JPS5852983B2 - アリ−ルアミンの製造方法 - Google Patents

アリ−ルアミンの製造方法

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JPS5852983B2
JPS5852983B2 JP56015557A JP1555781A JPS5852983B2 JP S5852983 B2 JPS5852983 B2 JP S5852983B2 JP 56015557 A JP56015557 A JP 56015557A JP 1555781 A JP1555781 A JP 1555781A JP S5852983 B2 JPS5852983 B2 JP S5852983B2
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一群の第3級アミンを製造するための改良さ
れた化学的方法に関する。
該発明に含まれる反応は、ウルマン(Ullmann
)の縮合反応の特殊な態様として分類され得るものであ
る。
更に詳しく云えば、上記反応はアリールヨウ化物とアリ
ールアミンとの間の反応に限定されている。
換言すれば、該反応は、第2級アミンのアリール化を包
含する。
得られる生成物は、出発物質によって非重合化合物であ
ったり、あるいは重合化合物であったりする。
化学文献には、アリールアミンの最も有用な合成方法は
、ジアリールアミンを芳香族ハロゲン化合物、好ましく
は芳香族ヨウ化化合物と、塩基および銅の存在下に極性
溶媒中でカップリングする方法であると記載されている
この合成を行う反応は、F、ウルマン(Ullmann
) CChem 、 B er 。
36.2382(1903)、lによって発見された。
この反応は難かしく、また多くの望ましくない面を有し
ている。
通常は、適当な速度でアリール化を達成するためには銅
触媒およびに2CO3塩基を用いて極性溶剤中で高い温
度、すなわち200℃以上の温度が必要である。
本発明の範囲に入っていない同様な反応においては(S
、C,クリーズン(Creason)等、J 、Qrg
、Chem、 374440(1972)、)、置換ア
ニリンを約200℃でヨウ化ベンゼンと反応させている
炭酸カリウムと銅が溶剤無しで使用されている。
このような反応はあまりにも高い温度を必要とするので
、制御ができず容易性に欠ける。
これらの反応の目的とする生成物は比較的低い収率で得
られる。
米国特許第3,314,788号明細書には、第1級ア
リールジアミンとアルキルハライドとの反応が記載され
ている(第2欄、39〜47行参照)。
この反応は、第2級ジアリールアミンとアリールハライ
ドとの反応生成物を生じる反応とは明らかに異っている
この後者の反応は困難で且つ高価であり、またベンジル
誘導体の代わりにフェニルを生じるものであると云われ
ている。
この反応は本発明の範囲内に包含され、且つ本発明の方
法によれば、その反応は最早困難でも高価でもない。
本発明の目的は、比較的高収率でアリールアミンを容易
に製造する方法を提供することである。
上記の目的および他の目的は、本発明により、ジー第2
級アミンとモノ−またはジ−ヨウ化アリール化合物との
縮合により、第3級アミンを製造する方法により遠戚さ
れる。
上記のモノー第2級アミンは一般式R2R3NHを有し
、ここで、R2とR3はアルキル、アルケニル、アリー
ル、アルカリルおよびアラルキルからなる群から選ばれ
る同一または別異の基である。
このようなアミンの例としては、3−メチルジフェニル
アミン、ジフェニルアミン、ジエチルアミン等がある。
上記のジー第2級アミンは、一般式R,HN−R1NH
R4を有し、ここで、R1は、2価のアリーレン基また
はアルキリデン基であり、曳はアリール基である。
このようなアミンの例としては、N。N′−ジフェニル
−(1、1’−ビフェニル〕−4゜4′−ジアミン;
N 、 N’−ジフェニル−〔フェニレン〕−1,4−
ジアミン; N 、 N’−ジフェニル〔P、P//−
ターフェニル)−4,4’−ジアミン;N、N’−ジフ
ェニル−〔P、P′′−フォートラ(quatra )
フェニル)−4,4’−ジアミン;4゜4′−イソプロ
ピリデンビス(ジフェニルアミン)等がある。
モノおよびジ−ヨウ化アリール化合物の例としては、4
,4−ショウ化ビフェニル;1,4−ジヨウ化ベンゼン
