JPS5852733Y2 - 押釦同調器における腕金機構 - Google Patents
押釦同調器における腕金機構Info
- Publication number
- JPS5852733Y2 JPS5852733Y2 JP8026680U JP8026680U JPS5852733Y2 JP S5852733 Y2 JPS5852733 Y2 JP S5852733Y2 JP 8026680 U JP8026680 U JP 8026680U JP 8026680 U JP8026680 U JP 8026680U JP S5852733 Y2 JPS5852733 Y2 JP S5852733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- push button
- button
- barrel
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、押釦同調器における筒金機構の考案に係り、
筒金に対する押釦の取付工作を部員化し、しかも該押釦
の筒金に対するスライド操作を適切に行わせることので
きる新規な押釦同調器用筒金機構を提供しようとするも
のである。
筒金に対する押釦の取付工作を部員化し、しかも該押釦
の筒金に対するスライド操作を適切に行わせることので
きる新規な押釦同調器用筒金機構を提供しようとするも
のである。
押釦同調器に列設される各筒金には夫々押釦が取付けら
れてワンタンチ的な押釦操作を行わせるようにすること
が必要であるが、斯うして各筒金に取付けられた押釦は
周波数規定板の抑圧片による拘束固定化を図り、又それ
を解放するために筒金に対してスライド操作させること
が必要であり、即ち押釦に前記押圧片の基端に対して押
込まれるカム部材を設け、上記のような筒金に対するス
ライド操作によって中間を筒金に止着された抑圧片の基
端側を押上げることにより、該抑圧片の先端側で周波数
規定板を拘束固定化し、又、前記カム部を引出すことに
よって該拘束状態を解除することが必要である。
れてワンタンチ的な押釦操作を行わせるようにすること
が必要であるが、斯うして各筒金に取付けられた押釦は
周波数規定板の抑圧片による拘束固定化を図り、又それ
を解放するために筒金に対してスライド操作させること
が必要であり、即ち押釦に前記押圧片の基端に対して押
込まれるカム部材を設け、上記のような筒金に対するス
ライド操作によって中間を筒金に止着された抑圧片の基
端側を押上げることにより、該抑圧片の先端側で周波数
規定板を拘束固定化し、又、前記カム部を引出すことに
よって該拘束状態を解除することが必要である。
蓋し筒金に対し押釦が安定に取付けられなげれば、前記
のようなワンタンチ的選局操作を的確に行い得ないこと
は当然であり、しかもとの押釦が筒金に対し、上記スラ
イド操作を可能ならしめた可動的関係で装着されなけれ
ばならないので、このような押釦と筒金との連結止着構
造は相当な煩雑なものとならざるを得ないのが普通であ
って、筒金に弾圧性の高い弾片を添設し、該弾片と筒金
基端を共に押釦中に挿入すると共に、一方を屈曲などし
て押釦に固定せしめ他方を押釦内で弾圧させるようなこ
とが必要であるから、必要部材点数が多く、又押釦内に
は複雑な係合構造を必要とすると共にその組立てに当っ
ては狭小な押釦の空洞内又は開口部内において強度の高
い部材に対する屈曲加工などが要求されるので、工数が
嵩み、５個或いはそれ以上も必要とされるとの種押釦筒
金におけるこのような不利は押釦同調器全体に関して大
きなコストアンプの原因となっている。
のようなワンタンチ的選局操作を的確に行い得ないこと
は当然であり、しかもとの押釦が筒金に対し、上記スラ
イド操作を可能ならしめた可動的関係で装着されなけれ
ばならないので、このような押釦と筒金との連結止着構
造は相当な煩雑なものとならざるを得ないのが普通であ
って、筒金に弾圧性の高い弾片を添設し、該弾片と筒金
基端を共に押釦中に挿入すると共に、一方を屈曲などし
て押釦に固定せしめ他方を押釦内で弾圧させるようなこ
とが必要であるから、必要部材点数が多く、又押釦内に
は複雑な係合構造を必要とすると共にその組立てに当っ
ては狭小な押釦の空洞内又は開口部内において強度の高
い部材に対する屈曲加工などが要求されるので、工数が
嵩み、５個或いはそれ以上も必要とされるとの種押釦筒
金におけるこのような不利は押釦同調器全体に関して大
きなコストアンプの原因となっている。
本考案は、上記したような従来のものの不利を解消する
ように研究して考案されたものであって、その具体的な
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、筒
金１の中間部には連結子７が挿着され、該連結子７によ
り押圧片３の先端側を挿着すると共に、この連結子７に
螺合した係合子８の下面に抑圧片３の先端側中央に形成
した突部３４を臨ませ、しかも該抑圧片３の基端側には
押釦２から一体に突出形成された押上カム部２１が臨ま
せられ、前記筒金１には押釦２の受孔２０に挿入された
基端側にガイド孔１４を形成し、該ガイド孔１４におい
て押釦２が連結ピン６で係合され、該連結ピン６は上記
押上カム部２１において挿着されている。
ように研究して考案されたものであって、その具体的な
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、筒
金１の中間部には連結子７が挿着され、該連結子７によ
り押圧片３の先端側を挿着すると共に、この連結子７に
螺合した係合子８の下面に抑圧片３の先端側中央に形成
した突部３４を臨ませ、しかも該抑圧片３の基端側には
押釦２から一体に突出形成された押上カム部２１が臨ま
