JPS5852467B2 - 非接触式開先センサ - Google Patents

非接触式開先センサ

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JPS5852467B2
JPS5852467B2 JP15437778A JP15437778A JPS5852467B2 JP S5852467 B2 JPS5852467 B2 JP S5852467B2 JP 15437778 A JP15437778 A JP 15437778A JP 15437778 A JP15437778 A JP 15437778A JP S5852467 B2 JPS5852467 B2 JP S5852467B2
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JP
Japan
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detection
coils
output
sets
workpiece
Prior art date
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JP15437778A
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JPS5581079A (en
Inventor
恭次 福井
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は被溶接ワークなどにおける、非接触式開先セ
ンサの改良に関する。
前記したような開先センサは種々提案されていて、例え
ば電磁コイルを使用するのものがある。
しかしながら、従来の電磁コイル方式の開先センサは、
特に狭隘な開先に対して、検出精度が悪いうらみがあっ
た。
この検出精度を上げる子役としては、2個の検出コイル
を出来るだけ接近させて並列する必要があるが、コイル
の直径を小とするには限度があり、例よりも相互に電磁
的に干渉することをさけられなかった。
そこで、この発明においては、前記した電磁的相互干渉
を無くして、狭隘な開先でも、高精度で検出しうる開先
センサを提供しようとするものである。
この発明の他の目的や特徴は、以下のさらに詳細な説明
から、遂次間らかにされる。
まず第1図、第2図によって、この発明の一実施例を詳
述する。
Wは被溶接ワークであり、突合せ溶接開先線WLを有す
る。
Sはセンサである。
そして、ワークWと、溶接トーチと一体のセンサSとは
、詳細は図示しないが、公知の自動溶接ロボットの両回
動部に設けられ、相互に少なくともワークWの面WSに
平行な面上2次元に位置御御されるものとする。
1と2は共に電磁コイルである。
電磁コイル1は検出用コイル11と温度補用コイル12
とを直夕1ルて、また電磁コイル2は検出用コイル21
と温度補償用コイル22とを直夕1ルてなる。
そして電磁コイル1と2は、ワークWの面WSおよび開
先線WLに直角な平面(図示において紙面)上に一体に
並列してセンサSを構成する。
Ul、■1゜WlおよびU2.■2.W2はそれぞれ図
示ように結線された外部端子である。
13および14は共にブリッジ用インピーダンスであり
、交流電源3と、コイル11および12とを図示のよう
に接続することにより交流ブリッジB1を構成する。
23および24も共にブリッジ用インピーダンスであり
、交流電源4と、コイル21および22とを図示のよう
に接続することにより、交流ブリッジB2を構成する。
これらコイル11,12,21,22のインピーダンス
およびインピーダンス13,14,23゜24の値は、
いずれも、使用する電源周波数においてほぼ同一の値と
なるように、構成される。
そして、電源3と4とはその周波数を異ならしめ、さら
にこれら周波数の相互の最小公倍数ができるかぎり犬で
あり、しかもその周波数の比が1に近くないのが望まし
い(例えば電源3はIMHz。
電源4は1.3MH2O)。
そして電源3と4とで、交流電源装置ACが構成される
5はブリッジB1の出力を、また6はブリッジB2の出
力をそれぞれ入力する増幅器である。
7は増幅器5の出力を、8は増幅器6の出力をそれぞれ
入力するフィルタ回路である。
フィルタ回路7は電源3と同一周波数(今の場合I M
Hz )の信号を通過させるように、またフィルタ回路
8は電源4と同一周波数(今の場合1.3 MHz )
の信号を通過させるように構成される。
9はフィルタ回路7の出力を入力する、また10はフィ
ルタ回路8の出力を入力する、いずれも公知の整流回路
である。
