JPS5852834B2 - 襞付多層袋の製造方法 - Google Patents
襞付多層袋の製造方法Info
- Publication number
- JPS5852834B2 JPS5852834B2 JP53139918A JP13991878A JPS5852834B2 JP S5852834 B2 JPS5852834 B2 JP S5852834B2 JP 53139918 A JP53139918 A JP 53139918A JP 13991878 A JP13991878 A JP 13991878A JP S5852834 B2 JPS5852834 B2 JP S5852834B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll group
- layer
- plastic film
- bag
- forming
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は装材多層袋の製造方法に関し、さらに詳しく
は筒状プラスチックフィルムを最内層とする装材多層袋
の製造方法に関するものである。
は筒状プラスチックフィルムを最内層とする装材多層袋
の製造方法に関するものである。
近年最内層に筒状プラスチックフィルムを用いた多層袋
はその防湿、防水、耐油、耐薬品性しかも製袋時に異物
混入のおそれがないなどの利点からピロータイプ多層袋
又は装材多層紙として多方面の用途が開拓され、各種製
袋方法も開発されている。
はその防湿、防水、耐油、耐薬品性しかも製袋時に異物
混入のおそれがないなどの利点からピロータイプ多層袋
又は装材多層紙として多方面の用途が開拓され、各種製
袋方法も開発されている。
なかでも装材多層袋はその特性ゆえに、将来性が期待さ
れるものであるが、その製袋方法としては、内層の筒状
プラスチックフィルムを傷つけることなく外層袋素材の
要部に密着した内層フィルムの襞を形成する方法として
、断面が襞形状の中空成形機の内側に正圧を持った筒状
プラスチックフィルムを通し、外層袋素材はその中空成
形機の外側を包みながら襞を形成させて胴貼りをする方
法(たとえば、特公昭46−1745)が開発されてい
る。
れるものであるが、その製袋方法としては、内層の筒状
プラスチックフィルムを傷つけることなく外層袋素材の
要部に密着した内層フィルムの襞を形成する方法として
、断面が襞形状の中空成形機の内側に正圧を持った筒状
プラスチックフィルムを通し、外層袋素材はその中空成
形機の外側を包みながら襞を形成させて胴貼りをする方
法(たとえば、特公昭46−1745)が開発されてい
る。
しかし、この方法は襞形成機構が精致ではあるが、中空
成形機の構造が複雑であると言う難点がある。
成形機の構造が複雑であると言う難点がある。
この発明は上記の現状に立脚して鋭意検討を加えた結果
、従来の製袋機に付設可能で構造簡単な角型筒状体形成
装置の採用によって容易かつ効果的に多層の襞を形威し
得ることを見出しこの発明を完成した。
、従来の製袋機に付設可能で構造簡単な角型筒状体形成
装置の採用によって容易かつ効果的に多層の襞を形威し
得ることを見出しこの発明を完成した。
すなわち、この発明は外ロール群と内ロール群でなる角
型筒状体形成装置にて形成した内層が筒状プラスチック
フィルムで外層が各種袋素材でなる角型多層筒状体の両
側壁に、漸次要部を形成した後、外層袋素材を胴貼する
筒状プラスチックフィルムを最内層とする装材多層袋の
製造方法である。
型筒状体形成装置にて形成した内層が筒状プラスチック
フィルムで外層が各種袋素材でなる角型多層筒状体の両
側壁に、漸次要部を形成した後、外層袋素材を胴貼する
筒状プラスチックフィルムを最内層とする装材多層袋の
製造方法である。
以下、図面に基いてこの発明の一実施態様を具体的に説
明する。
明する。
第1図は、この発明に使用する製袋装置の要部を示す正
面図、第2図は同じく平面図である。
面図、第2図は同じく平面図である。
この発明に使用する製袋装置の要部は、袋素材誘導部T
、角型筒状体形成部E、および襞形成部Fとからなり、
袋素材誘導部Tは内層用筒状プラスチックフィルム1お
よび外層用クラフト紙8,9゜10を送り込む分離ロー
ル群11.胴貼用糊付装置12、送りロール13,4か
らなり、送りロール4は機枠(図面では省略)に懸架さ
れている。
、角型筒状体形成部E、および襞形成部Fとからなり、
袋素材誘導部Tは内層用筒状プラスチックフィルム1お
よび外層用クラフト紙8,9゜10を送り込む分離ロー
ル群11.胴貼用糊付装置12、送りロール13,4か
らなり、送りロール4は機枠(図面では省略)に懸架さ
