JPS5852620B2 - 代用粉乳 - Google Patents

代用粉乳

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Publication number
JPS5852620B2
JPS5852620B2 JP4361379A JP4361379A JPS5852620B2 JP S5852620 B2 JPS5852620 B2 JP S5852620B2 JP 4361379 A JP4361379 A JP 4361379A JP 4361379 A JP4361379 A JP 4361379A JP S5852620 B2 JPS5852620 B2 JP S5852620B2
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JP
Japan
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powder
milk
milk substitute
added
castor oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP4361379A
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English (en)
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JPS55135545A (en
Inventor
誠一 梅田
普恒 八隅
示 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUROINTO SANGYO KK
Original Assignee
FUROINTO SANGYO KK
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Publication date
Application filed by FUROINTO SANGYO KK filed Critical FUROINTO SANGYO KK
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Publication of JPS55135545A publication Critical patent/JPS55135545A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脱脂粉乳を原料として製造される代用粉乳に関
する。
本発明の要件であるヒマシ油又は水素添加ヒマシ油のポ
リオキシエチレン誘導体とは、次の化学反応式中に示さ
れる推定構造式を有するポリオキシエチレンヒマシ油又
はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を意味する。
前者はヒマシ油に後者は硬化ヒマシ油にそれぞれ酸化エ
チレンを次の如く附加して製造される。
近年酪農の発達に伴って、小牛等に与える代用粉乳の需
要が急速に高まって来た。
この代用粉乳とは脱脂粉乳に油脂を添加した商品であっ
て、攪拌機をそなえた容器を使用し水にといて、天然の
乳の代りに小牛等に与えるものである。
市販されている代用粉乳の多くは、水を加えて代用乳と
する場合に添加されている油脂外が均一に水に分散し難
く、これが分離して来る為しばしば苦情が訴えられてい
る。
従来の代用粉乳のつくり方として油脂を、食用に供し得
るアラビヤゴム、トラガントゴム、カゼイン等を用いて
水と乳化せしめ、この乳化液を噴霧乾燥して粉末化して
脱脂粉乳に均一に添加する方法がある。
然しこの方法は(1)使用する乳化剤の力が弱く添加剤
を多量に必要とするため高価で不経済である。
(2)乾燥のために莫大な熱量を必要とする不経済な方
法である。
(3)乾燥のため大規模な設備を要する。
等の理由から少く共動均分の代用粉乳としては企業的に
好ましくない。
上記の方法以外に界面活性剤によって油脂を乳化せしめ
脱脂粉乳に吸着せしめる方法も考えられる。
この場合、界面活性剤の中アニオン活性剤は乳化力も弱
くニオイ味の悪い点から不適当であり、カチオン活性剤
は殺菌力強く消毒用には良いが食用には毒性が強く使用
出来ない。
結局非イオン界面活性剤例えば広く用いられているもの
としてポリオキシエチレンソルビットテトラオレエート
、プロピレングリコールモノラウレート、ポリオキシエ
チレングリセリンモノオレート、ポリオキシエチレンモ
ノオレート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
オレイルエーテル、ホリオキシエチレンヘベニルエーテ
ル、ホリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルアミン、グリセリンモノオレー
ト等を使用することが考えられる。
ところが実際これ等を使用して代用粉乳を製造すること
を検討した結果、水分散性味及び二オイの点で失格であ
