JP2580813Y2 - 一眼レフレックスカメラ - Google Patents

一眼レフレックスカメラ

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JP2580813Y2
JP2580813Y2 JP1991102253U JP10225391U JP2580813Y2 JP 2580813 Y2 JP2580813 Y2 JP 2580813Y2 JP 1991102253 U JP1991102253 U JP 1991102253U JP 10225391 U JP10225391 U JP 10225391U JP 2580813 Y2 JP2580813 Y2 JP 2580813Y2
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lever
aperture
lens
shutter
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Inventor
知章 板橋
昌幸 三澤
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旭光学工業株式会社
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、一眼レフレックスカメラに関
し、ミラーをアップダウン可能に支持するミラーボック
ス、ミラーをアップダウンさせるミラー駆動機構、およ
び絞りを制御する絞制御機構を有する一眼レフレックス
カメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一眼レフレックスカメラ
は、カメラボディ内に設けられたミラーボックス内にミ
ラー(クイックリターンミラー)を有しており、さらに
ミラーボックスに、該ミラーをアップ位置(撮影位置)
とダウン位置(観察位置)に駆動するミラー駆動機構が
設けられている。またミラーボックスには、カメラボデ
ィに装着された撮影レンズの絞りを設定された絞り位置
に駆動制御する絞制御機構も設けられている。この絞制
御機構はミラー駆動機構と連動連結されていて、シャッ
タボタンが全押しされてシャッタスイッチがオンされた
とき、これに連動してミラーがダウン位置からアップ位
置へ動作するとき、所定のタイミングで絞りを絞り込
む。
【0003】ところで、一眼レフレックスカメラの製造
にあたり、絞制御機構を検査、調節したり、絞りを設定
開口位置で停止させるための機器を適正に調整する等の
作業を行なわなければならないが、上記従来の一眼レフ
レックスカメラでは、絞制御機構がミラー駆動機構とと
もにミラーボックスに設けられているため、絞制御機構
のみを独自に検査、調節することは困難であった。また
ミラーボックスに絞制御機構とミラー駆動機構を設けた
構造は複雑であるため、組立て作業が面倒なものとなっ
ていた。
【0004】
【考案の目的】本考案は、このような背景に鑑み、絞制
御機構の検査、調節を独自に行なうことができ、該絞制
御機構やミラー駆動機構等を組付ける作業も簡略化させ
ることができる一眼レフレックスカメラを提供すること
を目的とする。
【0005】
【考案の概要】本考案は、絞りと、該絞りに連動し該絞
りの絞り込み方向へ付勢されたレンズ側絞連動レバーと
を有する撮影レンズと;該撮影レンズを着脱するカメラ
ボディと;を備え、該カメラボディは、ミラーをアップ
ダウン可能に支持した着脱可能なミラーボックス;上記
ミラーをアップダウンさせるミラー駆動機構;および撮
影レンズの上記絞りを制御する絞制御機構;を有する一
眼レフレックスカメラにおいて、ミラー駆動機構は、ミ
ラーボックスに設けられていること; 絞制御機構は、ミラーボックスとは別体からなるパネル
に組付けられていてユニット化され、カメラボディに対
して着脱可能であること; 絞制御機構は、撮影レンズの上記レンズ側絞連動レバー
と係合しこれと連動するスライド板、および該スライド
板の作動量に基づいて絞り径を検知する手段を有するこ
と;および ミラー駆動機構は、スライド板を、絞りを開放させるた
めの初期位置にリセットする絞連動規制レバーを有する
こと; に特徴を有する。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本考案を説明する。
本実施例では、シャッタボタンの半押し時に測光を開始
させ、全押し時にシャッタをレリーズするタイプのスト
ロボ内蔵の一眼レフレックスカメラに本考案を適用させ
ている。
【0007】図11に示すように、カメラボディ12に
設けられたグリップ部11は、前方に装着されたグリッ
プゴム14、および後方側部に設けられた側面カバー1
3を有している。グリップ部11の後方には、後蓋15
が回動支軸15aにより枢支されている。カメラグリッ
プ部11の内部に、チャージ用モータ18を内部に収納
可能なスプール17が回転自在に設けられており、この