30は整流回路9′:F6よび10の出力を入力する差
動増幅器である。
そして増幅器5,6および30、回路7,8゜9および
10によって、差出力回路CTが構成される。
次に前述実施例の作用を説明する。
コイル1および2の近辺にワークWのような導電体が無
い場合は、ブリッジB1およびB2は平衡してその出力
は「0」であり、従って増幅器30からの出力も「0」
となる。
今センサSがワークWの向WSから距離Hの所にあり、
開先線WLを検出しているものとする。
この場合は、コイル11および12共、ワークWの影響
により、そのQが変化し、ブリッジB1およびB2とも
その平衡はやぶれ出力信号を発する。
これら出力信号は増幅器5または6で増幅される。
そして増幅器5の出力信号はフィルタ回路7に入力し、
今の場合IMHzの信号のみを通過させ、整流回路9で
整流し出力する。
また増幅器6の出力信号はフィルタ回路8に入力し、今
の場合1、3 MHzの信号のみを通過させ整流回路1
0で整流し出力する。
この両整流回路9と10との出力信号は、増幅器30に
入力する。
しかしながら、図示のように、開先線WLの中心線LG
と、コイル1の中心線1Cとの距離10および中心線L
Cとコイル2の中心線2Cとの距離12が等しければ、
コイル1の出力1Pとコイル2の出力2Pとは等しく、
整流口1賂9と10との出力値も等しく、増幅器30の
出力は「O」となる。
しかしながら、11\12となったときを考える。
当然出力値1P\2Pとなり、それに応じて回路9と1
0との出力値も相違し、増幅器30からの出力値も「O
」ではなくなり、このときの値の正か負かによってセン
サSと開先線WLとはどちらへずれているか判断しうる
ことは理解されよう。
この実施例においては、電源3および4を前述したよう
に適宜選定することにより、その基本周波数の電磁波の
みならず、その高調波とも干渉しないようにできるから
、コイル1および2を相当接近させても、相互に干渉す
ることなく、開先線WLの正確な検出が可能であり、前
記した自動溶接ロボットの良く知られた作用により、図
示しないトーチを開先線WLになられせることができる
なお、回路9と10との出力の和を求める公知の加算器
をこの実施例に追加すれば、図示3PIP+2P (但し、3P= )に示すように、コイル1
1と21の中心線の間に、開先線WLの中心線LCがあ
れば、相互距離Hを検出しうろことは理解されよう。
次に第3図、第4図に示す実施例につき、前述実施例と
の相違を主として述べる。
コイル1と2は、前述実施例が平行に並列されたのに比
し、この実施例では、コイル11および21の中心線が
ワークWの側において交差するべく傾斜させている。
そしてこの傾斜角は両コイル11および21共同−とし
である。
15はコイル11とは差動巻きとした、温度補償用コイ
ルであり、コイル16はコイル11および15に対する
励磁コイルである。
コイル11゜15および16によって、電磁コイル1が
構成される。
25はコイル21とは差動巻きとした、温度補償用コイ
ルであり、コイル26はコイル21および25に対する
励磁コイルである。
コイル21゜25および26によって、電磁コイル2が
構成される。
すなわちコイル1と2は、別個に差動トランスとして構
成されている。
交流電源装置ACは、1個の交流電源(例えばIMHz
)42と、この電源42の出力を入力する電源切換回路
43とよりなる。
電源切換回路43は、詳細は図示しないが、パルス信号
によってその出力が、時分割方式で端子43aと43b
とに交互に切換えうる、公知の構成になる。
そして端子43aはコイル16に、端子43bはコイル
26にそれぞれ接続される。
回路CTは、増幅器5,6および30、回路9および1
0により構成される。
この実施例の作用を述べるに、コイル1および2共、ワ
ークWの存在しないときには、出力端子U1. Vlお
よびU2.■2間には出力があられれない。
ワークWの存在により、コイル11と15の間、および
コイル21と25の間の平衡がやぶれて、出力端子U1
.■1およびU2.■2間に出力が立ち、増幅器5およ
び6に入力する。
そして図示の状態では、増幅器5および6の出力は相等
しいが、11\12の状態となれば、コイル1と2の出
力に差を生じ前述と同様にして、増・幅器5と6の出力
値は相違し、増幅器30の出力値によって、開先WLの
位置を検出しうるものである。
そして、この実施例のように、コイル11と21とを傾
斜させ、その交点を開先WL上にありうるようにすれば
、開先WLの狭隘な場合であっても、コイル11と21
とに対する開先WLの影響は充分に及ぼすことができて
、正確な検出を行ないうるものである。
