JPS5853324B2 - シボリシユンジジドウケツテイシキ イチガンレフレツクスカメラニ オケル カドウミラ−サドウセイギヨソウチ - Google Patents

シボリシユンジジドウケツテイシキ イチガンレフレツクスカメラニ オケル カドウミラ−サドウセイギヨソウチ

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JPS5853324B2
JPS5853324B2 JP741138A JP113874A JPS5853324B2 JP S5853324 B2 JPS5853324 B2 JP S5853324B2 JP 741138 A JP741138 A JP 741138A JP 113874 A JP113874 A JP 113874A JP S5853324 B2 JPS5853324 B2 JP S5853324B2
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lever
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mirror
electromagnet
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宏 上田
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Minolta Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絞り瞬時自動決定式一眼レフレックスカメラ
において、カメラ本体の絞りプリセット部材が絞り開口
を決定した後一定時間経過すると可動ミラーがその観測
位置における係止が解除されて、撮影位置へと駆動され
る可動ミラーの作動制御装置に関する。
交換レンズの絞りを最小にまで絞り込み可能にセットし
、カメラ本体に配設される絞りプリセット部材が絞りを
絞り込ませる瞬間において、その変化する絞りを通過し
た被写体光線をTTL測光して、カメラ本体に設定され
るシャッタ速度と使用フィルム感度に対して絞りが適正
開口に絞り込まれたとき、上記測光値を入力とする絞り
制御回路が電磁石を動作して、上記絞りプリセット部材
による絞りの絞り込み動作を停止させて絞りを自動的に
決定する絞りの瞬時自動決定式一眼レフレックスカメラ
は本出願人により既に出願されている(特開昭48−3
929号参照)。
上記出願による絞り瞬時自動決定式一眼レフレックスカ
メラは、既に市販されている交換レンズの任意のものを
カメラ本体に装着し、上記交換レンズの絞りを最小絞り
にセットするのみによって自動露出制御が可能となる優
れた特徴を具備しているが、一眼レフレックスカメラに
おいては、上記測光をする受光素子はファインダー光学
系に配設されているので、カメラ本体に設定されたシャ
ッタ速度と、使用するフィルムのフィルム感度と被写体
の明るさとに応じて、絞り開口が決定した後でなければ
、可動ミラーをその観測位置から撮影位置に移動開始す
ることができない。
この場合絞り開口はどのような値に決定されるかは正確
に知ることができないので、絞りプリセット部材が開放
絞り位置から最小絞り開口を決定する位置まで移動し、
しかも最小絞り開口に絞りが安定した後、可動ミラーの
上記駆動は開始されねばならない。
一方絞りプリセット部材の移動は、これにより生じる振
動と騒音とを減じるよう制速されつつ移動されるので、
絞りプリセット部材の起動から可動ミラーの駆動開始ま
でに可成りの時間を要し、このことは撮影開始から撮影
終了までの時間を増大し、シャッタチャンスを失する等
の不都合を生じ易い欠点がある。
本発明は、上記従来の絞り瞬時自動決定式一眼レフレッ
クスカメラの欠点を除去することを目的とし、如何なる
絞り値が自動的に決定されても、その決定の瞬間から、
絞りがその絞り値に安定するまでの一定時間の後に反射
鏡の上記駆動が開始されるようなすため、絞りプリセッ
ト部材の移動を阻止するため絞り制御回路の電磁石ば動
