JPS5853418Y2 - 電動スライデイングドアにおける最終パネルの拡大縮小装置 - Google Patents

電動スライデイングドアにおける最終パネルの拡大縮小装置

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JPS5853418Y2
JPS5853418Y2 JP14934078U JP14934078U JPS5853418Y2 JP S5853418 Y2 JPS5853418 Y2 JP S5853418Y2 JP 14934078 U JP14934078 U JP 14934078U JP 14934078 U JP14934078 U JP 14934078U JP S5853418 Y2 JPS5853418 Y2 JP S5853418Y2
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rail
enlargement
runner
reduction
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季嗣 今村
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立川ブラインド工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動スライテ゛イングドアにおける最終パネル
の拡大縮小装置に係り、その目的はパネル自動搬送装置
により収納レールから主ハンガーレールへ搬出されたパ
ネルのうち最後に送り出される最終パネルを拡大して最
終パネルと壁面との間隔を閉鎖することができるととも
に、各パネルの接触部を互に圧接接合することができ、
さらに各パネルの接床装置を作動することができる最終
パネルの拡大縮小装置を提供することにある。
以下、本考案を具体化した一実施例を図面について説明
すると、図面中1は四角筒状をなす一対の柱2に横架し
た■型鋼よりなる梁であって、その下方には適数本の吊
下棒3により吊下梁4が支持されている。
5は前記吊下梁4に対し適数個の吊下部材6を介して水
平に吊下した四角筒状の上部ハンガーレールであって、
前記柱2間を真直に走る主ハンガーレール7と、同主レ
ール7の左端から若干右方位置に対し同レール7と直交
するように接続した第一収納レール8と、同じく主レー
ル7の左端近傍に対し先端へいくほど前記第一収納レー
ル8との間隔が大きくなるように斜状に接続した第二収
納レール9とにより構成している。
なお、前記第一、第二収納レール8,9の先端部間には
両レールの間隔保持機能を有する補強支持枠10が連結
されている。
11は前記上部ハンガーレール5の底面中央部に対し長
手方向全体に形成したガイド棒であって、その両側部に
は第8図に示すようにガイド突条12が上方へ一体に折
曲形成され、主レール7のガイド溝11 aと第一、第
二収納レール8,9のガイド溝11 b、11 Cとの
それぞれの交差点CI、C2付近は前記ガイド突条12
を省略して、パネル搬送用の後記第一、第二ランナー1
5.28の走行に支障をきたさないようにしている。
13は前記交差点C1と対応するように、前記主レール
7の上板下面に対しガイド溝11 aと平行に止着した
一対のガイド片であって、後記第二ランナー28を第一
収納レール8へ移動しないようにガイド可能である。
14は前記ガイド片13と同様に前記交差点C2と対応
するように、前記主レール7及び第二収納レール9の上
板下面に対しガイド溝11 a、11 Cに沿うように
ほぼ四半円弧状に止着した一対の平行なガイド片であっ
て、後記第二ランナー28を主し−ル7から第二収納レ
ール9へ又その逆孔向ヘガイド可能である。
次に、前記上部バンガーレール5内に転動支承され、か
つパネルを吊下して搬送するための二種類のパネル用ラ
ンナーを第4〜8図について説明すると、第4〜6図に
示す15は前記第一収納レール8のガイド溝11 bと
主レール7のガイド溝11a(交差点C1から主レール
7の左端までのガイド溝11 aを除く)に沿って往復
動作される第一ランナー全体を示し、16は同第−ラン
