JPH0528494Y2 - - Google Patents

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JPH0528494Y2
JPH0528494Y2 JP1986074286U JP7428686U JPH0528494Y2 JP H0528494 Y2 JPH0528494 Y2 JP H0528494Y2 JP 1986074286 U JP1986074286 U JP 1986074286U JP 7428686 U JP7428686 U JP 7428686U JP H0528494 Y2 JPH0528494 Y2 JP H0528494Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流量計回転子の回転数に比例して発
信される正弦波信号を変換して整数倍のデジタル
信号を発信する流量発信器の改良に関する。
[従来の技術] 容積式流量計から流量パルス信号を高分解能に
発信する方法としては、光学方式が一般に採用さ
れている。例えば、特願昭59−180073号公報に光
学的検知手段の一例が開示されている。
この従来技術は、容積式流量計の非円形回転子
の端面に、この端面とほぼ等しい面となるように
薄板円環状のエンコーダを埋没し、このエンコー
ダに穿孔されているスリツト部での光の吸収を利
用した反射光の明暗パルスを光電交換した電圧パ
ルスとして発信している。なお、このスリツト
は、定流量回転時における回転子の角速度の逆関
数とする幅または間隔で配列されており、高分解
能パルスを得るために、光検出に必要な投光幅
は、パルス幅に応じて定められ、正しく焦点を合
わせている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術における検出対象である回転子の
回転は、不等速な関数に従つた回転角速度であ
る。そこで、等間隔のパルスを得るため、回転角
速度の遅い部分のエンコーダのスリツト幅は等分
割された場合のそれよりも狭く、S/N比の優れ
たパルスを得るためには、投光幅を小さくするこ
とが条件となる。そのため、上記従来の技術で
は、精密な焦点合わせが必要であつた。しかし、
焦点合わせの作業は、熟練を要し、非能率的であ
るという問題があつた。
また、光学的な検出器の一般的な問題点とし
て、被測定流体の透光性が問題となり、重油のよ
うな光吸収の大きい流体の計測には不向きであつ
た。
本考案は、上記問題点を解決すべくなされたも
ので、高分解能パルスが安定して得られ、しか
も、パルス間隔を等間隔とすることができ、パル
ス当りの流量の重みを一定にすることができる流
量発信器を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決する手段として、
流量計回転子の回転数に比例した周波数の正弦波
を発信する発信要素と、 この発信要素から発信された正弦波信号を受け
て一定振幅の正弦波を出力する負帰還増幅回路
と、 上記一定振幅の正弦波を三角波に変換する三角
波発生回路と、 複数レベルの基準電圧と上記三角波電圧とを比
較する比較回路と、 比較電圧が一致したときパルスを出力する出力
回路とより構成することを特徴とする。
[作用] 本考案は、以上の述べた従来技術における問題
点を解決する手段において、流量計回転子の回転
数に比例して発信される正弦波信号を、一定振幅
の正弦波信号とした上で、三角波信号に変換し、
この三角波信号の波高値を、予め定められた複数
レベルの基準電圧と比較し、一致したときにパル
スを発信させるようにしている。その結果、上記
基準電圧のレベル数だけのパルスが、安定して得
られる。また、三角波信号は、一定速度で変化す
るため、パルス間隔も一定で出力され、パルス当
りの流量の重みも一定にすることができる。
[実施例] 本考案の実施例について、図面を参照して説明
する。
<実施例の構成> 第1図に本考案流量発信器の一実施例の構成を
示す。
同図において、本実施例の流量発信器は、オー
バル流量計の回転子の回転を検出して、回転数に
比例した周波数の正弦波を発信する発信要素を構
成する磁気抵抗素子7と、該磁気抵抗素子7から
発信された正弦波信号を受けて一定振幅の正弦波
を出力する負帰還増幅回路9と、上記一定振幅の
正弦波を三角波に変換する三角波発生回路14
と、複数レベルの基準電圧と上記三角波電圧とを
比較する比較回路15と、比較電圧が一致したと
きパルスを出力する出力回路16とより構成され