作した後、上記一定時間経過後に可動ミラーの観測位置
での係止を解除すべく遅延手段を配設したことを特徴と
する絞り瞬時自動決定式一眼レフレックスカメラにおけ
る可動ミラー作動制御装置に係る。
図面について本発明の一実施例につき詳述する6第1図
は、同上実施例における絞り瞬時自動決定式カメラの概
略的構成を示す斜視図であって、カメラ本体1に装着可
能な交換レンズ2の撮影レンズ3及び絞り5を通過した
光線は、TTL測光可能な如く、カメラ本体のペンタプ
リズム11の屋根部に配置した光応答性の早い例えばシ
リコンフォトダイオードの如き受光素−1−10に入射
可能である。
この受光素子10の出力が入力する第2図の絞り制御回
路の出力によって動作する電磁石M1により絞りプリセ
ット部材7を制御する。
この絞りプリセット部材7は、チャージ位置よりシャツ
タ釦12により係止が解かれて作動をし、絞り5をその
絞り連動ピン6を介して適正絞り開口に絞り込んだ後、
一定時間経過後可動ミラー8はその観測位置での係止が
解かれ、撮影位置へと駆動されて、シャッタ9をレリー
ズする。
絞り制御回路は、第2図に示す如く受光素子10を含む
測光演算回路Aと、絞り制御用電磁石M1と差動スイッ
チング回路19とを含む回路Bと、手動設定可能なシャ
ッタ速度ダイヤル13(第1図参照)により設定される
可変抵抗13aを含む手動設定回路りと、上記差動スイ
ッチング回路19の出力がベースに入力するトランジス
タTrとコンデンサCと抵抗Rとより成る遅延回路Eと
反射鏡用電磁石M2を含み上記遅延回路により動作され
るスイッチング回路73より成る回路Fと、電源15と
レリーズ操作を関連して閉成されるスイッチ16とより
成るもので、上記測光回路Aは、受光素子10の両端間
に電圧を印加することなく、その出力を増幅するオペア
ンプ17と、受光素子10の出力を写真学的に演算処理
するためダイオード18が設けられていて被写体輝度の
変化を対数圧縮して電位差Xを生じるよう構成されてい
る。
上記ダイオード18に対して直列に、第1図に示すフィ
ルム感度設定部材14の設定により抵抗値が定まる可変
抵抗14aが接続され、この可変抵抗14aに生じる電
位yとにより、x + yの電位が測光演算回路Aの出
力として生じる。
一方手動設定回路りは、シャッタ速度ダイヤル13の設
定により抵抗値が定められる可変抵抗13aがダイオー
ド及び電流源を介して設けられ、電位差2を生じるよう
構成される。
これら2つの回路AとDとに生じた電位x + yと2
とは、回路Bの差動スイッチング回路19に入力され、
受光素子10の受光面照度が絞りプリセット部材7によ
る絞り5の絞り込み動作によって次第に低下し、電位x
十yと電位2との電位差がOとなったとき、それまで
励起されていた絞り制御用電磁石M1の励起を休止し、
この電磁石M1の信号を、絞り込み動作中の絞りプリセ
ット部材7に連係して、その動作を阻止せしめる。
これと同時に遅延回路EのトランジスタTrは導通が遮
断され、抵抗Rを流れる電流はコンデンサCを充電し、
これが所定レベルに達するとスイッチング回路73は動
作して反射鏡用電磁石M2を動作させるものである。
従って両型磁石M12M2が動作する間の時間は遅延回
路の常数C,Hにより一定となる。
以上の如き構成を有するカメラ本体1の絞りプリセット
部材7に対し、第1図に示す如く交換レンズ2の絞り連
動ピン6を公知の如く係合せしめてカメラ本体1に交換
レンズ2を装着し、交換レンズ2の絞りリング4を最小
絞り(図示F:16)にセットすることにより、絞り5
の開口は、交換レンズ2側の絞りリング4により決めら
れずに、カメラ本体側の絞りプリセット部材7により制
御されるもので、シャツタ釦12を押して電源スィッチ
16を閉成し、絞りプリセット部材7をそのチャージ位
置(開放位置)での係止を解き、絞り5が絞り込まれる
過程での該絞りを通過するTTL測光を行い、前記電位
x + yと2との差がOとなった時点において絞り制
御用電磁石M1の励起が止み、絞りプリセット部材7の
移動を止め、絞り5を適正開口に制御するものである。
第3図及至第5図は、同上実施例においてこれが作動を
