JPS5918516Y2 - 算盤型計算器 - Google Patents

算盤型計算器

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JPS5918516Y2
JPS5918516Y2 JP11846778U JP11846778U JPS5918516Y2 JP S5918516 Y2 JPS5918516 Y2 JP S5918516Y2 JP 11846778 U JP11846778 U JP 11846778U JP 11846778 U JP11846778 U JP 11846778U JP S5918516 Y2 JPS5918516 Y2 JP S5918516Y2
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JP
Japan
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abacus
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JP11846778U
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JPS5535669U (ja
Inventor
幹夫 堀内
達次郎 西岡
Original Assignee
株式会社日本コインコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は算盤型計算器に係り、特に加減乗除等の演算指
令を算盤玉の操作によって行い得るものに関する。
従来、経理事務等に用いる計算用器具としては、算盤と
卓上電子計算機(以下電卓という)とがあり、それぞれ
一長一短がある。
そこで、両者の長所を得るべく算盤型計算器が提案され
ている。
これは、算盤玉の位置を電気的に検出し、その検出信号
を利用して演算を行うようにしたものである。
ここにおいて、従来の算盤型計算器では、演算指令は押
釦式操作装置等を用いて与えるようにしており、演算を
行うには算盤玉の操作と押釦の操作の両方を行う煩しさ
がある。
したがって本考案の目的は、置数操作のみならず演算指
令操作も算盤玉の操作で行い得るような算盤型計算器を
提供することである。
本考案はこの目的達成のため、演算のための置数を行う
第1および第2の置数部の外に、上位置に応じて演算指
令を発する算盤玉を用いた指令操作部を設け、これによ
り置数操作および演算指令操作を算盤玉操作によって行
い得る算盤型計算器を構成したものである。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図a、 l)および第2図は本考案の一実施例の
外観を示す図、および該実施例におけるそろばん玉の置
数検出要素の構造を示す断面図である。
まず同図a、 bにおいて、OPは操作部を示しており
、OPlはいわゆる算盤玉による置数操作部であり、O
P2は同じく算盤玉を用いているが置数ではなく指令を
行うもので1の玉を1つ押上げて連続演算の加算、2つ
で同減算、3つで乗算、4つで除算、5の玉を押下げて
電源オン等の指令を行う。
連続演算とは、ある基数と複数の変数の各々とを順次加
減乗除することをいい、たとえば単価の走ったものを任
意数倍する場合、または個数が定っていて単価が異なる
場合等に行うものをいつO Pl、P2はスライド式の小数点位置設定部であり、ま
たDL、DRは置数操作部OP1の操作内容を表示する
表示部であり、各桁毎に、たとえば7素子型の発光表示
装置が設けられており、算盤玉の置数内容、および乗除
算時には積、商を表示する。
第2図は第1図の実施例における成る1つの算盤玉およ
びその支持構造の断面を示している。
この図において、1は算盤玉であり、軸2により軸2の
長手方向に摺動可能に支持されている。
軸2は算盤玉1を機械的に支持するためのスリーブ3内
の算盤玉が置かれる位置にコイル4が設けられており、
一方、算盤玉1の少くとも一部には導体リング等のコイ
ル4のQまたはインダクタンスを変え得る部材5が埋込
まれている。
6は框と呼ばれる算盤枠である。
軸2には、5を表わす玉と1を表わす玉とが合計5個設
けられており、これに対応させてコイル4が設けられて
いる。
これらのコイルは、図示しない回路により、それぞれ異
なる5種の周波数の何れかに共振するように構成されて
おり、これらの周波数信号を与えることにより算盤玉に
よる置数内容に応じた信号を取出すことができる。
第3図は本考案の一実施例の回路構成を示したもので、
置数検出部、指令検出部、演算部、表示部により構成さ
れている。
このうち置数検出部は、第1および第2の置数部OPL
、OPRの共振回路、この共振回路に5種の周波数の信
号を与える走査信号源回路、および走査信号源回路から
共振回路に対し信号が与えられたときに得られるレベル
信号をデジタル信号に変換して取出す変換回路を有する
