JPS5852280B2 - 絶対位置検出装置 - Google Patents
絶対位置検出装置Info
- Publication number
- JPS5852280B2 JPS5852280B2 JP8059176A JP8059176A JPS5852280B2 JP S5852280 B2 JPS5852280 B2 JP S5852280B2 JP 8059176 A JP8059176 A JP 8059176A JP 8059176 A JP8059176 A JP 8059176A JP S5852280 B2 JPS5852280 B2 JP S5852280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- circuit
- resolver
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばクレーン等の移動機械を定位置で停
止させるような場合、移動機械の駆動輪や従動輪又は位
置検出用の専用車輪等、車輪の回転角度を検出すること
により、移動機械の基準点からの位置を検出し、定位置
停止等を行なわせるための絶対位置検出装置に係り、特
に車輪の直径の変動による位置検出誤差を補正する補正
手段を具備する装置を提供しようとするものである。
止させるような場合、移動機械の駆動輪や従動輪又は位
置検出用の専用車輪等、車輪の回転角度を検出すること
により、移動機械の基準点からの位置を検出し、定位置
停止等を行なわせるための絶対位置検出装置に係り、特
に車輪の直径の変動による位置検出誤差を補正する補正
手段を具備する装置を提供しようとするものである。
先ず、この発明装置が適用される移動機械の概略につい
て説明する。
て説明する。
なお、ここでは移動機械としてクレーンを例示して第1
図及び第2図を用いて説明する。
図及び第2図を用いて説明する。
第1図はクレーンの概略正面図、第2図は第1図の■−
■線方向から見た概略側面図であり、これらの図におい
て、1は建屋等に設置されたレール、2はこのレール1
の上を走行するクレーンガター、3はこのクレーンガタ
ー2の1駆動輪で、駆動装置4により減速機5を介して
回転駆動される。
■線方向から見た概略側面図であり、これらの図におい
て、1は建屋等に設置されたレール、2はこのレール1
の上を走行するクレーンガター、3はこのクレーンガタ
ー2の1駆動輪で、駆動装置4により減速機5を介して
回転駆動される。
6は上記駆動輪2に減速機5を介して連結されたこの発
明の対象となる絶対位置検出装置である。
明の対象となる絶対位置検出装置である。
7はクレーンガター2の上を横行するクラブ、8はクラ
ブ7の駆動輪、9はクラブ7上に設置される巻上げ、巻
下げ用ドラム、10はドラム9の駆動装置、11はドラ
ム9に巻回されたロープで、その先端部には被吊り上げ
物12のつかみ装置13が装着されている。
ブ7の駆動輪、9はクラブ7上に設置される巻上げ、巻
下げ用ドラム、10はドラム9の駆動装置、11はドラ
ム9に巻回されたロープで、その先端部には被吊り上げ
物12のつかみ装置13が装着されている。
次に、上述構成によるクレーンの操作方式について説明
する。
する。
つかみ装置13を開放した状態で、クレーンガター2は
所定位置より所定距離走行し、被吊り上げ物12の真上
に停止する。
所定位置より所定距離走行し、被吊り上げ物12の真上
に停止する。
その後、ドラム9が駆動装置10により駆動されてロー
プ11が巻下げられ、つかみ装置13は被吊り上げ物1
2がつかめる位置まで降下し、被吊り上げ物12のつか
み作業を開始する。
プ11が巻下げられ、つかみ装置13は被吊り上げ物1
2がつかめる位置まで降下し、被吊り上げ物12のつか
み作業を開始する。
更にその後、被吊り上げ物12のつかみ作業が完了する
と、上述動作と逆の動作により被吊り上げ物12が吊り
上げられて所定位置まで運搬される。
と、上述動作と逆の動作により被吊り上げ物12が吊り
上げられて所定位置まで運搬される。
ところで、第1図及び第2図に示すようなりレーンを操
作する場合、クレーンガター2をレール1上の所定位置
、即ち、被吊り上げ物12の真上、又は目的とする運搬
位置の真上に正確に停止させる必要がある。
作する場合、クレーンガター2をレール1上の所定位置
、即ち、被吊り上げ物12の真上、又は目的とする運搬
位置の真上に正確に停止させる必要がある。
このようなりしノーンの位置を検出するために、クレー
ンガター2の駆動輪3に、通常、減速機5を介してレゾ