スプール17を取り囲むようにフィルムモータ19、ス
トロボ回路20、ストロボ用回路基板21、スプロケッ
ト22、ストロボ用メインコンデンサ23およびバッテ
リ24が配置されている。このストロボ用メインコンデ
ンサ23とフィルムモータ19とは、互いに平行になる
ように配置されている。なお、図中の16はカメラボデ
ィ12にねじ止めされ、このカメラボディ12を構成す
る前板ダイカストである。
【0008】図12により、スプール17の周辺部を詳
しく説明する。チャージモータ18の一端側に突出され
た回転軸18aに取り付けられたピニオンギヤ25に、
ギヤ27、28とにより減速ギヤ列29を構成するギヤ
26が噛合されている。該ギヤ28は、回動支軸61の
一端部に回動可能に支持されたカムギヤ32に噛合して
いる。図8に示されるシャッタ・ミラーチャージ機構
(チャージ・リセット機構)178を構成するこのカム
ギヤ32は、シャッタ用カム30およびミラー用カム3
1を同軸一体に有し、実質的にミラーチャージレバー3
3の中央部に位置するように、回動支軸61によってカ
メラ本体12側に回動可能に支持され、さらに回動支軸
61の他端部に、絞セットレバー34が回動可能に支持
されている。従ってシャッタ用カム30、ミラー用カム
31および絞セットレバー34は同軸上に配置されてい
る。
【0009】シャッタを駆動すべきシャッタ用カム30
は、図8に示されるように、回転するに連れて径が大き
くなるインボリュート状のカム面30a、および背面部
30bを有している。ミラー136(図1)をチャージ
するミラー用カム31は、最も径が大きい第一回動カム
面31a、該カム面31aより小径の第二回動カム面3
1b、および背面部31cを有している。ミラー用カム
31とともにシャッタ・ミラーチャージ機構178を構
成するミラーチャージレバー33は、回動支軸60によ
カメラ本体12側に回動可能に支持されており、コイ
ルばね35により図の反時計方向に回動付勢されてい
る。ミラーチャージレバー33はその下側面の略中央部
に、ローラピン33aおよび連動ピン88が所定の間隔
を開けて設けられている。このミラーチャージレバー3
3は、図8の反時計方向に回動するミラー用カム31に
よりローラピン33aが押圧移動されることにより、回
動支軸60を中心として回動する。
【0010】絞リセットレバー34は、コイルばね13
によって図8の反時計方向に回動付勢されていて、連
動ピン88に当接している。絞リセットレバー34は、
ミラーチャージレバー33の回動に伴い同方向に移動す
る連動ピン88に押圧されて、回動支軸61を中心に時
計方向に回動され、絞ラッチレバー87(図1)を押圧
して撮影レンズ10(図11)の絞りをリセットする
(開放させる)。ミラーチャージレバー33は、その先
端部(図8の左端部)によりミラー連動レバー90を押
圧操作する。なお、図中の実線で示されるミラー連動レ
バー90は、ミラーチャージ完了後のミラー136をダ
ウンさせた状態での位置を示し、二点鎖線で示されるミ
ラー連動レバー90は、レリーズ後のミラー136をア
ップさせた状態での位置を示す。また、二点鎖線で示さ
れる絞ラッチレバー87はレリーズ後の絞り込み状態に
おける位置を示し、実線で示される絞ラッチレバー87
は絞制御機構(図1〜図3)174がリセットされたと
きの状態を示している。
【0011】回動支軸60には、ミラーチャージレバー
33と同軸にスイッチ基板36aが設けられている。こ
のスイッチ基板36aは、互いに絶縁されていない接点
113bと113c、およびこれらの接点113b、1
13cから絶縁されている接点113aを有し、さらに
下方に突出された連動用突起112を有している。ミラ
ーチャージレバー33の回動基部には、連動用突起11
2を把持してこれを連動操作する二股状の連動アーム1
15が形成されている。カメラボディ12側に、スイッ
チ基板36aの接点113a、113bおよび113c
と摺接可能な二股状の接点ブラシ114を有するスイッ
チレバー36bが固定されている。これらのスイッチ基
板36aとスイッチレバー36bにより、カムギヤ32
が一回転されたことを検知する一回転スイッチ37が構
成されている。
【0012】シャッタ用カム30とともにシャッタチャ
ージ機構を構成するシャッタチャージレバー38は回動
支軸89により回動可能に支持され、コイルばね135
図8)によって図8の反時計方向に回動付勢されてい
る。該シャッタチャージレバー38は、先端部にチャー
ジピン38aを、および中央部にローラピン38bを有
している。シャッタチャージレバー38は、ローラピン
38bをカムギヤ32のシャッタ用カム30に当接させ
ており、同図反時計方向に回転するシャッタ用カム30
によってローラピン38bが押圧移動されることによ
り、回動支軸89を中心として時計方向に回動される。
図中91は、シャッタチャージレバー38の時計方向の
回動時に、同方向に移動するチャージピン38aによっ
