JPS5852410B2 - 架空配電線 - Google Patents
架空配電線Info
- Publication number
- JPS5852410B2 JPS5852410B2 JP54124489A JP12448979A JPS5852410B2 JP S5852410 B2 JPS5852410 B2 JP S5852410B2 JP 54124489 A JP54124489 A JP 54124489A JP 12448979 A JP12448979 A JP 12448979A JP S5852410 B2 JPS5852410 B2 JP S5852410B2
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- JP
- Japan
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- insulator
- wire
- distribution line
- capacitance
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架空配電線に係り、特に耐電絶縁強度を向上さ
せるのに好適な構成の架空配電線に関するものである。
せるのに好適な構成の架空配電線に関するものである。
絶縁被覆線を支持碍子上にバインド線を用いてバインド
した構成の架空配電線においては、絶縁被覆線の導体と
バインド線間のインパルス破壊電圧を■0、バインド線
と碍子の支持柱(接地)間のインパルス破壊電圧を■2
としたときに、絶縁被覆線の導体と支持柱間のインパ
ルス破壊電圧■が■=■1+v2とはならない。
した構成の架空配電線においては、絶縁被覆線の導体と
バインド線間のインパルス破壊電圧を■0、バインド線
と碍子の支持柱(接地)間のインパルス破壊電圧を■2
としたときに、絶縁被覆線の導体と支持柱間のインパ
ルス破壊電圧■が■=■1+v2とはならない。
例えば、6kV架空配電線ではV1=200kV、V2
= 120kV程度となっているが、実際には絶絶被覆
線の導体と支持柱間の耐雷絶縁強度は200〜250k
V程度しかならず、絶縁能率が悪い。
= 120kV程度となっているが、実際には絶絶被覆
線の導体と支持柱間の耐雷絶縁強度は200〜250k
V程度しかならず、絶縁能率が悪い。
次にその理由を説明する。
碍子の静電容量は通常10〜20 PF程度であり、バ
インド線と絶縁被覆線の導体間の静電容量は40〜60
PF程度である。
インド線と絶縁被覆線の導体間の静電容量は40〜60
PF程度である。
碍子上に絶縁被覆線をバインド線でバインドした架空配
電線においては、かりに碍子の静電容量を20 PF
、バインド線と絶縁被覆線の導体間の静電容量を60P
Fとすれば、印加された全電圧■のうち碍子に加わる電
圧は、 となり、一方絶縁被覆線に加わる電圧は、となる。
電線においては、かりに碍子の静電容量を20 PF
、バインド線と絶縁被覆線の導体間の静電容量を60P
Fとすれば、印加された全電圧■のうち碍子に加わる電
圧は、 となり、一方絶縁被覆線に加わる電圧は、となる。
いま、かりに200kVの電圧が印加されたとすれば、
200X3/4=150kVの電圧が碍るに印加される
ことになる。
200X3/4=150kVの電圧が碍るに印加される
ことになる。
しかし、碍子は120kV程度の絶縁圧力しかないため
、碍子がまず絶縁破壊し、碍子内にアークが発生する。
、碍子がまず絶縁破壊し、碍子内にアークが発生する。
この場合、絶縁被覆線の絶縁耐力が200kVとすれば
、200kVにおいても、全系統が破壊されることがあ
る。
、200kVにおいても、全系統が破壊されることがあ
る。
したがって、本来ならば120+200二320kVの
絶縁耐力をもつ系統において、200に■でも絶縁破壊
が起こり得ることになる。
絶縁耐力をもつ系統において、200に■でも絶縁破壊
が起こり得ることになる。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、絶縁耐力を絶縁被覆線の絶縁耐力と碍子の絶
縁耐力の和まで向上することができる架空配電線を提供
することにある。
ところは、絶縁耐力を絶縁被覆線の絶縁耐力と碍子の絶
縁耐力の和まで向上することができる架空配電線を提供
することにある。
本発明の特徴は、絶縁被覆線の導体とバインド線間の静
電容量をC1、インパルス破壊電圧を■1、バインド線
と碍子の支持柱間の静電容量C2、インパルス破壊電圧
を■2としたときに、 を満足するC2の静電容量をもち、インパルス破壊電圧
が■2のコンデンサを上記バインド線と碍子の支持柱の
間に接続するようにした点にある。
電容量をC1、インパルス破壊電圧を■1、バインド線
と碍子の支持柱間の静電容量C2、インパルス破壊電圧
を■2としたときに、 を満足するC2の静電容量をもち、インパルス破壊電圧
が■2のコンデンサを上記バインド線と碍子の支持柱の
間に接続するようにした点にある。
以下本発明を第1図に示した実施例及び第2図を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明の架空配電線の構成の一実施例を示す部
分図である。
分図である。
第1図において、1はフレーム2に碍子支持柱3を介し
て取り付けた碍子で、この碍子1に絶縁被覆線4がバイ
ンド線5によってバインドしである。
て取り付けた碍子で、この碍子1に絶縁被覆線4がバイ
ンド線5によってバインドしである。
6は絶縁被覆線4の導体である。ところで、本発明にお
いては、バインド線5と碍子支持柱3との間にコンデン
サ7を接続しである。
いては、バインド線5と碍子支持柱3との間にコンデン
サ7を接続しである。
ただし、コンデンサTは、導体6とバインド線5間の静
電容量Cいインパルス破壊電圧を■1、バインド線5と
