JPH06105441A - ケーブル終端部 - Google Patents
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- JPH06105441A JPH06105441A JP25110892A JP25110892A JPH06105441A JP H06105441 A JPH06105441 A JP H06105441A JP 25110892 A JP25110892 A JP 25110892A JP 25110892 A JP25110892 A JP 25110892A JP H06105441 A JPH06105441 A JP H06105441A
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直流試験用ケーブル終端部などとして有用
な、作業性、経済性に優れ、しかも、電圧特性も良好な
ケーブル終端部を提供する。 【構成】 CVケーブル端部8を、絶縁体10および外
部半導電層11の露出部分の長さの比がほぼ 3:2となる
ように段剥するとともに、その露出させた絶縁体10の
切断端から外部半導電層11の絶縁体10との境界部近
傍に跨って体積抵抗率が1010〜1012Ωcmの自己融着性テ
ープ15を巻回する。
な、作業性、経済性に優れ、しかも、電圧特性も良好な
ケーブル終端部を提供する。 【構成】 CVケーブル端部8を、絶縁体10および外
部半導電層11の露出部分の長さの比がほぼ 3:2となる
ように段剥するとともに、その露出させた絶縁体10の
切断端から外部半導電層11の絶縁体10との境界部近
傍に跨って体積抵抗率が1010〜1012Ωcmの自己融着性テ
ープ15を巻回する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム・プラスチック絶
縁ケーブルの直流試験用終端部などとして用いられるケ
ーブル終端部に関する。
縁ケーブルの直流試験用終端部などとして用いられるケ
ーブル終端部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CVケーブルのようなゴム・
プラスチック絶縁ケーブルの直流試験用簡易終端部とし
て、図3に示すような、いわゆる抵抗分圧方式によるも
のが知られている。
プラスチック絶縁ケーブルの直流試験用簡易終端部とし
て、図3に示すような、いわゆる抵抗分圧方式によるも
のが知られている。
【0003】すなわち、この終端部は、ゴム・プラスチ
ック絶縁ケーブル1の端部を段剥して露出させたケーブ
ル絶縁体2の先端からケーブル遮蔽層3上に跨って、体
積抵抗率1010〜1012Ωcm程度の自己融着性テープ4を巻
回して構成されており、この種の終端部として知られる
碍管方式のものなどに比べて比較的簡単に組み立てられ
るという特徴を有している。図3中、5は導体、6はケ
ーブル外部半導電層、7はケーブルシースである。
ック絶縁ケーブル1の端部を段剥して露出させたケーブ
ル絶縁体2の先端からケーブル遮蔽層3上に跨って、体
積抵抗率1010〜1012Ωcm程度の自己融着性テープ4を巻
回して構成されており、この種の終端部として知られる
碍管方式のものなどに比べて比較的簡単に組み立てられ
るという特徴を有している。図3中、5は導体、6はケ
ーブル外部半導電層、7はケーブルシースである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の直流試験用終端部においては、電圧特性が不
十分で、耐圧値の限度は 400〜500kV 程度と、碍管方式
の 700〜750 kVに比べてはるかに低く、しかも、このよ
うな耐圧値を得るためには、テープ巻量を相当多くしな
ければならず、材料コストが高くなるうえ、テープ巻に
多大な時間を要し作業性が悪くなるという問題があっ
た。またテープ巻量が多いために特性にばらつきを生ず
るという問題があった。
うな構成の直流試験用終端部においては、電圧特性が不
十分で、耐圧値の限度は 400〜500kV 程度と、碍管方式
の 700〜750 kVに比べてはるかに低く、しかも、このよ
うな耐圧値を得るためには、テープ巻量を相当多くしな
ければならず、材料コストが高くなるうえ、テープ巻に
多大な時間を要し作業性が悪くなるという問題があっ
た。またテープ巻量が多いために特性にばらつきを生ず
