ接触不良等に起因する誤動作を防止でき
る。
また、釣銭算出指令を固定保持するようにすれば更に操
作は少くて済み、支払金額を置数するだけで釣銭額を知
ることができ、一層便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観を示す図、第2図は同
実施例における玉検出機構を示す断面図、第3図は同実
施例における回路構成を示すブロック線図、第4図は同
実施例における時分割動作を行わせるタイミング信号を
示すタイムチャートである。 OPl・・・・・・置数操作部、OP2・・・・・・指
令操作部、OPL・・・・・・第1置数部、 OP
・・・・・・第2置数部、DL・・・・・・第1表示
部、DR・・・・・・第2表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1乃至第5の5種類の周波数信号を発生する信号発生
    回路と、算盤の各桁の軸が第1置数部と第2置数部とに
    分けられてなり、前記各桁の軸に5を表す玉が置数され
    光とき前記第1の周波数に共振する第1の共振要素、お
    よび1を表わす4個の玉の少くとも1つが置数されたと
    き前記第2乃至第5の周波数の少くとも1つに共振する
    前記第2乃至第5の共振要素を有すると共に、前記各桁
    の軸に対し前記信号発生器の出力を与えることにより置
    数状態に応じた信号を形成する置数検出部と、前記第1
    置数部および第2置数部の置数を用いて行うべき釣銭払
    出(Cc)、連続加算(S C+)、連続減算(5c−
    )、乗算(×)および除算(÷)を含む演算内容を指令
    するための指令操作部と、この指令操作部からの指令に
    基き前記第1置数部および第2置数部からの信号を用い
    て演算を行う演算回路と、少くとも第1および第2の表
    示部を有し、前記演算回路の出力を前記第1、第2の表
    示部の何れかに表示する表示部とをそなえた算盤型計算
    器。
JP15674378U 1978-11-16 1978-11-16 算盤型計算器 Expired JPS5853618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15674378U JPS5853618Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 算盤型計算器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15674378U JPS5853618Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 算盤型計算器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574928U JPS5574928U (ja) 1980-05-23
JPS5853618Y2 true JPS5853618Y2 (ja) 1983-12-06

Family

ID=29147004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15674378U Expired JPS5853618Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 算盤型計算器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5853618Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5574928U (ja) 1980-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5853618Y2 (ja) 算盤型計算器
JPH0285952A (ja) カリキュレータ付き携帯用通貨換算機
JPS5918516Y2 (ja) 算盤型計算器
US4367535A (en) Calculator for cross summing a plurality of operands
JP2018106320A (ja) 計算装置、計算方法、及びプログラム
JPS5912670Y2 (ja) ショッピング計算機
US2643822A (en) Optical summation and decimal
JP4047952B2 (ja) プリンタ
JPS6045479B2 (ja) 釣銭演算装置
JPH0145566B2 (ja)
JPS61110294A (ja) 電子式キヤツシユレジスタ
JPS59138927A (ja) モ−ド選択機能を備えたcrt表示装置付電子秤
US4266623A (en) Price calculating balance with aimed price input
JPS5825306Y2 (ja) 電子秤
JPS5949659A (ja) 電子キヤツシユレジスタにおける返品登録制御方法
JP2863862B2 (ja) 自動販売機の価格設定装置
CA1050165A (en) Computing scale system
JPS5922590Y2 (ja) 携帯用演算器
JPS6137086Y2 (ja)
JPS5819626Y2 (ja) レジスタ
JP2014162101A (ja) ラベル発行装置
JPH02259531A (ja) 電子式秤
JPS5934120A (ja) Crt表示機能を備えた電子秤
JPH0250407B2 (ja)
GB2066970A (en) Price calculating balance