ルバ移相機を連結し、このレゾルバ移相機により駆動輪
3の回転角度を検出することによって、クレーンの基準
点からの位置、即ち、絶対位置を検出する絶対位置検出
装置6が従来よりあった。
ンガター2の駆動輪3に、通常、減速機5を介してレゾ
ルバ移相機を連結し、このレゾルバ移相機により駆動輪
3の回転角度を検出することによって、クレーンの基準
点からの位置、即ち、絶対位置を検出する絶対位置検出
装置6が従来よりあった。
以下に従来の絶対位置検出装置6について説明する。
この従来装置6は、第3・図の回路図に示すようなレゾ
ルバ移相機が上述のクレーン等の移動機械の車輪3に連
結され、レゾルバ移相機への入力信号と出力信号との位
相差を検出し、それをディジタル量に変換することによ
り絶対位置を検出するものである。
ルバ移相機が上述のクレーン等の移動機械の車輪3に連
結され、レゾルバ移相機への入力信号と出力信号との位
相差を検出し、それをディジタル量に変換することによ
り絶対位置を検出するものである。
ここでレゾルバ移相機について説明する。
第3図において、30は車輪3の回転軸に減速機5を介
して連結され、レゾルバ31の回転子を回転させる回転
軸、32はレゾルバ31の入力側固定子巻線、33はレ
ゾルバ31の出力側第1固定子巻線、34は出力側第1
固定子巻線33と900の位相差をもって配設された出
力側第2固定子巻線、35はレゾルバ31の回転子に巻
装される回転子巻線、36は出力側第1固定子巻線33
に直列に接続される抵抗器、37は出力側第2固定子巻
線34に直列に接続されるコンデンサ、38は出力側第
1固定子巻線33の誘起電圧Es1 と出力側第2固定
子巻線34の誘起電圧Es2 とを整合する整合トラン
スである。
して連結され、レゾルバ31の回転子を回転させる回転
軸、32はレゾルバ31の入力側固定子巻線、33はレ
ゾルバ31の出力側第1固定子巻線、34は出力側第1
固定子巻線33と900の位相差をもって配設された出
力側第2固定子巻線、35はレゾルバ31の回転子に巻
装される回転子巻線、36は出力側第1固定子巻線33
に直列に接続される抵抗器、37は出力側第2固定子巻
線34に直列に接続されるコンデンサ、38は出力側第
1固定子巻線33の誘起電圧Es1 と出力側第2固定
子巻線34の誘起電圧Es2 とを整合する整合トラン
スである。
即ち、レゾルバ31、抵抗器36、コンデンサ37、整
合トランス38によりレゾルバ移相機39は構成される
。
合トランス38によりレゾルバ移相機39は構成される
。
第3図において、E=Esinωtなる電圧を入力側固
定子巻線32に入力すると、Es1=KIEcos2θ
、 Es2 =KI Es1n2θなる電圧が出力側
第1固定子巻線33、出力側第2固定子巻線34に夫々
発生する。
定子巻線32に入力すると、Es1=KIEcos2θ
、 Es2 =KI Es1n2θなる電圧が出力側
第1固定子巻線33、出力側第2固定子巻線34に夫々
発生する。
ここにθは回転軸30の回転角、K1は比例定数である
。
。
このEsl Es2は、抵抗器36 コンデンサ37
により合成され、乏禁1に 抵抗器36の抵抗値Rが、R= なるように、且
つ抵抗器36及びコンデンサ37のインピーダンスに比
べて整合トランス38の一次巻線のインピーダンスが十
分大きくなるように選定すれば、第3図の回路は第4図
の等他回路で示され、以下の数式に従って整合トランス
38の出力電圧、換言すればレゾルバ移相機39の出力
電圧Eoは数学的に導き出される。
により合成され、乏禁1に 抵抗器36の抵抗値Rが、R= なるように、且
つ抵抗器36及びコンデンサ37のインピーダンスに比
べて整合トランス38の一次巻線のインピーダンスが十
分大きくなるように選定すれば、第3図の回路は第4図
の等他回路で示され、以下の数式に従って整合トランス
38の出力電圧、換言すればレゾルバ移相機39の出力
電圧Eoは数学的に導き出される。
即ち、第4図において、但し、■は抵抗器36、コンデ
ンサ37を流れる電流。
ンサ37を流れる電流。
となり、この整合トランス38の出力電圧り。
と−次側電圧党二との間には、立0−に2E。
(但し、K2は比例定数)の関係があるから、整合トラ
ンス38の出力電圧、即ち、レゾルバ移相機39の出力
電圧り。
ンス38の出力電圧、即ち、レゾルバ移相機39の出力
電圧り。
とレゾルバ移相機39の入に1. K2で比例定数)の
一定値(、位相のみ回転角θの2倍に比例して変化する
関係のあることが明らかである。
一定値(、位相のみ回転角θの2倍に比例して変化する
