JPS5853488B2 - 電圧非直線抵抗体 - Google Patents

電圧非直線抵抗体

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Publication number
JPS5853488B2
JPS5853488B2 JP51088857A JP8885776A JPS5853488B2 JP S5853488 B2 JPS5853488 B2 JP S5853488B2 JP 51088857 A JP51088857 A JP 51088857A JP 8885776 A JP8885776 A JP 8885776A JP S5853488 B2 JPS5853488 B2 JP S5853488B2
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JP
Japan
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mol
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varistor
lead
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Expired
Application number
JP51088857A
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English (en)
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JPS5314399A (en
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伸明 正畑
留治 大野
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
    • B23H1/02Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
    • B23H1/028Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges for multiple gap machining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主成分を酸化亜鉛(ZnO)とし、副成分とし
て酸化ビスマス(B1203)、酸化コバルト(CoO
)、酸化アンチモン(sb2oa)、酸化ニッケル(N
ip)および硼珪酸鉛亜鉛ガラスを添加混合し、焼結し
て得る焼結体自体が電圧非直線性を有する電圧非直線抵
抗体に関する。
その目的とする所は、電圧非直線係数が大きく、かつ厚
さ1朋当りの立上り電圧が1oov以下でもれ電流が小
さく、電力負荷、繰返しサージ印加に対して特性変化の
少く、低電圧用に適した素体自体が電圧非直線性を有す
る電圧非直線抵抗体を提供することにある。
電圧非直線抵抗体(以下バリスタと称す)はサージ吸収
素子、電圧安定化素子、避雷器等に広く用いられている
従来これらの用途にはSiCバリスタ、Siバリスタ、
Se整流器、亜酸化銅整流器等が用いられてきた。
しかしながら、これらのバリスタは、電圧非直線係数α
が小さい、特性を任意に調整できない、あるいは形状が
小さくできない等の欠点を有しており、用途は、おのず
から限られていた。
最近これらの欠点を改善するものとして、酸化亜鉛(Z
nO)を主成分の一部とする酸化物バリスタが開発され
てきた。
その詳細は、例えば、ジャパニーズ・ジャーナル・オブ
・アプライド・フイジクス誌1971年6月号736−
746ページ所載の論文(M 、 Matsuoka
、 ” Nonohmic Pro −perties
of Zinc 0xide Ceramics”J
apan、J。
Appl、 Phys、、10 、736−746(1
971) )に述べられている。
このバリスタは優れた電圧非直線係数を有しているため
にその用途は確かに拡大されようとしている。
しかし高度に発達した通信機器の電気回路にはいまだ不
充分な点が多い。
一般にバリスタの特性は次式に示すαおよびViの値で
評価されてきた。
I/1=(ViVi)a (1)ここで■は素
子を流れる電流、■は印加電圧、Viは電流値がiアン
ペアのときの電圧で、通常1mAの値をとり、立上り電
圧と称されている。
バリスタの電気特性を示す上で、α、■iは実用上重要
な定数である。
αはバリスタを挿入した電気回路の電圧がいかに制御さ
れるかを示すものであり、αが大きい栓型圧制御に優れ
ている。
従って、αは特殊用途を除けば、大きい方が好ましく、
実用上30以上の値が望ましい。
Viは使用される電圧がいくらであるかによって定めら
れるものであり、それぞれ指定された値に調整されるこ
とが望ましい。
通常この値は、電流が1mA/dの時の値を用いて、立
上り電圧と称し、V 1rnAで表わされている。
従来の酸化亜鉛バリスタでは、この■1ml、は、10
0V以上でそれ以下のものを得るのは困難であった。
VlmAの低いものを得るには焼成温度を上げるか、素
体の厚みを薄くする以外に方法がない。
焼成温度を上げると、αが低下したり、素子が融着した
り、また酸化亜鉛や添加物が蒸発しやすくなるという問
題が生じ、できるかぎり低温で焼成することが望まれる
また、厚みを薄くする方法は、0.5關の厚さが実用上
の下限であり、それ以下に薄くすると、製造時あるいは
使用時などに素子が破損しやすく、また縁面放電などの
問題が生じあまり素子を薄くすることは好ましくない。
またα、Viのみならず電流iRの値も重要である。
バリスタを過電圧保護用として使用する場合、回路の使
用電圧の1.6倍の立上り電圧のバリスタを使用するの
が普通である。
このような使用法の場合には、通常バリスタにはできる