また置数検出部は置数検出部と基本的に共通する構成を
有し、指令操作部OP2の共振回路、この共振回路に5
種の周波数の信号を与える置数検出部と共用の信号源回
路、およびこの信号源回路から共振回路に対し信号が与
えられたときに得られるレベル信号に基き指令信号を形
成する回路を有する。
より構成を簡単にするには、算盤の玉に磁石を、軸にリ
ードスイッチを組込む等により接点開閉信号を取出すよ
うにしてもよい。
演算部は置数検出部からのテ゛ジタル信号を得て、指令
信号回路からの指令に応じて必要な演算を行う。
指令信号回路DCからは、連続演算の加算SC+、同じ
く減算5C−1乗算×、除算÷、の4指令が与えられ、
これに基く4つの演算動作を行い出力を形成すると共に
、通常の加減算時に、第1および第2の各置数部OPL
、OPRの置数内容をそのまま出力する。
さらに、表示部は演算部の出力を表示するものである。
表示部は置数検出部に対応して第1表示部DLと第2表
示部DRとを有する。
そして、乗算時および除算時は何れか一方の表示部に積
、商を表示し、加算時および減算時は第1置数部で置数
されれば第1表示部に表示を行い、第2置数部で置数さ
れれば第2表示部に表示を行う。
置数検出部、指令検出部、演算部および表示部は何れも
タイミング回路TMからの信号LT、RTおよびtによ
り制御されている。
第4図は第3図のタイミング回路TMの出力信号を表示
したもので、LTは第1置数部OPLから第1表示部D
Lに至る動作を行わせるために用いられ、RTは第2置
数部から第2表示部DRに至る動作を行わせるために用
いられる。
このため、LTおよびRTはその桁数に応じて1〜nま
で有る。
また、tは各桁タイミング信号LT、RTの持続時間中
に包含されるもので、t8〜teの5信号、およびリセ
ツ1〜動作に用いられるtrを有する。
次に動作を説明する。
いま第1置数部OPLに何らかの置数がされたとする。
そして、置数された桁に桁タイミング信号LTが当該置
数された桁のゲートつまり61□〜1゜の何れかが開き
、発振器O5Cからの信号をゲート61〜G5の開く順
に順次、第1置数部OPLの置数部に送り込む。
第1置数部OPLの置数部では、置数内容に応じた周波
数の共振回路が応動する。
この応動は、信号検出回路SDで検出されアナログ信号
としてAD変換回路A/Dに送られる。
AD変換回路A/Dには、置数桁毎に信号検出回路SD
からアナログ信号が与えられる。
このアナログ信号は、1つの桁タイミング信号中での5
時点すなわちt8.tb、to、td、teの各時点で
のレベルを知り、これらを総合したものとして捉えられ
るべきものである。
そこで、例えばta−4eの各時点のアナログ信号のレ
ベルを加え合せた上でデジタル信号に変換すればよい。
trはリセット信号である。
このデジタル信号は演算回路OPに与えられ、指令信号
形成回路DCからの指令信号、アンド回路AND1〜A
ND3からのタイミング信号、および必要に応じて与え
られる小数点位置信号LTK、RTKに基く演算に用い
られる。
指令信号回路DCからの指令信号としては、連続演算の
加算SC+、減算5C−1乗算×および除算÷である。
これらの演算では何れも第1置数部OPL、第2置数部
OPRの両方の置数内容を利用するものであり、一方の
内容と他方の内容を加減乗除する。
そして、一方の置数内容は第1置数内容、すなわち連続
演算における基数とか被乗数、被除数がそのまま第1表
示部DLに与えられるが、第2表示部DRには、連続演
算および通常演算における和差積商が表示される。
ここで、通常演算の加減算のように、一方の置数部と一
方の表示部のみを使用すれば足る場合を除いて、第1、
第2両置数部OPL、OPR,および第1、第2両表示
部DL、DRを使用する場合は、これらの信号を何れの
表示部に表示させるかという信号の振分け、および置数
内容を記憶して演算する場合の一方の置数内容と他方の
置数内容との区切りを知る上で、アンダ回路AND1〜
AND3からのタイミング信号を用いる。
続いて具体的動作を説明する。
この装置における演算は、連続演算による加減乗除算と
通常演算による加減算とがある。
このうち通常演算による加減算は、指令操作部OP2の
5の玉を押下げることにより第1および第2置数部OP
L、OPRの置数内容が第1および第2表示部DL、D
Rに表示されるようにして、算盤における加減算操作を
行えばよい。
算盤における加減算操作とは、第1置数部OPLまたは
第2置数部OPRを用いて玉操作を行うことであり、そ
の結果としての和または差に相当する置数内容がそのま
ま第1表示部DLまたは第2置数部DRに表示される。
すなわち演算回路OPには、指令操作部OP2から指令
信号回路DCを介しての指令信号SC+。
5C−1×、÷の何れも与えられないから、何ら演算動
作は行わない。
そして、AD変換回路A/Dを介して与えられる第1ま
たは第2置数部OPL、OPRの置数内容がそのまま第
1および第2表示部DL。
DRに表示される。
一方、連続演算による加減乗除算は次の通りである。