れている。
角型筒状体形成部Eは、筒状プラスチックフィルムをそ
の内面から角型に拡張する内ロール群rとその外面から
押える外ロール群Rとからなり、外ロール群Rおよび内
ロール群rは各4本のロールで構成され、外ロール群の
上部ロールR3,R4および内ロール群は、所定袋幅と
同一幅を有し内ロール群rは筒状プラスチックフィルム
1を介して外ロール群Rで囲繞され、内ロール群rの下
部ロールrl 、 r2は外ロール群Rの下部ロールR
1,R2で抱持される如く位置づけられている。
の内面から角型に拡張する内ロール群rとその外面から
押える外ロール群Rとからなり、外ロール群Rおよび内
ロール群rは各4本のロールで構成され、外ロール群の
上部ロールR3,R4および内ロール群は、所定袋幅と
同一幅を有し内ロール群rは筒状プラスチックフィルム
1を介して外ロール群Rで囲繞され、内ロール群rの下
部ロールrl 、 r2は外ロール群Rの下部ロールR
1,R2で抱持される如く位置づけられている。
なお、外ロール群Rの上部ロールR3,R4は吊り腕1
5によって懸架されている。
5によって懸架されている。
襞形成部Fは、製形成案内板2,2′と襞形成円板3,
3’、3“からなり、製形成案内板2,2′と内ロール
群rは機枠6によって一体化され、製形成案内板2,2
′は上下4枚からなり、上部及び下部各2枚の製形成案
内板2,2と2’、2’の外側端縁間隔は所定袋幅と同
一でしかも筒状袋素材の進行方向に向って内方に勾配を
持たせて設けである。
3’、3“からなり、製形成案内板2,2′と内ロール
群rは機枠6によって一体化され、製形成案内板2,2
′は上下4枚からなり、上部及び下部各2枚の製形成案
内板2,2と2’、2’の外側端縁間隔は所定袋幅と同
一でしかも筒状袋素材の進行方向に向って内方に勾配を
持たせて設けである。
襞形成円板3は前記上下製形成案内板2,2′間に角形
筒状体の両側外壁は内方Oこ押込む如く配置し、以下袋
素材の進行方向に向って漸次内方寄りに勾配を持たせて
、襞形成円板3′、3“を配置し、最終の襞形成円板3
“が所定の深さの襞を形成する如く位置づけである。
筒状体の両側外壁は内方Oこ押込む如く配置し、以下袋
素材の進行方向に向って漸次内方寄りに勾配を持たせて
、襞形成円板3′、3“を配置し、最終の襞形成円板3
“が所定の深さの襞を形成する如く位置づけである。
以上の装置を採用して筒状プラスチックフィルムを最内
層とする型付多層袋を製造するに当っては、筒状プラス
チックフィルム1、クラフト紙8゜9.10を分離ロー
ル群11によって重合し、送りロール13を通過するに
当って胴貼糊付装置12によってクラフト紙8,9,1
0の一側端縁部に胴貼用糊付を行ない、送りロール4で
緊張させながらクラフト紙8,9,10を筒状プラスチ
ックフィルム1の両側より折りた\み重合させながら角
型筒状体形成部Eに引込む。
層とする型付多層袋を製造するに当っては、筒状プラス
チックフィルム1、クラフト紙8゜9.10を分離ロー
ル群11によって重合し、送りロール13を通過するに
当って胴貼糊付装置12によってクラフト紙8,9,1
0の一側端縁部に胴貼用糊付を行ない、送りロール4で
緊張させながらクラフト紙8,9,10を筒状プラスチ
ックフィルム1の両側より折りた\み重合させながら角
型筒状体形成部Eに引込む。
、この際筒状プラスチックフィルム1は、あらかじめ該
筒状プラスチックフィルムの内部に内在させた内ロール
群rによる内面からのフィルムの拡張と外ロール群Rに
よる外面からの押えによって第3図aの如き断面長方形
状の筒状体は形成させる。
筒状プラスチックフィルムの内部に内在させた内ロール
群rによる内面からのフィルムの拡張と外ロール群Rに
よる外面からの押えによって第3図aの如き断面長方形
状の筒状体は形成させる。
他方、クラフト紙8,9,10の下面は外ロール群の下
部ロールR1j R2と内ロール群の下部ロールrl
、 r2との間を通し、その両側端縁は外ロール群の上
部ロールRa 、R4を被覆させながら引込む。
部ロールR1j R2と内ロール群の下部ロールrl
、 r2との間を通し、その両側端縁は外ロール群の上
部ロールRa 、R4を被覆させながら引込む。
ついで襞形成部Fの製形成案内板2,2′によって所定
袋幅を保持させながら(第3図す参照)襞形成円板3.
3′によって該筒状体の両側壁を順次内方に押込み、襞
形成円板3“によって所定の深さの襞の形成を完了し、
引出しロール50こよって外層クラフト紙の胴貼を完了
し、筒状プラスチックフィルムを最内層とする所定の装
材多層筒状体14(第3図C参照)を形成する。
袋幅を保持させながら(第3図す参照)襞形成円板3.