;4,4“−ジヨウ化ターフェニル;1.6−ジヨウ化
ピレン;3,6−ジヨウ化−N−エチル−カルバゾール
z 4 g 4′″−ジヨウ化りオートラフェニル;2
,2−ビス(4−ヨウ化フェニル)フロパン;ヨウ化ベ
ンゼン;P−ヨウ化トルエン等がある。
反応物の一方が、単管能性であるときは、当然その得ら
れる第3級アミンは非重合体である。
反応物の双方が二官能性であるときは、重合体であるポ
リ第3級アミンが生じる。
その縮合反応は、水酸化カリウムおよび銅触媒の存在下
で、溶剤無しで、あるいは不活性な飽和炭化水素溶剤中
で、不活性雰囲気中で、約120°C〜190°Cの温
度で、その反応を実質的に完了させるのに十分な時間に
わたって行う。
本発明により形成される化合物と同一の化合物を生じる
従来技術による反応では、種々の銅触媒を、塩基として
の炭酸カリウムと共に使用すると、触媒効果において有
意の変化が観察された。
塩基としてKOHを使用するとこのような変化は十分に
軽減された。
このような軽減の程度は非常に犬であり、水酸化カリウ
ムを塩基として使用する限り、いずれの微細な銅触媒も
使用できることが判った。
銅触媒の例としては、銅粉、酸化第二銅、酸化第一銅、
硫酸第一銅、硫化第一銅等がある。
事実、ウルマン縮合反応に従来から普通に使用されてき
たいずれの銅触媒も使用することができる。
更に、KOHを使用することにより、反応時間を短縮し
、且つ反応温度を低下させることができる。
本発明者は、本発明方法による目的生成物を得るために
は、非常に有効な不活性雰囲気が必要であることを見い
出した。
アルゴン、窒素あるいはメタンの如き不活性雰囲気を反
応の開始時、特にアミン成分をその反応系に導入するま
での間使用するべきである。
上記の反応においては、アミンに対する塩基の比は、そ
の塩基がアミンに対して過剰に存在するような比とする
べきである。
この過剰比は約15:1〜6:1モルの範囲である。
前記のように、KOHを使用することにより、塩基とし
てに2CO3を使用する従来技術の反応に比較して、そ
の反応温度を十分に低下させることができる。
その反応温度の範囲は120℃〜190℃であり、好ま
しい反応温度は135〜約165℃である。
約125℃より低い温度では、KOH/ Cuがこの温
度まで溶融物を形成しないために実用的な速度でその反
応が進行しない。
本発明方法は、その目的とする生成物が周囲温度で不活
性な炭化水素溶剤中に易溶解性であるときは、溶剤なし
で遂行することができる。
その目的とする生成物が不活性な炭化水素溶剤中に周囲
温度で少なくとも比較的不溶性であるときは、KOHを
使用して比較的純粋な生成物が得られ、該生成物は同じ
溶剤から再結晶により更に高度に精製することができる
中性または極性溶剤は防害性であり且つ収率を低下させ
る副生物を形成するので使用することができない。
本発明の利点は、KOHと不活性炭化水素溶剤系を使用
することにより、本発明方法により比較的純粋な生成物
が得られるということである。
このことは、中性または極性溶剤を使用する場合と明ら
かに異なるところである。
不活性高沸点炭化水素を使用することにより、得られる
別の利点は、目的生成物が同一の溶剤で精製できること
である。
このことによって、異なる溶剤や精製手段を使用する場
合の困難な取扱い条件が無くなっている。
水分含有量が少なく、且つフレーク状あるいはペレット
状のいずれの市販のKOHも使用することができる。
フレーク状が好ましい。不活性脂肪族炭化水素としては
、ドデカン、テ**トラデカンあるいは、170℃以上
の初留点を有するいずれか他の炭化水素が使用できる。
特に好ましい材料は、初留点が218℃のツルトロール
■(Softrol■)170であり、このものはC1
3〜C15の脂肪族炭化水素の混合物であり、初留点1
76℃のツルトロール■130も同様に好ましく、これ
らはフィリップス・ケミカル・カンパニーから人手でき
る。
次の実施例は本発明の詳細な説明するものであって、本
発明を限定するものではない。
実施例 I 次の構造式を有するN、N’−ジフェニル−N。
N′−ビス−(3−メチルフェニル)−(1,1’ビフ
エニル)−4,4’−ジアミンの調製:機械的攪拌装置
、温度制御器付温度計を備え、アルゴンで置換した25
0TLlの三つ首の丸底フラスコ中に、8.1S’のジ