るという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に対処してなされ
たもので、少ないテープ巻量で、しかも碍管方式に匹敵
する高い耐圧値を得ることができる、電圧特性、作業
性、経済性に優れたケーブル終端部を提供することを目
的とする。
たもので、少ないテープ巻量で、しかも碍管方式に匹敵
する高い耐圧値を得ることができる、電圧特性、作業
性、経済性に優れたケーブル終端部を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル終端部
は、ケーブル端部を段剥して絶縁体および外部半導電層
の端部をそれぞれ所要の長さに亘って露出させ、これら
の露出させた絶縁体の先端もしくはその近傍から、外部
半導電層の前記絶縁体との境界部近傍に跨って、体積抵
抗率が10 7〜1013Ωcm、好ましくは1010〜1012Ωcmの自
己融着性テープを巻回してなることを特徴としている。
は、ケーブル端部を段剥して絶縁体および外部半導電層
の端部をそれぞれ所要の長さに亘って露出させ、これら
の露出させた絶縁体の先端もしくはその近傍から、外部
半導電層の前記絶縁体との境界部近傍に跨って、体積抵
抗率が10 7〜1013Ωcm、好ましくは1010〜1012Ωcmの自
己融着性テープを巻回してなることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のケーブル終端部においては、自己融着
性テープを、絶縁体先端もしくはその近傍から、外部半
導電層の絶縁体との境界部近傍に跨って巻き付けるの
で、段剥したケーブル端部の絶縁層先端からケーブル遮
蔽層に跨って巻回していた従来の終端部に比べて、テー
プ巻量を減らすことができ、作業性の向上、材料コスト
の低減、特性の安定化を図ることができる。しかも、電
界緩和特性が向上するので、碍管方式に匹敵する 750kV
以上の耐圧値が可能となる。なお、これは、自己融着性
テープの巻回を外部半導電層の絶縁体との境界部近傍ま
でに限ったことにより、ケーブル端部の遮蔽層近傍の電
気抵抗値が小さくなる結果、電界緩和特性が向上するこ
とによるものと考えられる。
性テープを、絶縁体先端もしくはその近傍から、外部半
導電層の絶縁体との境界部近傍に跨って巻き付けるの
で、段剥したケーブル端部の絶縁層先端からケーブル遮
蔽層に跨って巻回していた従来の終端部に比べて、テー
プ巻量を減らすことができ、作業性の向上、材料コスト
の低減、特性の安定化を図ることができる。しかも、電
界緩和特性が向上するので、碍管方式に匹敵する 750kV
以上の耐圧値が可能となる。なお、これは、自己融着性
テープの巻回を外部半導電層の絶縁体との境界部近傍ま
でに限ったことにより、ケーブル端部の遮蔽層近傍の電
気抵抗値が小さくなる結果、電界緩和特性が向上するこ
とによるものと考えられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、以下の図面において共通する部分は同一符号
を付してある。
る。なお、以下の図面において共通する部分は同一符号
を付してある。
【0009】実施例1 図1は、本発明の一実施例のCVケーブルの直流試験用
終端部を示す断面図である。
終端部を示す断面図である。
【0010】図1において、8は、導体9上に架橋ポリ
エチレンからなる絶縁体10、半導電性組成物の押出し
よりなる外部半導電層11、銅テープの巻回よりなる遮
蔽層12、および塩化ビニル樹脂の押出しよりなるシー
ス13が順に施されてなるCVケーブルの端部を示して
いる。このCVケーブル端部8は、絶縁体10および外
部半導電層11のそれぞれの露出部分の長さの比がほぼ
3:2となるように段剥されており、このように段剥され
た外部半導電層11の端部上から絶縁体10上にかけて
半導電テープ14が 1往復、ラップ幅1/2 で重ね巻きさ
れ、さらに、これを覆って、絶縁体10の切断端から外
部半導電層11の絶縁体10との境界部近傍に跨って、
体積抵抗率が1010〜1012Ωcmの自己融着性テープ15、
たとえば昭和電線電纜社製のセルボンNテープ(商品
名)が 1往復、ラップ幅1/2 で重ね巻きされている。ま
た、図示を省略したが、絶縁体10表面の外部半導電層
11の切断端下より中央部にかけて、シリコーンオイル
が塗布されている。このようにシリコーンオイルを塗布
することによって、半導電テープ14や自己融着性テー
プ15と、絶縁体10との密着性を高め、電圧特性をよ