った。
本発明者等は鋭意代用粉乳用の界面活性剤を探索した結
果、特定のノニオン界面活性剤を油脂に加えて熔解して
均質化し、これを脱脂粉乳に添加することにより、ニオ
イ及び味の良好な、小牛の餌付の良い代用粉乳の得られ
ることを見出し本発明に到達した。
本発明において油脂に対する特定のノニオン界面活性剤
の割合は5〜50重量%が好ましい。
この割合未満では乳化力が不十分であり、この割合を越
えると目的の添加物である油脂に対する割合が過大とな
り不経済で実用的でない。
本発明の代用粉乳は二オイ及び味が良好な餌付の良い点
が大きな特徴であるがこの他更に次の様な長所を有して
いる。
(1)製造工程中で容易に造粒される性質を有す。
(2)本発明品は微粒状で得られ取扱い易く、水への懸
濁が極めて容易である。
従来の市販の代用粉乳はママコを形成して水に分散し難
い欠点があったが、本発明品はこの問題を完全に解決し
た○ (3)特別な犬がかりな設備を要せず簡単な連続混合機
又は攪拌混合機と呼ばれる機械で大きな生産をあげるこ
とが出来る。
又本発明はその製造工程に乾燥作業がなく、従って本発
明の製造に要する運転経費も安く企業的に魅力にあふれ
ている。
以下製造例及び試験例をあげて本発明を更に具体的に説
明する。
製造例 1 牛脂15部に日光ケミカル■製HCO−30(ポリオキ
シエチレン80硬化ヒマシ油)2部及び同社製88−1
0(ツルビタンモノステアレート)2部を添加熔解均質
化し攪拌混合機を使用し脱脂粉乳75部に添加し、10
〜30メツシユの代用粉乳を得た。
この顆粒状の代用乳を温度20℃の水に20重量%加え
家庭用の洗擢機(601容量)を用い、溶解したところ
1〜2分で容易に均一分散した乳化液(代用乳)を得た
(従来市販の代用粉乳の場合は分散に5〜10分を要し
た。
)なお、本製造例の原料に用いた日光ケミカル■製HC
O−30(ポリオキシエチレン80硬化ヒマシ油)の名
称中の80は硬化ヒマシ油に付加された酸化エチレンの
モル数を表示するものである。
製造例 2 牛脂1.9に9に日光ケミカル■製HCO−300,3
kg及び同社製88−10 0.3kgを添加し、加熱
溶融する。
他方加温した脱脂粉乳7.5kgを開田精工■製スピー
ドニーダ−にて攪拌しこれに上記の溶融牛脂を徐徐に添
加しつNこの間攪拌混合を継続し顆粒状の容易に水に乳
化する代用粉乳を得た。
製造例 3 牛脂380gに日光ケミカル■製HCO−6051及び
同社製HCO−1051を添加加熱溶融し実施例2と同
様にこれを脱脂粉乳1.5kgに加え製造例2と同様な
代用粉乳を得た。
製造例 4 牛脂300gに日光ケミカル■製HCO−10060g
を添加熔解し、脱脂粉乳1.7kLgを用い実施例2と
同様にして代用粉乳を得た。
比較製造例 1 牛脂1.9に9に日光ケミカル■製GO−460゜及び
同社製BB−100,3kgを添加し加熱溶融し、前記
製造例2と同様にこれを脱脂粉乳7.5kgに加え代用
粉乳を得た。
なおGo−460はテトラオレイン酸ポリオキシエチレ
ンソルビット又BB−10は、l”IJオキシエチレン
ヘベニルエーテルである。
試験例 1 製造例2により得た代用粉乳及び比較製造例1により得
た代用粉乳各1.5kgを水でといてそれぞれ151の
代用乳をつくった。
製造例2の代用粉乳より得た代用乳をA、比較製造例1
よりの品をBとし、5頭の小中にそれぞれ3eづつ与え
たところ飲用率は第1表の通りであった。
Bの飲用率の低いのはBの代用乳のニオイ及び味の悪い
のが原因と考えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油脂に対して、ヒマシ油又は水素添加ヒマシ油のポ
    リオキシエチレン誘導体及びソルビタン脂肪酸エステル
    の化合物群より選ばれた1種又は2種以上の化合物を5
    〜50重量%加え熔解均質化し、これを脱脂粉乳に分散
    添加せしめてなる代用粉乳。
JP4361379A 1979-04-12 1979-04-12 代用粉乳 Expired JPS5852620B2 (ja)

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JPS55135545A JPS55135545A (en) 1980-10-22
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DE112018002620T5 (de) 2017-08-09 2020-05-07 Omron Corporation Datenempfangsvorrichtung und Datenübertragungsvorrichtung
DE112018004091T5 (de) 2017-08-09 2020-05-20 Omron Corporation Informationsverarbeitungsvorrichtung, empfangsverfahren und programm

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