ョー化ビフェニル(0,02モル)、14.6Pの3−
メチルジフェニルアミン(008モル)、9tのフレー
ク状水酸化カリウム(0,16モル)、6tの銅粉およ
び121′Illのツルトロール■170(フィリップ
ス・ケミカル・カンパニーから入手したC13〜C15
の脂肪族炭化水素の混合物)を入れた。
この系を、その反応中アルゴン不活性雰囲気下に保持し
た。
内容物を、おだやかに攪拌しながら、約5時間160℃
に加熱した。
150m1のツルトロール■170を添加して生成物を
分離させ、熱沢過(約140℃)し※※て無機塩を除去
した。
黄色の1液を攪拌しながら冷却すると黄色の固体が生じ
た。
この黄色の固体をトルエンに溶解し、ウオーム(Woe
lm )中性アルミナと溶離剤としてのトルエンを使用
してカラムクロマトグラフ分離を行った。
その母液から無色の固体が得られ、n−オクタンで再結
晶して目的生成物の無色の結晶を得た。
融点は167〜168℃で、収率は85%であった。
実施例 ■ 次の構造式を有するN、N’−ジフェニル−N。
N′−ビス(3−メチルフェニル)−(P−ターフェニ
ル)−4,4“−ジアミンの調製: 実施例Iと同一の装置と条件を使用し、 9.6グ (0,02モル)のジョー化ターフェニル、14.6 y(o、osモル)の3−メチルジフェニルアミン;9
.0?(0,16モル)のフレーク状水酸化カリウム、
6.01の銅粉、12.07rLlのツルトロール■1
70を用いて反応を行った。
188〜190℃の融点を有する無色の結晶として上記
構造式の目**的生成物が得られた。
収率は75%であった。実施例 ■ 次の構造式を有するN、N’−ジフェニル−NN′−ビ
ス〔3−メチルフェニル〕−ピレンー16−ジアミンの
調製: 実施例Iと同一の装置と条件を使用し、9.1f(0,
02モル)の1,6−ジョー化ピレン、14.61(O
,OSモル)の3−メチルジフェニルアミン、9.Of
(0,16モル)のフレーク状水酸化カリウム、6.
Ofの銅粉および12.0モルのツルトロール■170
を使用して反応を行った。
溶離剤としてトルエンを使用し、緑色のf液をカラムク
ロマト分離した後、得られた深黄色の固体を※※アセト
ンで抽出して236℃〜238℃の融点を有する黄色結
晶の目的化合物を得た。
収率は75%であった。
実施例 ■ 次の構造式を有するN−エチル−2,7−ピスCN’−
フェニル−N’−(3−メチルフェニル)アミノカルバ
ゾールの調製: 実施例Iと同一の装置および条件を使用し、8、、l(
0,02モル)の3,6−ジョー化−Nエチルカルバソ
ール、14.Of (0,08−E:fiv )(7)
3−メチルジフェニルアミン、9.Of(0,16モル
)のフレーク状水酸化カリウム、601の銅粉および1
2.0mlのツルトロール■170を使用して反応を行
った。
上記構造式の生成物が195℃〜197℃の融点を有す
る無色の固体として得られた。
収率は7270であった。実施例 ■ 脂肪族炭化水素溶剤無しでのN、N’−ジフェニル−N
、N’−ビス−(3−メチルフェニル)(1、1’−ビ
フェニル、)−4,4’−ジアミンの調製: アルゴン置換器、コンデンサーおよび頂部にある機械的
攪拌機を備えた500TIllの三ツ首丸底フラスコに
81.2 ’P (0,2モル)の4,4′−ジョー化
ビフェニル、146.41(0,8モル)の3−メチル
ジフェニルアミン、89.6 f(1,6モル)のフレ
ーク状KOHおよび8(1(1,0モル)の銅粉を加え
た。
このフラスコを165℃の油浴中に入れ、その2相溶融
物を3時間攪拌した。
熱い **(140℃)のツルトロール■170を加
え、真空1過して無機塩を分離した。
冷却後涙液から析出した生成物を濾過し、89%の収率
で単離した。
こノ生成物を1tのツルトロール■170中で中性アル
ミナ(10f)とともに150℃で6時間スラリー化し
て精製を行った。
アルミナを濾過して除去し、精製した生成物を冷却して
p液から晶出させた。
1過により分離し95%の回収率で生成物を得た。
実施例 ■ 次の構造式を有するN、N’−ジフェニル−N。
N′−ビス(3−メチルフェニル)−1,4−フェニレ
ンジアミンの調製: 実施例Iと同一の装置と条件を使用し、6.1’(0,
02モル)の1,4−ジョー化ベンゼン、14.6 P
(0,08モル)の3−メチルジフェニルアミン、9.
