JPS5853511Y2 - デイスクキユウユジクウケ - Google Patents

デイスクキユウユジクウケ

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Publication number
JPS5853511Y2
JPS5853511Y2 JP1975146653U JP14665375U JPS5853511Y2 JP S5853511 Y2 JPS5853511 Y2 JP S5853511Y2 JP 1975146653 U JP1975146653 U JP 1975146653U JP 14665375 U JP14665375 U JP 14665375U JP S5853511 Y2 JPS5853511 Y2 JP S5853511Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
disk
bearing
pocket
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975146653U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5259855U (ja
Inventor
道夫 大石
Original Assignee
富士電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP1975146653U priority Critical patent/JPS5853511Y2/ja
Publication of JPS5259855U publication Critical patent/JPS5259855U/ja
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Publication of JPS5853511Y2 publication Critical patent/JPS5853511Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はディスク給油軸受の改良にかかわる。
ディスク給油軸受はオイルリング給油軸受がリングの動
きの監視を必要とするのに比べ軸とディスクとを一体と
なって回転させ、ディスクにより油を上げて軸受に給油
するようにしたものが省力化の点で優位であり、実用化
されている。
そのうち高速の際の油の攪拌損失を少なくするため軸受
箱に別室を取り付は必要油量だけを別室に送り込み送り
込まれた油を油カキでカキ取り軸受へ給油する構造のも
のがある。
この場合は別室を設けるため形状が大きくなり、コスト
高となる欠点がありtう又実公昭48−16013号公
報に示されている回転軸を軸受する構造は底部に油溜め
を持つハウジングと、このハウジングによって支持され
る回転軸を囲むスリーブと、このスリーブと軸との間で
軸を囲む軸受メタルの層と、前記スリーブの一端におい
て前記油溜め内に油溜と連結している小孔を持つ室を形
成する装置とを備え、軸と一体に回転するディスクによ
り小孔より噴射される油を油カキでカキ取り軸受へ給油
するようにしたものである。
この場合は軸と軸受の相互移動による接触を逃げるため
にディスクと小孔を有する室との間隙が広くなり、ディ
スクの外部に油が溜り攪拌損失が増大し、これを防止す
るため小孔からの油の噴射のスピードを上げる必要があ
り、それには油面な軸心近くまで上げなげればならない
油面が高くなれば油漏れの原因ともなる。
本考案はかかる欠点を取り除くため、小形、簡略化とと
もに新規な構成からなるディスク給油軸受を提供せんと
するものである。
以下そρ構成を第1図および第2図の実施例にもとづい
て詳述する。
回転軸1を支持するために軸受台2(又は軸受ブラケッ
ト)が設けられている。
軸受台2vcは油溜室16が設けられている。
回転軸1には下部軸受ブツシュ4と上部軸受ブツシュ5
とが設けられる。
上部ブツシュ5を覆うようにハウジング3が設けられる
回転軸1Vcは一体になって回転するディスク6が設け
られ、ディスク6の外周部は薄形に形成されて外周端部
には前記油溜室12の油を受ける断面コ字状の内周側に
向いたポケット15が設けられる。
回転軸1とともにディスク6が回転してポケット15の
油が上方に搬送され、搬送された油を上部でカキ取る油
カキ9が油受げ7とともに上部軸受ブツシュ5に取り付
けられている。
上部軸受ブツシュ5には軸受けTと連通し回転軸1に給
油する油道14が設けられている。
この油道14を介して回転軸1に給油された油は図面矢
印で示す経路を通って油溜室16に還元する。
ところで回転軸1とともにディスク6が軸方向に動く場
合があり、ディスク6の軸方向の移動の際に油カキ9を
追従移動させるとともに油カキ9の横振れを防止するよ
うにしている。
本考案に当っては高速回転時のディスク6による油の攪
拌損失の増大更に油搬送量の減小等を防止し、尚油漏れ
を防止するようにすることを目的としている。
□それには前記ディスク60周端に設けられた油受げポ
ケット15の外周底面に対応し、かつディスク6と同心
的に配置された弧状の座17を図示は軸受台2に固定し
て設けている。
しかも座1Tは弧の両端部が油面から突出するように配
設される。
座17に支承され前記ディスク6に設けられた油受はポ
ケット15の端部と小間隙20を介して内面が近接する
断面コ字状のガイド18を設けるとともにコ字状のガイ
ド18によりディスク6の外側面の空間1Sを油溜室1
6と区画するようにされる。
それには前記弧状の座17よりも少なくとも円周方向に
長目にディスクのポケットに沿って油面より充分上方に
延長して設けられる。
図示は半円形としている。
尚油受げポケット15には低温油を送るようにして油受
室に浸漬して油面部の高温油をしゃ断するガイド21が
設けられている。
とのガイド21は下部軸受ブツシュ4に固定しているが
、軸受台2文は座17側に固定し、油面をしゃ断すると
ともに下位に油の流通孔を設けるようにすることもでき
る。
以上の如く構成することにより、従来形が直接ディスク
