JPH01276019A - ロータリエンコーダ - Google Patents

ロータリエンコーダ

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Publication number
JPH01276019A
JPH01276019A JP10610188A JP10610188A JPH01276019A JP H01276019 A JPH01276019 A JP H01276019A JP 10610188 A JP10610188 A JP 10610188A JP 10610188 A JP10610188 A JP 10610188A JP H01276019 A JPH01276019 A JP H01276019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentricity
circuit
output
track
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10610188A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Nakamura
新 中村
Tetsuya Akagi
哲也 赤木
Arimasa Abe
安部 有正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP10610188A priority Critical patent/JPH01276019A/ja
Publication of JPH01276019A publication Critical patent/JPH01276019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば工作機やロボットの位置決めに用い
る回転角度計測用のロータリエンコーダであって、外部
診断あるいは自己診断の機能、特に回転板の偏心診断機
能を有するロータリエンコーダに関する。
(ロ)従来の技術 一般に、よく知られたロータリエンコーダは、回転軸に
例えばスリットの有無の配置等で構成される複数のトラ
ックのコード部を持つ回転板(円板)を取り付け、この
回転板のコードを、例えば発光素子と受光素子からなる
コード読取器で読取り、回転角を検出している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ロータリエンコーダにおいて、エンコーダのφ山にブー
りとベルトをかけて駆動する場合や、ギヤ等でラジアル
荷重が発生する場合、また、計測対象となる軸とエンコ
ーダの軸とが偏心したままの剛性の高い固定方法で固定
された場合に、エンコーダの軸に荷重が印加され、内部
の角度検出用の回転板が偏心することがある。回転板が
偏心すると、角度検出精度が劣化する。しかし、従来の
ロータリエンコーダは、角度検出精度の劣化を定量的に
示す機能を備えていす、使用者は現在使用中のロータリ
エンコーダが実際に正しい精度で動作しているか、どう
かを確認することができないとう問題があった。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、エンコーダの軸あるいは回転板の偏心量を内部で計
測し、一定量以上の偏心量が発生したとき、その旨を示
す信号を出力するようにし、偏心が発生すれば、使用者
が直ちにこれを知り得るロータリエンコーダを提供する
ことを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この発明のロ
ータリエンコーダは、回転板にコードを設け、このコー
ドを検出器で読取り、回転角度を検出するものにおいて
、前記回転板のコード部の外周と内周に、互いに同相の
回転板偏心検出用のコードトラックを設け、このコード
トラックの読取り出力を差動導出する差動増幅回路と、
この差動増幅回路の出力が所定レベル以上の場合に、回
転板偏心を示す信号を出力する偏心報知出力回路とを特
徴的に備えている。
このロータリエンコーダでは、回転板に偏心がないと、
外周と内周に設けたコードトラックが同相なので、どの
回転角度位置でも、両トラックの読取り出力はほぼ同レ
ベルであり、したがって、差動増幅回路の出力はOであ
り、偏心報知出力回路は偏心を示す信号を出力しない、
しかし、回転板に偏心があると、外周と内周のコードト
ラックの読取り出力に相差が生じ、コードの0N10F
Fの変化点で、差動増幅回路は両トラックの読取出力の
差レベルに応じた信号を出力する。この出力が所定レベ
ル以上であると、偏心報知出力回路は偏心を示す信号を
出力する。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
第2図は、この発明が実施されるロータリエンコーダの
、コード読取り部の概略図である。同図において、軸1
に回転板2が取付けられている。
回転板2には、分解能の異なる複数のトラックが設けら
れている。
3は、投光素子としてのレーザダイオードであり、この
レーザダイオード3よりの光はシリンドリカルレンズ4
により、回転板2の半径方向に幅方向が一致する帯状の
ビームaとし、このビームaを固定スリット5及び回転
板2のトラックを透過させて、ホトダイオードアレー6
で受光するようになっている。
この回転板2の光学読取り部は、回転板2のコードトラ
ックを除いて、従来のものと特に異なるものではない。
回転板2のトラック構造は第3図Gζ示すように、それ
ぞれ分解能の異なるAo、A、 SA、 、A、の4ト
ラツクよりなるコード列と、このコード列の外周と内周
にそれぞれ設けられる偏心検出用のトラックM、 、M
、とから構成されている。トラックA0、・・・、A、
は、従来のアブソリュートエンコーダに設けられる通常
のものである。これに対し、M+ SM2は本願特有の
コードトラックであり、トラックA0のON10FFの
周期に対し2倍の周期で、しかも、両トラックは同相に
構成されている。