ナー15の本体であって、その両側面にはそれぞれ一対
のベアノングよりなる支持ローラ17が軸18着され、
同支持ローラ17は上部バンガーレール5の底面に対し
前記ガイド突条12を緩く挾むように支承される。
19は前記ランナ一本体16の中心部に対し垂直にかつ
回動可能に貫挿したパネル吊下用のボルト、21は前記
ランナ一本体16上面と前記吊下ボルト19の頭部19
aとの間に介装され、がっ同ボルト19に対しメタル2
2を介して回動可能に嵌合したスプロケットホイールで
゛あって、同スプロケット21とランナ一本体16との
間及び同スプロケット21とボルト19の頭部19 a
との間には耐熱性を有し摩擦係数の高い平面ドーナツ状
のライニング23を介装している。
24は前記吊下ボルト19の頭部19 aと上側のライ
ニング23との間に介装した取付板25の先端縁に止着
したチェーンホルダーであって、前記スプロケットホイ
ール21に対しパネル搬送用の後記ダブルチェーン54
を常時噛合状態に保持するようにしている。
26は前記キャリッジ本体16の下面に下方へ突設して
バンガーレール5のガイド溝11内に緩く挿入したガイ
ドピンであって、第一ランナー15をガイド溝11に沿
ってスムーズにガイドし得るようにするとともに、ラン
ナ一本体16が吊下ボルト19を中心に回動しないよう
にしている。
なお、前記ガイドピン24の外面にはメタル27が嵌合
されている。
第7,8図に示す28は主レール7のガイド溝11aと
第二収納レール9のガイド溝11 Cに沿って往復動さ
れる第二ランナー全体を示し、29は同第二ランナー2
8の本体であって、その両側面にはそれぞれ一対のベア
リングよりなる支持ローラ30が軸31着され、同支持
ローラ30は上部バンガーレール5の底面に対し前記ガ
イド突条12を緩く挾むように支承される。
32は前記ランナ一本体29の中心部に対し回動可能に
垂下したパネル吊下用のボルト、33は前記ランナ一本
体29の上面に立設した一対の支柱34の上端部に対し
、回転可能に支承したベアリングよりなる一対のガイド
ローラであって、前記ガイド片13間を通過させること
によって、第二ランナー28を第一収納レール8内へは
移動しないように案内するとともに、ガイドローラ33
を前記ガイド片14間を通過させることによって第二ラ
ンナー28を主レール7(ガイド溝11a)がら第二収
納レール9(ガイド溝11C)へ案内するようにしてい
る。
35は前記支柱34の上部に支持した後記リミットスイ
ッチ67.69の作動片である。
ところで、この実施例ではパネルを9枚使用するが、各
パネルP1〜P9にはそれぞれ第3図に示すように前記
第一、第二ランナー15.28が1個ずつ取付けられる
そして、第3図に示す各パネルP1〜P9の収納状態に
おいて、第一ランナー15は第一収納レール8に移動さ
れ、第二ランナー28は第二収納レール9に移動され、
各パネルP1〜P9が主レール7と平行になるように、
両ランナー15.28の間隔を最初に送り出されるパネ
ルP1から最後に送り出される最終パネルP9へいくほ
ど大きくしている。
又、各パネルP1〜P9の左右両端面には閉鎖状態にお
いて各パネルを互に係合連接するために係合溝にと係合
突条に′が形成され、さらに各パネルP1〜P9の下端
部には同じく閉鎖状態において床面に接触して各パネル
を安定させるための接床装置(図示略)が設けられてい
る。
又、前記第一収納レール8の先端寄りには図示しないが
ガイド溝11 bを閉じて前記第一ランナー15を停止
するためのストッパが位置調節可能に取付けられている
そこで、第3図に示す収納状態の各パネルP1〜P9を
主レール7へ順次送り出して閉鎖し、反対に第1図に示
す閉鎖状態の各パネルを第一、第二収納レール8,9に
収納して開放するようにした自動パネル搬送装置を第2
,3図及び第5,9図について説明すると、36は第一
収納レール8の先端上部に設けた切欠部8aを覆うよう
に第一収納レール8と補強支持枠10の上面に固着した
支持板、37は同支持板36上面に設置した正逆転可能
な駆動モータであって、その回転軸下端には第一駆動ス
プロケットホイール38が止着されている。
39は前記支持板36の下面に軸40支した第一被動ス
プロケットホイールであって、前記第一駆動スプロケッ