て押圧移動されてシャッタをチャージするシャッタ側チ
ャージレバーである。
【0013】またチャージモータ18に隣接させてフィ
ルム巻上・巻戻機構が配設されている。このフィルム巻
上・巻戻機構は、フィルムモータ19、およびその近傍
に回転支軸116により同軸にかつ相対回転可能にカメ
ラ本体12側に支持された太陽ギヤ41および遊星レバ
ー42を配置している。この遊星レバー42は、太陽ギ
ヤ41の小径ギヤ41aと噛合する遊星ギヤ43を有し
ている。太陽ギヤ41は、フィルムモータ19の回転支
軸に取り付けられたピニオンギヤ39と噛合するギヤ4
0に噛合しており、このギヤ40を介してフィルムモー
タ19からの回転が伝達される。
【0014】さらに遊星ギヤ43に隣接させて、ギヤ4
4、45、46、47および48からなる巻戻減速ギヤ
列49が配置されている。遊星ギヤ43は、フィルムモ
ータ19に基づく回転により遊星レバー42とともに時
計方向に回動移動されたとき、隣接するギヤ44に噛合
してその回転を巻戻減速ギヤ列49を介して貫通軸5
0、貫通軸ギヤ51および巻戻ギヤ52に伝達し、巻戻
フォーク53をフィルム巻戻方向に回転させる。
【0015】遊星ギヤ43に隣接させて、同軸一体の大
径ギヤ56と小径ギヤ55が回転支軸121により回転
可能に支持されている。この小径ギヤ55は、スプール
17の端部外周に設けた巻上ギヤ54と噛合している。
遊星ギヤ43は、フィルムモータ19に基づく回転によ
り遊星レバー42とともに図の反時計方向に回動移動さ
れたとき、大径ギヤ56に噛合してその回転を小径ギヤ
55を介して巻上ギヤ54に伝達し、スプール17をフ
ィルム巻上方向に回転させる。
【0016】スプール17に隣接させてスプロケット2
2が設けられている。このスプロケット22は、フィル
ムFのパーフォレーション117に噛合されて、フィル
ムFの巻上げに伴って回転される。スプロケット22の
下端部に、回転板57が取り付けられており、この回転
板57の回転数がフォトインタラプタ58により検知さ
れることに基づいてフィルムFの巻上げ量が検出され
る。
【0017】図1〜3および図7により、絞りを、設定
された絞り径に制御する絞制御機構174および該絞制
御機構174を、ミラー駆動機構173を組付けたミラ
ーボックス130から独立させてユニット化した絞制御
機構ユニット174′について説明する。この絞制御機
構ユニット174′は、組付けパネル固定ねじ181、
182を介して前板ダイカスト16(図11、図13
に組付けられるべき組付けパネル175を有しており、
この組付けパネル175に、絞リセットレバー34にそ
の一端部を当接係合させる主絞ラッチレバー87が回動
可能に設けられている。この主絞ラッチレバー87は、
回動支軸92により組付けパネル175に回動可能に支
持されており、該パネル175に回転可能に支持された
パルス板108のラッチ歯108bと係合可能なラッチ
爪95を有している。主絞ラッチレバー87のばね取付
部94に、組付けパネル175側に一端部を取り付けた
復帰ばね93の他端部が引掛けられており、これにより
主絞ラッチレバー87は、図の反時計方向に回動付勢さ
れている。
【0018】回動支軸92には、副絞ラッチレバー97
が主絞ラッチレバー87と同軸に回動支持されている。
この副絞ラッチレバー97は、一端部に受用突部97a
を有し、他端部に連動レバー98を有している。回動支
軸92には、コイル状の結合ばね96が嵌め込まれてい
て、該結合ばね96の一端部が主絞ラッチレバー87の
背面側に形成されたばね掛部87bに係合され、他端部
が連動レバー98に係合されている。これにより、主絞
ラッチレバー87は図1、図7の反時計方向に回動付勢
されている。この主絞ラッチレバー87は、反時計方向
の回動時に受用突部97aと係合可能な当接突起87a
を有しており、従って、主絞ラッチレバー87と副絞ラ
ッチレバー97は同図の反時計方向に向けて一体に回動
することができる。
【0019】組付けパネル175は、副絞ラッチレバー
97の下方に絞用ソレノイド99が取り付けられてい
て、この絞用ソレノイド99のプランジャ100の遊動
部100aが、連動レバー98の適動切欠部98aに係
合している。したがって、絞用ソレノイド99の消磁、
励磁によって伸縮されるプランジャ100により、副絞
ラッチレバー97を反時計方向に回動させ、又は時計方
向に回動させた状態で保持することができる。これによ
り、パルス板108をラッチし又は開放することができ
る。
【0020】組付けパネル175に、2個の摺動支持部
材177(図7)により上下方向に摺動可能に支持され
たラック支持板104は、主絞ラッチレバー87に隣接
させて設けた大径ギヤ107の小径ギヤ106に噛合す
るラック105を有している。撮影レンズ10(図1
1)は、その絞りに連動して上下動可能なレンズ側絞連
動レバー101を有しており、このレンズ側絞連動レバ