せられ、前記筒金１には押釦２の受孔２０に挿入された
基端側にガイド孔１４を形成し、該ガイド孔１４におい
て押釦２が連結ピン６で係合され、該連結ピン６は上記
押上カム部２１において挿着されている。
又、前記した押圧片３の前記突部３４より先端側両側に
は踏圧部３２．３２が対設され、これらの踏圧部３２は
別に筒金１の先端側に設げられた段つき枢子１１の突部
１１ａにおいて、回転自在に枢支された周波数規定板４
の周側部に臨ませられ、筒金１には押上カム部２１の両
側に接合するガイド突部１３，１３を対設し、上記した
ような押釦２の押込みにより押上カム部２１が押圧片３
と筒金１との間に第２図に示すように押入されることに
よって、該周波数規定板４を図示のように踏圧するもの
であるが、このような踏圧部３２，３２の間に形成され
た屈曲突部３３に対し、平線り防止弾片５の先端側を挿
入し、この平線り防止弾片５に形成された受孔５ｂにお
いて、前記枢子１１の突部１１ａを受容し、しかもその
基端側に折返し屈曲部１５として筒金１の裏面に係止さ
せ、その屈曲部に形成された通孔に対して筒金１の先端
ガイド部１Ｔを挿通したものである。
は踏圧部３２．３２が対設され、これらの踏圧部３２は
別に筒金１の先端側に設げられた段つき枢子１１の突部
１１ａにおいて、回転自在に枢支された周波数規定板４
の周側部に臨ませられ、筒金１には押上カム部２１の両
側に接合するガイド突部１３，１３を対設し、上記した
ような押釦２の押込みにより押上カム部２１が押圧片３
と筒金１との間に第２図に示すように押入されることに
よって、該周波数規定板４を図示のように踏圧するもの
であるが、このような踏圧部３２，３２の間に形成され
た屈曲突部３３に対し、平線り防止弾片５の先端側を挿
入し、この平線り防止弾片５に形成された受孔５ｂにお
いて、前記枢子１１の突部１１ａを受容し、しかもその
基端側に折返し屈曲部１５として筒金１の裏面に係止さ
せ、その屈曲部に形成された通孔に対して筒金１の先端
ガイド部１Ｔを挿通したものである。
図面において、１６は平線り防止弾片５の挿入端両側に
対設された係止突部、３１は押圧片３の基端に折曲して
形成された係合部、３６は連結子７の挿入孔、２２はキ
ックアーム操作部で前記したような連結ピン６の側部に
位置しているものである。
対設された係止突部、３１は押圧片３の基端に折曲して
形成された係合部、３６は連結子７の挿入孔、２２はキ
ックアーム操作部で前記したような連結ピン６の側部に
位置しているものである。
上記したような本考案によるときは、押釦２に対して一
体に押上カム部２１を突設し、該押上カム部２１に挿着
された連結ピン６を筒金１の押釦２に挿入される基端部
に形成されたガイド孔１４に挿嵌することにより該押釦
２と筒金１との連結を図り且つ該連結ピン６により押釦
２と筒金１とのスライドストロークを規制し、更にはガ
イド突部１３，１３によって筒金１が押釦２から充分に
引出された状態においても押釦２と筒金１のスライド方
向を適切に規制し得るものであって、従って又適切なス
ライド方向規制を得るための押釦および筒金の短縮化を
図り、との種押釦同調器のコンパクト化をもたらし、更
には従来のように強弾性の弾片などを特別に必要としな
いと共に、押釦２に複雑な形状をなす挿入溝や開口部を
必要とせず、又、その狭い開口内においての部材加工を
不要にして押釦２外における単純な連結ピン６挿着によ
って簡易にその取付目的を達し又連結ピン６は押上カム
部２１の基端部において安定且つ強固に設定され得るも
のであるから、それらの工作加工工数を大幅に縮減し、
少い部材により迅速且つ容易に組付目的を達し得るので
著しく量産的で、との種押釦同調器を低床に提供し得る
こととなるものであるから、実用上製作上その効果の大
きい考案である。
体に押上カム部２１を突設し、該押上カム部２１に挿着
された連結ピン６を筒金１の押釦２に挿入される基端部
に形成されたガイド孔１４に挿嵌することにより該押釦
２と筒金１との連結を図り且つ該連結ピン６により押釦
２と筒金１とのスライドストロークを規制し、更にはガ
イド突部１３，１３によって筒金１が押釦２から充分に
引出された状態においても押釦２と筒金１のスライド方
向を適切に規制し得るものであって、従って又適切なス
ライド方向規制を得るための押釦および筒金の短縮化を
図り、との種押釦同調器のコンパクト化をもたらし、更
には従来のように強弾性の弾片などを特別に必要としな
いと共に、押釦２に複雑な形状をなす挿入溝や開口部を
必要とせず、又、その狭い開口内においての部材加工を
不要にして押釦２外における単純な連結ピン６挿着によ
って簡易にその取付目的を達し又連結ピン６は押上カム
部２１の基端部において安定且つ強固に設定され得るも
のであるから、それらの工作加工工数を大幅に縮減し、
少い部材により迅速且つ容易に組付目的を達し得るので
著しく量産的で、との種押釦同調器を低床に提供し得る
こととなるものであるから、実用上製作上その効果の大
きい考案である。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第１図は
本考案による筒金機構の側面図、第２図はその部分切欠
平面図、第３図はその押釦、筒金基端部及び押圧片部分
の斜面図を示している。 然してこれらの図面において、１は筒金、２は押釦、３
は押圧片、４は周波数規定板、５は平線り防止弾片、５
ａはその通孔、５ｂはその受孔、６は連結ピン、７は連
結子、８は係合子、１１は枢子、１１ａはその突部、１
３はガイド突部、１４はガイド孔、１５は折返し屈曲部
、２０は押釦の受孔を示すものである。
本考案による筒金機構の側面図、第２図はその部分切欠
平面図、第３図はその押釦、筒金基端部及び押圧片部分
の斜面図を示している。 然してこれらの図面において、１は筒金、２は押釦、３