関係のあることが明らかである。
以上のように、レゾルバ31、抵抗器36、コンデンサ
37からなるレゾルバ移相機39の入力電圧、即ち、レ
ゾルバ31の入力側固定子巻線32に印加される電圧上
と、出力電圧り。
37からなるレゾルバ移相機39の入力電圧、即ち、レ
ゾルバ31の入力側固定子巻線32に印加される電圧上
と、出力電圧り。
の位相は第5図に示すように、回転軸30の回転角θに
比例して変位する。
比例して変位する。
次に、このように構成されたレゾルバ移相機39を用い
た従来の絶対位置検出装置6について説明する。
た従来の絶対位置検出装置6について説明する。
第6図は従来のこの種の装置の一例を示すブロック図で
、第7図は第6図に示す装置の各部の出力信号波形を示
す図である。
、第7図は第6図に示す装置の各部の出力信号波形を示
す図である。
図において、40は整合トランス38の出力巻線であり
、前述の通り、レゾルバ移相機39は車輪3の回転軸の
回転角に応じて入力信号と所定の位相差を有する出力電
圧Eoを出力巻線40に出力するもので、その詳細説明
は省略する。
、前述の通り、レゾルバ移相機39は車輪3の回転軸の
回転角に応じて入力信号と所定の位相差を有する出力電
圧Eoを出力巻線40に出力するもので、その詳細説明
は省略する。
又、50はレゾルバ移相機39の入力側固定子巻線32
に励振周波数fの入力信号をあたえる励振回路、51は
パルス発振器であり、レゾルバ移相機39の励振周波数
の2n倍のパルス信号を発振するものである。
に励振周波数fの入力信号をあたえる励振回路、51は
パルス発振器であり、レゾルバ移相機39の励振周波数
の2n倍のパルス信号を発振するものである。
52は分周カウンタで、パルス発振器51からのパルス
信号をディジタル値でカウントし、複数の出力端子に各
桁毎の値を出力するもので、複数の出力端子の信号が記
憶回路53ヘカウント値として出力されると共に、その
カウント値の最上術をレゾルバ移相機39の励振周波数
fとなるように分周カウントし、励振周波数fの信号を
ろ波器54に出力している。
信号をディジタル値でカウントし、複数の出力端子に各
桁毎の値を出力するもので、複数の出力端子の信号が記
憶回路53ヘカウント値として出力されると共に、その
カウント値の最上術をレゾルバ移相機39の励振周波数
fとなるように分周カウントし、励振周波数fの信号を
ろ波器54に出力している。
ろ波器54は励振周波数fの矩形波出力信号を正弦波に
整形するものである。
整形するものである。
又、55はろ波器54の出力信号を増幅し7てレゾルバ
移相機39の入力側固定子巻線32に入力させる増幅器
、56はレゾルバ移相機39の入力信号と出力信号との
位相差を検出する位相差検出回路、57はレゾルバ移相
機39の出力信号を増幅する増幅器、58は増幅器57
の出力信号を矩形波に整形するシュミット回路、59は
シュミット回路58の出力波形を微分し、パルス信号と
する微分回路で、この回路59のパルス信号に応動して
分周カウンタ52からのディジタル信号は移動機械の絶
対位置として記憶回路53に記憶される。
移相機39の入力側固定子巻線32に入力させる増幅器
、56はレゾルバ移相機39の入力信号と出力信号との
位相差を検出する位相差検出回路、57はレゾルバ移相
機39の出力信号を増幅する増幅器、58は増幅器57
の出力信号を矩形波に整形するシュミット回路、59は
シュミット回路58の出力波形を微分し、パルス信号と
する微分回路で、この回路59のパルス信号に応動して
分周カウンタ52からのディジタル信号は移動機械の絶
対位置として記憶回路53に記憶される。
なお第3図と同一符号は同−又は相当部分であり、その
説明を省略する。
説明を省略する。
次に、以上のように構成された従来装置の動作について
説明する。
説明する。
先ず、パルス発振器51から第7図aに示されるように
、レゾルバ移相機39の励振周波数fの1周期に対し2
n個のパルス信号が出力され、分周カウンタ52に入力
される。
、レゾルバ移相機39の励振周波数fの1周期に対し2
n個のパルス信号が出力され、分周カウンタ52に入力
される。
次に、分局カウンタ52によりパルス信号(第7図a)
のパルス数がディジタル値でカウントされ、分周カウン
タ□ nl 52の内容2〜2 が各桁毎に複数の出力端子に出
力される。
のパルス数がディジタル値でカウントされ、分周カウン
タ□ nl 52の内容2〜2 が各桁毎に複数の出力端子に出
力される。
又、分周カウンタ52の最上術2 の出力端子がろ
波器54に接続されており、この桁の出力はレゾルバ移
