JPS5851645A - デ−タ伝送制御方式 - Google Patents

デ−タ伝送制御方式

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JPS5851645A
JPS5851645A JP56149426A JP14942681A JPS5851645A JP S5851645 A JPS5851645 A JP S5851645A JP 56149426 A JP56149426 A JP 56149426A JP 14942681 A JP14942681 A JP 14942681A JP S5851645 A JPS5851645 A JP S5851645A
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detour
transmission
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Kinji Mori
森 欣司
Yuuko Maruuchi
丸内 祐子
Shoji Miyamoto
宮本 捷二
Sadanori Shintani
新谷 定則
Koichi Ihara
井原 広一
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ伝送制御方式に関し、更に詳しくは複数
の端末装置が2本のループ状データ伝送路を介して接続
さn、互いに情報を交換する形式のループ伝送システム
におけるデータ伝送制御方式に関するものである。
複数の端末装置をそnぞれ伝送制御装置を介して1つの
ループ状データ伝送路に接続し、各端末装置からの発信
メツセージが伝送路上を1巡する間に他の端末装置に受
信さnるようにしたループ伝送システムにおいては、伝
送制御装置またはループ伝送路の一部に発生した局部的
な異常がシステム全体をダウンさせてしまう。そこで、
此種のループ伝送システムでは、システム全体の信頼性
を確保するために、例えば、伝送路を互いに逆方向に信
号を伝送する二重のループ構成とし、異常が発生した場
合には、異常発生箇所に隣接する各伝送制御装置が異常
箇所側の伝送路を切り離し、正常側の2つのループ伝送
路を迂回路で接続することによってメツセージを1巡さ
せるようにしている。
本発明者等は先に特願昭54−115300号において
、各端末装置と二重ループ伝送路とを、それぞれが独立
して動作する2つの伝送制御装置を介して接続し、対を
なす2つの伝送制御装置に双方向の迂回路を配置した構
成のループ伝送システムを提案した。このループ伝送シ
ステム構成によれば、システム全体が正常な場合に二つ
のループ伝送路をそnぞn独立的に使用した形式のデー
タ伝送が行なえ、異常が発生した場合には、異常箇所に
隣接した伝送制御装置にメツセージを迂回路側に出力さ
せることKよって、二つのループの正常部分を連結した
形の閉ループを構成し、この閉ループを用いてデータ伝
送できるという利点がおる。
上記先願のループ伝送システムにおい孔ツセージを発信
した伝送制御装置が、所定時間内にこのメツセージを受
信で亀なかった場合に一同一メーセージを再度発信し、
発信源の伝送制御装置がこの動作を所定回数繰シ返して
も発信メツセージを受信できなかった場合、伝送系に異
常が発生したものと判断して、異常箇所を発見するため
のチェックメツセージを発信するようになっていた。
異常箇所の判定は、隣接する2対の伝送制御装置を連結
する小ループにおいて、チェックメツセージが一巡する
か否かを判定する形式がとらし、を−プ上でチェックメ
ツセージ発信源の下流側に隣接する伝送制御装置に、受
信し九チェックメツセージの転送動作と新たなチェック
メツセージの発信動作を行なわせることによって、小ル
ープチェック動作が次々とシフトして起るようTしてい
る。
この場合、チェックメツセージ、を蛾初に発信した伝送
制御装置から、自分と対をなす伝送制御装置に対し、小
ループチェックメツセージの発信を依頼するメツセージ
を送ることにより、小ループチェック動作をループの上
流側にも次々とシフトさせている。この結果、異常箇所
に向けて左右から小ループチェック動作が進行し、異常
箇所を含む小ループの2つの伝送制御装置で、チェック
メツセージを受信できないことが検出され、迂回路が構
成される。また、異常箇所に隣接して迂回路を構成した
各伝送制御装置は、その後、異常が回復したか否かを確
認するためのチェックメツセージをそれぞれのループ伝
送路側に定期的に出力し、このチェックメツセージを受
信できた場合には、迂回路を解消して正常動作モードに
戻るようになっている。
然るに、上記従来のデータ伝送制御方式によれば、特定
の箇所で異常の発生と回復とが繰シ返して起る場合、−
上述した異常処理の全プロセスが反復して火打され、シ
ステムのデータ伝送効率が低下するという問題があった
。また、従来方式では、迂回路が構成された場合、2つ
の迂回路で正常ルーグ区関から除外さnた領域には平常
メツセージの伝送が全く行なわrLないため、この除外
飴域内にある正常な伝送区間の伝送制御装置はメツセー
ジの送受信に参加できず、また途中に異常箇所のある伝
送制御装置では、異常が回復した場合でも迂回路が完全
に解除されるまではメツセージの送受信を行なえないと
いう問題があった。
本発明は、上記従来のデータ伝送における問題点を解決
する丸めになさnたものであり、迂回路の形成によシ除
外された伝送区間にもメツセージが送り込まれ、途中に
異常がない限シ、この区間の正常な伝送制御装置がデー
タを送受信動作できるようにし九データ伝送制御方式を
提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、伝送経路の異常を検知した伝送制
御装置から小ループチェックのための特殊なメツセージ
を発信しなくても、必要な迂回路を構成でき、且つ、同
一箇所に頻繁に発生する異常に効果的に対処できるデー
タ伝送制御方式を提供するにおる。
こ扛らの目的を達成するため、本発明のデータ伝送制御
方式は、互いに逆方向にメツセージを伝送する二重のル
ープ伝送路と、上記二重ループ伝送路のそ扛ぞnに接続
さn、対をなす装置間が双方向の迂回路で結合され′f