ー101は、撮影レンズ10の鏡筒10aにその一端部
を引掛けた復帰ばね110により、図1の上方に常時に
付勢されている。ラック支持板104のラック105と
反対側には、スライド板102が設けられている。該ス
ライド板102は、撮影レンズ10がカメラボディ12
に装着されたときレンズ側絞連動レバー101と係合
し、この連動レバー101を介して復帰ばね110の付
勢力を受け、ラック支持板104を上方に付勢する。ま
たスライド板102と当接可能な位置に、絞連動規制レ
バー103が配置されている。
【0021】パルス板108は、円周に沿わせて形成し
た多数のパルス孔108a、外周縁に形成した多数のラ
ッチ歯108b、およびパルス板108と同軸一体に設
けられた小径ギヤ108cを有している。組付けパネル
175にはさらに、パルス板108に隣接させて絞用フ
ォトインタラプタ109が設けられており、該絞用フォ
トインタラプタ109は、回転移動する多数のパルス孔
108aの移動変化を、絞りの変化量対応させたパルス
数として読み取り、その情報を制御部190(図1)に
送る。このように絞制御機構ユニット174′は、機構
を構成している各部材が組付けパネル175に組付けら
れてユニット化されているから、前板ダイカスト16
(カメラボディ12)に極めて容易に組付けることがで
き、その検査、調整も単独で行なうことができる。
【0022】図4は、ミラー駆動機構173の要部を示
すミラーチャージ状態での側面図であり、図6はミラー
ボックス130に組付けたミラー駆動機構173のミラ
ーチャージ状態を示す側面図である。ミラーボックス1
30はカメラボディ12内に設けられていて、その前後
および上部が開放されている。このミラーボックス13
0の内部には、ミラーシート137に固定されたミラー
136が収納されている。ミラーシート137は、ミラ
ーボックス130の上端部に設けられた軸138によ
り、シート軸受139を介してミラーボックス130に
枢支されていて、軸138を中心に、観察位置および撮
影位置の二位置に回動移動する。ミラーシート137
は、ミラーボックス130との間に張設されたミラー復
元ばね140により常時観察位置方向に付勢されてい
る。さらにミラーシート137の側面にはミラー駆動ピ
ン141が植設されていて、このミラー駆動ピン141
は、ミラーボックス130に穿けられた窓131から外
方に突出している。
【0023】ミラーボックス130の外側には、ミラー
駆動ピン141と摺接可能なミラー上昇レバー142が
軸143を介して枢支されている。ミラー駆動ピン14
1、つまりミラー136およびミラーシート137は、
このミラー上昇レバー142のミラーアップ方向(図に
おいては時計方向)への回動により、ミラー復元ばね1
40の付勢力に抗して撮影位置までアップ(回動駆動)
される。
【0024】ミラー上昇レバー142には上記ミラー駆
動ピン141とは反対側から、駆動レバー144に植設
されたミラー上昇カラー146が当接している。この駆
動レバー144は、その略中央部において、軸145を
介して回動自在にミラーボックス130の外側に軸支さ
れている。駆動レバー144の下端部に形成された係合
片151aとミラーボックス130に固定された係合片
132との間には、ミラー上昇ばね147が張設されて
いる。駆動レバー144は、このミラー上昇ばね147
により常時ミラー上昇方向(図においては反時計方向)
に回動付勢されている。
【0025】また駆動レバー144のミラー連動レバー
90は、ミラーチャージレバー33と当接する。このミ
ラーチャージレバー33は、フィルム巻上げの際に、図
8のシャッタ・ミラーチャージ機構によりチャージ方向
(図4の右方向)に駆動され、チャージ完了後には初期
位置に戻る。駆動レバー144は、このミラーチャージ
レバー33のチャージ方向移動により、ミラー上昇ばね
147を引き伸ばすチャージ方向に回動される。駆動レ
バー144は、ミラーチャージ完了位置、つまりミラー
136の観察位置において、係止片149が係止レバー
153の係止片154と当接してミラーチャージ完了位
置に係止される。
【0026】係止レバー153は、軸155を介して回
動自在にミラーボックス130に枢支され、軸155に
嵌められた係止レバー復元ばね156により、係止片1
54が係止片149と当接して駆動レバー144を係止
する方向に付勢されている。係止レバー153は連係部
157を備えていて、この連係部157の先端部がミラ
ー係止解除レバー158の駆動アーム部170により駆
動される。ミラー係止解除レバー158は、駆動レバー
144と係止レバー153との間に配設され、軸159
を介して回動自在にミラーボックス130に軸支されて
いる。このミラー係止解除レバー158は、軸159に
嵌められた係止解除・緩衝ばね160により付勢されて
いる。係止解除・緩衝ばね160は、両端の当接杆16
0a、160bがそれぞれ駆動レバー144、ミラー係
止解除レバー158の係合片149、161に係合して
