JPS5835889Y2 - オイルシ−ルの潤滑装置 - Google Patents
オイルシ−ルの潤滑装置Info
- Publication number
- JPS5835889Y2 JPS5835889Y2 JP1977058763U JP5876377U JPS5835889Y2 JP S5835889 Y2 JPS5835889 Y2 JP S5835889Y2 JP 1977058763 U JP1977058763 U JP 1977058763U JP 5876377 U JP5876377 U JP 5876377U JP S5835889 Y2 JPS5835889 Y2 JP S5835889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- oil
- bearing
- bottom wall
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は潤滑油を貯留する伝動ケースの底壁に前記潤滑
油中に浸漬する軸受を形成し、この軸受により前記底壁
を貫通する回転軸を支承し、前記底壁の外側面に、前記
軸受の外端に隣接する環状のシールハウジングを凹設し
、そのシールハウジングに、前記回転軸外周にシールリ
ップを接触させるオイルシールを嵌着した軸封装置にお
いてオイルシールのシールリップの摩耗を防止するよう
にした潤滑装置に関する。
油中に浸漬する軸受を形成し、この軸受により前記底壁
を貫通する回転軸を支承し、前記底壁の外側面に、前記
軸受の外端に隣接する環状のシールハウジングを凹設し
、そのシールハウジングに、前記回転軸外周にシールリ
ップを接触させるオイルシールを嵌着した軸封装置にお
いてオイルシールのシールリップの摩耗を防止するよう
にした潤滑装置に関する。
従来の上記軸封装置では、オイルシールのシールリップ
の潤滑を軸受部からシールハウジングへ漏出する微量の
油によって行っているが、その漏出油量は不安定である
ので、シールリップが潤滑油の不足により摩耗してシー
ル性能が短期間で低下することがあった。
の潤滑を軸受部からシールハウジングへ漏出する微量の
油によって行っているが、その漏出油量は不安定である
ので、シールリップが潤滑油の不足により摩耗してシー
ル性能が短期間で低下することがあった。
本考案は、そのような不都合を解消するためにオイルシ
ールのシールリップを常に確実に潤滑して所期のシール
性能を長期間保持し得る前記潤滑装置を提供するもので
ある。
ールのシールリップを常に確実に潤滑して所期のシール
性能を長期間保持し得る前記潤滑装置を提供するもので
ある。
以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、１は伝動ケースで、その底壁内側面に軸受２が一体に
形成されており、これにより伝動ケース１の底壁な貫通
する回転軸３を支承する。
、１は伝動ケースで、その底壁内側面に軸受２が一体に
形成されており、これにより伝動ケース１の底壁な貫通
する回転軸３を支承する。
伝動ケース１には、潤滑油Ｏを貯留し、その潤滑油Ｏ中
に軸受２を浸漬して潤滑すると共にその他図示しない伝
動機構を潤滑する。
に軸受２を浸漬して潤滑すると共にその他図示しない伝
動機構を潤滑する。
伝動ケース１の下面には軸受２の外端に隣接する環状の
シールハウジング４を凹設して、これにオイルシール５
を嵌着する。
シールハウジング４を凹設して、これにオイルシール５
を嵌着する。
このオイルシール５は従来普通のように内周のシールリ
ップを回転軸３外周に接触させて伝動ケース１と回転軸
３間の油密な保持する。
ップを回転軸３外周に接触させて伝動ケース１と回転軸
３間の油密な保持する。
前記シールハウジング４の奥部にはオイルシール５の内
側面、すなわち上面により環状油室６を画成し、この油
室６を透孔７を介して伝動ケース１内部に連通ずる。
側面、すなわち上面により環状油室６を画成し、この油
室６を透孔７を介して伝動ケース１内部に連通ずる。
この場合、透孔７は環状油室６の周壁をその全高に亘り
切欠いて形成される。
切欠いて形成される。
而してオイルシール５上部の環状油室６には透孔７を通
して潤滑油Ｏが満され、それによりオイルシール５のシ
ールリップは常に潤滑される。
して潤滑油Ｏが満され、それによりオイルシール５のシ
ールリップは常に潤滑される。
以上のように本考案によれば、潤滑油Ｏを貯留する伝動
ケース１の底壁に前記潤滑油中に浸漬する軸受２を形成
し、この軸受２により前記底壁を貫通する回転軸３を支
承し、前記底壁の外側面に、前記軸受２の外端に隣接す
る環状のシールハウジング４を凹設し、そのシールハウ
ジング４に、前記回転軸３外周にシールリップを接触さ
せるオイルシール５を嵌着した軸封装置において、前記
シールハウジング４の奥部に前記オイルシール５の内側
面が臨む環状油室６を形成し、その環状油室６を透孔７
を介して前記潤滑油中に連通したので、極めて簡単な構
造により、オイルシール５のシールリップを常に確実に
潤滑することができ、回転軸３との摺擦によるそのシー
ルリップの摩耗を防止でき、長時間良好なシール性能を
維持することができる。