さらに前述両実施例共、コイル12,22゜15および
25は、センサSの近辺に、図示しないが溶接トーチを
センサSと一体に固設し、センサSの出力によってトー
チを開先WLにならいつつ自動溶接する場合に、センサ
Sの周囲温度が上昇しても、検出用コイル11および2
1と共に温度が上昇し、温度補償用コイルとして作用す
るものである。
前述したこれら実施例の他に、コイル11と21の平行
または交差、電源を周波数を異にするかまたは時分割に
するか、コイル1と2を交流ブリッジの一部とするか差
動トランスとするか、などの相互の組合せを任意として
もよく、また各構成の均等物との置換えも、またこの発
明の技術的範囲に含まれるものである。
この発明は前述のとおりであるから、その目的を達しう
るなと、下記する顕著な効果を奏するものである。
(I) 開先を検出する2組のコイルに対する励磁交
流電圧を、周波数を異にするか、または時分割して交互
に与えるようにしたから、2組のコイルを接近させて設
けても電磁的に相互に影響をおよぼすことなく、狭隘な
開先をも検出しうる。
特に薄板の突合せ溶接のように、開先幅が零の場でも、
よくこの突合せ溶接線を検出しうる。
(■)2組のコイルの中心線をワークの側で交差するよ
うに傾斜させれば、さらに狭開先を正確に検出しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示し、第1
図は正面図、第2図は回路図である。 第3図および第4図は他の実施例を示し、第3図は正面
図、第4図は回路図である。 11および21・・・・・・検出用コイル、3および4
・・・・・・各別個の交流電源、42・・・・・・交流
電源、43・・・・・・電源切換回路、16および26
・・・・・・励磁コイル、AC・・・・・・交流電源装
置、CT・・・・・・回路、W・・・・・・ワーク、W
L・・・−・・開先線、WS・・・・・・ワークの面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワークの面およびこのワークの開先線に直角な平面
    上に並列した2組の検出用コイル、この2組の検出用コ
    イルまたはこれら各検出用コイルに対する各励磁コイル
    に各別個に励磁電圧を印加するべくした交流電源装置、
    前記2組の検出用コイルの各検出出力を入力し、少なく
    とも前記検出出力の差を出力するべくした回路、とを備
    え、前記交流電源装置は周波数を異にする各別個の交流
    電源が前記各検出用コイルまたは前記各励磁コイルに接
    続されてなる、非接触式開先センサ。 2 前記2組の検出用コイルは、その中心線が前記ワー
    クの側において交差するべく傾斜させてなる、特許請求
    の範囲第1項記載の非接触式開先センサ。 3 ワークの面およびこのワークの開先線に直角な平面
    上に並列した2組の検出用コイル、この2組の検出用コ
    イルまたはこれら各検出用コイルに対する各励磁コイル
    に各別個に励磁電圧を印加するべくした交流電源装置、
    前記2組の検出用コイルの各検出出力を入力し、少なく
    とも前記検出出力の差を出力するべくした回路、とを備
    え、前記交流電源装置は、1個の電源から時分割方式で
    前記各検出用コイルまたは前記各励磁コイルに交互に電
    圧を印加するべくした切換回路を含んでなる、非接触式
    開先センサ。 4 前記2組の検出用コイルは、その中心線が前記ワー
    クの側において交差するべく傾斜させてなる、特許請求
    の範囲第3項記載の非接触式開先センサ。
JP15437778A 1978-12-12 1978-12-12 非接触式開先センサ Expired JPS5852467B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02211657A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Furukawa Electric Co Ltd:The ヒートパイプ式放熱器
JPH0416708B2 (ja) * 1986-06-28 1992-03-24 Nippon Denso Co
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JP4736086B2 (ja) * 2005-06-10 2011-07-27 オーベクス株式会社 塗布具およびその製造方法

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