JPS6233259A - 太陽熱温水器における温水の半強制循環装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は太陽熱温水器に関するものである。

従来の技術 従来、太陽熱温水器においては、保温タンクに２００を
位の水を給水し、３策型の集熱器で太陽熱エネルギーを
集熱しながら保温タンク内の水を加温しているもので、
強制循環型の太陽熱温水器においては地上に設置した貯
湯槽と温水器とにポンプを介装して貯湯槽と温水器との
間で水を強制的に循環させながら加温しているものであ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、冬期においては太陽熱エネルギーの集熱
密度が低いため、５０乃至６０°Ｃの温水を得ることは
よほどの快晴の時以外は難しいものであり、また太陽熱
温水器は３００乃至４００Ｋｇの重量があり、住宅の屋
根面に設置した場合その負担も大きく、ポンプの運転に
要する経費も割高となり易い欠点があった。

この様な問題点を解消する目的において本発明は太陽熱
温水器の保温タンクを２０１位の小容量となして集熱器
による加温速度を高め、高温度になった保温タンク内の
お湯を地上の貯湯槽へ送給すると共に再び保温タンク内
に給水しながら半強制循環させる様になした装置であっ
て、冬期においても高温度のお湯を安価に得られること
を特徴とするものである。

問題点を解決するための手段 以下、実施例図により本発明の詳細な説明する。

太陽熱温水器１の集熱器２の上端に連通させた保温タン
ク３を２０１位の小容積となし、該保温タンク３に連通
させた給水管４に第１電磁弁５ａを連通させ、保温タン
ク３より地上に設置した貯湯槽６に連通させた給湯管７
に第２電磁弁５ｂを連通させ、保温タンク３内に給排水
を制御する下限レベルセンサー８ａと上限レベルセンサ
ー８ｂを設けると共に温度感知センサー９を設け、貯湯
槽６内に下限レベルセンサー１０ａと上限レベルセンサ
ー１０ｂを設けて制御回路に各電磁弁やセンサーを接続
すべくなして成るものである。尚、図中１１は季節選択
スイッチ、１２は制御盤を示す０ 作用、効果 本発明になる装置においては、貯湯槽６に付設した制御
盤１２のスタートボタンをＯＮになスト、太陽熱温水器
１の保温タンク３が空であるため、第１電磁弁５ａが開
弁され、外部の水を保温タンク３内へと給水し、保温タ
ンク３内の給水が満杯となると上限レベルセンサー８ｂ
が感知して第１電磁弁５ａは閉弁され、日中の太陽の熱
エネルギーを集熱器２で集熱して小容量の保温タンク３
内の水を短時間で高温に加温するものである。温度感知
センサー９によって保温タンク３内の温度を感知し、６
０乃至８０°Ｃ位に設定した温度になると第２電磁弁５
ｂの開弁のためのリレー為が動作して第２電磁弁５ｂが
開弁され、保温タンク３内で高温となった温水は貯湯槽
６内へと流入し、保温タンク３内の温水の水位が下限レ
ベルセンサー８ａの位置まで下降すると、下限レベルセ
ンサー８ａが感知してυに−Ｘ２がＯＦＦとなって第２
電磁弁５ｂが閉弁されると同時にリレーＸ０が動作して
第１電磁弁５ａが開弁されて保温タンク３内へ再び給水
するものである。この様に給水、加温、給湯を４乃至５
回反復することによって貯湯槽６は高温のお湯で満杯と
なるものであυ、特に太陽の熱エネルギーの低い冬期で
あっても、太陽熱温水器１の保温タンク３を２０を位の
小容量となしているため容易に高温のお湯が得られ、風
呂場や台所等に給湯し得るものである。お湯の量が不足
する場合は、本発明になる装置を多数並設することによ
って必要とする容量のお湯を安価に得ることが出来る等
、前記した様な顕著な諸効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る装置の系統図、第２図は
その制御回路図である。 １太陽熱温水器、２集熱器、３保温タンク、４給水管、
５ａ、５ｂ電磁弁、６貯湯槽、７給湯管、８ａ　、８ｂ
レベルセンサー、９温度感知センサー、第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　太陽熱温水器の保温タンクを小容積となし、該保温
   タンクに電磁弁付の給水管を連通させると共に保温タン
   クと地上の貯湯槽とを電磁弁付の給湯管で連通させ、保
   温タンク内に上下水位を感知するレベルセンサーを設け
   ると共に温度感知センサーを設け、各電磁弁、レベルセ
   ンサー、温度感知センサー等を制御回路に接続したこと
   を特徴として成る、太陽熱温水器における温水の半強制
   循環装置。