ケース１の底壁に前記潤滑油中に浸漬する軸受２を形成
し、この軸受２により前記底壁を貫通する回転軸３を支
承し、前記底壁の外側面に、前記軸受２の外端に隣接す
る環状のシールハウジング４を凹設し、そのシールハウ
ジング４に、前記回転軸３外周にシールリップを接触さ
せるオイルシール５を嵌着した軸封装置において、前記
シールハウジング４の奥部に前記オイルシール５の内側
面が臨む環状油室６を形成し、その環状油室６を透孔７
を介して前記潤滑油中に連通したので、極めて簡単な構
造により、オイルシール５のシールリップを常に確実に
潤滑することができ、回転軸３との摺擦によるそのシー
ルリップの摩耗を防止でき、長時間良好なシール性能を
維持することができる。
また環状油室６はそれに導入した潤滑油０により軸受２
の外端部からも潤滑するので、軸受２の潤滑促進にも極
めて有効である。
の外端部からも潤滑するので、軸受２の潤滑促進にも極
めて有効である。
さらに透孔７は環状油室６の周壁をその全高に亘り切欠
くことにより形成されているので、環状油室６に、空気
溜りを生じさせることなく潤滑油Ｏを確実に満たすこと
ができ、またその油室６への油の出入りが円滑に行われ
るため油中の不純物が油室６に溜るのを可及的に防止で
きる。
くことにより形成されているので、環状油室６に、空気
溜りを生じさせることなく潤滑油Ｏを確実に満たすこと
ができ、またその油室６への油の出入りが円滑に行われ
るため油中の不純物が油室６に溜るのを可及的に防止で
きる。
第１図は本考案装置を備えた伝動ケースの軸受部の縦断
面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・伝動ケース、２・・・・・・軸受、３・
・・・・・回転軸、４・・・・・・シールハウジング、
５・・・・・・オイルシール、６・・・・・・環状油室
、Ｔ・・・・・・透孔。
面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・伝動ケース、２・・・・・・軸受、３・
・・・・・回転軸、４・・・・・・シールハウジング、
５・・・・・・オイルシール、６・・・・・・環状油室
、Ｔ・・・・・・透孔。
Claims (1)
- 潤滑油０を貯留する伝動ケース１の底壁に前記潤滑油Ｏ
中に浸漬する軸受２を形成し、その軸受２により前記底
壁を貫通する回転軸３を支承し、前記底壁の外側面に、
前記軸受２の外端に隣接する環状のシールノ・ウジング
４を凹設し、そのシールハウジング４に、前記回転軸３
外周にシールリップを接触させるオイルシール５を嵌着
した軸封装置において、前記シールノ・ウジング４の奥
部に前記オイルシール５の内側面が臨む環状油室６を形
成し、その環状油室６を、それの周壁をその全高に亘り
切欠くことにより形成された透孔７を介して前記潤滑油
Ｏ中に連通してなる、オイルシールの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977058763U JPS5835889Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | オイルシ−ルの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977058763U JPS5835889Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | オイルシ−ルの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53154962U JPS53154962U (ja) | 1978-12-05 |
| JPS5835889Y2 true JPS5835889Y2 (ja) | 1983-08-12 |
Family
ID=28957865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977058763U Expired JPS5835889Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | オイルシ−ルの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835889Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4848039U (ja) * | 1971-10-06 | 1973-06-23 | ||
| JPS5833332Y2 (ja) * | 1975-10-16 | 1983-07-25 | エヌオーケー株式会社 | ジクフウソウチ |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP1977058763U patent/JPS5835889Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53154962U (ja) | 1978-12-05 |
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