トホイール38との間にはチェーン41が掛装されてい
る。
なお、前記チェーン41には支持板36に軸支されたア
イドラースプロケットホイール42が噛合されている。
43は前記支軸40に対し上下二段にかつ一体回転する
ように支持したダブルの第二駆動スプロケットホイール
であって、第3図に示すようにほは゛半分が第一収納レ
ール8内に位置するようにしている。
44は主レール7と第一収納レール8の交差点C1上面
に第5図に示すように取付けた支持板45の下面に対し
支軸46により支持した大径の第二被動スプロケットホ
イールであって、その外周部を交差点C1側面に透設し
た孔47から同交差点内側へ進入させている。
48は第3図に示すように主レール7の右端部上面に取
付けた支持板49の下面に軸支したダブルの第三被動ス
プロケットホイールであって、はぼ半分を主レール7の
右端開口部7aから同レール7内に進入させている。
50は主レール7の中間部上面に取付けた支持板51の
下面に軸支したダブルの第四被動スプロケットホイール
(第2図参照)、52は同スプロケットホイール50と
同様に主レールの第一収納レール8寄りに設けたダブル
の第五被動スプロケットホイール(第2図参照)、53
は第一収納レール8の中間部に対し、前記第四被動スプ
ロケットホイール50と同様に取付けたダブルの第六被
動スプロケットホイールである。
54は前記第二駆動スプロケット43.第二〜第六被動
スプロケツ) 44.48゜50.52.53に掛装し
た上下二列のダブルチェーンであって、第2,3図に示
すように第二駆動スプロケット43と第二被動スプロケ
ット44に掛装される往行部分を第一収納レール8内に
挿通し、第二被動スプロケット44と第三被動スプロケ
ット48に掛装される往行部分を主レール7内に挿通し
ている。
そして、前記ダブルチェーン54の下部チェーン54
aに対し第5図に示すように第二被動スプロケット44
を噛合せ、上部チェーン54 bに対し前記第一ランナ
ー15のスプロケット21を噛合せて、同スプロケット
21が第二被動スプロケット44にラップする位置に移
動されても、両スプロケットが干渉しないようにしてい
る。
ところで第6図に示すように、第一ランナー15のボル
ト19にパネルを吊下した状態においては、同ボルト1
9.取付板25及びライニング23を介してスプロケッ
トホイール21にパネルの自重が作用し、同スプロケッ
ト21はライニング23により一定の摩擦抵抗を受ける
が、この摩擦抵抗は第一。
第二ランナー15.28に吊下されるパネルを押動して
搬送する力よりも大きくなるように設定される。
従って、前記ダブルチェーン54によりスプロケットホ
イール21が外力を受けると、同スプロケット21が回
転される前にパネルが第一、第二ランナー15.28と
ともに搬送され、第一ランナー15が後述するストッパ
63,633により停止されるとスプロケット21が摩
擦抵抗に抗して空転し依然としてダブルチェーン54の
引き続き回動が許容される。
なお、前記第三被動スプロケット48と第四被動スプロ
ケット50及び第四被動スプロケット50と第五被動ス
プロケット52のそれぞれの間には、第2.9図に示す
ようにダブルのアイドラスプロケットホイール55及び
56が位置調節可能に配設されている。
次に、上部バンガーレール5の上面に取付けられ、ダブ
ルチェーン54により送り出し収納動作される各パネル
P1〜P9を間欠的に送り出し収納動作するためのリミ
ットスイッチ及びストッパよりなるパネル間欠移送制御
装置を第3,8図及び第10.11図について説明する
と、57は第3図に示すように主レール7の上面第一収
納レール8寄りに設置したパネルの収納行程に使用され
る第一停止装置全体を示し、58は主レール7上面にボ
ルト着したL字状の取付板、59は同取付板58に固着
したギャードモータであって、その回動軸59′を前記
取付板58から突出させ、同軸59′には円板カム60
を止着している。
61は前記取付板58に対し上下一対の支持ボルト62
により上下動可能に装着したL字状の作動板であって、
その中心部には前記円板カム60が入る四角形状の透孔
61 aを形成している。