ホトダイオードアレー6は、第1図に示すように、回転
板2の各コードトラックに対応して、受光部6M+ −
6Ao 、6A+ 、6Az 、6A3.6Mgがそれ
ぞれ形成されている。第1図は、この発明の一実施例ロ
ータリエンコーダの信号処理回路を示すブロック図であ
る。
同図において、投光回路7により駆動されるレーザダイ
オード3の光は上記したように、シリンドリカルレンズ
4、固定スリット5、回転板2のスリットを介して、ホ
トダイオードアレー6に入光され、ホトダイオードアレ
ー6の各受光素子6M、 、6A、 、・・・、6M、
は、それぞれ受光量に応じた電流を流し、これら各受光
素子を流れる電流はそれぞれI/V変換回路8Ml 、
8Ao 、・・・、8Mgを介して、個別に電圧信号に
変換されて出力される。この中、I/V変換回路8A、
、8A1、・・・、8A3の出力電圧は波形整形回路9
A、 、9A、、9Az 、9A3で、それぞれ波形整
形され、各読取りコード信号A、 、A、、A、、A、
として出力される。一方、I/V変換回路8M、と8M
、の再出力は、差動増幅回路10に入力され、差動増幅
回路10はこれらの2人力の差に相当する信号を出力し
、ウィンドウコンパレーク11で、その出力電圧が所定
のしきい値±Vthを越える信号が存する場すのみ、ハ
イレベル信号をD−F/F (D形−フリップ/フロッ
プ)回路12に入力する。D−F/F回路12は、波形
整形回路9A、より出力される信号毎にD端子に入力さ
れる信号を読取り、波形整形回路9A、の周期分だけ入
力信号を保持し、出力端子Eよりその信号を出力するよ
うに構成されている。
上記実施例ロータリエンコーダにおいて、今、回転板2
が回転し、ある位置で停止したとすると、レーザダイオ
ード3からの光がそれぞれ停止位置のコードトラックM
 I 、Ao 、・・・、A、 、M、のON10 F
 Fの状況に応じ、ダイオード6Ml、6A0、・・・
、6A、、6M、に受光され、受光電流が流れ、この受
光レベルに応じた信号が、■/V変換回路8M1.8A
0、・・・、8 As 、8 Mzから出力され、波形
整形回路9A0、・・・、9A3より、それぞれ停止位
置に対応する角度信号へ〇、A+ 、At 、Asを出
力する。この状況において、今、回転板2に何ら偏心が
生じていない場合を想定すると、この場合、回転板2の
回転により、最外周のトラックMlと最内周のトラック
M2には、それぞれ配置されたコードによって、受光素
子6M、、6M、に受光電流が流れ、その受光電流に応
じた信号電圧がI/V変換回路8M、と8M2から出力
される。偏心がない場合、これらは、第4図に示す波形
のようにいずれも同相で、波形にずれがな(、従って、
差動増幅回路10には、全く同一の波形が入力されるた
め、その出力は0であり、ウィンドウコンパレータ11
からなんら出力信号が出力されず、D−F/F回路12
からも出力信号が出されない。つまり、偏心を示す信号
が出力されない。これに対し、もし、回転2に偏心が生
じると、その偏心により、受光素子6M、、6M、に入
力される光信号は、位相差を生じ、従って、I/V変換
回路8M、と8M、から出力される波形も第5図に示す
ように位相差を生じ、従って、これらの位相差を生じた
両信号が差動増幅回路10に入力されると、差動増幅回
路10は位相差の生じた部分において、その差にtl’
Jする電圧を出力する。この差に相当する電圧がウィン
ドウコンバレー1夕11において、所定のしきい埴土v
th、−vthよりも越えていると、その部分において
、ハイレベルの信号をD−F/F回路12に入力し、D
−F/F回路12は、その信号を所定の期間保持し、出
力する。ウィンドウコンパレータ11の出力はそのまま
でも、偏心を示す信号を出力可能であるが、その出力は
ワンシジット的に比較的パルス幅の短い信号なので、D
−F/F回路工2で、一定の期間保持し、安定な偏心報
知信号をE端子より出力するように構成している。
なお、上記実施例においては、回転板のコード読取り部
をレーザダイオードとシリンドリカルレンズとホトダイ
オードアレー等で構成する場合を例に上げたが、これら
発光素子及び受光素子は、この素子に限定されるもので
ないことは言うまでもない。また、コード読取り手段も
光学的素子に限定されることなく、例えば、磁気的検出
器、超音波検出器、導体接触型の検出器等の、種々の検
出器を用いて、コードを読取るものであってもよい。
(へ)発明の効果 この発明によれば、回転板のコード部の外周と内周に、
互いに同相の回転板偏心検出用のコードトラックを設け
、このコードトラックの読取り出力を差動導出する差動
増幅回路と、この差動増幅回路の出力が所定レベル以上
の場合に、回転板偏心を示す信号を出力する偏心報知出
力回路とを備えたので、故に、ロータリエンコーダが良
好な制御動作しているか否かを常時、また必要に応じて
確認することができる。
また、エンコーダの回転板取付は固定時において、剛性
の高いカップリング方式と微小な位置調整機構を用いる
ことによって、確実に計測対象軸とエンコーダ軸との中
心を一致させることができる。さらに、エンコーダの軸
に印加されるラジアル荷重が適性がどうかを動作状態で
常時あるいは必要に応じ確認することができるなどの利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例ロータリエンコーダの信
号処理部を示す′回路ブロック図、第2図は、同実施例
ロータリエンコーダの回転板読取り部の概略を示す図、
第3図は、同読取り部の回転板のコードトラックのパタ
ーンを示す図、第4図及び第5図は、上記実施例ロータ
リエンコーダの偏心検出動作を説明するための図であっ
て、第4図は、偏心が生じない場合を示す波形図、第5
図は、偏心が生じた場合の動作を説明するための波形図
である。 1:軸、        2:回転板、Ao・・・・・
A、:回転位置検出用コードトラック、Ml ’ Mz
 :偏心検出用トラック、lO:差動増幅回路、 11:ウィンドウコンパレータ。 特許出願人     立石電機株式会社代理人  弁理
士  中 村 茂 信