相機39の励振周波数fに分周されている信号となる。
波器54に接続されており、この桁の出力はレゾルバ移
相機39の励振周波数fに分周されている信号となる。
具体的には、パルス発振器51からのパルス信号(第7
図a)が先ず分周カウンタ52で1/2に分周カウント
、8れ、分周カウンタ52の20の出力端子に出力され
、第7図2°の信号が出力されることになる。
図a)が先ず分周カウンタ52で1/2に分周カウント
、8れ、分周カウンタ52の20の出力端子に出力され
、第7図2°の信号が出力されることになる。
次に、第7図2°の信号が分周カウンタ52によりさら
に1/2に分周カウントされ、分周カウンタ52の21
の出力端子に出力され、第7図21に示す信号が出力
されることになる。
に1/2に分周カウントされ、分周カウンタ52の21
の出力端子に出力され、第7図21に示す信号が出力
されることになる。
以下間・・栗に1/2に分周カウントされ、第7図22
、23 、・・・2 H”−1に示す信号が分周
カウンタ52の各出力端子に出力されることになる。
、23 、・・・2 H”−1に示す信号が分周
カウンタ52の各出力端子に出力されることになる。
このようにして分周カラン−1
トされた最上術2 の信号がレゾルバ移相機39の
励振周波数fとなり、第7図b=zn 1に示す励振
周波数の矩形波信号がろ波器54に入力されることにな
る。
励振周波数fとなり、第7図b=zn 1に示す励振
周波数の矩形波信号がろ波器54に入力されることにな
る。
この矩形波信号をろ波器54により第7図Cに示される
ような正弦波信号に変換し、これを増幅器55により増
幅し、レゾルバ移相器39の入力端固定子巻線32に入
力する。
ような正弦波信号に変換し、これを増幅器55により増
幅し、レゾルバ移相器39の入力端固定子巻線32に入
力する。
レゾルバ移相機39は、上述の通り、増幅器55からの
入力電圧を車輪3の回転角に比例して変位する酸相の出
力電圧(第7図d)を出力している。
入力電圧を車輪3の回転角に比例して変位する酸相の出
力電圧(第7図d)を出力している。
レゾルバ移相機39の出力電圧は増幅器57により増幅
され、シュミット回路58により第7図eに示すように
矩形波に変換され、この矩形波の微分パルス(第7図g
)を微分回路59により発生させる。
され、シュミット回路58により第7図eに示すように
矩形波に変換され、この矩形波の微分パルス(第7図g
)を微分回路59により発生させる。
この微分パルス(第7図g)に応動して分周カウンタ5
2の内容2〜2 が記憶回路53に記憶される。
2の内容2〜2 が記憶回路53に記憶される。
この記憶回路53の内容はI/fの周期で更新され、n
ビットのディジタル量として出力される。
ビットのディジタル量として出力される。
ところで、この従来装置では車輪3の直径が変化したよ
うな場合に誤差を生じる。
うな場合に誤差を生じる。
即ち、レゾルバ移相機39の入力電圧(第7図C)と出
力電圧(第7図d)との位相差は車輪3の回転角度θに
比例するが、例えば車輪の直径りが摩耗等で変動した場
合には、一定距離を移動したときの回転数が増加し、回
転角度θの検出だけでは正確な移動距離を検出すること
ができない。
力電圧(第7図d)との位相差は車輪3の回転角度θに
比例するが、例えば車輪の直径りが摩耗等で変動した場
合には、一定距離を移動したときの回転数が増加し、回
転角度θの検出だけでは正確な移動距離を検出すること
ができない。
今、車輪3の直径りが上に変化したとすると、一定距離
移動するための車輪3の回転数はm倍となり、車輪3の
1回転、すなわち回転角度2πラジアンあたりの移動機
械の移動距離はよとなる。
移動するための車輪3の回転数はm倍となり、車輪3の
1回転、すなわち回転角度2πラジアンあたりの移動機
械の移動距離はよとなる。
従って、単位検出距離、すなわち検出ピッチを変化前の
上とする必要がある。
上とする必要がある。
この発明は上述従来装置の欠点に着目し、これの改善を
計ることを目的とするもので、移動機械等の車輪の回転
角度を検出する際に、摩耗等による車輪等の直径の変動
、あるいは車輪の直径の異なる他の移動機械への適用等
に応じた補正の出来る絶対位置検出装置を提供するもの
である。
計ることを目的とするもので、移動機械等の車輪の回転
角度を検出する際に、摩耗等による車輪等の直径の変動
、あるいは車輪の直径の異なる他の移動機械への適用等
に応じた補正の出来る絶対位置検出装置を提供するもの
である。
以下、この発明の一実施例を第8図により説明する。