63は前記作動板61の水平部61 bに対し上下位置
調節可能にねじ込み固定して主レール7の上面から同レ
ール内へ進入させたストッパであって、ギャードモータ
59が回動して円板カム60が第10図実線で示す位置
から同図二点鎖線で示す位置へ回動され、ストッパ63
が最下動した作動状態において、前記第二ランナー28
の作動片35を停止させてパネルの収納方向への移動を
阻止するようにしている。
64は前記取付板58に止着した前記ストッパ63降下
用のリミットスイッチであって、同ストッパ63が上動
された不作動状態にあるときには前記作動板61の右側
面が当接して閉じられるようにしている。
65は同じく前記取付板58に止着したストッパ63上
昇用のリミットスイッチであって、前記作動板61が下
動されストッパ63が作動状態にあるときには閉じられ
るようにしている。
66は第一収納レール8の上面主レール7寄りに設置さ
れ、パネルの送り出し行程に使用されるパネルの第二停
止装置であって、前記第一停止装置と同様に構成してい
る。
従って、この第二停止装置66のギャードモータ及びリ
ミットスイッチは、第一停止装置66のギャードモータ
59.ストッパ63及びリミットスイッチ64.65に
それぞれaをつけて表わし説明を省略する。
67は第3図に示すように第二収納レール9上面のガイ
ド14寄りに設置したパネルの収納行程に使用される第
一停止装置57解除用のリミットスイッチであって、第
8図に示すように第二収納レール9上面にボルト着した
L字状の取付板68に対し上下位置調節可能に取付けら
れ、その作動子67 aは収納レール9内の第二ランナ
ー28(作動片35)の移動軌跡上に突出され、先行す
るパネルの作動片35により作動されると、前記第一停
止装置57を作動してストッパ63を上動させ後続のパ
ネルの停止を解除するようにしている。
69は第3図に示すように第二収納レール8上面の第二
停止装置66近傍に設置したパネルの送り出し行程に使
用される第二停止装置66作動用のリミットスイッチで
あって、前記リミットスイッチ67と同様に取付けられ
、その第一収納レール8内に突出した作動子69 aが
先行するパネルの第一ランナー15(吊下ボルト19)
の頭部(19a)により作動されると、第二停止装置6
6のストッパ63 aを下動させて後続のパネルを停止
するようにしている。
70は主レール7上面の第一停止装置57近傍に設置し
た同じくパネルの送り出し行程に使用される第二停止装
置66解除用のリミットスイッチであって、前記リミッ
トスイッチ67と同様に取付けられ、その主レール7内
に突出した作動子70 aが先行するパネルの第二ラン
ナー28の作動片35により作動されると、下動状態に
ある第二停止装置66のストッパ63 aを上動させて
後続のパネルの停止を解除するようにしている。
次に、送り出し行程の最後に送り出され、がっ間欠的に
搬送された各パネルの間隔を詰めて全部のパネルを閉鎖
するようにした最終パネルP9の拡大縮小装置を第12
.13図について説明すると、71は最終パネルP9を
構成する主枠であって、左右一対の縦枠71a、71b
と4本の横枠71 Cと、下部一対の横枠71 C間に
設けた一対の補助縦枠71dとにより形成され、同主枠
71の表裏両側には薄板72がビス着される。
73は前記主枠71の上部及び下部において、それぞれ
一対の軸受74により水平方向に移動可能に支承した一
対の支持棒、75は同支持棒73の外端部に取付けた拡
大縮小枠であって、その表裏両側面には前記薄板72の
表裏両面にラップするように薄板76がビス着される。
77は中間に位置する一対の横枠71 Cに止着した一
対の正逆転可能なギャードモータであって、それらの回
転軸77 aにはネジ棒78がビス79着されている。
80は前記一対のネジ棒78の基端部にビス79着した
一対のスプロケットホイールであって、両スプロケット
80間にはチェーン81が゛掛装され、一対のネジ棒7
8が同期回転するようにしている。
82は前記縦枠71 aの前記ネジ棒78と対応する位
置に対し軸受83を介して水平移動可能に貫挿支持した
円筒状をなす一対の作動棒であって、それらの内端には
ネジ筒84が止着され前記ネジ棒78に螺合されている