碍子支持柱3間の静電容量をC2、インパルス破壊電圧
を■2としたときに、で表わされる大きさの静電容量C
3をもち、かつインパルス破壊電圧が■2のコンデンサ
を磁器製円筒体中に収納した構成にしつある。
電容量Cいインパルス破壊電圧を■1、バインド線5と
碍子支持柱3間の静電容量をC2、インパルス破壊電圧
を■2としたときに、で表わされる大きさの静電容量C
3をもち、かつインパルス破壊電圧が■2のコンデンサ
を磁器製円筒体中に収納した構成にしつある。
第2図は第1図の電気的等価回路図である。
上記した本発明の実施例によれは、例えば、C1=60
PF1C2−20PF1■1−200に■、V2=12
0kVとすれば、C3=80PFとなり、配電線に印加
される電圧が320kVのとき、碍子1に加わる電圧が
120kVとなり、絶縁被覆線4に加わる電圧が200
kVとなるから、架空配電線にV1+V2= 320k
Vの絶縁耐力を持たせることができ、従来の200kV
に対して大幅に絶縁耐力を向上させることツノ)できる
。
PF1C2−20PF1■1−200に■、V2=12
0kVとすれば、C3=80PFとなり、配電線に印加
される電圧が320kVのとき、碍子1に加わる電圧が
120kVとなり、絶縁被覆線4に加わる電圧が200
kVとなるから、架空配電線にV1+V2= 320k
Vの絶縁耐力を持たせることができ、従来の200kV
に対して大幅に絶縁耐力を向上させることツノ)できる
。
また、既設の架空配電線に対しては、碍子1と並列に静
電容量を付加するだけであるから、本発明を適用するこ
とは極めて容易である。
電容量を付加するだけであるから、本発明を適用するこ
とは極めて容易である。
以上説明したように、本発明によれば、絶縁耐力を絶縁
被覆の絶縁耐力と碍子の和まで向上できるという効果が
ある。
被覆の絶縁耐力と碍子の和まで向上できるという効果が
ある。
第1図は本発明の架空配電線の構成の一実施例を示す部
分図、第2図は第1図の電気的等価回路図である。 1:碍子、3:碍子支持柱、4:絶縁被覆線、5:バイ
ンド線、6:導体、7:コンデンサ。
分図、第2図は第1図の電気的等価回路図である。 1:碍子、3:碍子支持柱、4:絶縁被覆線、5:バイ
ンド線、6:導体、7:コンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絶縁被覆線を支持碍子上にバインド線を用いてバイ
ンドしてなる架空配電線において、前記絶縁被覆線の導
体と前記バインド線間の静電容量をC1、インパルス破
壊電圧をvl、前記バインド線と前記碍子の支持柱間の
静電容量をC2、インパルス破壊電圧を■2としたとき
に、 C1■3 C2+C3■1 を満足するC3の静電容量をもち、インパルス破壊電圧
が■2のコンデンサを前記バインド線と前記碍子の支持
柱の間に接続しであることを特徴とする架空配電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54124489A JPS5852410B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 架空配電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54124489A JPS5852410B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 架空配電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5649617A JPS5649617A (en) | 1981-05-06 |
JPS5852410B2 true JPS5852410B2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=14886768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54124489A Expired JPS5852410B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 架空配電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852410B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59100303A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-06-09 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | フライアツシユの再循環を含む固体燃料の部分燃焼方法 |
JPH01111107A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP54124489A patent/JPS5852410B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59100303A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-06-09 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | フライアツシユの再循環を含む固体燃料の部分燃焼方法 |
JPH01111107A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5649617A (en) | 1981-05-06 |
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