JPS5852171B2 - 高感度感震器 - Google Patents

高感度感震器

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Publication number
JPS5852171B2
JPS5852171B2 JP5744979A JP5744979A JPS5852171B2 JP S5852171 B2 JPS5852171 B2 JP S5852171B2 JP 5744979 A JP5744979 A JP 5744979A JP 5744979 A JP5744979 A JP 5744979A JP S5852171 B2 JPS5852171 B2 JP S5852171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic
shaft
cylinder
receiving
circular
Prior art date
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Expired
Application number
JP5744979A
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English (en)
Other versions
JPS55149020A (en
Inventor
信吉 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Seisakusho KK
Original Assignee
Akashi Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Akashi Seisakusho KK filed Critical Akashi Seisakusho KK
Priority to JP5744979A priority Critical patent/JPS5852171B2/ja
Publication of JPS55149020A publication Critical patent/JPS55149020A/ja
Publication of JPS5852171B2 publication Critical patent/JPS5852171B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感震器に関し、特に高感度用の感震器に関す
る。
従来の感震器としては、受軸上に感震球を載置したもの
などがあるが、このような感震器では、高感度(約80
ガル以内)にするためには機構が緻密となり、工作およ
び取扱いが複雑になるという問題点がある。
本発明は、工作が容易で、精度よく高い感度を得られる
ようにするとともに、取扱いの簡便化をはかった感震器
を提供することを目的とする。
このため本発明の高感度感震器は、ベース上に立設され
た受軸と、この受軸上端の円形受面上に載置される感震
円柱とをそなえ、上記受軸の円形受面と嵌合する円形の
上端部を有して下方へ拡がったコーン状の穴を持つ受軸
ガイドが、上記感震円柱の下端部に設けられたことを特
徴としている。
また本発明の高感度感震器は、上記感震円柱の感震転倒
時にこれを再び上記受軸上に載置しうる回転式リセット
枠が設けられて、このリセット枠に、上記感震円柱を挿
通される楕円形の穴が形成されたことを特徴としている
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図および第2図は本発明の第1実施例としての高感
度感震器を示すもので、第1図はその縦断面図、第2図
は第1図の■−■矢視図である。
第1,2図に示すように、感震円柱1の下端部に受軸ガ
イド2が設けられ、ベースA上に立設された丸棒状の受
軸3の上端における円形受面に、感震円柱1が直立して
載置されている。
また感震円柱1が感震転倒した際に、これを再び受軸3
上に載置するためのリセット枠4が、ツマミ5で回転で
きるようにケース6の壁部に軸支されている。
なおケース6はベースAと一体に形成されて、所要の据
付面B上に据付られる。
リセット枠4は、感震円柱1を挿通する楕円形の穴4a
を有しており、この穴の両端縁には折り曲げ部4bが形
成されて、リセット枠4の回転操作時に感震円柱1の側
面を確実に抱持しうる円弧状の受部が、各折り曲げ部4
bの内側に形成されている。
受軸ガイド2は、受軸3の円形受面と嵌合する円孔とし
ての上端部を有して、下方へ開いたコーン状の穴を持っ
ており、受軸ガイド2と受軸3との嵌合する径を変更す
ることにより、任意の感震感度を設定することができる
なお、受軸ガイド2は感震円柱1と完全に一体であって
もよく、その場合は、感震円柱1の下端面にコーン状凹
部が形成される。
感震円柱1は、通常は金属製とされ、受軸ガイド2およ
び受軸3は、プラスチック材で射出成形することにより
、精度よく量産することができる。
またリセット枠4は、金属プレスあるいは線材の曲げ加
工により簡単に製作することができる。
感震円柱1は受軸ガイド2に案内され、受軸3の上面上
に載置されて据わるが、この据わる条件は、感震円柱1
の重心が受軸3の軸上にあることおよび受軸3の上面が
水平であることである。
外部からの振動により、感震円柱1の重心が受軸3の軸
径外に外れると、感震円柱1は点線図示のごとく転倒し
て、リセット枠4に保持される。
次に感震位置に戻すには、リセット枠4をツマミ5の操
作により矢印方向に鎖線図示の位置へ回し、感震円柱1
を直立させる。
なお、リセット枠4は、常時は水平に保たれて、感震円
柱1の感震作用の支障をきたさないようにされる。
このようにして、この感震器によれば、精度よく器い感
震感度を得ることができ、また感震円柱1の転倒時には
、受軸ガイド2により感震円柱1の下端部が受軸3に係
合したまま、リセット枠4に感震円柱1の側部がもたれ
かかるので、リセット枠4による感震円柱1の復帰操作
を能率よく迅速に行なえる利点がある。
第3図は本発明の第2実施例としての高感度感震器を示
しており、感震円柱1とリセット枠4とが導電部材とさ
れ、受軸3は不導電部材とされて、感震円柱1が転倒し
てリセット枠4に接触すると、ランプ7やブザー8が電
源9およびコード10を介し通電されて警報を発するよ
うになっている。
また第4図は本発明の第3実施例としての高感度感震器
を示すもので、ケース6の頂板にリードスイッチ11が
設けられ、感震円柱1の頭部に設けられたマグネット1
2が、感震円柱1の転倒時に移動することにより、リー
ドスイッチ11が閉じてモータ13を作動させ、これに
より緊急制御機器14が防災動作を行なうようになって
いる。