り向上させることができる。
エチレンからなる絶縁体10、半導電性組成物の押出し
よりなる外部半導電層11、銅テープの巻回よりなる遮
蔽層12、および塩化ビニル樹脂の押出しよりなるシー
ス13が順に施されてなるCVケーブルの端部を示して
いる。このCVケーブル端部8は、絶縁体10および外
部半導電層11のそれぞれの露出部分の長さの比がほぼ
3:2となるように段剥されており、このように段剥され
た外部半導電層11の端部上から絶縁体10上にかけて
半導電テープ14が 1往復、ラップ幅1/2 で重ね巻きさ
れ、さらに、これを覆って、絶縁体10の切断端から外
部半導電層11の絶縁体10との境界部近傍に跨って、
体積抵抗率が1010〜1012Ωcmの自己融着性テープ15、
たとえば昭和電線電纜社製のセルボンNテープ(商品
名)が 1往復、ラップ幅1/2 で重ね巻きされている。ま
た、図示を省略したが、絶縁体10表面の外部半導電層
11の切断端下より中央部にかけて、シリコーンオイル
が塗布されている。このようにシリコーンオイルを塗布
することによって、半導電テープ14や自己融着性テー
プ15と、絶縁体10との密着性を高め、電圧特性をよ
り向上させることができる。
【0011】次に、図2に示す本発明の他の実施例につ
いて説明する。なお、図2において、図1に共通する部
分には同一符号を付してある。
いて説明する。なお、図2において、図1に共通する部
分には同一符号を付してある。
【0012】実施例2 この実施例において、導体9上に架橋ポリエチレンから
なる絶縁体10、半導電性組成物の押出しよりなる外部
半導電層11、銅テープの巻回よりなる遮蔽層12、お
よび塩化ビニル樹脂の押出しよりなるシース13が順に
施されてなるCVケーブルの端部8において、絶縁体1
0および外部半導電層11が、それぞれの露出部分の長
さの比がほぼ 3:2のとなるように段剥されている点は上
記実施例1の場合と同様である。また、このように段剥
されたCVケーブル端部8の外部半導電層11端部上か
ら絶縁体10上にかけて半導電テープ14が、 1往復、
ラップ幅1/2 で重ね巻きされている点も上記実施例1と
同様である。
なる絶縁体10、半導電性組成物の押出しよりなる外部
半導電層11、銅テープの巻回よりなる遮蔽層12、お
よび塩化ビニル樹脂の押出しよりなるシース13が順に
施されてなるCVケーブルの端部8において、絶縁体1
0および外部半導電層11が、それぞれの露出部分の長
さの比がほぼ 3:2のとなるように段剥されている点は上
記実施例1の場合と同様である。また、このように段剥
されたCVケーブル端部8の外部半導電層11端部上か
ら絶縁体10上にかけて半導電テープ14が、 1往復、
ラップ幅1/2 で重ね巻きされている点も上記実施例1と
同様である。
【0013】そして、この実施例においては、自己融着
性テープ15上が、絶縁体10の切断端から外部半導電
層11の絶縁体10との境界部近傍に跨って、外部半導
電層11寄りに厚くケーブル先端寄りに薄い紡錘状に多
段巻されている。具体的には、実施例1の場合と同様に
絶縁体10の切断端から外部半導電層11の絶縁体10
との境界部近傍に跨って巻回された自己融着性テープ1
5上に、そのほぼ中央部から外部半導電層11の端部上
にかけて自己融着性テープ15が 2往復、ラップ幅1/2
で巻回され、さらに、そのほぼ中央部から外部半導電層
11の端部上にかけて 3往復、ラップ幅1/2 で巻回さ
れ、またさらに、その外部半導電層11寄りに 3往復、
ラップ幅1/2 で巻回されている。この実施例において
は、また、遮蔽層12上から外部半導電層11上に跨っ
て、外部半導電層11端部から絶縁体10上にかけて巻
回したものと同様の半導電テープ14が巻回されてい
る。
性テープ15上が、絶縁体10の切断端から外部半導電
層11の絶縁体10との境界部近傍に跨って、外部半導
電層11寄りに厚くケーブル先端寄りに薄い紡錘状に多
段巻されている。具体的には、実施例1の場合と同様に
絶縁体10の切断端から外部半導電層11の絶縁体10
との境界部近傍に跨って巻回された自己融着性テープ1
5上に、そのほぼ中央部から外部半導電層11の端部上
にかけて自己融着性テープ15が 2往復、ラップ幅1/2
で巻回され、さらに、そのほぼ中央部から外部半導電層
11の端部上にかけて 3往復、ラップ幅1/2 で巻回さ
れ、またさらに、その外部半導電層11寄りに 3往復、
ラップ幅1/2 で巻回されている。この実施例において