いて、チャージ完了状態においては係止解除方向に付勢
している。
【0027】また、ミラー係止解除レバー158は、ミ
ラー用ソレノイド162のプランジャ163に接続され
ている。ミラー用ソレノイド162はミラーボックス1
30に固定されていて、プランジャ163は、通常はミ
ラー用ソレノイド162内に引き込まれる方向に内蔵ば
ね(図示せず)により付勢され、引き込まれた状態で永
久磁石(図示せず)に吸着されている。ミラー用ソレノ
イド162に通電されると、永久磁石の磁力が打ち消さ
れて突出可能となり、通電されている間に、ミラー係止
解除レバー158が係止解除・緩衝ばね160の付勢力
により係止解除方向に回動する。
【0028】駆動レバー144には、シャッタメカ係止
解除レバー164および絞連動規制レバー103が連係
している。シャッタメカ係止解除レバー164は、ミラ
ーボックス130に軸165を介して回動自在に枢支さ
れ、一端部に植設された連係ピン166が駆動レバー1
44に形成された長孔152に嵌っている。このシャッ
タメカ係止解除レバー164は、駆動レバー144がミ
ラー上昇回動する際に連動して図示しないシャッタメカ
係止装置の係止を解除し、電磁制御によるシャッタ幕の
走行を可能にする。
【0029】絞連動規制レバー103は、軸145に回
動自在に枢支され、軸145に嵌装された連動ばね16
8を介して駆動レバー144に弾性的に連結されてい
る。連動ばね168の一端は駆動レバー144自体に係
合され、他端は絞連動規制レバー103の係合片151
bに係合されている。ミラーチャージ状態において、カ
メラに撮影レンズ10が装着されていないときには、ミ
ラーボックス130に設けられたストッパ133に当接
して停止している。カメラに撮影レンズ10が装着され
ているときは、スライド板102を介してレンズ側絞連
動レバー101を押下し、絞りを開放させている。絞連
動規制レバー103は、駆動レバー144がミラーアッ
ブ方向に回動すると、連動ばね168を介して一体に回
動して撮影レンズ10のレンズ側絞連動レバー101の
付勢を解除する。
【0030】上記のようにミラー駆動機構173を組み
付けられることによって1つのユニットとして構成され
たミラーボックス130は、ミラーボックス固定ねじ1
83、184(図6、図7)および図示しない他の2本
の固定ねじにより、前板ダイカスト16(カメラボディ
12)に組み付けられる。ミラーボックス130にはミ
ラー駆動機構173のみが組み付けられ、絞制御機構1
74が組み付けられることはないから、ミラー駆動機構
173の組立て作業を極めて容易に行なうことができ、
前板ダイカスト16への組付け作業も簡略化される。
【0031】以上の構成を有する本カメラは、フィルム
Fが1コマ分巻き上げられ、かつシャッタチャージおよ
びミラーチャージが完了されたレリーズ前において、シ
ャッタ・ミラーチャージ機構は、図8に示される状熊と
なっている。この状態では、カムギヤ32が同図の回転
位置にあり、シャッタチャージレバー38はローラピン
38bをシャッタ用カム30の背面図30bに当接させ
た初期位置にあり、ミラーチャージレバー33はローラ
ピン33aをミラー用カム31の背面部31cに当接さ
せた初期位置にある。シャッタ側チャージレバー91
は、同図実線で示されるシャッタチャージ完了位置にあ
り、ミラー連動レバー90は、同図実線で示されるミラ
ーチャージ完了位置にある。またミラーチャージレバー
33が反時計方向に最も回動されていることにより、連
動アーム115は連動用突起112を介してスイッチ基
板36aをスイッチレバー36bに対して図に示す位置
に移動させている。これにより、隣接され互いに絶縁さ
れた接点113aと113bに、二本の接点ブラシ11
4がそれぞれ接触している。
【0032】このとき絞制御機構174は、絞連動規制
レバー103がスライド板102を図1の位置に保持し
ており、レンズ側絞連動レバー101が復帰ばね110
に抗して同図の位置に保持されている。この状態では、
撮影レンズ10の絞りが全開とされている。この状態に
おいてラッチレバー87は、励磁されて収縮した絞用ソ
レノイド99により、連動レバー98、副絞ラッチレバ
ー97を介して時計方向に回動されていて、ラッチ爪9
5をラッチ歯108bから離間させ、パルス板108を
解放している。
【0033】この状態において、シャッタボタンが半押
しされると、測光が開始される。そしてシャッタボタン
が全押しされると、レリーズスイッチ(図示せず)がオ
ンされることに基づきミラー連動レバー90が図8の実
線位置から二点鎖線位置に移動され、ミラー136が撮
影可能な位置にアップされる。すなわち、図4のミラー
チャージ状態においてレリーズスイッチがオンされる
と、ミラー用ソレノイド162に通電されるので、プラ
ンジャ163が突出してミラー係止解除レバー158を
係止解除・緩衝ばね160の付勢力に抗して解除方向に