行う各部材がミラーボックス外壁上に配置された態様を
示すもので、第3図はその側面図、第4図と第5図はそ
の底面図である。
第3図と第4図とは、シャッタがチャージされ、レリー
ズ操作が行われる直前のセットされた状態を示している
第4図において、ミラーボックスの底面には、装着され
た交換レンズの絞り連動ピン6に片当りして係合する絞
りプリセット部材7が軸28により回動可能に枢着され
、且つ該軸28には、バネ29により時計方向回動習性
が付与され爪部27bを有する扇形ギヤー27が枢着さ
れており、上記絞りプリセット部材7には、ピン?a、
7bが植設され、ピン7aは上記扇形ギヤー27の切欠
部と係合してその時計方向回動を阻止している。
一方ピン7bは、連結レバー33のU字型に形成される
溝部33b内に嵌入係合している。
上記連結レバー33は上記爪部27bと係合する爪部3
3aを有し、ボックス底板に軸35により回動可能に軸
支される他のレバー36上に軸36aによってリンク結
合され、上記レバー36の細腕と絞りプリセット部材7
の腕端との間にはバネ38が張設され、両腕は互に引張
られ、絞りプリセット部材7とそのピン7bと連結レバ
ー33とその軸36aとレバー36とバネ38とはルー
プ状運動体を構成している。
そして上記バネ38は、絞り連動ピン6の交換レンズ内
における荷重に打ち勝つ力を絞りプリセット部材7に与
える荷重を有している。
そしてこのループ状運動体は、軸36aにおいてレバー
36と連結レバー33とに掛けられるバネ34及び上記
バネ38との作用によって、軸35と軸28のまわりを
反時計方向に回動せんとする習性を付与されているが、
軸35には他のレバー37が回動可能に軸支され、ボッ
クス底板との間に張設されるバネ39により反時計方向
回動習性が付与されており、前記レバー36の折曲部3
6bはレバー37の折曲部37bと当接係合し、レバー
36はレバー37の動きに追随して回動するよう構成さ
れ、セット状態においては、回動が停止されているレバ
ー37に抑止されてレバー36は第4図の位置に停止し
ている。
前記扇形ギヤー27は、ラチェット歯車30と同軸31
に一体的に軸支されるピニオン32と噛合している。
このラチェット歯車30の回転を阻止するためその歯と
係合可能なストップ爪22aを有するストップレバー2
2は軸24に枢着され、このストップレバー22の細腕
端には、電磁石M1により吸引されるアーマチャー21
が配設されていて、弱いバネ26により時計方向回動習
性が付与されアーマチャー21が電磁石M1に押圧され
るよう付勢されており、且つ軸24に軸支され強いバネ
25により反時計方向回動習性を付与される他のレバー
23の偏心ピン23aがストップレバー22と係合して
いる。
それ故、レバー23の係止が解かれると、レバー23は
ストップレバー22をバネ26に抗して反時計方向に回
動し、ストップ爪22aをラチェット歯車30と係合さ
せる。
このレバー23は、前記連結レバー33の一端部33c
と係合し、第4図に示したセット状態では、図示の位置
にバネ25に抗し抑止されている。
このとき、弱いバネ26はアーマチャー21を電磁石M
1に機械的圧着させ、ストップ爪22aは、ラチェット
歯車30より退避している。
第3図において、ミラーボックスの側壁には、前記した
レバー37の第4図における反時計方向回動を阻止する
部材と、上記阻止が解かれたときのレバー37の回動を
緩速させる部材と、可動ミラー8を駆動する機構等が配
設されている。
レバー37に突設されるピン37aは、摺動軸41の切
欠き41aと係合して連結され、摺動軸41はボックス
側壁に固着される固定板40の案内孔4(1a、40b
に摺動自在に嵌入し、上記切欠き41aの他に係止用ピ
ン41bと、連動用ピン41cとが形成されている。
上記固定板40に軸42aで軸支される係止レバー42
は上記係止用ピン41bとセット状態において係合する
と共、屈曲片42bが形成されている。
上記連動用ピン41cが嵌入係合するフォーク部44a
を有する三叉状の緩速用レバー44は、ボックス側壁に
軸43により枢支され、その一腕には、側壁に軸48で