i−複数対の伝送制御装置と、上記伝送制御装置の封缶
に設けられ、それぞれが上記対をなす2つの伝送制御装
置を介して上記二重のループ伝送路と結合さnた複数の
端末装置とからなり、上記各伝送制御装置が、自己に接
続された端末装置からのメツセージを自己に対応するル
ープ伝送路上に発信すると共に、該ループ伝送路の上流
側の伝送制御装置から受信したメツセージを下流側の伝
送制御装置に転送し、自己の発信したメツセージが上記
ループ伝送路を一巡して戻って!!次場合には該メツセ
ージの転送を終了させ、上記メツセージが所定時間内に
戻ってこない場合には同一メツセージの再発信するよう
動作するデータ伝送システムにおいて、上記各伝送制御
装置に、同一メツセージを所定回数受信したことに応答
して、そn以降の受信メツセージを迂回路側に出力させ
る迂回モードをとらせ、然る後、自己の迂回モードを解
除可能かどうかの判定動作を行なわせ、異常発生箇所に
隣接する伝送制御装置以外の伝送制御装置が平常モード
に復帰するようにしたことを特徴とする。
尚、上記迂回モード解除のための判定動作は、受信メツ
セージを迂回路側に転送すると共に該受信メツセージの
特定フィールドに自己アドレスを付した形式のメツセー
ジをループ伝送路側に出力するステップと、受信メツセ
ージの特定のフィールドに自己アドレスが含まnている
か否かを判定するステップとを含む。
以下、本発明のデータ伝送制御方式の1実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は本発明を実施するループ伝送システムの全体構
成を概略的に示し次回であり、1はメツセージを反時計
回り方向に伝送するための第1のループ伝送路、2はメ
ツセージを時計回り方向に伝送するための第2のループ
伝送路、31〜34はそnぞれ上記第1.第2のループ
伝送路を利用して相互にメツセージを交換する端末装置
を示す。
各端末装置31〜34はループ伝送路1.2上にそ【ぞ
れメツセージ送受信のための1対の伝送制御装置11と
21.12と22.13と23゜14と24を有し、こ
れらの伝送制御装置に双方向のデータ伝送路を介して接
続さnている。例えば端末装置31は、双方向伝送路6
1と伝送制御装置11を介して第1のループ伝送路1と
結合され、双方向伝送路71と伝送制御装置21を介し
て第2のループ伝送路と結合されている。また〜同一の
端末装置に接続さnたl対の伝送制御装置は、それぞれ
迂回路として利用さnる互いに逆方向にデータを伝送す
る1対の伝送路、例えば41と51で相互接続されてい
る。このシステム構成によれば、全く異常がない場合、
%端末装置は2つの伝送制御装置を介して、第1.第2
の各ループ伝送路を独−立的に使用したデータ伝送が可
能でめる。
第2図に伝送制御装置の具体的な回路JR成の1例を示
す。上述したループ伝送システムの場合、第1.第2の
ループ伝送路1.2に接続される全ての伝送制御装置は
構造的にも機能的にも同一のものを適用できる。ここで
は外部回路との接続関係の理解を容易にするため、端末
装置31に接続さrLfC,第1のループ伝送路側の伝
送制御装置11で代表させてその構成上機能を説明する
伝送制御装置11は、予め定められたプログラムに従っ
て8ビツトデータを処理するマイクロ・プロセッサ(M
PU)80、プログラムを格納するための続出し専用メ
モリ(ROM)82.上記マイクロ・プロセッサ80が
処理あるいは参照する各種のデータを一時的に格納する
ためのランダム・アクセス働メそり(RAM)83、上
記マイクロ・プロセッサ80がらの指令によって計時動
作し所定時間毎に割込み信号を出力するよう動作するプ
ログラマブル−タイマ(PTM)84、端末装置31と
上記マイクロ・プロセッサ8oとの間のデータ転送を制
御するインタフェース91、対をなす第2のループ伝送
路側の伝送制御装置21とマイクロ−プロセッサ8oと
の間ノデータ転送を制御するインタフェース92、およ
ヒ第1のループ伝送路1とマイクロ・プロセッサ8oと
(7) 間(D データ転送を制御するインタフェース
93を含み、こnらの要素はアドレスバス86、データ
バス87、コントロールバス88によっテ互いに接続さ
扛ている。81は上記各構成要素の動作クロックを与え
るクロックパルス発生回路、89はマイクロ嘩プロセッ
サ8oがらの特定の出刃アドレスに応じてインタフェー
ス91,92.93の1つを選択するデコーダ回路を示
す。
上記装置構成において、マイクロ・プロセッサ80とし
ては例えば日立製作所のHMC86800シリーズのマ
イクロ・プロセッサLSIを適用できる。また、端末装
置31との間のインタフェース91には、2組の8ビツ
ト双方向ペリフエラル・データAス61 A、 61 
Bト割込ll CAt −CBr −制御HCh、、C
B、を備えるペリフェラル・インタフェース自アダプタ
[’工A)、PJえば日立製作所のHD46821を適
用できる。この場合、2組の双方向ペリフェラル・デー
タバスのうち、一方61Aを伝送制御装置11がら端末
装置31への出力専用バスとし、他方61Bを端末装置
31から伝送制御装置11への入力専用バスとすnばよ
い。伝送制御装置21との間のインタフェース92も上
記インタフェース91と同一機能のものを適用でき、こ
の場合は一万の双方向ペリフェラル・データバスを伝送
制御装置11がら21へデータを転送する迂回路41に
用い、他方のデータバスを伝送制御装置21から11へ
データを転送する迂回N!51に用いるようにすnばよ
い。
ループ伝送路1に接続さnるインタフェース93に必要
な機能は、マイクロ・プロセッサ8oがら与えられた送
信データを端子Txからループ伝送路1にシリアルに送
出すると共に、ループ伝送路1から端子Rxにシリアル
に入力された受信データを並列データに変換してマイク
ロ−プロセッサ80に転送することである。このような
機能を備えるインタフェース93として、例えばADL
C(AdVanced  1)ata  I、ink 
 Controller)として知らnるモトローラ社
のMC6854゜MC68A54等のLSI装置を適用
できる。これらのLSI装置を用いた場合、インタフェ
ース93は、マイクロ・プロセッサから与えらnた送信