なお第4図中、符号15は電源へ差込まれるプラグを示
す。
さらに第5図は本発明の第4実施例としての高感度感震
器を示すもので、感震円柱1の頭部に突起16が設けら
れ、ケース6の頂板の小孔には、変換枠17がその軸部
17aを挿通されて揺動可能に支承されている。
そして変換枠17は、その軸部17aの上端と下端とに
、突起16にかぶさるように離隔して配置される円環部
17bと、変位検出部17cとを有している。
したがって、感震円柱1が転倒すると、その突起16が
変換枠17の円環部17bを駆動して、変換枠17を点
線図示のように傾けるので、その変位検出部17cが図
示のごとく変位dを生じるようになる。
そして、この変位dを用いることにより、機械的な制御
機構等の操作を行なわせることができる。
以上詳述したように、本発明の高感度感震器によれば、
感震円柱の1端部に下方へ拡がったコーン状の穴を持つ
受軸ガイドをそなえて、この穴を介し感震円柱を受軸上
端の円形受面上に載置するという極めて簡素な構成で、
精度よく高い感震感度が得られるのであり、落球式感震
器の場合に比べて工作が容易となる利点もある。
また本発明の感震器では、転倒した感震円柱を復帰させ
るためのリセット枠が、感震円柱を挿通する楕円形の穴
を有して回転可能に設けられているので、常時は感震円
柱の作用に支障をきたすことがなく、しかもリセット時
には迅速に且つ確実に感震円柱を受軸上に復帰させつる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の第1実施例としての高感度感震器
を示すもので、第1図はその縦断面図、第2図は第1図
のト」矢視図であり、第3図、第4図および第5図はそ
れぞれ本発明の第2実施例、第3実施例および第4実施
例としての高感度感震器を示す縦断面図である。 1・・・・・・感震円柱、2・・・・・・受軸ガイド、
3・・・・・・受軸、4・・・・・・リセット枠、4a
・・・・・・楕円形の穴、4b・・・・・・折り曲げ部
、5・・・・・・ツマミ、6・・・・・・ケース、7・
・・・・・ランプ、8・・・・・・ブザー、9・・・・
・・電源、10・・・・・・コード、11・・・・・・
リードスイッチ、12・・・・・・マグネット、13・
・・・・・モータ、14・・・・・・緊急制御機器、1
5・・・・・・プラグ、16・・・・・・突起、17・
・・・・・変換枠、17a・・・・・・軸部、17b・
・・・・・円環部、17c・・・・・・変位検出部、A
・・・・・・ベース、B・・・・・・据付面、d・・・
・・・変位。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベース上に立設された受軸と、この受軸上端の円形
    受面上に載置される感震円柱とをそなえ、上記受軸の円
    形受面と嵌合する円形の上端部を有して下方へ拡がった
    コーン状の穴を持つ受軸ガイドが、上記感震円柱の下端
    部に設けられたことを特徴とする、高感度感震器。 2 ベース上に立設された受軸と、この受軸上端の円形
    受面上に載置される感震円柱とをそなえ、上記受軸の円
    形受面と嵌合する円形の上端部を有して下方へ拡がった
    コーン状の穴を持つ受軸ガイドが、上記感震円柱の下端
    部に設けられるとともに、上記感震円柱の感震転倒時に
    これを再び上記受軸上に載置しうる回転式リセット枠が
    設けられて、このリセット枠に、上記感震円柱を挿通さ
    れる楕円形の穴が形成されたことを特徴とする、高感度
    感震器。
JP5744979A 1979-05-10 1979-05-10 高感度感震器 Expired JPS5852171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5744979A JPS5852171B2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 高感度感震器

Applications Claiming Priority (1)

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JP5744979A JPS5852171B2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 高感度感震器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149020A JPS55149020A (en) 1980-11-20
JPS5852171B2 true JPS5852171B2 (ja) 1983-11-21

Family

ID=13055967

Family Applications (1)

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JP5744979A Expired JPS5852171B2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 高感度感震器

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JP (1) JPS5852171B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110280U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 佐藤 一道 乾紙及濡紙パツク
JPS615778U (ja) * 1984-06-19 1986-01-14 株式会社 コ−ヨ−化成 携帯用複合テイシユケ−ス
JPH0464948B2 (ja) * 1988-09-24 1992-10-16 Kenji Nakamura

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110280U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 佐藤 一道 乾紙及濡紙パツク
JPS615778U (ja) * 1984-06-19 1986-01-14 株式会社 コ−ヨ−化成 携帯用複合テイシユケ−ス
JPH0464948B2 (ja) * 1988-09-24 1992-10-16 Kenji Nakamura

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JPS55149020A (en) 1980-11-20

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