固定されるシリンダー47とこれに嵌入するピストン4
6とより成るエアーダンパーのピストン46にピン46
aで連結されている。
上記軸43にはまたミラー駆動レバー45も枢支され、
バネ49により時計方向回動習性が付与されており、そ
の爪45bはミラー8に係合している。
このミラー駆動レバー45は、前記緩速用レバーのピン
44bと係合すると共に、その半月ピン45aは軸50
により側壁に枢着され、バネ52により時計方向回動習
性を有し、上記反射鏡用電磁石M2に相面するアーマチ
ャー71を有するミラー係止レバー51とセットされた
状態において係合し係止されており、ミラー係止レバー
51は上記電磁石M2が励起されるとき、バネ52に抗
して反時計方向に回動され、ミラー係止レバー51によ
るミラー駆動レバー45の係止は解除される。
この両型磁石M12M2が作動される間においては、そ
の撮影行程まで回動され、ループ状運動体を介して回動
される絞りプリセット部材7は、ストップレバー22に
よるその回動係止がないときは、交換レンズの絞り5を
その絞り連動ピン6を介して最小絞りに絞り込み得る位
置への移動を完了しているよう遅延回路のC,R時定数
は設定されている。
シャツタレリーズレバー53は、軸54に軸支され、ミ
ラ駆動レバー45の時計方向回動の最終端においてこれ
と係合し、反時計方向に回動され、シャッタ9の係止部
材9aによる係止を解除すると共に絞り制御回路のスイ
ッチ70を開放し、絞り制御回路を休止させる。
レバー56は、軸57によってボックス側壁に枢支され
、その一腕と前記係止レバー42との間に張設されるバ
ネ58により時計方向回動習性が付与され、その細腕は
シャツタ釦12と係合すると共に電源スィッチ59の可
動接片と係合し、第3図示のセット状態においては該電
源スィッチ16を開放しており、これよりレリーズ釦1
2が押し下げられるとバネ58に抗し反時計方向に回動
して電源スィッチ16を閉成する。
上記レバー56の一腕に軸55aにより枢着される操作
レバー55は、バネ55bにより上記レバー56に対し
反時計方向回動習性を有し、その側壁に形成される鉤部
55dは、前記係止レバー42の屈曲片42bと係合し
ており、その底面55cには、レバー56の反時計方向
回動により操作レバー55が押し上げられて係止レバー
42を反時計方向は回動せしめたとき、左方へ移動する
摺動軸41の係止用ピン41bと係合して、操作レバー
55はその上昇位置に保持される。
第5図において、軸35にはバネ60aによって時計方
向回動習性を有する復元レバー60が枢着され、その他
端はシャッタ後幕軸の回転と関連して係止が解除される
係止部材に係止され、シャッタがレリーズされて露光が
完了すると共に時計方向回動する復元レバー60は、レ
バー37及びレバー36を時計方向に回動し、第5図の
状態より第4図の状態に復帰させるものである。
本発明は、上記の如く構成されているので、シャッタ9
がチャージされた第3図及び第4図に示されるセット状
態にあるとき、シャツタ釦12を押し下げると、第3図
においてレバー56は反時計方向に回動し、電源スィッ
チ16を閉成して第2図に示す回路を作動状態となす。
シャツタ釦12の引続く押下げにより操作レバー55は
係止レバー42を反時計方向に回動させ、摺動軸41の
係止用ピン41bの係止を解き、摺動軸41は、これに
連結した第4図に示すレバー37のバネ39により第3
図において左方へと摺動し、摺動軸41の連結用ピン4
1cは、フォーク部44aと係合してエアーダンパー4
6 、47が作用する緩速用レバー44を連動している
ので、摺動軸41の上記移動速度は制速されつつ移動し
、レバー37並びにこれを追尾するループ状運動体33
.36,38,7の移動も制速されつつ軸35.28の
まわりを反時計方向に回動する(第4図、第5図参照)
このとき連結レバー33の爪部33aは、これと係合す
る爪部27bを介して扇形ギヤー27をそのバネ29に
抗して反時計方向に回動し、ピニオン32を介してラチ
ェット歯車30を時計方向に回動せしめる。
これと共に連結レバー33の端部33cの左方への移動