OS’(0,16モル)の水酸化カリウム、6.01の
銅粉および12.0mlのツルトロール■を用いて反応
を行った。
上記の構造式の目的生成物が、195℃〜197℃の融
点を有する無色の固体として得られた。
収率は81%であった。実施例 ■ トリフェニルアミンの調製: 実施例Iと同一の装置および条件を使用し、20.4?
(0,1モル)のヨー化ベンゼン、27.4f(0,1
5モル)のジフェニルアミン、16.8S’(0,3モ
ル)のフレーク状水酸化カリウム、15.1’の銅粉お
よび30.0rILlのツルトロール■179を用いて
反応を行った。
上記の生成物が125℃〜126℃の融点を有する無色
の結晶として得られた。
収率は827oであった。実施例 ■ 3−メチルフェニルジフェニルアミンの調製:実施例I
と同一の装置および条件を使用し、20.4z(0,1
モル)のヨー化ベンゼン、27.5P(0,15モル)
の3−メチルジフェニルアミン、15.01の銅粉、お
よび30.0mlのツルトロール■170を用いて反応
を行った。
上記の目的生成物が、69〜70℃の融点を有する無色
の結晶として得られた。
収率は75%であった。実施例 ■ 温度制御装置とアルゴン供給源を備えた2507711
の三つ首丸底フラスコ中に、10.31の47 、4/
ジヨウ化ジフエニル(0,025モル)、18.31の
3−メチルジフェニルアミン(01モル)、16.1’
のフレーク状水酸化カリウム(0,3モル)、7.5t
の青銅、および25rrLlのツルトロール■170を
入れた。
このフラスコ内容物を2時間にわたって緩やかに攪拌し
ながら190℃まで加熱した。
150TLlのツルトロール■170を添加することに
よって生成物を分離した。
得られた混合物を140℃において熱濾過した。
褐色の1液を冷却すると黄橙色の固体が生じた。
これをトルエン中に溶解し、溶離剤としてトルエンを用
いてウオーム(Woelm)中性アルミナでカラムクラ
マトグラフ分離を行った。
母液から固体が得られ、166〜168℃において溶融
したn−オクタンで再結晶したところ、収率は7070
であった。
実施例 X 温度制御装置とアルゴン供給源を備えた250m1の三
つ首丸底フラスコ中に、10.3S’の4′、4′−ジ
ヨウ化ジフェニル(0,025モル)、18.3tの3
−メチルジフェニルアミン(0,1モル)、11.2P
のフレーク状水酸化カリウム(0,2モル)、5グの酸
化第一銅、および、15m1のツルトロール■170を
入れた。
このフラスコ内容物を7時間にわたって緩やかに攪拌し
ながら150℃まで加熱した。
150m1のツルトロール■170を添加することによ
って生成物を分離した。
得られた混合物を140’Cにおいて熱沢過した。
黒褐色の1液を冷却すると褐色の固体が生じた。
これをトルエン中に溶解し、溶離剤がトルエンのウオレ
ム(Woelm )中性アルミナを用いてカラムクラマ
ドグラフ分離を行なった。
母液から固体が得られ、166〜168°Cにおいて溶
融したn−オクタンで再結晶したところ、収率は65%
であった。
実施例 匁 温度制御装置とアルゴン供給源を備えた250m1の三
つ首丸底フラスコ中に、10.:In’の4′、4′−
ジヨウ化ジフェニル(0,025モル)、18.31の
3−メチルジフェニルアミン(0,1モル)、11.2
fのフレーク状水酸化カリウム(0,2モル)、51の
酸化第二銅、および15rIllのツルトロール■17
0を入れた。
このフラスコ内容物を緩やかに攪拌しながら7時間加熱
した。
150TrLlのツルトロール■170を添加すること
によって生成物を分離した。
得られた混合物を140℃において熱濾過した。
褐色の1液を冷却すると褐色の油状物が生じた。
これをトルエン中に溶解し、溶離剤としてトルエンを用