る。
上記磁気抵抗素子7を含む発信要素について第
2図A,Bを参照して説明する。なお、第2図A
は、オーバル流量計の回転子端面における第2図
BのA−A断面図、第2図Bは、第2図AのB−
B断面図である。
流量計の外筐1内に、一対の非円形歯車の回転
子2が軸3を軸として回転自在に配設されてお
り、少くとも一つの回転子端面に軸3と対称の位
置に発信要素としての磁石5が異なる極性で埋設
されている。回転子は、F方向からの流体流入に
よりR方向に回転する。磁気抵抗素子7は、磁石
対の中間位置、即ち、軸上の回転子2から僅かに
距てた位置に配設されている。具体的には、第2
図Bの上蓋6の該当位置に穿穴された凹部8内に
固着されている。
磁気抵抗素子7はパーマロイ薄膜により、第3
図に示すようにR1(θ),R2(θ)からなる格子状
に配置され、共通端子T2、外部端子T1,T3を有
し、格子を通る磁束に比例して抵抗が変化する。
従つて、磁束に直交した側の抵抗値変化は小さ
い。周知のように、磁気抵抗素子7が外部磁界H
中にあるとき、外部磁界の方向が磁気抵抗素子を
流れる電流に対して角度θ傾いていると、共通端
子T2の電圧変化は、端子T1,T3間に電圧V0を印
加すると、 ΔV(θ)=ΔR/4R・cos2θV0 …(1) となる。ここで、ΔRは外部磁界が直角HV及び水
平HHを加えた場合の最大抵抗値変化量である。
第(1)式から明らかなように、磁気抵抗素子7に回
転磁界を印加したとき、端子T2には正弦波出力
が得られる。
上記負帰還増幅回路9は、上記磁気抵抗素子7
からの信号を増幅する可変利得のAGC増幅器1
0と、該AGC増幅器10の利得を制御して、入
力信号の振幅によらず一定振幅で出力させる利得
制御回路とから構成される。この利得制御回路
は、上記AGC増幅器10の出力を整流する整流
回路11と、該整流出力を積分する。抵抗R2
よびコンデンサCからなる積分回路と、この積分
値を、抵抗R3および可変抵抗VRにより決定され
る基準値と比較して偏差を検出する比較増幅器1
2と、該比較増幅器12から出力される偏差信号
に基づいて、上記AGC増幅器10の利得を偏差
が0となるようにバイアスを制御する電界効果ト
ランジスタ13とを備えて構成される。
上記三角波発生回路14は、第4図に示すよう
に、R01〜R0N+1の抵抗により順次異なるレベルの
基準電圧を形成する分圧抵抗21と、上記AGC
増幅器から入力する正弦波信号を各々設定される
上記基準電圧と比較して、一致したとき一致信号
を出力する複数のコンパレータ22と、上記コン
パレータ22の各々隣接するものの出力の排他論
理和をとる排他オアゲート24と、コンパレータ
22のうち基準電圧の最も高いものの出力を反転
するインバータ23と、これらの排他オアゲート
24およびインバータ23によりオンオフ制御さ
せるAS1〜ASNのアナログスイツチ群25と、抵
抗R11〜R1Nまでの複数の抵抗を直列接続すると
共に各抵抗の端部に上記アナログスイツチ群25
の各スイツチAS1〜ASNを順次接続してなる帰還
抵抗群26と、これらの帰還抵抗群26の中から
選択されたものによつて定まる増幅率により上記
AGC増幅器10の出力を増幅する帰還増幅器2
7とを備えて構成される。
<実施例の作用> 上記のように構成される本実施例の作用につい
て、上記各図および第5図を参照して説明する。
磁気抵抗素子7の端子T2に生じた正弦波信号
は、負帰還増幅回路9のAGC増幅器10を介し
て一定振幅の正弦波信号となる。すなわち、増幅
器10の出力は、整流回路11により全波整流さ
れた後、抵抗R2およびコンデンサCからなる積
分回路を経て平滑化された直流電圧とされる。こ
の電圧は、電圧+Vを抵抗R3と可変抵抗VRとで
分圧して得られた基準電圧と比較増幅器12で比
較増幅されて、偏差が求められる。この偏差信号
は、電界効果トランジスタ13のゲート入力とな
つて増幅され、AGC増幅器10に負帰還される。
これによりAGC増幅器10の出力信号は常に一
定の振幅値に制御される。
この正弦波出力は、三角波発生回路14に入力
されて同一周波数の三角波に変換され、比較回路
15の一方の入力として印加される。
三角波発生回路14では、入力された正弦波信
号がコンパレータ27に入力され、これと基準電
源+B0を抵抗R01,R02…R0N-1,RNにより分圧さ
れた基準電源E1,E2…EN-1,ENとが比較される。
第5図はこれを示す。一致したとき、コンパレ
ータ出力第5図のcp1,cp2,…が得られ、これ
は、インバータ23、排他オアゲート24により