図において、60はこの発明の要部である誤差補正回路
であり、分局カウンタ52の複数の出力端子からの信号
を入力信号とするD/A変換器61と、このD/A変換
器61の出力信号を入力信号とする分圧素子、例えば分
圧抵抗器62と、この分圧抵抗器62からの出力信号を
入力信号とし、記憶回路53へ出力するA/D変換器6
3とから構成されている。
であり、分局カウンタ52の複数の出力端子からの信号
を入力信号とするD/A変換器61と、このD/A変換
器61の出力信号を入力信号とする分圧素子、例えば分
圧抵抗器62と、この分圧抵抗器62からの出力信号を
入力信号とし、記憶回路53へ出力するA/D変換器6
3とから構成されている。
D/A変換器61は分周カウンタ52によりカウントさ
れたパルス数のディジタル出力信号をアナログ信号に変
換するものであり、又、分圧抵抗器62は摩耗等による
車輪3の直径の変動、あるいは車輪3の変換等によ・る
車輪3の直径の変動を補正するためのものである。
れたパルス数のディジタル出力信号をアナログ信号に変
換するものであり、又、分圧抵抗器62は摩耗等による
車輪3の直径の変動、あるいは車輪3の変換等によ・る
車輪3の直径の変動を補正するためのものである。
A/D変換器63は分圧抵抗器62のアナログ出力信号
をディジタル信号に変換するものである。
をディジタル信号に変換するものである。
なおその他のものは従来装置と同様であり、その説明を
省略する。
省略する。
この発明の実施例装置は上述のように構成されており、
次にその動作を説明する。
次にその動作を説明する。
分周カウンタ52によりカウントされたパルス数のディ
ジタル出力信号をD/A変換器61によりアナログ量に
変換した後、分圧抵抗器62により車輪3の直径りの変
化に対応するように、例えば操作者が記憶回路53から
の出力信号を見ながらその出力を調整する。
ジタル出力信号をD/A変換器61によりアナログ量に
変換した後、分圧抵抗器62により車輪3の直径りの変
化に対応するように、例えば操作者が記憶回路53から
の出力信号を見ながらその出力を調整する。
この調整されたアナログ信号を更にA/D変換器63に
よりディジタル量に変換することにより車輪3の直径の
変動を補正する。
よりディジタル量に変換することにより車輪3の直径の
変動を補正する。
すなわち、D・/A変換器61からのアナログ量を分圧
抵抗器62により車輪3の直径りの変化に対応させて調
整する。
抵抗器62により車輪3の直径りの変化に対応させて調
整する。
これにより、車輪3の直径の変動に対応して変化した回
転角度θを誤差補正回路60により補正し、実際の移動
機械の移動距離に相当するアナログ量とする。
転角度θを誤差補正回路60により補正し、実際の移動
機械の移動距離に相当するアナログ量とする。
そして分圧抵抗器62で調整されたアナログ量をA/D
変換器63によりディジタル量に変換されるので、真の
移動距離に相当するディジタル信号を複数の出力端子に
出力することができる。
変換器63によりディジタル量に変換されるので、真の
移動距離に相当するディジタル信号を複数の出力端子に
出力することができる。
さらに具体的に説明すると、車輪3の直径が変化してい
ない場合、分圧抵抗器62の入出力がl対1となるよう
に調整し、分周カウンタ52から1−1 の出力信号と同一の第7図2°〜2 に示す信号が
A/’D変換器63から出力される。
ない場合、分圧抵抗器62の入出力がl対1となるよう
に調整し、分周カウンタ52から1−1 の出力信号と同一の第7図2°〜2 に示す信号が
A/’D変換器63から出力される。
又、車輪3の直径が変化した場合、分圧抵抗器62によ
り調整が行なわれ、直径変化分に見合った回転軸の回転
角度θに相当するパルス信号が得られるように、A/D
変換器63の出力端子2〜2−1 − には、第7図2°〜2 に小す信号より、パルス幅
の異なる信号が出力されることになる。
り調整が行なわれ、直径変化分に見合った回転軸の回転
角度θに相当するパルス信号が得られるように、A/D
変換器63の出力端子2〜2−1 − には、第7図2°〜2 に小す信号より、パルス幅
の異なる信号が出力されることになる。
この状態を示したのが第9図であり、この第9図Aは車
輪3の摩耗前におけるA/D変換器63からの出力で、
第9図Bは車輪3が摩耗等により、摩耗前の1/2にな
った場合を例示し、分圧抵抗器62の入力が1 : 1
/2となるように調整された時のA/D変換器63から
の出力である。
輪3の摩耗前におけるA/D変換器63からの出力で、