によって、レバー23はその偏心ピン23aによってス
トップレバー22を反時計方向に回動させようとするが
、上記回動は、アーマチャー21が電磁石M1に吸着さ
れているので阻止されている。
一方絞り5及びレンズ3を透した被写体からの光線を受
光する受光素子10の出力電圧Xと、フィルムASA感
度に応じ設定された可変抵抗14aに生じる電圧yとの
和x + yが予め手動的に設定されたシャッタ速度に
より定まる可変抵抗13aに生じる電圧2よりも高いと
きは、電磁石M1は励起状態を保って、上記阻止を持続
するが、絞りプリセット部材7の反時計方向回動に応じ
絞り5は徐々に絞り込まれ、上記電圧がx + y <
zの関係となると、電磁石M1の励起は断たれ、スト
ップレバー22はバネ25によって反時計方向に回動し
、そのストップ爪22aはラチェット歯車30と係合し
てその回転を係止し、従って扇形ギヤー27の回動も係
止され、絞りプリセット部材7の回動は停止され、絞り
連結ピン6を介して絞り5の絞り込み制御は完了する。
このとき反射鏡用電磁石M2はまだ励起されておらず、
可動ミラー8は観測位置に係止されており、レバー37
、摺動軸41、緩速用レバー44等は、その最終端まで
引続き回動を続けるが、上記電磁石M1 に通電される
ことによって、それまで導通状態にあつれトランジスタ
Trは遮断され、コンデンサCは抵抗Rを流れる略一定
の電流で充電が開始され、これが所定レベルに達すると
、それまで遮断状態にあったスイッチング回路73は導
通し、反射鏡用電磁石M2を励起し、ミラー係止レバー
51・はバネ52に抗して反時計方向に回動され、ミラ
ー駆動レバー45の係止を解き、可動ミラー8は観測位
置より撮影位置へとはね上げられ、その最終動において
シャツタレリーズレバー53をバネ72に抗して反時計
方向に回動させ、シャッタ9の係止部材9aによる係止
を解いてこれをレリーズすると共にスイッチ70を開放
して絞り制御回路を休止状態とする(第5図参照)。
なお、電池15が消耗している場合、電磁石M、は一切
励起されないから、絞りの絞り込み開始と同時にストッ
プレバー22のストップ爪22aはラチェット歯車30
と係合し、絞りは全開に保たれる。
一方、この場合、電磁石M2も励起されないから、電磁
石M2によるミラー駆動レバー45の係止解除は行なわ
れない。
しかしながら、この実施例では、カメラのレリーズ後の
摺動軸41の摺動につれて第3図で緩速用レバー44が
時計方向に回動し、その回動の最終端でピン44bによ
りミラー係止レバー51の腕51aに当接して該レバー
を反時計方向に回動させる。
したがって、ミラー駆動レバー45は係止を解除されて
上記と同様時計方向に回動し、可動ミラー8を観測位置
より撮影位置へとはね上げるから、絞りは全開に保たれ
るが撮影が全く不可能になることはない。
ここで、ピン44bがミラー係止レバー51に当接する
タイミングは絞りが最小口径まで絞り込みを完了するタ
イミングよりも十分に遅く設定されており、電池15が
消耗していない通常の場合は、絞りが最小口径に自動決
定される場合でも、電磁石M2によってミラー係止レバ
ー51の反時計方向への回動、つまりはミラー駆動レバ
ー45の係止解除が引き起こされる。
シャツタレリーズによりその後幕が露光を終了すると、
後幕軸9bは、係止部材による復元レバー60の係止を
解いてこれを時計方向に回動させ、復元レバー60はレ
バー37と係合してこれを時計方向に回動し、これと共
にレバー36も時計方向に回動させる。
これと共に右方向に移動する連結レバー33はその最終
動において一端部33cがレバー23と当接してこれを
バネ25に抗して時計方向に回動せしめ、ストップレバ
ー22はそのアーマチャー21を電磁石22に圧接しつ
つそのストップ爪22aによるラチェット歯車30の係
止を解き、絞りプリセット部材7と扇形ギヤー27とを
第3図に示すセット位置に復帰させ、これと同時にレバ
ー3Tは摺動軸41を第5図において上方に動かされ緩
速用レバー44はミラー駆動レバー45を反時計方向に
回動させて、これとミラー係止レバー51とを係合させ