回動させる。ミラー係止解除レバー158の回動によっ
て駆動アーム部170が係止レバー153の連係部15
7に当接して係止レバー153を係止レバー復元ばね1
56の復元力に抗して係止解除方向に回動させる。する
と、係合片154が係合片149から外れるので、駆動
レバー144がミラー上昇ばね147の復元力によりミ
ラーアップ(撮影位置)方向に回動する。
【0034】駆動レバー144がミラーアップ方向に回
動すると、ミラー上昇カラー146がミラー上昇レバー
142に摺接してこれをミラーアップ方向に回動させ
る。ミラー上昇レバー142はミラー駆動ピン141に
摺接してミラー136、ミラーシート137をミラー復
元ばね140の復元力に抗してミラーアップ方向(撮影
位置方向)に回動させる。そしてミラー136は、ミラ
ーボックス130に設けられた弾性ストッパ134に当
接するまでアップしてその位置(撮影位置)に停止す
る。
【0035】ここで、駆動レバー144がミラーアップ
方向に回動すると、係止解除・緩衝ばね160の一方の
当接杆160aは、係合片150の移動に追従して弾性
復元力を解放する方向(両当接杆160a、160bの
開き角を狭める方向)に移動するが、回動途中でミラー
係止解除レバー158の係合片161に当接して、ミラ
ー係止解除レバー158を係止方向(図において時計方
向)に付勢する。他方の当接杆160bは、回動過程終
了直前において、係合片150に当接して当接杆160
a、160bを開く方向に移動される。つまり係止解除
・緩衝ばね160は、駆動レバー144が観察位置に係
止されているときにはこれをアップ方向に付勢している
が、撮影位置直前においてその付勢方向が反転して、駆
動レバー144をダウン方向に付勢する。したがって駆
動レバー144は、ミラーアップ完了直前において、係
止解除・緩衝ばね160からミラーダウン方向の弾性付
勢力を受けるとともに、係止解除・緩衝ばね160を介
してミラー係止解除レバー158を復元方向に回動させ
る。つまり駆動レバー144は、この作用、運動によ
り、停止の際の衝撃が緩和され、振動が減衰される。
【0036】ミラーアップ完了状態では、ミラー136
は、駆動レバー144およびミラー上昇レバー142を
介してミラー上昇ばね147の復元力により撮影位置に
保持され、ミラー係止解除レバー158は、係止解除・
緩衝ばね160の復元力によりプランジャ163を押込
んで係止位置に保持され、係止レバー153は係止レバ
ー復元ばね156の係止方向復元力により係止位置に保
持されている。
【0037】この際、ミラー連動レバー90の撮影位置
への移動に伴って絞連動規制レバー103が図1の上方
へ移動されるため、スライド板102を介して上方移動
を規制されていたレンズ側絞連動レバー101が上方へ
移動し、これにより、全開にされていた絞りが縮径を開
始させる。すると、スライド板102とともに上方移動
するラック105が、小径ギヤ106を介して大径ギヤ
107を時計方向に回転させるため、この大径ギヤ10
7を介して小径ギヤ108c、従ってパルス板108が
反時計方向に回転される。このとき、絞用フォトインタ
ラプタ109がパルス板108のパルス孔108aの移
動変化を、絞りの変化量に対応させたパルス数として読
み取り、その情報を制御部190図1)に送る。この
制御部190では、この絞り情報に基づく値を、予め設
定された値と比較し、その結果、絞りが、この設定値に
対応する径になったと判断した時点で絞用ソレノイド9
に信号を出力し、これを励磁させる。
【0038】すると、副絞ラッチレバー97を解放され
たラッチレバー87が復帰ばね93によって図の反時
計方向に回動するため、ラッチ爪95ラッチ歯108
bに係合する図2)。これにより、パルス板108が
その回転を阻止されるため、大径ギヤ107、ラック1
05を介してスライド板102のさらなる移動が規制さ
れる。したがって、このスライド板102を介してレン
ズ側絞連動レバー101が、適正な絞り位置に停止され
る。
【0039】このミラーアップ完了状態においてシャッ
タ幕の走行が終了すると、シャッタボタンの全押し後、
チャージ用モータ18のチャージ完了方向への回転駆動
により、ピニオンギヤ25、ギヤ26、27および28
を介して反時計方向に回転されていたカムギヤ32のミ
ラー用カム31が、第一回動カム面31aによってロー
ラピン33aを外方に向けて押圧する。これにより、ミ
ラーチャージレバー33が回動支軸60を中心として、
その先端部により、図8の二点鎖線位置にあるミラー連
動レバー90、つまり図5の状態のミラー連動レバー9
0を、ミラー136をチャージさせるべく図8の上方
(図5の右方)に押圧移動させる。これにより、駆動レ
バー144がミラーダウン方向に回動し、この回動に従
って、ミラー136がミラー復元ばね140の復元力に
より観察位置方向にダウン(図5においては時計方向に
回動)する。
【0040】また駆動レバー144は、ミラーダウン