データに、誤シ検出用のシーケンスデータとフレームの
先頭部と終了部を示す特定のビットパターンをもつフラ
ッグを付加した形でループ伝送路上にメツセージを送出
する。ループ伝送路1へのメツセージの送出は端子Ti
cに与えられるクロックに同期して行なわれる。本実施
例では上記クロックをプロゲラiプル・タイマ84の出
力から得ており、このクロックは上記送出メツセージの
受信側伝送制御装置12における受信同期クロック1子
RxCにも入力さnている。尚、タイマ84としては、
例えばモトローラ社のMC6840(7)LSI装置型
側il用テ8:、コノL S I トROM82゜RA
M83は必要に応じて複数個ずつ並列接続されるが、こ
こでは1つずつのLSIで代表させている。
上述したループ伝送システムにおいて、本発明のデータ
伝送制御を実行するためにループ上に送出されるメツセ
ージのフォーマットの1例を第3図に示す。メツセージ
は、1つのフレームの先頭部および終了部を示すフラッ
グ(PL)101゜110、メツセージの種類を示す内
容コード(FC)フィールド102、メツセージを発信
した伝送制御装置のアドレスを示す発信源アドレス(8
A)フィールド103、迂回路を構成中の伝送制御装置
が迂回路を解除する方針を決定した場合に、その伝送制
御装置がメツセージの一巡を識別するために付加する迂
回路解除方針源を示すアドレス(BA)フィールド10
4、メツセージが発信源の伝送制御装置の属するループ
伝送路上を伝送さnている期間中は10”、他方のルー
プ伝送路を伝送されている期間中は11#となる如く〜
メツセージが迂回路を通過する毎に更新さnた値を示す
迂回フラッグ(BP)フィールド105、メツセージの
迂回路通過回数を示す迂回カウンタ(BC)フィールド
106、発信源の伝送制御装置において付加される端末
装置毎の発信メツセージの通し番号(MN)フィールド
107、本メツセージの主要部をなす前記内容コード(
PC)に対応したデータ(DATAJフィールド108
、誤り検出用のフレームチェック−シーケンス(FC8
)フィールド109からなっている。上記構成において
、FLフィールド101,11.0とFCSフィールド
109とを除く1つの送信メツセージの長さは、例えば
最大32バイl’(256ビツト)に設定さ扛、FC,
8A、BP、BC。
MNの各フィールドはそnぞれ1バイト(8ビツト)、
BAフィールド104とDATAフィールド108は可
変長で設計される。インタフェース93に前述のADL
Cを用いた場合、FC8:yイールド109は2/(イ
ト、FCフィー#ド101と110は各1バイトとなる
。こnらのデータ項目のうち、端末装置31から伝送制
御装置11に送られるのは谷内コードFCとデータDA
TAであシ、8A、BA、BP、BC,MNの各項目は
伝送制御装置内のマイクロ・プロセッサ8oが管理する
。またFCとF’C8はループ伝送路へのメツセージ送
出の際にインタフェース93によって′付加される。つ
まムマイクロ・プロセッサ8゜からインタフェース93
に送9出さnるデータはFCフィールド102からDA
TAフィールド108までの内容であシ、同様にマイク
ロプロセッサ80からインタフェース92を介して迂回
路41に送シ出さnるデータもFCフィールド102か
らDATAフィールド108までのF13gでおる。
第4図は、3つのインタフェース91,92゜93を介
して行なうデータの入出力制御のために、メモリ83内
に割シ尚てらnる主要なデータ格納領域を示す。
第4図におりて4 121は受信FCテーブル領域でめ
り、ループ伝送路lあるいは迂回路51から伝送制御装
置11に受信さrたメツセージのうち、内容コード(F
C)102が上記テーブル121に登録さしたコードと
一致するもののみが端末装置31へ取り込ま扛る。12
2はループ伝送路1からインタフェース93を介して受
信さnたメツセージ・データを一時的に格納するkめの
第1の受信バッファ領域、123は迂回路51からイン
タフェース92を介して受信さlrL7mメツセージ・
データを一時的に格納するための第2の受信バッファ領
域である。こ扛ら2つのバッファ領域はそnぞれ複数の
メツセージ・データを格納できるバイト数が割り当てら
扛、各メツセージ毎にそれが送信中か否かを示すフラッ
グ・ビット・フィールドを含んでいる。124は端末装
置31からインタフェース91を介して与えられる発信
メツセージ・データを一時的に格納するための送信バッ
ファ領域であり、このバッファ領域は複数の送信メツセ
ージ・データと、各メツセージ毎にそれが送信中か否か
を示すフラッグ・ビットおよびその再送回数(TC)を
記憶できるバイト数が割り当てられている。125は同
一メツセージの繰り返し受信回数をチェックするために
用意された再送チェックバッファ領域でロク、具体的に
は第5図に示す如く、受信メツセージの内容コード(F
C)フィールド131と、発信源アドレス(SA)フィ
ールド132と、通番(MN)フィールド133と、受
信回数(R,C)フィールド134とからなり、第4.
第2の受信バッファ領域にメツセージ−データが入力さ
扛る九びに参照さnて、新規のデータ登録と受信回数R
Cの更新が行なわれる。126は迂回路構成中、すなわ
ち伝送制御装置11が受信メツセージあるいは発信メツ
セージのデータを迂回[41に送出している期間中に″
1′、それ以外の期間中は@0#にセットされる迂回フ
ラッグ・レジスタ(BFR,)f域、127は伝送制御
装置11が既に形成さnている迂回路を解除し、メツセ
ージをループ伝送路lに送出しようと計画した時に11
”、そn以外の期間中は10#にセットされる迂回解除
方針7ラッグ・レジスタ(BCR)@域、128i端末
装置31から入力さnた発信メツセージに対して付加す
る通し番号MNをカウンタするためのカウンタ(MNC
)領域である。
次にマイクロ・プロセッサ80を動作させる制御プログ
ラムについて、第6図〜第11図に示すプログラム・フ
ローチャートを参照して説明する。
こnらのフローチャートで表わされるプログラムはRO
M82に格納さnており、マイクロ・プロセッサ80は
、第2図のコントロール・バス88に含trする割込み
信号線を介して入力されるインタフェース91,92.
