JPS5851754Y2 - 複合菓子 - Google Patents

複合菓子

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JPS5851754Y2
JPS5851754Y2 JP2821780U JP2821780U JPS5851754Y2 JP S5851754 Y2 JPS5851754 Y2 JP S5851754Y2 JP 2821780 U JP2821780 U JP 2821780U JP 2821780 U JP2821780 U JP 2821780U JP S5851754 Y2 JPS5851754 Y2 JP S5851754Y2
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JP
Japan
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candy
layer
colored
confectionery
baked confectionery
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JP2821780U
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JPS56131783U (ja
Inventor
哲夫 中村
Original Assignee
明治製菓株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビスケット、ウェハー等の焼菓子の上面にキャ
ンデ一層により適宜模様もしくは図柄を形成せしめた複
合菓子に関する。
従来、ウェハー、ビスケット等の焼菓子の上面に他の可
食性食品材料により図柄、模様等を形成せしめたものと
しては、 (イ)焼菓子の上面に流動性ペースト状食品材料を口金
から絞り出して図柄、模様等の形状を形成せしめ乾燥又
は、冷却固化せしめたもの。
(ロ)焼菓子の上面に食用色素等で図柄、模様等の形状
をシルク印刷、タコ印刷、静電印刷等により印刷したも
の。
(ハ)焼菓子上面に適宜の図柄、模様等の形状の開口部
を有する型紙を密接させ、その上から流動性ペースト状
食品材料をすり込んだ後に型紙をはずし乾燥又は冷却固
化せしめたもの。
などがあった。
しかしながら前記(イ)のものでは一定した図柄、模様
等の形状を形成せしめることが困難でしかも焼菓子上の
食品材料は乾燥又は冷却固化せしめた後に於いても剥離
し易く、(ロ)のものでは細かい一定した図柄、模様等
の形状を印刷することはできるがこれ等に立体感がない
更に(ハ)のものでは図柄、模様等の形状の輪郭が不鮮
明でしかも焼菓子上で乾燥又は冷却固化せしめた食品材
料が剥離し易い等の欠陥があった。
本考案は上記した従来品の諸欠陥を解決し、外観が美麗
で食欲をそそり、しかも従来のものに比べて全体として
の食感が良好な複合菓子の提供を意図し、その要旨とす
るところは、上面に図柄、模様等の適宜形状を型取った
線状突部を備えた板状焼菓子の上面全体に可食性油脂材
料層を被着形成し且つ該可食性油脂材料層の上面に前記
線状突部を境にして両側の凹部内に異色のキャンデ一層
を被着形成してなる複合菓子に存する。
次に本考案の実施例を図面について説明する。
図中1はビスケットあるいはウェハーからなる板状焼菓
子である。
この焼菓子1はその上面に図柄模様等の適宜形状を型取
った線状の突部2が一体成形されている。
そしてその焼菓子1の上面には可食油脂材料層3が被着
形成されている。
この可食油脂材料層3の上面には前述した突部2を境に
してその内側及び外側の凹部4a、4b内にはそれぞれ
キャンデ一層5a、5bが被着形威されている。
このキャンデ一層5a、5bはそのいずれか一方を着色
したキャンデ一層とし、他方を無着色もしくは着色した
前記着色キャンデーとは異色のキャンデ一層としている
即ち第1図、第2図に示すように突部2の内側の凹部4
aに着色キャンデ一層5aを被着し、外側の凹部4bに
異色のキャンデ一層5bを被着してもよく、また第1′
図、第2′図に示すように外側の凹部4bに着色キャン
デ一層5aを被着し、内側の凹部4aに異色のキャンテ
゛一層5bを被着してもよいものである。
また、異色のキャンデ一層5bの被着に際し、その層と
して無色もしくは着色した透明の異色キャンデーを使用
する場合には第3図、第4図に示すように着色キャンデ
一層5aを被着した後、その被着後の焼菓子1の上面全
体に異色キャンテ゛一層5bを被着してもよいものであ
る。
上述のように構成される複合菓子の製造に際しては、ま
ず焼菓子1をウェハ一種充填機による型充填又はロータ
リーモルダーによる成型等、公知の充填成型操作後にオ
ー1ン焼戊してつくるが、このとき所望の突部が一体成
形される型を使用する。
突部2の高さ及び幅は焼菓子1の原料配合、型充填又は
、成型、焼成時の作業性等により適宜設定するが、通常
高さ、幅共に0.5〜3.Qm/mの範囲内とすること
が好ましい。
また可食性油脂性材料層3としては食用油脂又は油脂及
び砂糖等を配合せしめてなるクリーム等を使用し、焼菓
子1の上面全体にブラシ塗布、噴霧ノズルによる撒布等
の方法で薄くしかも均一に被着形成する。
この焼菓子1の上面への可食性油脂材料層3の被着形成
は、後述する様に焼菓子1上に撒布したキャンデー材料
を加熱処理に引き続き冷却固化した時にキャンデー材料