かぎり電流が流れないことが望ましい。
すなわち、もれ電流iRはできるかぎり小さいことが望
まれる。
実用上もれ電流iHはViの60%の電圧における電流
値で定義するのが有益で、この値は1μA以下が望まし
い。
ところで、通信機器の電気回路において、バリスタは一
般に一定電力負荷のかかった状態で使用され、スイッチ
の開閉等に起因する大電流パルスを吸収するいわゆるサ
ージ吸収素子として、使用される。
しかしながら従来のZnOを主成分とするバリスタは、
一定電力負荷が長時間印加されると立上り電圧が低電圧
側に変化し、またもれ電流が増大するという欠点を有し
ていた。
サージ電流が印加された場合も全く同様の欠点を有して
おり、ZnOを主成分とするバリスタの優れた電圧非直
線性は維持し得なくなっていた。
このような電力負荷ないしはサージ印加による特性変化
を改善する試みの一つに、ZnOを主成分とするバリス
タに種々のガラスを種々の方法によって含有させる方法
がある。
しかしその効果は殆んど耐電力負荷特性のみに有効であ
ったり、逆に耐サージ電流特性のみに有効であったりし
て、この両者に有効なガラスは見出されていな力)つた
また、一般にZnOを主成分とするバリスタにガラスを
添加すればVi値は非常に大きくなり、100V以下に
することは困難であった。
本発明の目的は電圧非直線特性、耐電力負荷特性、耐サ
ージ特性が共に優れた低電圧用のバリスタを提供するこ
とにある。
本発明はZnOを主成分とし、副成分としてBi2O3
、Co015b203およびNiOをそれぞれ0.1〜
3.0モル%、0.05〜2.0モル%、0.05〜1
.0モル%および0.05〜1.0モル%配合した原料
に対し、硼珪酸鉛亜鉛ガラスを重量比で0.05〜10
%添加混合して焼結体とすることにより、本発明の目的
を達成したものである。
以下本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例 本発明のバリスタを得る出発原料として、純度99%以
上のZnO,酸化ビスマス(Bt2os)、酸化コバル
ト(Cod)、酸化アンチモン(Sb203)、酸化ニ
ッケル(Nip)および硼珪酸鉛亜鉛ガラスフリットの
各粉末を用いた。
これらの粉末を所定量だけ秤量し、純水を用いて、ボー
ルミルで36時間混合した。
次いで、濾過乾燥し、600℃〜850℃で仮焼し、小
量のバインダ(PVA5%水溶液)を加え、直径16關
の円板に加圧成型した。
焼成は1100°C〜1400℃で1時間行なった。
得られた磁器を厚さlimに切断、研磨し、直径8im
の銀電極を焼付けた。
α、Vi、もれ電流等の特性は直流電源を使用するかな
いしはカーブトレーサのパルスにより電圧−電流特性を
測定して算定した。
Viは電流密度1mA/critのときの厚さ1mm当
りの電圧とした。
電力負荷特性は80℃に保たれた恒温槽中でo、5w7
=の電力を3時間印加した後室温にもどし、■1oμA
を測定して、変化率を算出し、これで特性評価を行なっ
た。
大電流パルス特性は50A(電流波形10X200μs
ec )のパルスを30秒間隔で20回印加した後V1
0μAを測定して変化率を算出しこれで特性評価を行な
った。
もれ電流iBの値は■1mAの60%の電圧における値
として評価した。
第1表は、用いた硼珪酸鉛亜鉛ガラスの組成比を示す。
第2表に示されたごとく、本発明によればいずれも優れ
た電圧非直線係数を示し、■1mAも100■以下と低
く、もれ電流も許容される1μAよりもずっと小さく、
電力負荷による電圧変化率も20%より小さく、また大
電流パルスに対しても5%より小さく、非常に安定した
特性を示している。
これらの副成分の有効な添加量範囲は、第2表から明ら
かなように、ビスマス、コバルト、アンチモンおよびニ
ッケルをそれぞれの酸化物Bi2O3、CoO,5b2
03およびN i Oに換算してそれぞれ0.1〜3.
0モル%、0.05〜2.0モル%、0.05〜1.0
モル%および0.05〜1.0モル%であり、硼珪酸鉛
亜鉛ガラスの有効な添加量の範囲は、0.05〜10.
0重量%である。
このように優れた特性が得られたのは、ZnOに単に硼
珪酸鉛亜鉛ガラスを添加したことによるのではなく、ビ
スマス、コバルト、アンチモンおよびニッケルが副成分
として共存しての効果であることは明らかである。
最後に、本実施例において硼珪酸鉛ガラスの添加を原料
配合時に添加混合した結果を示したが、硼珪酸鉛亜鉛ガ
ラス以外の前記原料を先に混合し仮焼後硼珪酸鉛亜鉛ガ
ラスを添加しても全く同様の結果が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 酸化亜鉛を主成分とし、副成分としてビスマス、コ
    バルト、アンチモンおよびニッケルをこれらの酸化物B
    i2O3、Co01Sb203およびNiOに換算して
    それぞれ0.1〜3モル%、0.05〜2.0モル%、
    0.05〜1.0モル%および0.05〜1.0モル%
    を配合した原料に対し、硼珪酸鉛亜鉛ガラスを重量比で
    0.05〜10%添加混合して得る焼結体からなる電圧
    非直線抵抗体。
JP51088857A 1976-07-26 1976-07-26 電圧非直線抵抗体 Expired JPS5853488B2 (ja)

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JP51088857A JPS5853488B2 (ja) 1976-07-26 1976-07-26 電圧非直線抵抗体

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JPS5314399A JPS5314399A (en) 1978-02-08
JPS5853488B2 true JPS5853488B2 (ja) 1983-11-29

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