は、また、遮蔽層12上から外部半導電層11上に跨っ
て、外部半導電層11端部から絶縁体10上にかけて巻
回したものと同様の半導電テープ14が巻回されてい
る。
【0014】なお、この実施例においても、絶縁体10
表面の外部半導電層11の切断端下より中央部にかけ
て、シリコーンオイル(図示なし)が塗布されている。
表面の外部半導電層11の切断端下より中央部にかけ
て、シリコーンオイル(図示なし)が塗布されている。
【0015】以上のように構成される各実施例のケーブ
ル終端部は、次述するように、図3に示したような従来
のケーブル終端部に比較して、外部半導電層11の剥取
り量、自己融着性テープ15の巻量ともに大幅に減らす
ことができる上、電圧特性を向上かつ安定化させること
ができ、高い耐圧値を得ることができる。
ル終端部は、次述するように、図3に示したような従来
のケーブル終端部に比較して、外部半導電層11の剥取
り量、自己融着性テープ15の巻量ともに大幅に減らす
ことができる上、電圧特性を向上かつ安定化させること
ができ、高い耐圧値を得ることができる。
【0016】すなわち、実施例1のケーブル終端部(た
だし、導体9、絶縁体10、外部半導電層11、および
遮蔽層12の露出長L1 、L2 、L3 、L4 がそれぞれ
順に0.05m 、2.95m 、1.97m 、0.03m 、導体9先端から
シース13端の長さL0 が5m、半導電テープ14の巻回
長P1 が0.02m 、シリコーンオイル塗布長Rが1.5m)
は、500kV の電圧の印加によっても絶縁破壊されること
はなかった。
だし、導体9、絶縁体10、外部半導電層11、および
遮蔽層12の露出長L1 、L2 、L3 、L4 がそれぞれ
順に0.05m 、2.95m 、1.97m 、0.03m 、導体9先端から
シース13端の長さL0 が5m、半導電テープ14の巻回
長P1 が0.02m 、シリコーンオイル塗布長Rが1.5m)
は、500kV の電圧の印加によっても絶縁破壊されること
はなかった。
【0017】また、実施例2のケーブル終端部(ただ
し、L0 、L1 、L2 、L3 、L4 、P1 、Rは上記と
同じ、その他の条件は、自己融着性テープ15の 2段目
先端から外部半導電層11切断端までの長さQ1 が1.5
m、 3段目先端から外部半導電層11切断端までの長さ
Q2 が0.7m、 4段目先端から外部半導電層11切断端ま
での長さQ3 が0.3m、遮蔽層12上から外部半導電層1
1上に跨って巻回された半導電テープ14の 1段目先端
から遮蔽層12切断端までの長さP2 が1m、同 2段目先
端から遮蔽層12切断端までの長さP3 が0.5m)の耐圧
値は750kV 以上であった。
し、L0 、L1 、L2 、L3 、L4 、P1 、Rは上記と
同じ、その他の条件は、自己融着性テープ15の 2段目
先端から外部半導電層11切断端までの長さQ1 が1.5
m、 3段目先端から外部半導電層11切断端までの長さ
Q2 が0.7m、 4段目先端から外部半導電層11切断端ま
での長さQ3 が0.3m、遮蔽層12上から外部半導電層1
1上に跨って巻回された半導電テープ14の 1段目先端
から遮蔽層12切断端までの長さP2 が1m、同 2段目先
端から遮蔽層12切断端までの長さP3 が0.5m)の耐圧
値は750kV 以上であった。
【0018】これに対し、図3に示したケーブル終端部
において、外部半導電層6の露出長L5 が0.02〜0.03m
、絶縁体2切断端から遮蔽層3切断端までの長さL6
が5m、絶縁体2の切断端から遮蔽層3に跨って 2往復、
ラップ幅 1/2で 5段巻き(ただし、 1段毎に先端位置を
遮蔽層3寄りに1mずつずらして巻回したもの(比較例)
の耐圧値は、 350〜500kV と低くかつバラツキがあっ
た。また、自己融着性テープの巻量は、実施例1の場合
を 1とすると、実施例2で約 4、比較例で約16であっ
た。
において、外部半導電層6の露出長L5 が0.02〜0.03m
、絶縁体2切断端から遮蔽層3切断端までの長さL6
が5m、絶縁体2の切断端から遮蔽層3に跨って 2往復、
ラップ幅 1/2で 5段巻き(ただし、 1段毎に先端位置を
遮蔽層3寄りに1mずつずらして巻回したもの(比較例)
の耐圧値は、 350〜500kV と低くかつバラツキがあっ
た。また、自己融着性テープの巻量は、実施例1の場合
を 1とすると、実施例2で約 4、比較例で約16であっ
た。