93およびタイマ84からの割込み要求に応じて、これ
らのプログラムを実行する。
第6図は端末装置31がパス61を介して伝送制御装置
11に発信すべきデータを送シ込んできた時、インタフ
ェース91が発生する割込み要求に応答して実行さする
プログラムを示している。
この割込み要求があると、ルーチン200によりインタ
フェース91で受信さfL九端末装置31からのメツセ
ージ−データが送信ノ(ツファ124に格納される。こ
の時、上記メツセージ・データに対応する送信フラッグ
と再送回数カウンタTCの内容は零クリアさnている。
送信パツフーア124へのデータ格納が終ると、判定ル
ーチン202に進み、上記メツセージ・データ中の内容
コードFC102が予め約束された特定コード”FCO
”か否かの判定が行なわ扛る。
もしFCが特定コード”PCO”ならばルーチン204
に進み、送信バッファ124に格納さnているDATA
フィールドの内容を受信FCテーブル121に登録し、
ルーチン206により送信バッファ124から上記格納
データを消去してこのプログラムを終了する。格納デー
タ中のFCが“FCO”でなけnば、判定ルーチン20
2から直ちに終了ルートへ進む。このプログラム処理に
1”)、nA末装置はイニシャライズの時点あるいはそ
の後に生ずる任意の時点で、受信FCテーブル121に
自分の必要とするデータ種類を示す内容コードを登録す
ることができる。
第7図線インタフェース9’2.93がデータを受信し
た時に発生する割込み要求に応答して実行されるプログ
ラムを示している。ループ伝送路1からインタフェース
93にメツセージが達すると、インタフェース93から
マイクロ・プロセッサ80に割込み要求が発せらn1ル
ーチン210が実行さnて第1受信バツフア122にメ
ツセージ・データが格納さnる。一方、迂回路51から
メツセージを受信すると、インタフェース92からの割
込み要求によってルーチン220が実行さn。
第2受信バツフア123にメツセージ・データが格納さ
nる。これらのデータ格納処理が終ると一判定ルーチン
222において、受信メツセージの発信源アドレスSA
が自己のもの、すなわち伝送制御装置11に固有のアド
レスに一致するか否かの判定が行なわnる・ 発信源アドレスが自己のアドレスに一致する場合には判
定ルーチン240に進み、受信メツセージ中の迂回路解
除方針源のアドレス(BA)のフィールド104にアド
レスデータが在るか否かの判定が行なわnる。もし上記
フィールドにアドレスデータが含まれていれば、このプ
ログラムを終了する。そうでなければルーチン242に
進んでチェック・タイマT1をリセットした後、ルーチ
ン244で送信バッファ124ま几は第1.第2受信バ
ッファ122,123中の該当メツセージを消去し、こ
のプログラムを終了する。ルーチン242でリセットさ
れるチェック−タイマT、は、発信メツセージが所定時
間tl内にループ伝送路を一巡して戻ってくるか否かを
チェックするために設けられたものであり、このタイマ
TIは、メツセージ発信の際、プログラマブル・タイマ
84にtlに相当する時間データをセットすることによ
り行なわnる。メツセージがループ伝送路を正常に伝送
さnる限り、上記タイマT、は割込みを発生する前にリ
セットされるから、タイマT、からの割込み発生は伝送
路の異常等によシ送信メツセージの途中消滅を意味する
。この割込みが発生すると第10図に示すプログラムが
実行さnる。
すなわち、ルーチ1500で送信回数TCが所定値「N
+1」か否かが判定さ扛る。送信回数TCが[N+IJ
でなければ、メツセージ出力ルーチン506に進んでメ
ツセージが再発信さn、ルーチン508で送信回数TC
がインクリメントさ牡る。タイマT1がリセットさ扛な
い限り上記タイマ割込みが周期的に発生する九め、ルー
プ伝送路に同一のメツセージが繰り返して送り込まnる
ことになる。本発明によnば、後述す′るように、各伝
送制御システムがメツセージ受信の都度、そのメツセー
ジが再受信さnたものか否かの判定をし1再受信の場合
には受信回数をカウントするようになっている。そして
、各伝送制御装置は同一のメツセージがrN−IJ回受
信された時点で伝送路、特に自分ニジ下流側のループ伝
送路上に異常が発生していることを察知し、迂回フラッ
グ・レジスタ(BFR)を@1#にして、その後のメッ
セーージは迂回路を含む新友な経路で伝送路を1巡し〜
発信源の伝送制御装置に戻ってくるのが普通である。し
かしながらい送信回数TCが[N+IJ回になっても伝
送路に異常がある場合には、判定ルーチン500からル
ーチン502に進んで送信バック7124内の該当メツ
セージを消去し、ルーチン504でタイマTlをリセッ
トして、上記メツセージの発信を中止する。
第7図に戻って、受信メツセージの発信源アドレスが自
己のアドレスに一致しない場合は、ルーチン222から
判定ルーチン224に進み、受信メツセージが再受信さ
れたものか否かの判定がなさnる。この判定は受信メツ
セージ中のFC。
8A、MNの各フィールドを再送チェックバッファ内の
データと照合することによって行なわnる。
受信メツセージが既に再送チェックバッファに登録済み
のものであればルーチン225に進み、受信回数カウン
タRCの値をカウントアツプしてこのプログラムを終了
する。判定ルーチン224で新規な受信メツセージであ
ると判定された場合には判定ルーチン226に進み、受
信メツセージ中のP3谷コードFCがPCテーブル12
1に登録されたものか否かの判定かなさnる。もし登録
さCたものであればルーチン228によって端末装置3
1に受信データが送出さ扛る。こ′nは受信バッファ1
22または123内のFCフィールドとDATAフィー
ルドの内容がデータバス87を介してインタフェース9
1に出力されることを意味している。判定ルーチン22
6がrNOJの場合または上記データ出力処理が終った
時、ルーチン230によって受信メツセージ中のFC,
SA。
MNの各フィールドの内容が再送チェックバッファ12
5に登録され、受信カウンタRCに受信回数「l」がセ
ットされる。これが終るとルーチ/232に進み、上記
受信メツセージのその後の受信状況をチェックするため
のタイマT!がセットさnる。
上記タイマT、は、伝送路の異常を察知して迂回路を構
成し友伝送制御装置に不要な迂回路を解除するためのプ
ログラムを実行させる割込み信号を発生する。このタイ
マT、には、タイマT1の設定時間t、の数倍の値1.