いてウオレム(Woelm)中性アルミナでカラムクラ
マドグラフ分離を行なった。
母液から固体が得られ、166〜168℃において溶融
したn−オクタンで再結晶したところ、収率は50%で
あった。
参考例 I この実施例では4,4′−イソプロピリデンビス(ジフ
ェニルアミン)と4,4′−ジョー化ビフェニルとの縮
合から得られるポリマーの製造方法を詳細に説明する。
機械的攪拌機を有し、且つアルゴンで置換した100m
1の三つ首丸底フラスコ中に、9.31(0,025モ
ル)の4,4′−イソプロピリデンビス(ジフェニルア
ミン)、16.9 f (0,3モル)のフレーク状水
酸化カリウム、75zの銅粉および25rIllのテト
ラヒドロナフタレンを入れた。
油浴を使用して、上記混合物を1時間攪拌しながら17
0℃に加熱した。
10.3P(0,025モル)の4,4′−ジョー化ビ
フェニルを加え、その不均一混合物を18時間攪拌した
この反応混合物を冷却し、25TrLlのテトラヒドロ
フランを加え、環流した。
液状の部分をデカンテーションし、テトラヒドロフラン
による環流洗浄を3回繰返した。
得られた溶液を1過し、1tのエタノールに添加して微
細な黄色沈澱を形成させた。
この沈澱をトルエン中に溶解し、アセトン中に析出させ
た。
このトルエン−アセトンの溶解沈澱を繰返した。
その生成物を再度トルエン中に溶解し、フロリジル(F
1orisil )、すなわち硅酸マグネシウム上で
カラムクロマトグラフ分離を行った。
その無色の溶離剤をエタノール中に入れて析出させ、乾
燥して無色の粉末(65%)を得た。
このポリマーは、ゲル滲透クロマトグラフィー分析およ
び蒸気相滲透圧法で測定したところio、oooのMn
と20.000以上のMwを有していた。
参考例 ■ この実施例では、N、N′−ジフェニル[I 1 、1
’ビフエニル、]−]4.4’−ジアミと1,4−ジョ
ー化ベンゼンとの縮合から得られるポリマーの調製を詳
細に説明する。
機械的攪拌機を有し、アルゴンで置換した100m1の
三つ首丸底フラスコ中に、3.36f(0,01モル)
のN、N’−ジフェニル−Ci 、 i’ビフェニル〕
−4,4’−ジアミン、4.5′iIのフレーク状水酸
化カリウム、3.Otの銅粉、30TIllのテトラヒ
ドロナフタレンを入れた。
油浴を利用し、その混合物を1時間150℃に加熱した
3.29′?(0,01モル)の1,4〜ジヨウ化ベン
ゼンを加え、その不均一混合物を150℃で3〜5時間
攪拌した。
この混合物を熱時沢過し、25TLlのテトラヒドロフ
ランを加え、環流した。
このテトラヒドロフランによる環流洗浄を3回繰返した
得られた溶液を1過し、■tのメタノールを添加して沈
澱を形成させた。
この沈澱を分離し、精製して4.01のポリマーを得た
本発明を、本発明の好ましい実施態様を参照して詳細に
説明したが、各種の変形や修正が、上記の如きおよび前
記の特許請求の範囲に記載の如き本発明の要旨と範囲内
において可能であると解すべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第2級ジアリールアミンとモノ−またはジ−ヨウ化
    アリール化合物との縮合反応によって第3級アミンを製
    造する方法において、上記縮合反応を、水酸化カリウム
    と銅触媒の存在下に、溶剤無しで又は不活性な飽和炭化
    水素溶剤中で、不活性雰囲気中に、約り20℃〜約19
    0℃の温度で、上記反応を少なくとも実質的に完了する
    のに充分な時間にわたり行わせることを特徴とする第3
    級アミンを製造する方法。
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