第9図Bは車輪3が摩耗等により、摩耗前の1/2にな
った場合を例示し、分圧抵抗器62の入力が1 : 1
/2となるように調整された時のA/D変換器63から
の出力である。
以上のように、車輪3の直径が変化して回転角度θが変
化しても、レゾルバ移相機39からの回転角度θの検出
信号に応動して記憶回路53へA/D変換器63から入
力されるパルス数は、車輪3の直径が変化していないと
きと同一のパルス数が入力されることになる。
化しても、レゾルバ移相機39からの回転角度θの検出
信号に応動して記憶回路53へA/D変換器63から入
力されるパルス数は、車輪3の直径が変化していないと
きと同一のパルス数が入力されることになる。
このようにしてルΦ変換器63からの出力信号は、レゾ
ルバ移相機39からの検出信号に基づく微分回路59か
らの微分パルス(第7図g)に応動して、その内容2〜
2 が記憶回路53に記憶される。
ルバ移相機39からの検出信号に基づく微分回路59か
らの微分パルス(第7図g)に応動して、その内容2〜
2 が記憶回路53に記憶される。
従って、この記憶回路53に記憶された内容を出力信号
として出力することにより、車輪3の直径りから算出さ
れる車輪の円周長さ、及びこの円周長さを2nのパルス
数で分割した際の1パルス当りの長さを用いて移動機械
の移動距離を求めることができ、しかも車輪3の直径り
が変化して回転角度θが変化しても、分圧抵抗器62に
より調整を行なっているので、車輪3の直径りが変化し
ていないときと同様に移動距離を求めることができ、基
準点からの絶対位置を検出することができる。
として出力することにより、車輪3の直径りから算出さ
れる車輪の円周長さ、及びこの円周長さを2nのパルス
数で分割した際の1パルス当りの長さを用いて移動機械
の移動距離を求めることができ、しかも車輪3の直径り
が変化して回転角度θが変化しても、分圧抵抗器62に
より調整を行なっているので、車輪3の直径りが変化し
ていないときと同様に移動距離を求めることができ、基
準点からの絶対位置を検出することができる。
なお、この実施例においては、クレーンの走行用の車輪
3に絶対位置検出装置を連結した場合について図示説明
したが、横行用の車輪に連結してもよく、又、クレーン
に限定されず、電気車等その他の移動機械の基準点から
の絶対位置を検出することに適用できる。
3に絶対位置検出装置を連結した場合について図示説明
したが、横行用の車輪に連結してもよく、又、クレーン
に限定されず、電気車等その他の移動機械の基準点から
の絶対位置を検出することに適用できる。
以上説明したように、この発明によれば、移動機械の車
輪の直径が摩耗あるいは交換等により変化しても、車輪
の直径の変化に応じて補正することができるようにした
ので、正確な移動距離を検出することができ、基準点か
らの正確な絶対位置を検出することができる。
輪の直径が摩耗あるいは交換等により変化しても、車輪
の直径の変化に応じて補正することができるようにした
ので、正確な移動距離を検出することができ、基準点か
らの正確な絶対位置を検出することができる。
第1図はこの発明装置が適用される移動機械の概略正面
図、第2図は第1図の■−■線方向から見た概略側面図
、第3図はレゾルバ移相機の回路図、第4図は第3図の
原理説明図、第5図は第3図に示すレゾルバ移相機の入
力電圧波形と出力電圧波形を示す図、第6図は従来の絶
対位置検出装置のブロック図、第7図は第6図に示す装
置の各部の信号波形図、第8図はこの発明による絶対位
置検出装置の一実施例を示すブロック図、第9図は移動
機械の車輪の直径の変動前後を比較するためのパルス波
形図である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示し、1はレー
ル、2はクレーンガター、3は車輪、4は駆動装置、5
は減速機、6は絶対位置検出装置、30はレゾルバの回
転軸、31はレゾルバ、32は入力側固定子巻線、33
は出力側第1固定子巻線、34出力側第2固定子巻線、
35は回転子巻線、38は整合トランス、39はレゾル
バ移相機、50は励振回路、51はパルス発振器、52
は分周カウンタ、53は記憶回路、56は位相差検出回
路、60は誤差補正回路、61はD/A変換器、62は
分圧素子、63はA/D変換器である。
図、第2図は第1図の■−■線方向から見た概略側面図
、第3図はレゾルバ移相機の回路図、第4図は第3図の
原理説明図、第5図は第3図に示すレゾルバ移相機の入
力電圧波形と出力電圧波形を示す図、第6図は従来の絶