か設定される。伝送路が正常に機能すれば、メツセージ
が伝送路を1巡して発信源の伝送制御装置に戻った時点
でこのメツセージは消去さnてしまう。従って、各伝送
制御装置は、1つのメツセージを受信してから所定時間
t、が経っても同一メツセージが再受信さrLなけnば
、伝送路が正常に機能していると判断できる。タイマT
、の割込み信号によって起動されるプログラムでは、第
11図に示す如く、先ずルーチン520で迂回フラッグ
・レジスタBFRが@1”か否かを判定する。BFRが
”1”でない場合1すなわち迂回路を構成していない場
合にはルーチン522に進み、受信バッファ122と再
送チェックバッファ125の中の該当する受信メツセー
ジを消去した後、ルーチン524でタイマT、をリセッ
トしてこのプログラムを終了する。
もし、BFRが@″1”で迂回路を構成している場合、
ルーチン520からルーチン530に進み、迂回解除方
針のフラッグ・レジスタBCRに@1″をセットし、ル
ーチン532で該当メツセージのBAフィールドに自分
のアドレスを付加しルーチン534でメツセージ中の迂
回フラッグBFと迂回カウンタBCを零クリアした後、
ルーチン536でこのメツセージをループ伝送路、すな
わちインタフェース93に出力する。BAフィールドに
自己アドレスを付加してループ伝送路に出力する処理は
、その伝送制御装置が現在構成中の迂回路を解除した場
合でもメツセージが伝送路を1巡するか否かをテストす
るために行なわnる。上記メツセージが伝送路を1巡し
、しかもこのメツセージが他の伝送制御装置の形成する
迂回路を2回以上通過してきたことが判明す扛ば、伝送
制御装置は現在構成中の迂回路が不要であり、その後の
メツセージをループ伝送路に出力しても差しつかえない
ことを察知できる。この迂回路の解除は後述する第9図
のプログラムにおいて行なわnる。
第8図は伝送制御装置11からループ伝送路1または迂
回路41ヘメツセージ金送信するための処理プログラム
のフローチャートを示す。送信動作はプログラム・タイ
マ84から周期的に出力さnる送信タイマ割込みに応答
して行なわnる。送信タイマ割込みがあると、送信バッ
ファ124、第1受信バツフア122、第2受信バツフ
ア1230順に各メツセージの送信フラッグ・ビットを
チェックし、未処理メツセージの肩無が判定さ扛る。
ルーチン302は送信バッファに未処理メツセージが有
るかどうかを判定するルーチンであり、送信すべきメツ
セージが有ればルーチン304に進んで通番カウンタ(
MNC)128をインクリメントし、ルーチン306で
上記MNCの値とこの端末制御装置に固有のアドレスで
ある発信源アドレスとを送信データに付加してデータ出
力ルーチン30?に進む。メツセージ出力ルーチyao
tでは、第9図で後述する如く、伝送路の状態に応じて
上記メツセージがループ伝送路1あるいは迂回WII4
1のいずれかに送出さ扛、当咳メツセージの送信フラッ
グがa1”にセットさnる。メツセージの出力処理が終
ると、ルーチン310において送信バッファ124中の
上記出力メツセージに対応する送信カウンタが1になる
。これが終るとルーチン312に進み、前述し九チェッ
クタイマT、がセットさn2判定ルーチン302に戻る
送信バッファ124の全てのメツセージ処理済みになる
と、判定ルーチン302から判定ルーチン320に進む
。このルーチンでは第1受信バツフア122の各メツセ
ージのフラッグeビットがチェックされ、転送すべきメ
ツセージがあわばルーチン322でメツセージを出力処
理した後、再び判定ルーチン320に戻る。第1受信バ
ツフア中の全てのメツセージが処理済みになると、ルー
チン330に進み、第2受信バック7123円に未処理
のメツセージがあるか否かの判定かなさnる。もし転送
すべきメツセージがあれば、ルーチン332で出力処理
をした後、再びルーチン330に戻Q、全ての転送処理
が終るとこのプログラムを終了する。送受信バッファ中
の未処理メツセージは、このように送信タイマによる割
込みに応答して定期時に送信処理さ扛る。
第9図は、第8図におけるメツセージ出力ルーチン30
8,322,332および第10図のメツセージ出力ル
ーチン506に相当するサブルーチンの内容を示すフロ
ーチャートである。
このプログラムでは、迂回フラッグ・レジスタBFRの
状態に応じてメツセージをループ伝送路または迂回路の
いすnかに出力する。また、迂回フラッグ・レジスタB
FRとメツセージ中の迂回路関連情報BA、BP、BC
に応じて、迂回路の構成と解除のための判断処理を行な
う。
最初のルーチン400は迂回フラッグ・レジスタBFR
が″l”か否か、すなわち伝送制御装置が迂回路を構成
中か否かの判定ルーチン、402は出力すべきメツセー
ジ中の迂回路解除方針源のアドレスBAフィールドに自
己のアドレスが有るか否かの判定ルーチン、404はこ
のメツセージの受信回数RCが所定値[N+1jか否か
の判定ルーチンである。ループ伝送路に全く異常がない
場合には〜こnらの判定ルーチン400,402゜40
4での判定結果はいずれもrNOjとなるため、ループ
伝送路にメツセージを出力するルーチン426が実行さ
nる。つまり送出すべきデータがインタフェース93に
供給される。こnが終ると、ルーチン428−t’該当
するメツセージの送信フラッグに処理済みを示すビット
″1”がセットさn、このプログラムを終了する。迂回
路を未だ構成していない状態(BFR=0)で、同一の
メツセージをlN−1j回受信すると、判定ルーチン4
04からルーチン406に進み、迂回7ラグーレジスタ
BFRを11”にセットしてから上記メツセージ出力ル
ーチン426が実行される。
既にBFRが″1″にセットさnている状態でこのプロ
グラムが実行さ扛ると、最初の判定ルーチン400から
ルーチン410に進み、この伝送制御装置が迂回路解除
の方針を既に立てているか否か、すなわちレジスタBC
Rにフラッグ・ビットが立っているかどうかの判定がな
さnる。もしBCRが@Omであれば、ルーチン412
で出力すべきメツセージの迂回フラッグBFと迂回カウ
ンタBCのそれぞれの値をカウントアツプする。
この場合、BFO値はカウントアツプの都度″″0”と
@1′の一方から他方に変化し、BCO値はlずつ増加
していく。このカウント処理の後、判定ルーチン414