85は一端を前記拡大縮小枠75の内面に止着し、先端
部を前記作動棒82の外端部に対し往復動可能に挿入し
た連結棒であって、その外周に止着したピン85 aを
作動棒82の外周面に透設した長孔82 aに係合して
一定範囲内を往復動し得るようにしている。
86は前記拡大縮小枠75と作動棒82先端部の間に介
装したコイルバネであって、拡大縮小枠75を外方へ付
勢している。
87は前記縦枠71 a内面に対し、上部の作動棒82
の中間に止着した作動片88と対応するようにL字状の
取付金具89により止着した前記ギャードモータ77停
止用のリミットスイッチであって、両ギャードモータ7
7.ネジ棒78が回転されて作動棒82が外方へ移動さ
れ拡大縮小枠75が拡大位置に移動されると、前記作動
片88によって作動され両モータ77を停止して拡大動
作を停止するようにしている。
90は縦枠71 aに対し軸受91により往復動可能に
支承した作動棒、92は横枠71 C上面に対し前記作
動棒90と対応するようにL字状の取付金具93を介し
て取付けたギャードモータ77停止用のリミットスイッ
チであって、第12図に示すように拡大縮小枠75が縮
小位置に移動されたとき、前記作動棒90が開枠75に
より押動されて前記リミットスイッチ92を作動し、モ
ータ77を停止して縮小動作を停止するとともに、パネ
ル搬送用の駆動モータ37を回転させてパネルを収納方
向に搬送するようにしている。
次に前記のように構成した電動スライディングドアにつ
いてその作用を説明する。
さて、第3図は全パネルP1〜P9が第一、第二収納レ
ール8,9に収納されてドアが開放された状態を示すも
のである。
この状態から各パネルを送り出してドアを閉鎖するため
に、閉鎖用の押釦スイッチ(図示略)を閉じると、駆動
モータ37によりスプロケットホイール38.チェーン
41.スプロケットホイール39.軸40及びスプロケ
ットホイール43を介してダブルチェーン54が第3図
矢印方向に回動され、第一、第二ランナー15.28は
両収納レール8,9に沿って主レール7側へ移動され各
パネルP1〜P9も同方向へ移動される。
なお、被動の第二ランナー28は後から引張られるよう
にして移動される。
そして一番目のパネルP1の第一ランナー15がリミッ
トスイッチ69を作動すると第二停止装置66のストッ
パ63 aが下動されて二番目のパネルP2の第一ラン
ナー15か゛停止され二番目以降のパネルP2〜P9が
停止される。
一番目0)パネルP1が主レール7へ移送されその第二
ランナー28がリミットスイッチ70を作動すると前記
第二停止装置66のストッパ63 aが上動されて二番
目以降のパネルP2〜P9が再び移動される。
そして、二番目のパネルP2の第一ランナー15がリミ
ットスイッチ69を作動すると第二停止装置66のスト
ッパ63 aが再び下動されて三番目以降のパネルP3
〜P9が停止され、二番目のパネルP2の第二ランナー
28がリミットスイッチ70を作動するとストッパ63
aが上動され、三番目以降のパネルP3〜P9が再び
移動される。
以下、前述したパネルの送り出し動作と同様にして、残
りのパネルP3〜P9も一枚ずつ収納レール8,9から
一定間隔おいて互に干渉することなくスムーズに主レー
ル7へと送り出される。
そして、全パネルP1〜P9が主レール7へ移行される
と、最終パネルP9の拡大縮小パネルP 9’が拡大さ
れ、同パネルP9’と柱2の間隔が閉じられ、最終パネ
ルP9の拡大力によって各パネルP1〜P9の係合溝K
に係合突条に′が圧接され、さらに各パネルP1〜P9
の接床装置(図示略)が床面に圧接されて各パネルの閉
鎖が完了する。
反対に、第1図に示すドアの閉鎖状態から、各パネルP
9〜P1を第一、第二収納レール8,9側へ移送してド
アを開放するために、開放用押釦スイッチ(図示略)を
閉じると、最終パネルP9の拡大縮小パネルP9’が縮
小され、この縮小動作が終了すると同時に駆動モータ3
7が逆転されてダブルチェーン54が逆転され、パネル
P9〜P1は収納レール8,9側へ向って移送される。
駆動モータ37の起動と同時に第一停止装置57が作動
されてそのストッパ63が最終パネルP9の第一ランナ
ー15と後続のパネルP8の第二ランナー28との間に