対位置検出装置のブロック図、第7図は第6図に示す装
置の各部の信号波形図、第8図はこの発明による絶対位
置検出装置の一実施例を示すブロック図、第9図は移動
機械の車輪の直径の変動前後を比較するためのパルス波
形図である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示し、1はレー
ル、2はクレーンガター、3は車輪、4は駆動装置、5
は減速機、6は絶対位置検出装置、30はレゾルバの回
転軸、31はレゾルバ、32は入力側固定子巻線、33
は出力側第1固定子巻線、34出力側第2固定子巻線、
35は回転子巻線、38は整合トランス、39はレゾル
バ移相機、50は励振回路、51はパルス発振器、52
は分周カウンタ、53は記憶回路、56は位相差検出回
路、60は誤差補正回路、61はD/A変換器、62は
分圧素子、63はA/D変換器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動機械の車輪に連結され、上記車輪の回転角に応
じて入力信号と所定位相差の信号を出力するレゾルバ移
相機、 並びに上記レゾルバ移相機のレゾルバ励振周波数の2n
倍のパルス信号を発生するパルス発振器、及び上記パル
ス発振器に接続され、上記パルス発振器からのパルス信
号のパルス数をディジタル値でカウントし、各桁毎に複
数の出力端子に出力すると共に、上記カウントの最上桁
がレゾルバ移相機の励振周波数と一致するように分周カ
ウントする分局カウンタ、及び上記分周カウンタの最上
桁の出力端子と上記レゾルバ移相機の入力端との間に接
続され、上記分周カウンタの最上桁のレゾルバ励振周波
数信号を正弦波に整形して上記レゾルバ移相機の入力信
号として出力するろ波器を備えた上記レゾルバ移相機の
励振回路、 並びに上記レゾルバ移相機の出力端子に入力端子が接続
され、この入力信号を矩形波に整形するシュミット回路
、及びこのシュミット回路の出力端子に接続され、その
出力波形を微分しパルス信号として出力する微分回路、
及び上記微分回路の出力であるパルス信号に応動して上
記励振回路の分周カウンタから出力されるディジタル信
号を上記移動機械の車輪の回転角に比例した上記移動機
械の絶対位置として記憶する記憶回路を備えた位相差検
出回路、 からなる絶対位置検出装置において、 上記分周カウンタの複数の出力端子に接続されそのディ
ジタル信号をアナログ量に変換するDA変換器、このD
/A変換器の出力端子に接続されその出力信号を上記移
動機械の車輪径の変動に応じて分圧比を調整する分圧素
子、この分圧素子の分圧出力端子に接続されその分圧信
号をディジタル量に変換し、出力端子を上記記憶回路の
入力端子に接続するA/D変換器からなる誤差補正回路
を具備し、この誤差補正回路によって車輪の直径変動に
よる誤差を補正するようにしたことを特徴とする絶対位
置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059176A JPS5852280B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 絶対位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059176A JPS5852280B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 絶対位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS536061A JPS536061A (en) | 1978-01-20 |
JPS5852280B2 true JPS5852280B2 (ja) | 1983-11-21 |
Family
ID=13722571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8059176A Expired JPS5852280B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 絶対位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852280B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120137144A (ko) * | 2011-06-10 | 2012-12-20 | 현대자동차주식회사 | 친환경차량의 모터 위치신호 조정장치 및 방법 |