(観察位置)方向の回動過程において、係合片149の
肩部が係合片154の上辺部に摺接し、係止レバー15
3を係止レバー復元ばね156の付勢力に抗して解除方
向に回動させる。そして、チャージ完了位置において
は、係合片149が係合片154の上辺部から離れ、係
止レバー153がチャージ方向に回動して係合片149
と係合片154とが当接し、駆動レバー144がチャー
ジ位置に係止されて図4のチャージ状態に復帰する。し
たがって、駆動レバー144の係止を解除するミラー係
止解除レバー158を付勢する係止解除・緩衝ばね16
0の一方の当接杆160aが、駆動レバー144が上昇
完了位置付近に達したときに係合片150に当接して駆
動レバー144を減速方向に付勢するので、駆動レバー
144、つまりミラー136は係止解除・緩衝ばね16
0の弾性付勢力により急減速され、停止時の衝撃、振動
が非常に少なくなる。
【0041】他方、上記ミラー用カム31とともに回転
するシャッタ用カム30がそのカム面30aによってロ
ーラピン38bを外方に押圧移動させるため、シャッタ
チャージレバー38が図8の時計方向に回動される。こ
れにより、チャージピン38aが動作後のシャッタをチ
ャージさせるべく、シャッタチャージレバー91を同図
の左方に押圧移動させ始める。またミラーチャージレバ
ー33の回動により、連動アーム115、連動用突起1
12を介してスイッチ基板36aが図の時計方向に回動
され、互いに絶縁された接点113aと113bとに接
触していた二本の接点ブラシ114が、互いに絶縁され
ていない接点113bと113cとに接触する。
【0042】同時に、ミラーチャージレバー33の回動
により連動ピン88が同方向に移動し、絞リセットレバ
ー34を押圧して時計方向に回動させる。これにより、
図8の二点鎖線で示される位置にあったラッチレバー8
7が、この絞リセットレバー34により、復帰ばね93
に抗して絞りセット方向(図2、図8の右方向)に押圧
移動され、図3の状態とされる。そして図9の状態から
カムギヤ32が同方向にさらに回転すると、回転に従い
次第に大径となるカム面30aが、ローラピン38bを
介してシャッタチャージレバー38をさらに時計方向に
回動させる。これにより、チャージピン38aを介して
シャッタチャージレバー91がシャッタチャージ完了位
置に完全に移動される(図10)。
【0043】また大径の第一回動カム面31aにより、
時計方向に最大に回動されてミラー連動レバー90をミ
ラーチャージ位置に移動させたミラーチャージレバー3
3は、ローラピン33aが第一回動カム面31aから第
二回動カム面31bに移行することにより次第にその先
端部をミラー連動レバー90から離間させる。このと
き、ミラーチャージレバー33の回動により連動ピン8
8も同方向に移動するため、絞リセットレバー34が
イルばね134(図12)により反時計方向に回動して
ラッチレバー87から図3の二点鎖線で示される位置ま
で離れる。その際、絞用ソレノイド99の永久マグネッ
トにプランジャ100が吸着されているから、復帰ばね
93の付勢力によって同図の時計方向に回動しようとす
るラッチレバー87は同方向にやや回動するものの、プ
ランジャ100の頭部によってそれ以上の回動を規制さ
れ、従って図1の絞リセット位置に保持される。
【0044】そして図10に示される状態からカムギヤ
32がさらに回転すると、ミラーチャージレバー33は
ローラピン33aが第二回動カム面31bから解放され
るため、該ローラピン33aを背面部31cに当接させ
るまで回動する。同時に、シャッタチャージレバー38
がローラピン38bをカム面30aから解放されること
により、該ローラピン38bをシャッタ用カム30bに
当接させるまで回動する。ミラーチャージレバー33の
回動により、連動アーム115、連動用突起112を介
してスイッチ基板36aが反時計方向に回動される。こ
のため、接点113bと113cに接触していた接点ブ
ラシ114が、接点113bと113aに接触し、従っ
て一回転スイッチ37がカムギヤ32の一回転を検知す
る。この検知信号が制御部190に出力されることに基
づき、チャージ用モータ18の回転が停止され、シャッ
タ・ミラーチャージ機構が初期位置に復帰される。
【0045】シャッタ幕の走行、ミラーチャージ、およ
びシャッタチャージの後、制御部190が、フィルムモ
ータ19に回転駆動信号を出力することに基づき、フィ
ルムモータ19がフィルム巻上方向に回転駆動する。す
ると、図12の反時計方向に回転する小径ギヤ41aに
より遊星レバー42が同図の時計方向に回動し、その遊
星ギヤ43を大径ギヤ56に噛合させることにより、大
径ギヤ56、小径ギヤ55、巻上ギヤ54を介してスプ
ール17が図12の反時計方向(巻上方向)に回転され
る。そしてフィルムFが巻き上げられるが、このフィル
ムFの移動に伴って回転する回転板57の回転数がフォ
トインタラプタ58によって読み取られ、これに基づく