6を油面に入り込ませることによる油との間に生ずるク
サビ状の空気層は発生しなくなる。
空気層が生ずればディスク6の油受はポケット15には
油が入り難くなり、搬送量は減小する。
本考案によればガイド18が軸受台に固定した座1Tに
支持されディスク6の外周部に沿って油受はポケットと
小間隙20を保って嵌り合うようにして油面より上方ま
で円弧をなし、ガイド18の内周端部が油受げポケット
の内径側にのぞみ内側に入り込んでいるのでその懸念は
全くなくなる。
又従来はディスク6の外側にも充油されるのでディスク
外面に粘着した油が回転により飛散し、油漏れの原因と
もなっていたが、本考案によれば、油受げポケット15
の油浸端を覆うように油中から油面上まで断面コ字状の
ガイド18を設げ、コ字状ガイド18と油受げポケット
15との間の間隙は小間隙20としであるので、起動時
にディスク6の外周側の空間19に溜っていた油はディ
スク60回転に伴なって上方に搬送されて一部は飛散し
、他は押え10、油カキ9等を介して油受げTに溜って
軸受潤滑の用に用いられるので空間19には油は無くな
り、小間隙20からはほとんど油は供給されない。
従ってディスク6は運転中は油中に在ることはなく、空
気中でほとんど何らの抵抗も無く回転できるので損失は
極めて小なくなる。
一方デイスクロ0回転中はコ字状ガイド18の油浸部即
ちガイド18の内周端部から油がディスク6の外周部に
設けた油受はポケッ)15に供給され、その供給された
油はことごとくディスク60回転によって上方に搬送さ
れて軸と軸受ブツシュとの間の潤滑に用いられて空間1
9に油力5illすることはない。
このように本考案によれば、油受はポケット15の内径
側にのぞむコ字状ガイド18よりディスク60回転中宮
時適量の油が供給され、空間19に油が到達することが
ないので、ディスク6は油の搬送に必要なわずかの機械
力を要するのみでありほとんど他の機械的損失を要しな
い。
勿論、停止中は空間19I/c油力号槌するので、起動
時に空間19に在る油をディスク6が排除するまでの短
時間は機械的損失を伴なうが微々たるものである。
従ってディスク6の外側面と油の攪拌損失は殆んどなく
なる。
油の飛散量も少ないので油もれの心配もなくなる。
当然ながら回転軸1に給油される、油の搬送量について
はガイド18の油浸部高さ方向位置と油面位置との間の
調節をはと良くして自在に満足する給油を行うことがで
きる。
以上従来の欠点を除去し、従来の部品に断面コ字状のガ
イドを追加するだけの簡単な構造で信頼度の高い低コス
トのディスク給油軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にもとづく一実施例のディスク給油軸受
の縦断面図、第2図は第1図の要部切欠き縦断側面図で
ある。 1は回転軸、2は軸受台、3はハウジング、4は下部軸
受ブツシュ、5は上部軸受ブツシュ、6はディスク、7
は油受け、8はボルト、9は油カキ、10は押え、14
は油道、15は油受げポケット、16は油溜室、1Tは
座、18は断面コ字状のガイド、21はガイドである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に支持されて回転するディスクの外周部に断面り
    状に設けた油受はポケットにより油溜室内の油を上方に
    搬送して軸受ブツシュに給油する軸受であって、軸受台
    に固定した座に支持され、前記ディスクの外周部に沿っ
    て前記油受はポケットと小間隙を保って嵌り合うように
    して油面より上方まで円弧をなし、内周端部が前記油受
    げポケットの内径側にのぞむ断面コ字状のガイドを備え
    てなることを特徴とするディスク給油軸受。
JP1975146653U 1975-10-28 1975-10-28 デイスクキユウユジクウケ Expired JPS5853511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975146653U JPS5853511Y2 (ja) 1975-10-28 1975-10-28 デイスクキユウユジクウケ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975146653U JPS5853511Y2 (ja) 1975-10-28 1975-10-28 デイスクキユウユジクウケ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5259855U JPS5259855U (ja) 1977-04-30
JPS5853511Y2 true JPS5853511Y2 (ja) 1983-12-05

Family

ID=28626339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975146653U Expired JPS5853511Y2 (ja) 1975-10-28 1975-10-28 デイスクキユウユジクウケ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5853511Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816013U (ja) * 1971-07-08 1973-02-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016340U (ja) * 1973-06-08 1975-02-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816013U (ja) * 1971-07-08 1973-02-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5259855U (ja) 1977-04-30

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