連続演算は第1置数部OP1に、加減算の場合は基数、
乗算の場合は被乗数、除算の場合は被除数を置数し、一
方第2置数部OP2には加減算の場合は基数に加えるべ
き数または減ずべき数を、乗算の場合には乗数を、除算
の場合は被除数を置数する。
そして、演算回路OPには指令操作部OP2の1の玉の
押上げにより4種の指令信号SC+。
SC−、x、÷の何れかが与えられる。
これにより演算回路OPは、図示しない内蔵バッファに
蓄えられた第1および第2置数部OPL、OPRの各置
数内容を用いて加減乗除算を行い、得られた和差積商を
第2表示部DRに表示する。
このとき第1表示部DLには基数、被乗数、被除数が表
示される。
いま仮に連続演算の加算を行うとすれば、指令操作部O
P2の1玉を1つだけ押上げる。
そして、第1置数部OPLに基数を、第2置数部OPR
に第1の加数をそれぞれ置数すれば演算回路OPは両置
数部の基数および第1の加数を内蔵バッファに蓄え、こ
のバッファ内容を用いて加算動作を行って得た和が第2
表示部DRに表示される。
基数と第2の加数との和を得るには、第2置数部OPR
に第2の加数を置数し、第1置数部OPLおよび指令操
作部OP2は何ら操作しない。
すなわち第2の加数についての和は、第2置数部OPR
に第2の加数を置数するだけで得られる。
以下同様にして第3、第4の加数についての基数との和
が得られる。
つまり第2置数部OPRの置数内容が変わるとタイミン
グ信号の与えられる周期で演算同図OPのバッファの内
容が変化するから、このときに新たな加数についての和
が得られる。
連続演算の減算、乗算、除算も指令操作部OP2の1の
玉の押上げる数が異なる点を除けば同様に行える。
たとえば乗算の場合は指令操作部OP2の1の玉を3個
押上げると指令信号回路DCから演算回路OPに対し乗
算指令×が与えられる。
これにより演算回路OPは、内蔵バッファに蓄えた第1
置数部OPLの内容(被乗数)および第2置数部OPR
の内容(乗数)を用いて乗算を行い、積を第2表示部D
Rに表示する。
乗数が変わると前述のように演算回路OPのバッファ内
容が変化し、新たな乗数についての積が第2表示部DR
に表示される。
なお、乗除算の場合に、被乗数または被除数をも変える
演算に本考案の装置を用いてもよいことは勿論である。
本考案は上述のように、置数部の外に演算指令部も算盤
玉操作によるようにしたため、全ての操作を同様に行う
ことができ、従来のように算盤玉を操作した上で押釦操
作を行う等の煩雑さを除去し得、極めて使い勝手のよい
計算器を提供することができる。
また、算盤玉により演算指令を行うようにすると、当該
算盤玉を動がさない限り同一演算状態が続き、算盤玉を
払うことによりクリアを行うことができる。
そして、演算指令部が連続演算なる指令を与え得るよう
にすると共に、演算部に、第1、第2置数部相互間の演
算機能を持たせれば、ある基数についての任意の変数の
加減乗除を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観を示す図、第2図は同
実施例における玉検出機構を示す断面図、第3図は同実
施例における回路構成を示すブロック線図、第4図は同
実施例における時分割動作を行わせるタイミング信号を
示すタイムチャートである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 全桁が何れかに属するように複数の置数部に区分さ
    れ、走査信号が与えられたとき置数内容に応じた信号を
    生じるように構成された算盤型置数装置と、 この置数装置における各桁に時分割走査信号を与える信
    号源回路、およびこの信号源回路から前記置数装置に走
    査信号を与えたときに前記置数装置から得られる信号を
    デジタル変換する置数検出装置と、 操作により乗算指令、除算指令を含む各種指令を与える
    算盤型指令操作部と、 この指令操作部の指令が与えられたときは該指令に応じ
    て前記置数検出装置の出力を処理し、該指令がないとき
    は前記置数検出装置の出力をそのまま出力する演算装置
    と、 前記置数装置に対応した区分を有し前記演算装置の出力
    に応じた表示を行う装置とをそなえた算盤型計算器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の計算器におい
    て、前記指令操作部は連続演算の加算および減算指令を
    与えるようにした算盤型計算器。
JP11846778U 1978-08-31 1978-08-31 算盤型計算器 Expired JPS5918516Y2 (ja)

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JPS5535669U JPS5535669U (ja) 1980-03-07
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