アナログスイツチAS1,AS2…ASN-1,ASNを駆
動する指令信号第5図のSW1,SW2…が得られ
る。
この信号により、帰還増幅器27では、帰還抵
抗群26の中から、R11,R11+R12,R11+R12
R13,…,R11+R12+R13+…+R1Nのように順次
選択接続された抵抗が帰還抵抗となつて、非反転
型プログラマブルゲイン増幅回路を構成し、第5
図の折線Bが得られる。これと、入力正弦波信
号Aとにより三角波Cが得られる。
このようにして得られた三角波電圧は、第1図
における他の基準電圧+Vから抵抗R21,R22
…,R2Nにより分圧された基準電圧と比較され
る。一致信号は、エンコーダ16に入力されて、
パルス信号が端子17に出力される。
以上に述べたように本実施例による流量発信器
によれば、正弦波信号の周波数と同一周波数の三
角波信号が得られて、90°位相間で基準電圧と比
較されるので、180°位相間で基準電圧と比較する
場合よりも2倍の分解能を持つことになる。さら
に、三角波により等速パルスが得られるので、上
述の従来例のように不等分間隔をもつエンコーダ
による問題点も解消される。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、高分解能パルス
が安定して得られ、しかも、パルス間隔を等間隔
とすることができ、パルス当りの流量の重みを一
定にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案流量発信器の一実施例を示す回
路図、第2図A,Bはオーバル流量計の回転子端
面における発信要素取付け状態を示すA−A断面
図およびB−B断面図、第3図は発信要素たる磁
気抵抗素子の概要を示す説明図、第4図は上記実
施例において使用する三角波発生回路の概要を示
す回路図、第5図は三角波発生回路の作用を示す
波形図である。 7……磁気抵抗素子、9……帰還増幅回路、1
0……AGC増幅器、11……整流回路、12…
…比較増幅器、13……電界効果トランジスタ、
14……三角波発生回路、15……比較回路、1
6……出力回路、22……コンパレータ、23…
…インバータ、24……排他オアゲート、25…
…アナログスイツチ群、26……帰還抵抗群、2
7……帰還増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流量計回転子の回転数に比例した周波数の正弦
    波を発信する発信要素と、 この発信要素から発信された正弦波信号を受け
    て一定振幅の正弦波を出力する負帰還増幅回路
    と、 上記一定振幅の正弦波を三角波に変換する三角
    波発生回路と、 複数レベルの基準電圧と上記三角波電圧とを比
    較する比較回路と、 比較電圧が一致したときパルスを出力する出力
    回路とより構成することを特徴とする流量発信
    器。
JP1986074286U 1986-05-16 1986-05-16 Expired - Lifetime JPH0528494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986074286U JPH0528494Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JPS62186023U JPS62186023U (ja) 1987-11-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5967458A (ja) * 1982-10-12 1984-04-17 Mitsubishi Electric Corp デジタル速度検出方式

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799127U (ja) * 1980-12-11 1982-06-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5967458A (ja) * 1982-10-12 1984-04-17 Mitsubishi Electric Corp デジタル速度検出方式

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JPS62186023U (ja) 1987-11-26

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