で迂回カウンタBCのfLが2以上になったか否かが判
定される。値が2よりも小さければ、ルーチン427で
迂回路にメツセージを出力してから、ルーチン428に
進む。迂回カウンタBCの値が2以上の場合、ルーチン
416でBCRに@l”をセットし、この伝送制御装置
は迂回路を解除する方針をたてる。そして、判定ルーチ
ン418で迂回フラッグBPの値が10”か否か判定し
、rNOJならば直接、rYE8Jならばルーチン42
0でメツセージを迂回路に出力した後、ルーチン422
に進んでメツセージのBAフィールドに自己のアドレス
を登録し、更にルーチン424でメツセージ中のBPと
BCの各フィールドの値を零クリアしてからルーチン4
26を実行する。
判定ルーチン410でBCR=1の場合はルーチン43
0に進み、今回送出しようとしているメツセージの迂回
路解除方針源アドレスのフィールドBAに自分のアドレ
スが含まれているか否かを判定する。自分のアドレスが
含まれていなければ、ルーチン412に進んで先に述べ
た処理を行ない、もし自分のアドレスが含まれていれば
ルーチン432〜444を実行する。メツセージのBA
フィールドに自分のアドレスが含まれているということ
は、迂回路を構成中の伝送制御装置が、ルーチン412
〜428による前回のメツセージ出力処理あるいはタイ
マT、の割込処理プログラムのルーチン530〜536
でループ伝送路側に出力したメツセージが1巡して戻っ
て来たことを意味している。また、戻って来たメツセー
ジ中の迂回カウンタBCの状態から、このメツセージが
自分以外の他の伝送制御装置によ多構成さnる迂回路を
経由して戻ってきたことが判明すnば、自分が現在構成
中の迂回路を解除しても他の伝送制御装置の迂回路によ
り異常箇所を迂回できることが判る。そこで、先ずルー
チン432でメツセージ中のBAフィールドから自己の
アドレスを消去し、判定ルーチン434でBAフィール
ドに自分以外の他のアドレスデータが登録さnているか
否かを判定する。もし他のアドレスが登録さnてい扛ば
、ルーチ/436でメツセージをループ伝送路に出力し
た後、そうでなけnば直接、判定ルーチン438に進み
、メツセージ中の迂回カウンタBCをチェックする。判
定ルーチン438でBCが0でないことが判明すtば、
ルーチン440で迂回フラッジ・レジスタBFRと迂回
解除方針フラッグ・レジスタBCRを零クリアし、迂回
路を解除する。そして、ルーチン442で受信バッファ
122または123と、再送チェック自バッファ125
から該当メツセージを消去し、ルーチン444でチェッ
ク・タイマT、をリセットして、このプログラムを終了
する。判定ルーチン438でBC=0の場合は、後述す
るように、この伝送制御装置により構成される迂回路が
異常箇所の回避に不可欠でおることを意味しているため
、ルーチン440を実行することなくルーチン442に
進む。
以上述べ友構成と機能をもつ伝送制御装置を用いたこと
によって、伝送路上に何らかの異常が発生した時、本発
明のデータ伝送制御方式によつで伝送システムがいかに
動作するかを第12図(A)〜(L)を参照して説明す
る。尚、これらの図面では、第1.第2のループ伝送路
1,2にそnぞれ11〜18.21〜28の8組の伝送
制御装置を有し、第1図で示した各伝送制御装置の組に
接続される端末装置は図面から省略しである。
今、第1のループ伝送路lOX点に異常が発生し、伝送
制御装置18からループ伝送路1に出力さf′LfI−
メツセージが上記X点で消滅あるいは破壊される場合を
想定する。また、伝送制御装置14が発信源となって、
第1ループ伝送路1にメツセージを出力しているものと
仮定する。
伝送制御装置14から発信されたメツセージは、第12
図(A)に太線で示す如く、第1のループ伝送路を介し
て伝送制御装置15,16.17゜18に伝達されるが
、異常箇所X点があるため伝送制御装置11,12,1
3.14には到達しない。
従って、このメツセージに関するタイマTIからの割込
みが発生し、伝送制御装置14は同じメツセージをt1
時間毎に繰り返して送出する。第12図い1は、N−1
回目のメツセージが送り出された状態を示している。こ
の時、受信側の伝送制御装置15,16,17.18で
は1同一メツセージの受信回数RCがN−1となり、第
9図の判定ルーチン404の条件が成立して迂回フラッ
グ・レジスタBFRが11”にセットされる。
第12図(A)〜(L)では、BFRが@1”の伝送制
御装置にはスラント(1)マークを付し、迂回路解除方
針のフラッグ・レジスタBCRが”l#の伝送制御装置
にはクロス(X)マークを付して表示しである。
第12図(B)〜(G)は、伝送制御装置14がN回目
のメツセージを送り出した時の受信側伝送制御装置の状
態変化を示したものである。N回目のメツセージが送シ
出されると、最初にこれを受信する伝送制御装置15で
は既にBFR=1となっているため、第9図のルーチン
400゜410.412,414,427,428の手
順で上記メツセージを出力処理する。従って、メツセー
ジは第12図(B)に太線で示す如く、伝送制御装置1
5から迂回路45を介して第2のループ伝送路上の伝送
制御装置25に送られる。この時、メツセージ中のBP
、BCフィールドはそれぞれ@1#となっている。この
メツセージは、伝送制御装置25から伝送制御装置24
,23゜22.21,2B、27.26の順に伝達され
、第2のループ伝送路2を1巡して再び伝送制御装置2
5に戻ってくる。しかしながら、今、第2ループ伝送路
上を流詐ているメツセージは、発信源アドレス8Aが受
信伝送制御装置のアドレスと一致しないため、途中で消
去されることなく第2ループ伝送路を巡回し続ける。こ
の結果、メツセージが第2ループ伝送路をN−1回目に
巡回する時、第12図(C)に示すように、第2ループ
伝送路上の全ての伝送制御装置の迂回フラッグ・レジス
タBFRが次々と@1”になシ、伝送制御装置25がB
FR=1の状態でこのメツセージを受信することになる
この場合、伝送制御装置25は、第9図のプロダラムを
ルーチン400,410,412゜414の手順で実行
するが、ルーチン412におけるカウントアツプの結果
、メツセージの迂回カウンタBCが12#、迂回フラッ
グBPが−01となるため判定ルーチン414から41