、第3図及び第4図の状態に完全に復帰するものである
第6図は、これらの動作における各部材のタイムチャー
トであって、これよりよく判る如く、本発明に依れば、
絞り制御回路により電磁石1M1が動作して絞りが自動
的に決定されると、直ちにタイミングが開始され、これ
より一定時間後には反射鏡用電磁石M2が動作されて可
動ミラーの係止が解かれるので、絞りがその開放側に制
御されたときは、可動ミラーの動作開始が早く行われ、
従ってシャツタレリーズの動作も早く行われるもので、
絞りプリセット部材が、絞りを最小絞り値に決定する位
置まで、可動ミラーの起動を待つ必要のない効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の絞り瞬時自動決定式カメ
ラの概略の構成を示す斜視図、第2図は、絞り制御及び
反射鏡起動回路を示し、第3図乃至第5図は、同上実施
例のミラーボックスに配置される機構を示し、第3図と
第4図とは夫々セット状態における側面図と底面図であ
り、第5図は、レリーズ操作が行われて、シャッタが露
光中の状態を示す底面図であり、第6図は主要部材のタ
イムチャートである。 図において、2・・・・・・交換レンズ、4・・・・・
・絞りリング、5・・・・・・絞り、6・・・・・・絞
り連動ピン、7・・・・・・絞りプリセット部材、8・
・・・・・可動ミラー 9・・・・・・シャッタ、9a
・・・・・・シャッタ保型部材、9b・・・・・・後幕
軸、10・・・・・・受光素子、12・・・・・・シャ
タ釦、15・・・・・・電源、16・・・・・・電源ス
ィッチ、19・・・・・・差動スイッチング回路、21
・・・・・・アーマチャー、22・・・・・・ストップ
レバー 22a・・・・・・ストップ爪、21・・・・
・・扇形ギヤー 30・・・・・・ラチェット歯車、3
3・・・・・・連結レバー42・・・・・・係止レバー
44・・・・・・緩速用レバー、45・・・・・・ミ
ラー駆動レバー、51・・・・・・ミラー係止レバー、
53・・・・・・シャツタレリーズレバー 60・・・
・・・復元レバー 70・・・・・・スイッチ、71・
・・・・・アーマチャー、73・・・・・・スイッチン
グ回路、Tr・・・・・・トランジスタ、Ml・・・・
・・絞り制御用電磁石、M2・・・・・・反射鏡用電磁
石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カメラのレリーズ操作により、カメラ本体内の絞り
    プリセット部材を動作させて絞りを絞り込ませつつ、そ
    の絞りと撮影レンズを通過し、さらに可動ミラーで反射
    した被写体光を測光し、その測光値が予め設定された参
    照値に対し所定の関係に達した時、絞り制御回路が出力
    する信号により電磁石を動作させて上記絞りプリセット
    部材の動作を停止させ、絞り開口を自動決定すると共に
    、該絞り開口決定後、上記可動ミラーを観測位置より釈
    放し、該可動ミラーの撮影位置への上昇によりシャツタ
    レリーズを行なう絞り瞬時自動決定式一眼レフレックス
    カメラにおいて、上記電磁石の動作後宮に所定の一定時
    間の遅延の後に、可動ミラーを観測位置に係止するミラ
    ー係止部材に作用して、可動ミラーの係止を解除させる
    遅延手段を備えたことを特徴とする可動ミラー作動制御
    装置。
JP741138A 1973-12-31 1973-12-31 シボリシユンジジドウケツテイシキ イチガンレフレツクスカメラニ オケル カドウミラ−サドウセイギヨソウチ Expired JPS5853324B2 (ja)

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JP741138A JPS5853324B2 (ja) 1973-12-31 1973-12-31 シボリシユンジジドウケツテイシキ イチガンレフレツクスカメラニ オケル カドウミラ−サドウセイギヨソウチ

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