JPS5851537Y2 - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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Publication number
JPS5851537Y2
JPS5851537Y2 JP4615178U JP4615178U JPS5851537Y2 JP S5851537 Y2 JPS5851537 Y2 JP S5851537Y2 JP 4615178 U JP4615178 U JP 4615178U JP 4615178 U JP4615178 U JP 4615178U JP S5851537 Y2 JPS5851537 Y2 JP S5851537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water
heating element
hot water
water heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP4615178U
Other languages
English (en)
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JPS54148958U (ja
Inventor
泰夫 黒江
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP4615178U priority Critical patent/JPS5851537Y2/ja
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Publication of JPS5851537Y2 publication Critical patent/JPS5851537Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は押上式又は圧力式電気温水器のように出湯口
をタンク上部に設けた電気温水器に関する。
従来一般に、この種の電気温水器ではタンクの下部に加
熱体を配設し、これによりタンク内の水を所定の温度ま
で加熱するようになっている。
このため加熱体に通電を開始した後間も無く採湯しても
高温の湯を得られないという不都合がある。
したがって、電源を切って長時間外出して帰宅した場合
等に直ちに温水を得ることができず不便である。
この点に対処したものとして、タンクの上下に夫々加熱
体を配設して、まず上部加熱体に通電してタンク上部の
水を高温の湯としこれを給湯可能にし、その後、手動切
替えによって上部加熱体を断電し下部加熱体に通電して
通常の加熱を行うようにした電気温水器がある。
しかし、この温水器では発熱体を上下に必要としコスト
高で水封個所等も多くなるとともに、上下の加熱体に対
する通電の切換えが面倒で忘れることが多々あり、その
場合タンク内の下部の水は加熱されない。
なお、加熱体のW数は可成り大きいので、上下の加熱体
を同時に通電するように形成すると、他の電気製品を使
用している場合などヒユーズやブレーカが簡単にとぶ可
能性が大きく好ましくない。
また他の構造で対処したものとして、タンクの外側にタ
ンクの上下部と連通ずる加熱通路を設け、この通路内に
加熱体を収納して、ここで加熱した高温の湯を対流によ
ってタンク上部に流出させるようにした電気温水器があ
る。
しかし、この温水器では配管構造が複雑化して水封個所
が増えるとともに、特に加熱通路内に加熱体があるため
加熱体の両端をシールしなければならない面倒がある。
この考案は前記従来の事情にもとづいて案出したもので
、その目的とするところは、加熱体の使用本数が一本で
ありながらタンク内の水を全体に加熱できるとともに、
この加熱体に通電後間も無く高温の湯を給湯可能であり
、しかも配管およびシールが面倒となることがないよう
にした電気温水器を提供することにある。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図中1は図示しない保温材を内装した温水器本体で
、この内部には湯を蓄えるタンク2を収納してあり、そ
の上部に開設した出湯口3には出湯管4を接続しである
この出湯管4の温水器本体1から突出した下端には蛇口
5を回動自在に接続しである。
そして、タンク2の底面に開設した取水口6には混合弁
7を介して給水管8を接続しである。
混合弁7は温水器本体1外へ設けられる操作摘み9を介
して動作されるとともに、この混合弁7はバイパス管1
0を介して出湯管4と出湯口3との接続部に繋げである
またタンク2の上部には、通電されることによってタン
ク2内上部の水を加熱する加熱体11を挿着しである。
この加熱体11にはシーズヒータ又は熱源をタンク2外
に設けたヒートパイプ等を使用する。
さらにタンク2内にはその上部から下部にわたって複数
本のヒートパイプ12を縦方向に配設しである。
この場合ヒートパイプ12は例えばタンク2の底面に固
着しであるとともに、これらヒートパイプ12はその管
体の内周面にウィック(図示しない)を内張すしである
構造のものを使用する。
すなわち、各ヒートパイプ12は加熱体11によって急
速加熱されるタンク2内上部の湯が加熱源となるように
配設し、そのタンク2内下部に配設される部分を放熱部
分としたものである。
また、第1図中13はタンク2の外周壁に設けたサーモ
スタットで、これはタンク2内の湯が設定温度以上にな
った時にOFF動作して加熱体11への通電を断つもの
であり、勿論、湯温の降下によりON動作するものであ
る。
しかして、この電気温水器によれば、図示しない電源ス
ィッチを投入して加熱体11に通電すると、この加熱体
11はタンク2の上部に設けであるから、第2図中曲線
Aに示すようにタンク2内上部の水は迅やかに加熱され
て昇温されるものである。
このようにして加熱体11に通電開始後間も無くタンク
2内上部には比較的高い温度(例えば手洗い、食器洗い
等に好適な約40℃)の湯が蓄えられるため、混合弁7
を開いてタンク2内に水を導入すれば、前記高温の湯を
出湯口3から出湯管4を通して蛇口5から流出させるこ
とができる。
勿論、この場合混合弁7の調節でタンク2とバイパス管
10とに流入する水量を加減することにより、任意温度
の湯を給湯できることは言うまでもない。
そして、加熱体11に通電開始後間も無くの時点ではタ
ンク内下部の水は殆ど加熱されないが、タンク2内上部
の水温が上昇してタンク2内下部の水温との温度差を生
じるにつれてタンク2内下部の水温は上昇する。
すなわち、タンク2内下部の水温が上昇する様子は第2
図中曲線Bで示されるものであるが、その理由はヒート
パイプ12を上下方向に配設しであることにより、これ
らヒートパイプ12による熱輸送作用によってタンク2
内上部の湯の熱がタンク2内下部に放熱されるからであ
る。
この場合ヒートパイプ12内に封入した作動液の凝縮は
、ヒートパイプ12の最も温度の低い部分で行われて凝
縮潜熱を放出するため、タンク2内の上下の温度を平均
化するようになり好ましい この考案は以上説明したようになるから、加熱体に通電
を開始して間も無く湯を得ることができ使用上便利であ
る。
そして、加熱体はタンクの上部に設けるだけでよく、タ
ンク下部の加熱はヒートパイプで行うようにしたから、
タンク下部には加熱体を必要としない。
よって、タンクの上下に加熱体を設けた従来の電気温水
器に比較して安価であるとともに、加熱体の切替え忘れ
等の問題もなく取扱い上便利である。
また加熱体を収納した加熱通路をタンクの上下部に連通
させて形成される従来の電気温水器に比較しても、配管
が簡単でかつ水封および電気的シールの構造も簡単であ
り、安価に信頼性の高い電気温水器を提供できる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係る押上式電気温水器を示
し、第1図は概略的に構成を示す説明図、第2図はタン
ク内上部と下部の温度特性を示すグラフである。 2・・・・・・タンク、3・・・・・・出湯口、11・
・・・・・加熱体、12・・・・・・ヒートパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に出湯口を有して内部に湯を蓄えるタンクと、この
    タンクの上部に設けた加熱体と、タンク内の上部から下
    部にわたって縦方向に設けたヒートパイプとを具備した
    電気温水器。
JP4615178U 1978-04-08 1978-04-08 電気温水器 Expired JPS5851537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4615178U JPS5851537Y2 (ja) 1978-04-08 1978-04-08 電気温水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4615178U JPS5851537Y2 (ja) 1978-04-08 1978-04-08 電気温水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54148958U JPS54148958U (ja) 1979-10-17
JPS5851537Y2 true JPS5851537Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=28925742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4615178U Expired JPS5851537Y2 (ja) 1978-04-08 1978-04-08 電気温水器

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JPS54148958U (ja) 1979-10-17

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