JPS5851807Y2 - 折り畳み簡易湯呑み - Google Patents

折り畳み簡易湯呑み

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JPS5851807Y2
JPS5851807Y2 JP3778278U JP3778278U JPS5851807Y2 JP S5851807 Y2 JPS5851807 Y2 JP S5851807Y2 JP 3778278 U JP3778278 U JP 3778278U JP 3778278 U JP3778278 U JP 3778278U JP S5851807 Y2 JPS5851807 Y2 JP S5851807Y2
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JP
Japan
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side walls
handles
teacup
bending
opposing
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JP3778278U
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JPS54142227U (ja
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信男 藤巻
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば旅行時やバイキング、ピグニック時な
どに携行する際にスペース面、重量面で有利であるよう
に、紙材から形成され、かつコンパクトな折り畳み姿勢
に変更可能に構成されている簡易湯呑みに関する。
この種の簡易湯呑みとして従来から知られているものに
、例えば駅の売店、或いは各種飲料水の自動販売機に備
え付けられている紙製コツプが在るが、それらはそれの
使用目的から照らして、もともとコツプ形状に製作され
た嵩高いものであり、また変形し易いこともあって携帯
には全く不向きである。
更に従来の紙製コツプはその大部分のものが取手(柄)
を有さないものであり、熱い日本茶やコーヒーの飲用に
際して手指に火傷を負い易い欠点があり、また取手を有
するものであっても、その取手はあくまで一つだけであ
るから、取手の向きに対して反対側の手で持つ方が便利
であったり、場所的、空間的制約から持ち手を余儀なく
変えねばならないような場合、コツプの転倒や内部飲料
のこぼれなどを招き易い欠点があった。
本考案は、かかる実情に鑑み、不用時にはコンパクトに
折り畳んでスペース的に有利に携帯し保管できるのはも
とより、使用時には上述したような従来欠点のない状態
で安全、便利に飲用に供することができる折り畳み簡易
湯呑みを提供する点に目的があり、このような目的達成
のために案出された本考案に係る折り畳み簡易湯呑みの
特徴構成は、図面にその実施例を示した如く、少なくと
も内側面が防水処理された一枚の厚手の紙材に、各々の
内側への折り曲げによって方形の底面6及び二組の対向
側壁7,8.9,10を各々の相隣る端辺同志が気密接
合される状態に形成するための折込線23.27,33
.25,30,34.29,24,26.31.32.
28と、前記方形底面6における対角延長線に沿っての
外側へし折り曲げによって前記二組のうち一方の組の対
向側壁9,10夫々の両端辺からそれら側壁9,10に
対して直角又はほぼ直角姿勢で外方に向かって突出する
計四辺の取手2,3,4.5を形成するための折込線1
1.12,13.14と、前記各取手2,3,4.5を
相互に対向するもの同志の側壁9,10に近接する方向
への折り曲げ及びそれに続く外方への折り曲げによって
三片の取手2,3,4.5が側壁9,10の各中央部位
置で互いに重なり合った姿勢の二個の取手部を形成する
ための折込線23,26,25,29,31.34,2
8゜33及び15,16,17,18,19,20,2
1.22とが設けられているとともに、前記−組の対向
側壁9,10の各上端辺には外方への折り曲げによって
側壁9,10に沿って折り曲げられた取手2,3,4.