下動されるので、パネルP8の第二ランナー28がスト
ッパ63により停止され、従ってパネルP8〜P1は停
止される。
最初に収納方向に移送される最終パネルP9の被動第二
ランナー28が第二収納レール9へ導かれ、第一ランナ
ー15が交差点C1にさしかかると、第二ランナー28
によりリミットスイッチ67が作動され、これにより第
一停止装置57が作動されそのストッパ63が上動され
、二番目以降のパネルP8〜P1が収納方向へ再び移動
される。
そして、前記第一停止装置57のストッパ63が上動さ
れるとリミットスイッチ64.65により同ストッパ6
3は自動的に下動されて停止するために第三のパネルP
7が停止され、二番目のパネルP8がリミットスイッチ
67を作動すると再び前記ストッパ63が上動されて三
番目以降のパネルP7〜P1が移動される。
以降、前述したパネルの収納動作を順次繰り返し行なっ
て、パネルP7〜P1を一定間隔おいて互に干渉させる
ことなくスムーズに一枚ずつ収納レール8,9へ収納し
、ドアの開放を完了する。
さて、本考案実施例においては、最終パネルP9の主枠
71に対し上下一対の支持棒73により拡大縮小枠75
を水平方向の往復動可能に装着するとともに、前記主枠
71に取付けた正逆転可能な一対のギャードモータ77
の回転軸77 aに止着したネジ棒78により、前記拡
大縮小枠75に接続した作動棒82を往復動させて、最
終パネルP9を拡大縮小動作するように構成したので、
パネルP1〜P9を主バンガーレール7へ送り出した後
、最終パネルP9を拡大して同パネルP9と柱2との間
隔を自動的に閉鎖することができるとともに、拡大縮小
枠75が拡大するときの力によって各パネルP1〜P9
を互に圧接接合し接床装置を自動的に作動することがで
きる。
以上詳述したように本考案は、収納レールから主バンガ
ーレールヘパネル自動搬送装置によりパネルを送り出す
行程において、最後に送り出される最終パネルに対し、
拡大縮小パネルを駆動機構により横方向の往復動可能に
装着したことにより、最終パネルと壁面との間隔を自動
的に閉鎖することかできるとともに、各パネルの接触部
を互に圧接接合することができ、さらに各パネルの接床
装置を作動することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した電動スライディングドアの
第一実施例を示す一部省略正面図、第2図は第1図の吊
下機構を除いた平面図、第3図は第一、第二収納レール
付近の拡大平面図、第4図はパネル搬送用の第一ランナ
ーのみを示す拡大斜視図、第5図は第一ランナーの取付
状態を示す断面図、第6図は第5図のX−X線拡大断面
図、第7図はパネル搬送用の第二ランナーのみを示す拡
大斜視図、第8図は第二ランナー及び第一、第二停止装
置作動用リミットスイッチの取付状態を示す断面図、第
9図はパネル自動搬送装置のみの斜視図、第10図は第
一、第二停止装置の正面図、第11図は第10図のY−
Y線断面図、第12図は最終パネルの拡大機構を示す縮
小状態の斜視図、第13図は最終パネルの拡大機構の要
部拡大断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 収納レールから主ハンガーレールヘパネル自動搬送
    装置によりパネルを送り出す行程において、最後に送り
    出される最終パネルに対し、拡大縮小パネルを駆動機構
    により横方向の往復動可能に装着したことを特徴とする
    電動スライディングドアの最終パネル拡大縮小装置。 2 拡大縮小パネルの駆動機構は、最終パネルの主枠に
    取付けた一対の正逆転可能なギャードモータと、同ギャ
    ードモータの回動軸に連結した一対のネジ棒と、拡大縮
    小パネルの拡大縮小枠に接続されかつ前記ネジ棒に螺合
    された一対の作動棒とにより構成されたものである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の電動スライテ゛イング
    ドアにおける最終パネルの拡大縮小装置。
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