は押圧片、４は周波数規定板、５は平線り防止弾片、５
ａはその通孔、５ｂはその受孔、６は連結ピン、７は連
結子、８は係合子、１１は枢子、１１ａはその突部、１
３はガイド突部、１４はガイド孔、１５は折返し屈曲部
、２０は押釦の受孔を示すものである。
Claims (1)
- 筒金基端部に押釦をスライド可能に組付は該押釦のスラ
イド操作によって前記筒金に回動可能として設けられた
周波数規定板を拘束固定化するための抑圧片を弾圧作用
させ又は解放するようにしたものにおいて、前記押釦と
一体に上記した抑圧片を操作するための押上カム部を突
設すると共に前記筒金の押釦内に挿入される基端部に該
筒金に対する押釦のスライドストロークを規制するため
のガイド孔を形成し、前記押上カム部の基端側に挿着さ
れた連結ピンをこのガイド孔に係合させ、前記筒金には
上記押上カム部の両側に接合するガイド突部を対設した
ことを特徴とする押釦同調器における筒金機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026680U JPS5852733Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 押釦同調器における腕金機構 |
| US06/272,618 US4434673A (en) | 1980-06-11 | 1981-06-11 | Cross arm structure for use in a pushbutton tuner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026680U JPS5852733Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 押釦同調器における腕金機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574829U JPS574829U (ja) | 1982-01-11 |
| JPS5852733Y2 true JPS5852733Y2 (ja) | 1983-12-01 |
Family
ID=29442708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8026680U Expired JPS5852733Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 押釦同調器における腕金機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852733Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP8026680U patent/JPS5852733Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574829U (ja) | 1982-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4118677B2 (ja) | 家庭電気器具用伸縮式延長具 | |
| US5345657A (en) | Cord stopper | |
| JPH052092Y2 (ja) | ||
| JP2590035Y2 (ja) | 押ボタンスイッチ | |
| US20070163092A1 (en) | Zipper head assembly structure | |
| US6145171A (en) | Clasp for accessories | |
| US6312014B1 (en) | Shoulder anchor position adjusting device | |
| US5953963A (en) | Cable-to-lever connection for motion-transmitting mechanism | |
| JPS5852733Y2 (ja) | 押釦同調器における腕金機構 | |
| EP0943254A3 (en) | Slide fastener slider with automatic lock mechanism | |
| KR19980070791A (ko) | 자동 정지장치를 갖는 슬라이드 파스너용 슬라이더 | |
| CN113231813A (zh) | 组装机构和耳机充电盒装配系统 | |
| AU2003270937A1 (en) | Terminal to connect an electric conductor | |
| GB2114643A (en) | Bracelet and watch case assembly | |
| US4017195A (en) | Writing implement and method of manufacturing the same | |
| JPS6144352Y2 (ja) | ||
| KR0130438B1 (ko) | 록크핀의 변형을 방지하기 위한 푸쉬형 스위치 | |
| JPH0431615Y2 (ja) | ||
| JPS6243374Y2 (ja) | ||
| JPS5926994Y2 (ja) | ロツクピンの保持構造 | |
| JPH0721794Y2 (ja) | 開放角度可変型ステー装置 | |
| JP4067606B2 (ja) | スライドスイッチ | |
| JPS5811069Y2 (ja) | 押釦同調器用腕金機構 | |
| JPH0724749Y2 (ja) | 押釦スイッチ | |
| JPH064828Y2 (ja) | 化粧用塗布具 |