5をそれら側壁9.10に沿った姿勢に固定保持するた
めの固定片41.40,38.39が連設されており、
かつ前記二組のうち他方の組の対向側壁7,8及び前記
方形底面6の各中央部には、前者側壁7,8側のものを
外側へ、後者底面6側のものを前記側壁7,8のものの
途中に位置する三角形の頂点42.43までのものとと
もに内側へ各々折り込むことによって前記−組の対向側
壁9,10の対向内面が接触する又は極近接するような
折り畳み形態に変更可能とするための折込線35.37
”、36.37’及び37が設けられている点にある。
更に具体的に説明すると、例えばミルクパックで良く見
掛けられるように合成樹脂皮膜のコーティングにより少
なくとも片面が防水処理されたやや厚手の紙材を第3図
展開図の様に成型し、この一枚の戊型紙を防水処理面が
湯水のたまる側にくる様配慮し、(例えば防水処理面を
白地とし、外側には着色、柄等をほどこし区別しおけば
よい。
)底面及び側壁の一方を形づくる線23,27.33及
び25.30.34の折込線をまづ内側に折りぐせをつ
けおき、同じくもう一方の26.24.29及び28,
32.31の折込線を内側に折る。
次に取手を形成する事になる部分の対角線11.12,
13.14の折込線を外側に折る。
(これによって第6図の様な形がまづ出来上る。
)今度は、一方の側壁を形成するための縦線28.33
及び31.34をそれぞれ側壁10に向けて内側へと折
り、次にくっつき合った19.20及び21゜22の線
を逆に外側へと折り曲げると、第7図にみられる如く側
壁10の丁度真中に三片の三角が突き出た形となり、取
手部を形成する事となる。
そしてこれを固定するため側壁10に連なっている38
.39の固定片を外に向けて、かぶせ折り曲げ接着剤又
は止め金等で、取手4,5の根本部を側壁10と共に接
着固定する。
同じ要領で、反対側の23.26及び25.29を側壁
9に向けて内側へ、15.16及び17.18を外側へ
と折り、側壁9に連なる固定片40.41を使い取手2
,3の根本部を側壁9に接着固定する。
なお取手部の2と3及び4と5は、くっつけずにばらば
らにしておく。
これは後述する様に、それぞれ離しておかなければ、本
案湯呑みを平面体にする場合困難なものとなる。
使用に当っては、2,3或は4,5を一緒に把めばよく
何ら支障はないのである。
以上の如くにして、一枚の紙材より左右三片の取手のつ
いた簡易湯呑が形成されるのであるが、更にこれを携帯
や保管に便ならしめるため、平面体のものに折り畳み込
むのである。
すなわち、側壁7及び8の中央にある折込線35及び3
6を外側へ、それと同時に底面6の中央にある折込線3
7を37’、37”と共に両三角形の頂点42.43ま
で内側に折り込み。
第8図にみられる様な平面状のものにまづしおき、次に
側壁9,10の中央部に突出したままになっている取手
2,3及び4,5の各片をそれぞれ外側に開き折り曲げ
、それぞれの側壁9,10の外側にくつつける事によっ
て第11図、第12図の如く、いたって薄く平らな形態
のものにする事が出来るのである。
なお、ここで留意しなければならない事は、前述の側壁
7及び8の中央折込線35.36は必ず外側に折らなけ
ればならない事である。
単に平面状のものにするためには、これ等を内側に折り
込む事によっても出来るが、この場合には当該平面体を
元の簡易湯呑みに戻した時、側壁7及び8の中央が内側
へ凹む状態に折りぐせがつく事になり、湯水は飲む時真
中に流れず左右両脇に別れるので、左右いずれかの角に
口をつけて飲まねばならず非常に飲み憎いのである。
これに反し、本考の如く外側へ折っておくと、その折り
ぐせが簡易湯呑みに戻した時側壁7及び8の真中を外側
に角ばらせ、通常の液体用容器の注ぎ口の如く湯水の流
れをそこに寄せいたって飲み易いのである。
なお更に本案湯呑みは、汽車や自動車などの比較的せま
い場所や、又戸外でも置場所に何らかの制約を受けるな
ど通常の場合とは異なった所での使用が多いものと思わ
れるので、もし普通の柄付カップの様に、一つの取手で
は取手の向きに対し逆の手で持つ方が便なる時、いちい
ち取手の向きを変えねばならず、前述の如く本案湯呑み
の使用時に於る場所的制約を考えると、その場合ひつく
り返えしたり或は又こぼしたりする可能性が大と言える
それに比し本案の如く両側に取手をつけておけば、かか
る面倒はなく何時でも都合のよい方の手で持つ事が出来
るのである。
その上この取手部の成形上の機能的最小限の形態である
逆三角形をもとにして、第13図にみられる如く、動物
のつのを思わせる形を造る事も出来る様に、この左右三
片の三角形の取手を原形として様々な趣きの異なった形
を造り出す事は容易であり、それに種々色彩、絵模様な
どをほどこす事によって、単なる同型の湯呑みとしてで
はなく、美的要素を附加した造形的楽しさをも、この三
片の取手によって味わう事が出来るのである。
かくの如くにやや厚手の紙材を用い造形的楽しさを附加
している本案簡易湯呑は、今市販されている紙製コツプ
等の如く主として一回きりの使い捨てではなく、使用後
も又容易に折り畳み持ち帰る事が出来、後日の使用に充
分供し得るのである。
以上詳述したことからも既に明らかなように本考案に係
る簡易湯呑みは、 (イ)一枚の厚手の紙材の折曲げ、折込みにより湯呑み
としての容器形態と平面体としてのコンパクトな折り畳