WO2019146618A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | コスメディ製薬株式会社 | マイクロニードル用緊迫器具 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629103A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Limit switch device |
JPH04294406A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-19 | Kobe Steel Ltd | ロボットの回転位置検出装置 |
-
1976
- 1976-07-07 JP JP8059176A patent/JPS5852280B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120137144A (ko) * | 2011-06-10 | 2012-12-20 | 현대자동차주식회사 | 친환경차량의 모터 위치신호 조정장치 및 방법 |
WO2019146618A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | コスメディ製薬株式会社 | マイクロニードル用緊迫器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS536061A (en) | 1978-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4612503A (en) | Rotation speed detection device having a rotation angle detector of inductive type | |
CN101459406B (zh) | 一种双馈电机转子初始位置角的自动检测方法及装置 | |
US4572951A (en) | System for detecting an absolute position | |
JPS58104873A (ja) | 溝付きドラムを介して摩擦駆動により綾巻きパツケ−ジに巻取られる糸の長さを求める方法 | |
US4227137A (en) | Digital tach and slip signal motor control | |
US3860187A (en) | Circuit for controlling the thread velocity in winding equipment with a traversing mechanism | |
CN104914268A (zh) | 用于检测电动机转速的装置 | |
JPS5852280B2 (ja) | 絶対位置検出装置 | |
US4268786A (en) | Position pickup for numerically controlled machine tools | |
KR900005790B1 (ko) | 펄스 발생기 | |
US4266176A (en) | Induction motor slip frequency controller | |
JP2001194251A (ja) | パワーステアリング検出装置 | |
DE2616552C2 (ja) | ||
US4095158A (en) | Position-controlling system | |
CN107453555A (zh) | 绝对角度位置传感器及其检测系统 | |
CN207166315U (zh) | 绝对角度位置传感器及其检测系统 | |
JPH0528494Y2 (ja) | ||
JPH0562936B2 (ja) | ||
JPH0725498B2 (ja) | 速度検出装置 | |
JPH0356819A (ja) | 回転角度検出装置 | |
JPH01218374A (ja) | ロータ回転数の制御方法および回路装置 | |
JPS6023056B2 (ja) | 被巻取材料の尾端定位置停止制御装置 | |
JPS5841244B2 (ja) | 位置決め装置 | |
SU877330A1 (ru) | Электромагнитный расходомер с частотным выходом | |
SU579642A1 (ru) | Преобразователь угла поворота вала в код |