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転板にコードを設け、このコードを検出器で読
    取り、回転角度を検出するロータリエンコーダにおいて
    、 前記回転板のコード部の外周と内周に、互い同相の回転
    板偏心検出用のコードトラックを設け、このコードトラ
    ックの読取り出力を差動導出する差動増幅回路と、この
    差動増幅回路の出力が所定レベル以上の場合に、回転板
    偏心を示す信号を出力する偏心報知出力回路とを備えた
    ことを特徴とするロータリエンコーダ。
JP10610188A 1988-04-28 1988-04-28 ロータリエンコーダ Pending JPH01276019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10610188A JPH01276019A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ロータリエンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10610188A JPH01276019A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ロータリエンコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01276019A true JPH01276019A (ja) 1989-11-06

Family

ID=14425127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10610188A Pending JPH01276019A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ロータリエンコーダ

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JP (1) JPH01276019A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001066155A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd レンズを用いた結像方式エンコーダ
US8056250B2 (en) 2008-09-08 2011-11-15 Ricoh Company, Ltd. Rotary disk eccentricity measurement method, rotary encoder, and rotary member control device
US8138468B2 (en) 2008-11-20 2012-03-20 Ricoh Company, Ltd. Rotary disk eccentricity measurement method, rotary encoder, and image forming apparatus including the rotary encoder

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001066155A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd レンズを用いた結像方式エンコーダ
US8056250B2 (en) 2008-09-08 2011-11-15 Ricoh Company, Ltd. Rotary disk eccentricity measurement method, rotary encoder, and rotary member control device
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