み形態とに変更可能であるから、安価、軽量であるとと
もに、嵩張りなくスペース的に有利に保管し携帯するこ
とができる。
(ロ)しかも使用時には、湯呑みの対向個所に夫々取手
部を現出させることができるから、特に無茶のように熱
い飲物を飲用する際に場所的空間的制約等に応じて右手
でも左手でも自由に持つことが可能で、取手の向きを−
々変更する必要がなく、よって湯呑みの転倒、内容物の
こぼしなどといった危険を招くことなく安全かつ便利に
飲用することができる。
(ハ)また、厚手の防水紙の使用によって繰り返し使用
が可能であり、かつ不要になれば焼却手段によって簡単
に処分できる。
といった多くの実用的利点を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであって第1図は、
形成された湯呑みの斜視図、第2図は正面図(背面図と
同じ)、第3図は、展開図、第4図は、下面図、第5図
は、平面図、第6図は、取手部を形成する前の斜視図、
第7図は、取手部が片一方の側壁に形成された場合の斜
視図、第8図は、形成された湯呑みを平たくするべく底
面及び側壁の真中を折り込んだ時の斜視図、第9図は、
第8図の様に折り込んだものを、更に平面体にするべく
各取手を開き折り曲げた時の状態を示す斜視図、第10
図は、取手部のみの形態を、動物の角状のものに変形し
た場合の本案簡易湯呑の展開図、第11図は、第9図の
如くにして平面体に折り畳んだ時の湯呑みの正面図、第
12図は、平面体に折り畳んだ時の平面図、第13図は
、本案簡易湯呑に於ける取手部の機能的最小限の形態で
ある三角形をもとにして、数多くの変形が可能であるが
、その内の一例として、動物の角状に取手部を変形した
場合の正面図。 1は、湯呑み主体、2,3,4.5は、四片の取手、6
は底面、7,8,9.10は、湯呑みの側面を形成する
四方の側壁、11,12,13.14は、取手を形成す
る場合の折込線、35.36は、側壁7,8の真中にあ
り外側に折る事によって、湯水の飲み口となるところの
折込線、37.37’、37”は、平面体に折り畳む場
合、底面の内側に折り込まれる折込線、38,39,4
0.41は、四つの固定片、42.43は、37′及び
37″の折込線が底面の内側に折り込まれる場合の折込
限界点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも内面側が防水処理された一枚の厚手の紙材に
    、各々の内側への折り曲げによって方形の底面6及び二
    組の対向側壁7,8.9,10を各々の相隣る端辺同志
    が気密接合される状態に形成するための折込線23,2
    7,33.25,30,34.29,24,26.31
    ゜32.28と、前記方形底面6における対角延長線に
    沿っての外側への折り曲げによって前記二組のうち一方
    の組の対向側壁9,10夫々の両端辺からそれら側壁9
    ,10に対して直角又はほぼ直角姿勢で外方に向かって
    突出する計四片の取手2,3,4.5を形成するための
    折込線11.12,13.14と、前記各取手2.3,
    4,5を相互に対向するもの同志の側壁9,10に近接
    する方向への折り曲げ及びそれに続く外方への折り曲げ
    によって一片の取手2,3,4,5が側壁9.10の各
    中央部位置で互いに重なり合った姿勢の二個の取手部を
    形成するための折込線23.26 。 25.29,31.34,28.33及び15,16,
    17,18,19,20,21 。 22とが設けられているととも□に、前記−組の対向側
    壁9,10の各上端辺には外方への折り曲げによって側
    壁9,10に沿って折り曲げられた取手2,3゜4.5
    をそれら側壁9,10に沿った姿勢に固定保持するため
    の固定片41.40,38.39が連設されており、か
    つ前記二組のうち他方の組の対向側壁7,8及び前記方
    形底面6の各中央部には、前者側壁7゜8側のものを外
    側へ、後者底面6側のものを前記側壁7,8のものの途
    中に位置する三角形の頂点42.43までのものととも
    に内側へ各々折り込むことによって前記−組の対向側壁
    9,10の対向内面が接触する又は極近接するような折
    り畳み形態に変更可能とするための折込線35.37”
    、36.37’及び37が設けられていることを特徴と
    する折り畳み簡易湯呑み。
JP3778278U 1978-03-23 1978-03-23 折り畳み簡易湯呑み Expired JPS5851807Y2 (ja)

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JPS54142227U JPS54142227U (ja) 1979-10-03
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Families Citing this family (9)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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