【0019】なお、本発明のケーブル終端部は、上記実
施例で説明したケーブルの直流試験用終端部として有用
な他、試験場所に制約などがある場合の、直流発生器と
被試験ケーブルを接続する課電用リード線の終端部とし
ても有用である。
施例で説明したケーブルの直流試験用終端部として有用
な他、試験場所に制約などがある場合の、直流発生器と
被試験ケーブルを接続する課電用リード線の終端部とし
ても有用である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
終端部によれば、テープ巻量を低減することができるの
で、作業性の向上、材料コストの低減、特性の安定化を
図ることができる。しかも電界緩和特性が向上するの
で、碍管方式に匹敵する 750kV以上の耐圧値が可能とな
る。
終端部によれば、テープ巻量を低減することができるの
で、作業性の向上、材料コストの低減、特性の安定化を
図ることができる。しかも電界緩和特性が向上するの
で、碍管方式に匹敵する 750kV以上の耐圧値が可能とな
る。
【0021】したがって、ケーブルの直流試験用終端部
として、また、試験場所に制約などがある場合の、直流
発生器と被試験ケーブルを接続する課電用リード線の終
端部として有用である。
として、また、試験場所に制約などがある場合の、直流
発生器と被試験ケーブルを接続する課電用リード線の終
端部として有用である。
【図1】本発明の一実施例のCVケーブル終端部を示す
断面図。
断面図。
【図2】本発明の他の実施例のCVケーブル終端部を示
す断面図。
す断面図。
【図3】従来の抵抗分圧方式によるケール終端部の一例
を示す断面図。
を示す断面図。
8………CVケーブル端部 10………絶縁体 11………外部半導電層 15………自己融着性テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 秀光 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 加藤 賢司 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 土屋 裕二 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブル端部を段剥して絶縁体および外
部半導電層の端部をそれぞれ所要の長さに亘って露出さ
せ、これらの露出させた絶縁体の先端もしくはその近傍
から、外部半導電層の絶縁体との境界部近傍に跨って、
体積抵抗率が10 7〜1013Ωcmの自己融着性テープを巻回
してなることを特徴とするケーブル終端部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25110892A JPH06105441A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ケーブル終端部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25110892A JPH06105441A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ケーブル終端部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06105441A true JPH06105441A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17217772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25110892A Withdrawn JPH06105441A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ケーブル終端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105441A (ja) |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25110892A patent/JPH06105441A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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