3′によって該筒状体の両側壁を順次内方に押込み、襞
形成円板3“によって所定の深さの襞の形成を完了し、
引出しロール50こよって外層クラフト紙の胴貼を完了
し、筒状プラスチックフィルムを最内層とする所定の装
材多層筒状体14(第3図C参照)を形成する。
以後、所定袋長への切断、ヒートシール、ミシン縫等に
よる底部形成工程に送られる。
よる底部形成工程に送られる。
上記のこの発明法によれば、外ロール群と内ロール群と
を組合わせるという簡易な角型筒状体形成機構によって
、一層又は多層袋素材を外層とし筒状プラスチックフィ
ルムを内層としてしかも外層袋素材とプラスチックフィ
ルムの襞が密接重合形態を保持した型付多層袋を効率よ
く製造することができる。
を組合わせるという簡易な角型筒状体形成機構によって
、一層又は多層袋素材を外層とし筒状プラスチックフィ
ルムを内層としてしかも外層袋素材とプラスチックフィ
ルムの襞が密接重合形態を保持した型付多層袋を効率よ
く製造することができる。
したがってこの発明法による型付多層袋は、防湿、防水
、耐油、耐薬品性でしかも製袋時に異物混入のおそれも
なく、外層と内層の襞が密接重合形態であるので外層袋
素材と内層プラスチックフィルムは同一形状の底部を形
成することによってフィルムの底部強度を強大に保持で
きるなどプラスチックフィルムを内層とする型付多層袋
の目的を最大限に発揮することができる。
、耐油、耐薬品性でしかも製袋時に異物混入のおそれも
なく、外層と内層の襞が密接重合形態であるので外層袋
素材と内層プラスチックフィルムは同一形状の底部を形
成することによってフィルムの底部強度を強大に保持で
きるなどプラスチックフィルムを内層とする型付多層袋
の目的を最大限に発揮することができる。
第1図はこの発明に使用する製袋装置の要部を示す正面
図、第2図は同じく平面図、第3図−a。 b、cはそれぞれ第2図のA−A、B−BおよびC−C
線の拡大断面図である。 1・・・・・・筒状プラスチックフィルム、2 、2′
・・・・・・襞形成案内板、3,3’、3“・・・・・
・襞形成円板、8゜9.10・・・・・・クラフト紙、
12・・・・・・胴貼用糊付装置、14・・・・・・装
材多層筒状体、T・・・・・・袋素材誘導部、E・・・
・・・角型筒状体形成部、F・・・・・・襞形成部、R
・・・・・・外ロール群、r・・・・・・内ロール群。
図、第2図は同じく平面図、第3図−a。 b、cはそれぞれ第2図のA−A、B−BおよびC−C
線の拡大断面図である。 1・・・・・・筒状プラスチックフィルム、2 、2′
・・・・・・襞形成案内板、3,3’、3“・・・・・
・襞形成円板、8゜9.10・・・・・・クラフト紙、
12・・・・・・胴貼用糊付装置、14・・・・・・装
材多層筒状体、T・・・・・・袋素材誘導部、E・・・
・・・角型筒状体形成部、F・・・・・・襞形成部、R
・・・・・・外ロール群、r・・・・・・内ロール群。
Claims (1)
- 1一層又は多層の袋素材を外層とし筒状プラスチックフ
ィルムを内層とする多層装材袋の製袋にあたり、予めそ
の側縁に胴貼用接着剤を塗布した外層袋素材で筒状プラ
スチックフィルムの両側縁を包被しながら、前記筒状プ
ラスチックフィルムは、外ロール群と内ロール群でなる
角型筒状体形成装置に前記内ロール群を内在させて引込
み、前記外層袋素材の下面は、前記外ロール群の下部ロ
ールと前記内ロール群の下部ロールとの間を通し、その
両側端縁は前記外ロール群の上部ロールを被覆させなが
ら引込んで、多層角型筒状体を形成し、ついで前記多層
角型筒状体の両側壁に要部を形成して後、前記外層袋素
材を胴貼することを特徴とする装材多層袋の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53139918A JPS5852834B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 襞付多層袋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53139918A JPS5852834B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 襞付多層袋の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5567443A JPS5567443A (en) | 1980-05-21 |
JPS5852834B2 true JPS5852834B2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=15256674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53139918A Expired JPS5852834B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 襞付多層袋の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852834B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143530A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | 日立工機株式会社 | スイツチ組立 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066171U (ja) * | 1992-07-02 | 1994-01-25 | 三菱農機株式会社 | 乗用型移動農機のボンネツト構造 |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP53139918A patent/JPS5852834B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066171U (ja) * | 1992-07-02 | 1994-01-25 | 三菱農機株式会社 | 乗用型移動農機のボンネツト構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143530A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | 日立工機株式会社 | スイツチ組立 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5567443A (en) | 1980-05-21 |
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