6に分岐し、ルーチン418,420,422,424
゜426.428の各ルーチンを実行することになる。
つまり、伝送制御装置25は、第12図CD)に示す如
く、迂回路を解除する方針をたて(BCR。
=1)、迂回路55にメツセージを出力すると共に、迂
回解除方針源のアドレス・フィールドBAに自己のアド
レスN0を付したメツセージを第2ループ伝送路に出力
する。このB A ” N t s Q、)’ツセージ
はBC,BPの各フィールドが零クリアされている。従
って、こnを受信した伝送制御装置24では迂回路解除
の条件が成立せず、BFR=16条件成立によるBC,
BFのカウントアツプを行なって、単に迂回路54への
メツセージ送出動作のみを行なう。一方、迂回路55か
らメツセージを受信する伝送制御装置15では、ルーチ
ン412によシカラントアップされたBCQ値が@″3
”となるため、迂回路解除の条件が成立する。
従って、伝送制御装置15はBCRを″1”に設定し%
BAフィールドに自己のアドレスN1sを付し、BC,
BFを零クリアしたメツセージを第1ループ伝送路に出
力する。尚、伝送制御装置15ではルーチン412でカ
ウントアツプしたBCの値が″1”であるから、迂回路
45へのメツセージ出力は行なわれない。
次に第12図(E)を参照すると、伝送制御装置24か
ら迂回路54に送り出さnたB A = N!。
のメツセージは発信源の伝送制御装置14に受信さnる
。この場合、メツセージ中の発信源アドレスSAを受信
装置のアドレスが一致するが、第7図のプログラムの判
定ルーチン240の条件(BA\0)が成立するため、
メツセージは消去さ扛ることなく第1ループ伝送路lに
送出され、BCR=1の状態にある伝送制御装置15に
受信される。伝送制御装置15は上記受信メツセージを
迂回路45へ出力すると共に、BAフィールドに自己の
アドレスN1.を追加し、B A = Nt s  ・
N、lのメツセージとして第1ループ伝送路に出力する
。ここで迂回路45に出力されたメツセージは、伝送制
御装置25が回路状態をテストするために発信したBA
”NtIのメツセージである。従って、このメツセージ
を受信した伝送制御装置25では迂回路解除の条件(第
9図の判定ルーチン430,438)が成立し、BCR
,とBFRを零クリアすると共に上記受信メツセージを
消去して平常状態に戻る。−万、先に伝送制御装置15
からのBA=N、、のメツセージを受信した伝送制御装
置16は、このメツセージのBF、BCO値をカウント
アツプに迂回路46に出力する。上記メツセージを受信
した伝送制御装置26ではBCC20なるため、迂回路
解除方針のフラッグBCRをたて、このメツセージを迂
回路56に出力すると共に、BAフィールドに自己のア
ドレスN!6を付加した一B A= Nts ” Nt
aのメツセージを第2ループ伝送路に出力する。この結
果、迂回路56のメツセージを受信し次伝送制御装置1
6にも迂回路解除方針のフラッグBCFLがたち、自己
アドレスpJ 、 、を付加し7tBA=Nts”Nt
aのメツセージが第1ループ伝送路に出力される。
伝送制御装置16と26の組に生じたと同様の迂回路解
除方針フラッグBCRの設定動作は、第12図(F)に
示すように隣接する伝送制御装置の組に次々と伝播する
。一方、BAフィールドにアドレスを付加したメツセー
ジも次々とループを1巡し〜これらのアドレスに一致す
る伝送制御装置に戻って来るため、迂回路の解除動作も
次々と伝播して起り、最終的には第12図(G)に示す
如く、異常発生箇所X点に隣接する伝送制御装置18の
みがBCR=1の状態で残る。
発信源の伝送制御装置14がN+1回目のメツセージを
発信すると、このメツセージは第12図(H)に示す経
路で伝送さn、迂回路を含む伝送路を1巡して発信源に
到達する。この時、BCR=1の伝送制御装置18は、
受信メツセージを迂回路48に出力すると共に、BA=
、Ntsのメツセージを第1ループ伝送路1に出力する
が、このメツセージはX点で消滅するため、迂回路48
は解除されない。一方、伝送制御装置24はBC=1゜
BF−4のメツセージを受信するため、迂回路解除方針
のフラッグBCRを@1”に設定し、BAに自己アドレ
スN0を付加したメツセージを第2ループ伝送路に出力
する。このメツセージは、第12図(I)に示す如く、
迂回路53.48を含むループを1巡するため、このメ
ツセージを受信した時点で伝送制御装置24は迂回路5
4を解除する。
発信源である伝送制御装置14は、上述したN+1回目
の発信メツセージを受信できたことによって、メツセー
ジの送信動作を終了する。これまでに伝送制御装置14
からのメツセージを受信した各伝送制御装置では、上記
伝送制御装置14のメツセージ送信動作終了後に、この
メツセージに対応するタイマT、の割込みが発生する。
この場合、第11図で説明したプログラム・フローチャ
ートから明らかなように、迂回路を構成していない伝送
制御装置(BFR=0の場合)は該尚するメツセージを
バッファから消去してタイマT。
をリセットするが、迂回路を構成中の伝送制御装置は迂
回路解除方針のフラッグBCRを″1”にして、BAに
自己アドレスを付加したメツセージをループ伝送路に出
力するよう動作する。従って、迂回路53を構成中の伝
送制御装置23は、タイマT、の割込み発生時に第12
図(J)の如く1BA=N*mのメツセージを第2ルー
プに出力する。
このメツセージは迂回路52.48を含むループを1巡
して伝送制御装置23に戻る次め、伝送制御装置23は
迂回路53を解除する。こ扛と同様にして、伝送制御装
置22も迂回路52を解除する。しかしながら、異常箇
所Xに隣接する伝送制御装置11と対をなす伝送制御装
置21の場合、タイマT!の割込み発生時に発信しfc
BA=N□のメツセージは、第12図(K)に示すよう
に、迂回路を全く通過することなく第2ループ伝送路2
を1巡して戻ってくる。このように自分より下手側に迂
回路を構成中の他の伝送制御装置が存在しない場合には
、受信したメツセージ中の迂回カラ/りBCの値が零の
ままであり、第9図のプログラム・フローチャートの判
定ルーチン438の条件が成立せず、迂回路は解除さt
ない。
以上の動作説明から明らかな如く、本発明によれば、伝