の焼菓子1への被着の程度を強固なものとして更に、焼
菓子1上に撒布したキャンデー粒子の移動を防ぐことに
より、キャンデ一層の厚みを均一にてしかもキャンデー
材料が融合したキャンデ一層により形成される図柄、模
様等の形状の輪郭を鮮明なものとすることを意図して行
なフ。
更に着色キャンデ一層5aの被着形成は一例として水分
5%以下の着色した硬質キャンデーを15メツシユ以下
に粉砕し、焼菓子1の図柄、模様等の形状の突部2の内
部又は外部の一方に撒布することによって行なう。
硬質キャンデーの着色は煮詰を終えたキャンデーに食用
色素、コーヒー豆、カカオ豆の粉砕物等の適宜の可食性
着色材料を香料等と共に配合添加して混合することによ
り行なう。
また着色硬質キャンテ゛−粉砕物の撒布の厚さは焼菓子
1の上面の突部2の高さ以下即ち0゜5〜3.Qm/m
の範囲内の寸法以下の適宜の厚さで行なうことができる
また異色キャンテ゛一層5bの被着も前述した着色キャ
ンデ一層5aと同様に行う。
このようにしてキャンデ一層5 a 、5 bを形成さ
せるための粉砕物をそれぞれ撒布したのち焼菓子1、可
食油脂材料層3及びキャンテ゛−粉砕物の三者を120
〜240℃の加熱空気浴中で180〜40秒間加熱し、
キャンデーを熱溶融することにより焼菓子1の上面への
キャンデ一層5 a 、5 bの被着形成を強固なもの
とし、表面が平滑で輪郭が鮮明な図柄、模様等の形状を
呈する。
キャンデ一層5a、5bを被着形成せしめた複合菓子と
する。
この場合例えば、着色キャンデ一層5aに赤色に着色し
た硬質キャンデーを使用し、第3図、第4図に示すよう
にその上面を含む全面に異色キャンデ一層5bを被着さ
せ、異色キャンデーとして無着色で好ましくは透明な硬
質キャンデーを使用したものでは、異色キャンデ一層5
bを通して着色キャンデ一層5aの赤色を透視できるの
で、図柄、模様等の形状が鮮明且つ、美麗でありしかも
異色キャンデ一層5bが上面全体に平滑に被着形成され
ているために艶の良い複合菓子が得られる。
また同様にして第3図、第4図に於いて着色キャンデ一
層5aとして着色した硬質キャンデーを使用し被着形成
させ、異色キャンデ一層5bに黄色透明に着色した硬質
キャンデーを使用し被着形成させたものでは着色キャン
デ一層5aは黄色味を帯びた赤色即ち橙色となり着色キ
ャンデ一層5bは黄色で、色彩の対照が鮮かで美麗であ
り、しかも異色キャンデ一層5bが上面全体に平滑に被
着形成されているため艶の良い複合菓子が得られる。
本考案の複合菓子は上述のように構成されキャンデ一層
5a、5bが焼菓子1上に被着形成されているため全体
としての食感がサクく良好であり、しかも突部2により
図柄、模様等の形状の輪郭が鮮明であり、しかもその内
側と外側とで対称的に着色したキャンデーの図柄、模様
等の形状を呈するため全体として外観が美麗で食欲をそ
そる複合菓子となるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図、第1′図
は平面図、第2図、第2′図は同縦断面図、第3図、第
4図はそれぞれ別々の他の実施例を示す縦断面図である
。 1・・・焼菓子、2・・・・・・突部、3・・・・・・
可食油脂材料層、4a、4b・・・・・・凹部、5a・
・・・・・着色キャンデ一層、5b・・・・・・異色キ
ャンデ一層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.上面に図“柄、模様等の適宜形状を型取った線状突
    部を備えた板状焼菓子の上面全体に可食性油脂材料層を
    被着形成し、且つ該可食性油脂材料層の上面に、前記線
    状突部を境にして両側の凹部内に異色のキャンデ一層を
    被着形成してなる複合菓子。 2、線状突部を境にしてその内側もしくは外側の一方を
    着色したキャンデ一層となし、他方を無着色もしくは着
    色したキャンデ一層となしてなる登録請求の範囲第1項
    に記載の複合菓子。 3、線状突部の内側もしくは外側の一方の凹部内を着色
    のキャンデ一層となし、他方の凹部内と前記着色のキャ
    ンデ一層の上面とに連続させて、その凹部内に無着色も
    しくは着色した透明キャンデ一層を被着形成してなる登
    録請求の範囲第1項に記載の複合菓子。
JP2821780U 1980-03-06 1980-03-06 複合菓子 Expired JPS5851754Y2 (ja)

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JP2821780U JPS5851754Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 複合菓子

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Publication Number Publication Date
JPS56131783U JPS56131783U (ja) 1981-10-06
JPS5851754Y2 true JPS5851754Y2 (ja) 1983-11-25

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ID=29624145

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