JPS5853264Y2 - 振動吸収ステアリング装置 - Google Patents

振動吸収ステアリング装置

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Publication number
JPS5853264Y2
JPS5853264Y2 JP13825678U JP13825678U JPS5853264Y2 JP S5853264 Y2 JPS5853264 Y2 JP S5853264Y2 JP 13825678 U JP13825678 U JP 13825678U JP 13825678 U JP13825678 U JP 13825678U JP S5853264 Y2 JPS5853264 Y2 JP S5853264Y2
Authority
JP
Japan
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steering
head
vibration
steering device
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP13825678U
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English (en)
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JPS5553664U (ja
Inventor
実 河端
憲二 高橋
英寿 藤原
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタ等に好適な振動吸収ステアリング装置
に関するもので、その目的とするところは、トラクタ等
の車体側で発生した振動を効果的に吸収してステアリン
グホイールに伝えないようにすることである。
一般にトラクタにおいては、車体にクッション構造をも
たないため、車体側において発生した振動がステアリン
グシャフトを介してステアリングホイールに直接伝えら
れるため、操縦者に不決感を与えるばかりでなく、この
衝撃的な振動によってバンドルをとられる等の問題を生
じている。
このために従来に釦いては、ステアリングシャフトとこ
れを支持するステアリングコラムとの間に防振コムを介
挿して振動を吸収するようにしているが、トラクタ等に
みられろ過酷な振動に対してい昔だ十分な効果をあげて
いないのが実状であり、その改善が望筐れでいる。
本考案は上述した従来の問題点を解消するためになされ
たもので、以下にその実施例を図面に基いて説明する。
第1図に訃いて、10は筒状のステアリングコラムで、
トラクタ等の車体に支持されている。
ステアリングコラム10の上端内周には合成樹脂からな
るスリーブ状の弾性ゴム11が嵌着され、この弾性ゴム
11にステアリングシャフト12が軸受部材13を介し
て回転かつ摺動可能に支承されており、このステアリン
グシャフト12の上端にステアリングホイール14が取
付けられている。
前記トラクタ等の車体には舵取装置を取付けられ、この
舵取装置の人力軸15が前記ステアリングコラム10の
下端内部に突入されている。
第2図1よび第3図に詳細図示するように、前記入力軸
15には継手部材16の一端が固着され、この継手部材
16の他端に段付の孔17が開口されている。
孔17内には前記ステアリングシャフト12の下端に固
着されたスタンド18に形成せる略球面状の頭部19が
遊嵌的に収納されている。
頭部19の円周上には複数のボール20が回転可能に保
持され、これらポール20は前記孔17に形成した円周
上複数の軸線方向に沿った長溝21にそれぞれ係合され
ている。
これによりスタツド18の回転運動は継手部材16に一
体的に伝えられるが、スタッド18は継手部材16に対
して軸線方向運動および頭部19を支点とする揺動運動
を許容され、この揺動運動によりボール20の支持点と
前記軸受部材13の支持点との2点間の芯ずれを吸収で
きるようにしている。
前記継手部材16の孔17内には前記スタッド18の頭
部19を軸線方向より挾み込むようにしてポリウレタン
よりなるリング状の一対の弾性ゴム23.24が摺動可
能に嵌装され、孔17の開口端には止め金25が嵌着さ
れている。
筐た孔17内には受は金26を介して十対の弾性ゴム2
3゜24を圧縮する方向に押圧するスプリング21が介
挿され、これにより通常は孔17の段部28と受は金2
6との間に少量の間隙Cが形成されている。
本考案装置は上述したように構成されているので、ステ
アリングホイール14が回転操作されると、その回転が
ステアリングシャフト12、スタッド18、ボール20
および継手部材16を介して舵取装置の入力軸15に伝
えられ、トラクタ等が舵取される。
トラクタ等の車体側で生じた振動は舵取装置の入力軸1
5あるいはステアリングコラム10よりステアリングシ
ャフト12を介してステアリングホイール14に伝えら
れんとするがステアリングシャフト12の半径方向の振
動はステアリングシャフト12とステアリングコラム1
0との間に介挿した弾性ゴム110弾性作用により吸収
され、普たステアリングシャフト13の軸線方向の振動
は継手部材16とスタッド18との相対軸方向運動によ
るスプリング27および一対の弾性ゴム23,24の弾
性作用により吸収される。
すなわち、ステアリングコラム10むよび入力軸15よ
り伝えられる軸線方向の振動が小さなものである場合に
は、ステアリングシャフト12およびスタッド18に対
して継手部材16がスプリング27を押縮して変位され
、このスプリング2Tの弾性作用により振動が吸収され
、筐た軸線方向の振動が大きくなると、継手部材16の
段部28が受は金26に当接して弾性ゴム23゜24の
弾性作用により振動が吸収される。
従ってステアリングホイール14には振動が伝えられな
い。
以上述べたように本考案によれば、ステアリングシャフ
トに伝えられる半径方向および軸線方向の振動を吸収で
きるようになるので、ステアリングホイールに振動が伝
えられず、しかもステアリングシャフトの軸線方向の振
動は弾性ゴムとスプリングとの併用によりその強弱に拘
らずきわめて効果的に吸収できる特徴があり、車体にク
ッション構造をもたないトラクタ等に適用してきわめて
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す振動吸収ステアリング装
置の断面図、第2図は第1図の■−■線に沿って切断し
た拡大断面図、第3図は第2図の■−■線に沿って切断
した断面図である。 10・・・・・・ステアリングコラム、11・・・・・
・弾性ゴム、12・・・・・・ステアリングシャフト、
14・・・・・・ステアリングホイール、15・・・・
・・舵取装置入力軸、16・・・・・・継手部材、11
・・・・・・孔、18・・・・・・スタッド、19・・
・・・・頭部、23,24・・・・・・弾性ゴム、2T
・・・・・・スプリング。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) ステアリングホイールを取付けたステアリン
    グシャフトをステアリングコラムの上部に振動吸収用の
    弾性ゴムを介して回転かつ摺動可能に支承し、このステ
    アリングシャフトの一端に設けたスタッドの頭部を舵取
    装置の入力軸に固着された継手部材の孔内に摺動可能に
    係合し、この継手部材の孔内に前記スタッドの頭部を軸
    線方向より挾み込む振動吸収用の一対の弾性ゴムを所定
    量摺動可能に嵌装し、これら弾性ゴムを圧縮する方向に
    押圧するスプリングを設けてなる振動吸収ステアリング
    装置。
  2. (2)前記頭部な略球面状に形成してステアリングシャ
    フトを頭部を支点として揺動できるようにしてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の振動吸収ステアリン
    グ装置。
JP13825678U 1978-10-06 1978-10-06 振動吸収ステアリング装置 Expired JPS5853264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13825678U JPS5853264Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 振動吸収ステアリング装置

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JP13825678U JPS5853264Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 振動吸収ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553664U JPS5553664U (ja) 1980-04-11
JPS5853264Y2 true JPS5853264Y2 (ja) 1983-12-03

Family

ID=29111258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13825678U Expired JPS5853264Y2 (ja) 1978-10-06 1978-10-06 振動吸収ステアリング装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118169U (ja) * 1982-02-05 1983-08-12 株式会社川口技研 網戸用レ−ルカバ−
JPS60174786U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 日本橋住建株式会社 吊戸ユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5553664U (ja) 1980-04-11

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