送路の一部に異常が発生した場合、各伝送制御装置にお
ける自律的な判断によって次々と迂回路の構成と解除の
動作が行なわれ、最終的には異常箇所に最も近い2組の
伝送制御装置間に迂回路が形成される。
上記の状態で、例えば伝送制御装置12から新たなメツ
セージが発信された場合、第12図(L)に示す如く、
迂回路48.51を経由してメツセージが伝送さ扛る。
この場合も、BCR=1の伝送制御装置18と21が、
そ扛ぞれのタイマT2の割込みに応答して迂回路解除の
ためのBA=Nt s 、 B A ” N□のメツセ
ージを出力するが、迂回路48.51はそのままである
。X点の異常が一時的に回復し友場合も、BA=Nta
のメツセージが迂回カウンタBC=0のまま伝送制御装
置に戻るため、迂回路48は解除されない。こ扛らの迂
回路は、X点の異常が回復した後に他の箇所に新たな異
常が発生するか、異常箇所を完全に復旧させた後に人為
的にBCR,BFRの各レジスタを零クリアした場合に
解消さnる。
尚、実施例では伝送制御装置18と11との間の伝送線
路上の1点で異常が発生した場合を想定したが、異常の
発生が伝送制御装置、例えば11の内部に生じた場合は
、伝送制御装置22からタイマT、の割込みによって発
信されたB A = N、。
のメツセージが上記異常伝送制御装置11において消滅
する丸め、伝送制御装置22に迂回路解除の条件が成立
せず、異常箇所に隣接して迂回路52が形成さ扛ること
になる。
以上の如く、本発明の制御方式によれば、メツセージの
受信回数から各伝送制御装置が異常を察知し、一旦迂回
路を形成してから不要迂回路を順次に解消するため、従
来の如く発信源の伝送制御装置が異常箇所判定のための
特殊メツセージを出力する必要はない。また、迂回モー
ドで動作中の各伝送制御装置は、自分が平常モードに復
帰可能か否かを判定するために、受信メツセージ中ジ己
アドレスを付した形のメツセージをループ伝送路の下流
側に出力するため、迂回路の形成により切り離さnた伝
送区間にも他の正常区間と同様にメツセージが送り込ま
れる。従って、この区間内にある正常な伝送制御装置は
、上流側で迂回動作中の伝送制御装置との間の伝送区間
が正常である限り、必要なメツセージの受信と端末装置
からのメツセージの発信動作を行なうことが可能となる
尚、本発明のデータ伝送制御方式は、実施例に示し九伝
送制御装置においてのみ実施さnるものではなく、これ
を変形した他の構造の伝送制御装置においても容易に実
施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するループ伝送システムの全体構
成図、第2図は伝送制御装置の1実施例を示すブロック
図、第3図は伝送されるメツセージのフォーマットを示
す図、第4図はメモリ上に割当てられるワークエリアの
説明図、第5図は再送チェック・バッファ・エリア12
5の詳細説明図、第6図〜第11図はそれぞれ伝送制御
装置が実行する制御動作を示すプログラム・フローチャ
ート、第12図(A)〜(L)は本発明のデータ伝送制
御による迂回路の生成過程を説明するための図である。 第1図において、1は第1のループ伝送路、2は第2の
ループ伝送路、11〜24は伝送制御装置、41.51
は迂回路、31〜34は端末装置を示す。 第 1  図 第  2  図 第  6  図         ¥n  7  図第
 8  図 第  Io  図 N     tz    図   (A)第  12 
  図  (βジ (N) ¥、    IZ   TA   (c)%  IZ 
 団 (E) 第  12  図 (F) 第 IZ  図 鋳) 葛   1z  図  (H) IN子lノ !J  12 図 (T) 第   12  図  (J)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに逆方向にメツセージを伝送する二重のループ
    伝送路と、上記二重ループ伝送路のそれぞれに接続さn
    1対をなす装置間が双方向の迂回路で結合された複数対
    の伝送制御装置と、上記伝送制御装置の対毎に設けられ
    、そnぞnが上記対をなす2つの伝送制御装置を介して
    上記二重のループ伝送路と結合された複数の端末装置と
    からなり、上記各伝送制御装置が、自己に接続された端
    末装置からのメツセージを自己に対応するループ伝送路
    上に発信すると共に、該ループ伝送路の上流側の伝送制
    御装置から受信したメツセージを下流側の伝送制御装置
    に転送し、自己の発信したメツセージが上記ループ伝送
    路を一巡して戻ってきた場合には該メツセージの転送を
    終了させ、上記メツセージが所定時間内に戻ってこない
    場合には同一メツセージの再発信するよう動作するデー
    タ伝送システムにおいて、上記各伝送制御装置に、同一
    メツセージを所定回数受信したことに応答してそれ以降
    の受信メツセージを迂回路側に出力させる迂回モードを
    とらせ、然る後、自己の迂回モードを解除可能かどうか
    の判定動作を行なわせ、異常発生箇所に隣接する伝送制
    御装置以外の伝送制御装置が平常モードに復帰するよう
    にしたことを特徴とするデータ伝送制御方式。 2 第1項記載のデータ伝送制御方式において、迂回モ
    ード解除の次めの判定動作が、受信メツセージを迂@路
    側に転送すると共に該受信メツセージの特定フィールド
    に自己アドレスを付した形式のメツセージをループ伝送
    路側に出力するステップと、受信メツセージの特定のフ
    ィールドに自己アドレスが含まれているか否かを判定す
    るステップとを含むことを特徴とするデータ伝送制御方
    式。
JP56149426A 1981-09-24 1981-09-24 デ−タ伝送制御方式 Granted JPS5851645A (ja)

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JP56149426A JPS5851645A (ja) 1981-09-24 1981-09-24 デ−タ伝送制御方式

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