制御部190の信号により、フィルムFが1コマ分巻き
上げられた時点でフィルムモータ19が停止される。
【0046】フィルムFの全てのコマに露光が終了され
た後、図示しない巻戻スイッチがオンされると、制御部
190の信号に基づいてフィルムモータ19がフィルム
巻戻方向に回転駆動する。この回転に基づく太陽ギヤ4
1の回転により遊星レバー42が遊星ギヤ43を伴って
図の時計方向に回動し、遊星ギヤ43がギヤ44に噛合
する。すると、フィルムモータ19の回転が遊星ギヤ4
3を介してギヤ44に、従って巻戻減速ギヤ列49に伝
達され、さらに貫通軸50、貫通軸ギヤ51、巻戻ギヤ
52を介し巻戻フォーク53が回転し、スプール17と
反対側に位置するパトローネ内に露光済みのフィルムF
を巻き戻させる。
【0047】
【考案の効果】以上のように本考案の一眼レフレックス
カメラによると、ミラー駆動機構を、カメラボディに着
脱可能なミラーボックスに設け、絞制御機構を、パネル
に組付け該パネルを介してカメラボディに着脱可能な絞
制御機構ユニットとして構成したから、組立て時、ミラ
ー駆動機構、絞制御機構を極めて容易に組付けることが
でき、作業負担を軽減させ、作業効率を向上させること
ができる。また絞制御機構がミラーボックスから独立さ
れてユニット化されているから、単独で検査、調整する
ことができ、例えばフォトインタラプタによる絞値の検
出が適正になるように調節する作業を極めて容易に行な
うことができる。またミラー駆動機構をチャージし、絞
制御機構をリセットする単一のチャージ・リセット機構
を備えれば、ミラー駆動機構、絞制御機構とともにチャ
ージ・リセット機構もカメラに簡単に組付けることがで
き、カメラの組立て作業を極めて簡略化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用させた一眼レフレックスカメラの
絞制御機構のレリーズ前の絞り開放状態を示す側面図で
ある。
【図2】図1の絞制御機構のレリーズ後の絞り込み状態
を示す側面図である。
【図3】図1の絞制御機構の露光完了後の絞りリセット
完了直前を示す側面図である。
【図4】一眼レフレックスカメラのミラー駆動機構のチ
ャージ完了状態を示す側面図である。
【図5】図4のミラー駆動機構のミラーアップ状態を示
す側面図である。
【図6】ミラーボックスに組付けた状態のミラー駆動機
構を示す側面図である。
【図7】絞制御機構ユニットをミラーボックスに組付け
た状態を示す側面図である。
【図8】シャッタ・ミラーチャージ機構のレリーズ前の
状態を示す平面図である。
【図9】シャッタ・ミラーチャージ機構のレリーズ後の
ミラーチャージ完了直前の状態を示す平面図である。
【図10】シャッタ・ミラーチャージ機構のレリーズ後
のシャッタチャージ完了直前の状態を示す平面図であ
る。
【図11】カメラグリップ部内の各要素の配置を示す平
面断面図である。
【図12】シャッタ・ミラーチャージ機構、およびフィ
ルム巻上・巻戻機構を示す分解斜視図である。
【図13】前板ダイカストを一部破断させて示す正面図
である。
【符号の説明】
11 グリップ部 12 カメラボディ 16 前板ダイカスト 18 チャージ用モータ 32 カムギヤ 33 ミラーチャージレバー 34 絞リセットレバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞りと、該絞りに連動し該絞りの絞り込
    み方向へ付勢されたレンズ側絞連動レバーとを有する撮
    影レンズと;該撮影レンズを着脱するカメラボディと;
    を備え、 該カメラボディは、ミラーをアップダウン可能に支持し
    た着脱可能なミラーボックス;上記ミラーをアップダウ
    ンさせるミラー駆動機構;および撮影レンズの上記絞り
    を制御する絞制御機構;を有する一眼レフレックスカメ
    ラにおいて、 上記ミラー駆動機構は、ミラーボックスに設けられてい
    ること; 上記絞制御機構は、ミラーボックスとは別体からなるパ
    ネルに組付けられていてユニット化され、カメラボディ
    に対して着脱可能であること; 上記絞制御機構は、撮影レンズの上記レンズ側絞連動レ
    バーと係合しこれと連動するスライド板、および該スラ
    イド板の作動量に基づいて絞り径を検知する手段を有す
    ること;および ミラー駆動機構は、上記スライド板を、絞りを開放させ
    るための初期位置にリセットする絞連動規制レバーを有
    すること; を特徴とする一眼レフレックスカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一眼レフレックスカメラ
    において、さらに、ミラー駆動機構をチャージし、絞制
    御機構をリセットする単一のチャージ・リセット機構を
    有する一眼レフレックスカメラ。
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